屋内でもドローンのドリー機能を使いたいみたいな話が出てきそうだなー。スードライト(pseudolite)がもう少し発達してる世界線なら窓際にPLを何個か置けばできそうだけど、最近はPLの研究とかどの程度進んでるんだろう? GNSS自体の精度やカバレッジ、あるいはサービスインしている衛星数がどんどん良くなってきているのでPLの研究は下火の印象。SDR TXでGPS信号を出すような話はちらほら見かけるけど、あくまでもGPS受信機のテスト用とかのイメージ。屋内で使うとしても市街地の50mとか100mとかの範囲で測位信号を出すなら微弱無線局とかじゃ厳しいだろうし、製品として許可取って売ろうとすると結構大変そうだ。適当なフラグを組み合わせて一般ユーザーのGNSRでは弾かれつつ自社製品では受信できるみたいなメッセージが作れれば(&役所に認めてもらえれば)売れそうではあるけど。で、カスタムファームが作られて悪用されると。。。PL作るよりLiDARの発展を待ったほうが早そうな気もする。GNSSが受信できないなら周りは障害物だらけだろうし、そういう環境ならLiDARでも測位できるだろうし。あるいは画像処理で頑張るか。
500GBのM.2をPCに取り付けたので、GRBP他をインストール。とりあえずGRBPを起動してみたけど、数分遊んだところでクラッシュする。これだからPC環境は好きじゃないんだよなぁ。マルチプラットフォームだとコンソールは最適化のリソースが足りなくてローンチ直後は重いとかはあるにしろ、ある程度最適化されればちゃんと動くのがコンソールの便利なところ。発売から半年後とか経ってればとりあえずプレイはできる。さすがに1世代前のコンソール(Xbox Series X世代向けのゲームをXbox One Xで遊んだりとか)だと厳しいけど。
起動オプションでVulkanとDX11を選べるけど、DX11は落ちずに遊べる。Vulkanだとかなりの割合でゲーム開始後数分以内に落ちる。ただ、明らかにVulkanのほうがフレームレートは高いし、起動も早い。Windowsから起動するとVulkanで起動するらしく、すぐにクラッシュする。DX11で起動するにはSteamから起動しなきゃいけないのでちょっと面倒。画質はそこそこ高めに設定してGPU使用率100%で40fps台前後くらいかな。4k液晶なのでフレームレートが稼げない。CPU使用率はGRBPのログで1-2%くらい。まぁ森の中歩くくらいならそんなものよなーと思いつつ、なんともやるせない。ゲームするために組んだPCじゃないのでリソースがアンバランスなのはしょうがないけど。
今まではPCでゲームするときはXboxコントローラーで遊んでいたけど、GRBPは試しにキーマウで操作している。慣れないのでとっさの操作が厳しいけど、まぁ、慣れ次第か。Altをわりとよく使うけどWinが隣接しているので誤操作すると面倒なことになる。エイムは右クリックだけど、デフォルトだとモーメンタリ操作。右ドラッグ操作なんて普通にPCを使っていたら必要ないのですごい違和感。オプションでオルタネートにも設定できるけど、覗きたいときだけ覗けるモーメンタリも捨てがたいんだよなぁ。短クリックならモーメンタリ、長押しならオルタネート、みたいな挙動なら便利そうだけど、それはそれで閾値付近の挙動が面倒なんだろうな。
Xbox版でGRBPを買った当時はAIチームメイトが未実装だったので、今回は単純に火力が高くなっているし、シンクショットを使えばアイテム消費無しで複数の敵を倒せるから、進めるのはかなり楽になっている。蘇生してくれたりとかゲームバランスで言えばかなりナーフされている状態。とはいえ、前回はかなりのハイペースで進めていたけど、今回はゆっくり進めているので、あんまり進んでいない。あと、暖かい季節になってきたので排熱が辛くてプレイ時間が稼げない。まだ夜中や明け方は涼しいからいいけど、夏場なんか想像するだけで。。。
初めてのVulkanプログラミング step2 layer - Qiita
vulkanは最小限のオーバヘッドに基づいて設計されており、そのためAPI内のエラーチェックは、最小限に限定されています。そのため単純なミスでも通常は、処理されず未定義の動作や、クラッシュなどがおきます。
RAZERのゲーミングマウスを使っているけど、最近際立って安定性が悪い。症状が様々で、勝手に照明が変わったり(普段はOFFにしているが、勝手に点灯して消費電力がだいぶ増える)、勝手にボタンが入力されっぱなしになったり(音量増が押されっぱなしになったら悲惨)、入力したのとは違うキーが入力されたり(YouTubeが勝手にシークしたり)。
安いワイヤレスキーボードで挙動がたまにおかしいのは「安物だからしょうがないよね」である程度は許容できるけど、さすがにこの価格帯のマウスでわりと高頻度に不安定なのはなぁ。多入力マウスは慣れれば結構便利だけど、かといって動作が不安定だと普段から支障があるので困る。ゲームに使うわけじゃなく、あくまでもPC操作を快適にという使用目的だから、サンワサプライあたりのマウスとテンキーを買ってきてマウス操作は安定した単機能マウスで、細々した操作はテンキーのマクロで、みたいな感じで操作したほうがストレス無く操作できそう。おそらく一部の操作が普通のプログラマブルキーボードだと入力できないので、そのあたりの自由度が高いRAZERを買ってみたわけだけど、目的の機能が不安定となるとなぁ。
https://www.amazon.co.jp/dp/4798069701/ Amazon.co.jp: 幻の国産旅客機 SpaceJetマニアックス : 青木謙知: 本
(前略)長年、MRJ/SpaceJetを負い続けてきた旅客&軍事ジャーナリストの著者が総括。戦前からの国産旅客機計画の資料として所持しておきたい一冊!
秀和システムくんさぁ。
PLANET-C('10年打上げ)、打上げ後13時間程度の第一パスで3台のミッションカメラを立上げて地球の撮影を行ったそう。軌道投入精度が良かったので第一パスの運用がスムーズに進んだため。衛星でここまで早いファーストライトは珍しいとのこと。撮影範囲はほとんどが夜間(ざっくり20時LST頃?)だったが、一部は太陽に照らされて、また10umで全球が写っている。
周回衛星の場合はロケット分離直後とかISS放出直後の撮影を狙わない限りは時間制限はあんまりないし、SAP展開後とか姿勢確立後に余裕を見て撮影するなら急ぐ必要はない。惑星間ミッションだと撮影対象(地球)はどんどん離れていくから、撮るなら早いうちに撮りたいが、初期運用はシステムの健全確認とか軌道修正の要求が強いので、記念撮影みたいなコマンドは通しづらそう。広報的には打上げ後の早い時期に地球が写った写真が1枚でもあると強いんだけどね。
分離直後の撮影は例えばGOSAT('09年)が行っていて、7機の相乗り衛星がPAF周りに載っているのが写っている。衛星分離信号を受け取って自動で動画を撮影。GOSATはH-IIA#6やADEOS-II直後に立ち上げたミッションなので、状況確認用のカメラとか色々マシマシ。とはