そのうち本当にトリノホシのグライダーが実現するかもしれんな。
JA6924、ドクターヘリ。久しぶりに見た気がする。やっぱり静かよな(H-1がうるさすぎるだけ)。なかなか画角に入らなくて1枚しか撮影できなかった。相当腕が訛ってる。とはいえ、その1枚でブレずにトリミング無しでピッタリ中央に入ってくれたのでプラマイゼロ。
ISASで輸送時の振動っていうと、PLANET-Aとか…… あれは1液RCSの触媒だけど。
日本の宇宙開発も歴史は相当長いし、似たような話レベルなら「前もそれなかったっけ?」みたいなのはたくさんあるんだろうな。
ARTEMIS、BSAT-2B、他(01029xxx)
ARTEMISは当初はH-IIA#1で打上げる予定だったが、ロケットの開発遅延によってアリアン5に振り分けられた。上段の故障によって低い軌道に投入されたため、まず化学推進で高い円軌道に投入し、その後でNSSK用の電気推進で軌道上昇(化学推進で軌道を大きく持ち上げたので、バンアレン帯の滞在期間はかなり短かった)。ARTEMISはESAで初めて電気推進を使用したらしい(2015年頃の資料でESAの電気推進O/RはARTEMISのみ)。その後およそ15年ほど運用を続け、'17年11月に墓場軌道へ移動して運用を終了(軌道上アンローディングは1液化学推進で実施)。同時に打ち上げられたBSAT-2Bはほとんど一切の軌道操作を行わずに運用を終了したようだ。化学推進しか積んでいないから静止化の望みはないというのは簡単な計算でわかるし、BSAT-2Bは軌道上予備機だから運用上もクリティカルではないという判断なのだろう。
2012年から'14年にかけては太陽活動周期24の影響が大きそうだ。'06年から'10年は平穏な時期だけど、それ以前に比べれば急激に落ちている。長周期の摂動で離心率が大きくなって近地点が大気圏に引っかかった感じ?
27835 SL-6は本来03029Bだが、数回誤って01029BとしてTLEが発行されていたことがあった。1ビットエラーではあるけど、なぜ……
ARTEMISは光通信の実験を行って、OICETSはARTEMISの静止化を確認して打上げ('05年)。OICETSと同時に打ち上げられたINDEXは打上げられてから8年目に入って、JAXAで運用中の衛星としては一番古いもの。600kmくらいのSSOだから当面は落ちてこないだろうし、LIBのベンチマークとして当面は運用されるはず。
INDEXはISASがインハウスで開発した小型衛星(72kg)で、当時としては価格やバス性能はかなり優秀だったようで、GPS受信機やSH3やLIB等、民生品を流用しつつ、徹底した地上試験によってほとんど初期不良を起こさず、それでいて長期間運用されている、なかなかすごい衛星。とはいえ、人材育成を目的に開発したのはいいけど、ワンショットで終わった感が否めない。比較的低コストで衛星の立案から運用まで一貫して経験させられるプログラムとして継続しても良さそうなのにな。もっとも、大学等が自分たちで衛星を作れるようになってきたから、人材育成という面ではISAS内で(学生向けに)行う利点が薄くなってきたというのもあるのかもしれないけど。
試しに24時間表示の時計を作ってみた
文字盤が通常と左右反対で、背景が正距方位図法の世界地図で、時刻に合わせて背景が反時計回りに回転する。画面の片隅に置けるように、背景を透過で常に最前面に表示。とりあえずテストだけなのでフレームとかは残ったままだけど。
不慣れなだけかもしれないけど、意外と見づらい。背景固定で文字盤を回転させたほうがいいかも。それにしても見づらそうだが。
いちおう世界各地の時刻を一目で見れるので、世界時計の一種ではある。図法があまり見ない形なのでどこがどこだかわからないけど。今昼食時なのはどの地域なのか、とかは比較的わかりやすいかな。時間から地域を求める使い方であれば文字盤固定が便利。地域から時刻を求めるのであれば背景固定の方が便利そう。
東西にある程度大きさのある国土だと、標準時とLocal Sun Timeがだいぶずれるので、実用的には結構厳しい。例えば北海道は東経135度から時間で30分ほど東なので、かなりズレる。北海道本島でも東西に5度(20分)くらいの広さがあるし。
ではLST(太陽との位置関係)の読み取りに便利かというと、そんなこともない。自転軸の傾きで太陽が南北に移動するから、LSTから太陽仰角は判断できない。せめて日照範囲の表示とかがあればマシかも知れないけど、この手の図法で塗りつぶし処理を実装するのは面倒そう。。。
久しぶりにSDR関係の遊び。ちょっと特殊なサンプルデータで、元データは50Mspsとか。時間にすると280msなので、FM音声とかを復調しても意味のある形には戻せないけど、とりあえず動いていそうな雰囲気は掴めてきた。
所々でデシメーションしているけど、それでも12.5MspsからFM音声を取り出すみたいな処理があって、帯域幅30kHzくらいのものすごい狭帯域なフィルタが必要になる。素直にFIRで実装すると数千タップくらい必要になる。こういうのって本来はどうやって処理するべきなんだろうか。IIRとかCICを使うべきなのかな。
途中経過の確認とかでSDR#にWAV経由で食わせてるんだけど、SDR#がかなり不便。新しいUIになったのもだいぶ前だけど、その頃からほとんど使ってないから慣れていないというのもあるし、コアの部分(ファイルを開いたら開きっぱなしで開放処理を行わない)とかも不便だし。
帯域幅広いSDR受信機欲しいなー。AIRSPY R2あたりが必要になるのか。。。まぁ、このネタはすぐ飽きる見込みなので。
全固体電池を使った電気ケトル、という空想。
コンセントの容量に縛られないから、コンセント式よりも加熱時間を短くできる。全固体電池の耐熱性の高さを利用して、電池自体を発熱体として使えるから、構造がシンプル。電源を内蔵しているから、停電中でも(回数制限があるけど)使用可能。屋外等でも同様。適当なDCDCを内蔵すれば停電時にスマホの充電に使ったりいろいろできる。
LIBの密度だとあまり重くならずに十分なエネルギー容量がありそうだけど、とはいえコスト的に厳しそう。
電気ケトルはコンセントの定格で性能が似たりよったりなのがなぁ。エアソフトガンみたいだ。エアコンとかIHクッキングヒーター向けのコンセントだと200V20Aとか200V30Aもあるけど、それでも5倍弱にしかならないからな。「1分でお湯が湧く」が「20秒でお湯が湧く」くらい。多少時短ではあるけど、わざわざ食卓に200V20Aのコンセントを用意して、それに対応した電気ケトルを売るより、電気ポットでも置いておけば、という話になる。
電気ポットも、飲み物に使うように70℃くらいに設定しておくとカップ麺に使えないから、わざわざケトルで沸騰させる手間がな。電気ポットのノズルにヒーターを追加して、70℃で保温、必要なときはヒーターで昇温しつつ吐出、みたいな機能があればいいのに。とはいえ、カップ麺1杯0.5Lとして15kcal程度を1.2kWくらいで温めると1分近くかかるから、カップ麺に注ぐには加熱速度が足りない。一旦別の容器に熱湯を受けてカップ麺に入れるくらいなら、電気ケトルで加熱しても手間は大して変わらない。
結局、電気ポット+電気ケトルの組み合わせが一番手軽なのかな。あるいは電気ポットで95℃とか98℃とかのあたりに設定して、飲み物の際は水道水を入れて冷やすか。熱湯を先に入れるとタンパク質が変質して味が…… いや、牛乳入れるわけじゃねーんだから。
ドローンの飛行制御が姿勢へフィードバックして速度、位置へループするのはわかるけど、いわゆる「空飛ぶクルマ」系のビークルも同じ制御則なのはどうなんだろうか。単に慣性モーメントが大きいからトルクが必要とかの話だけじゃなく、乗り心地(酔い易さ)とかも問題になりそうだけど。せっかく以前の乗り物では考えられないくらい大量のモーターを積んでいるんだから、ベクトル合成みたいな方向で直接に速度制御を行えるようなシステムでも良さそうな気がする。
direct side force controlみたいなやつ、提案自体は70年代とか80年代とか大昔からされているけど、あんまり実用化に近い話はなさそうな気がする。とはいえ、それは人間が制御する飛行機の特性に合わないから(既存の操作方法と大きく変わるから)使いづらいとかの話であって、人間が制御ループの大きく外側にいる有人ドローンみたいな乗り物なら、既存の制御則とは大きく変えても良さそうな気がするけど。
原則として重力加速度を床面に垂直に維持する必要があるから巡航中の旋回時等は姿勢コマンドを与えるとしても、ホバリング中の細かい位置制御とかはDSFで制御したほうが良さそう。実運用時はホバリングは相対的に短時間だけど、それ以前の時期にデモンストレーションするときに、あんまりフラフラして乗り心地が悪いと印象も悪くなるだろうし。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej1954/20/2/20_2_116/_pdf
1966年。TVチューナーの入力部とかAGCとかの話。
入力部は90MHzから222MHzまで受信する必要があるから、同調回路がかなり複雑。古いテレビでチャンネルを切り替えるロータリースイッチが大げさに描写されている感があるけど、RF回路に直結された8回路とかのロータリースイッチだから、そりゃ操作感も大きかろうよ。
1日に何十通(100弱)も届く迷惑メール、いくつかバリエーション(数社を騙っている)があるけど、全部softbank系のドメインからで辟易。なんでそこだけ統一してるんや……
ここ最近で急激に増えた気がする。迷惑メールって普通は宛先1個に対しては警戒されない程度の数(数日に1回とか、数ヶ月に1回とか)を送るのが効果的だと思うんだけど、なんでこんなに大量に同じ内容が届くんだろう? メールアドレスのリストを売るときに水増しするために同じアドレスを大量に入れた、とか? だとしても買い手側で重複削除とかするだろうに。
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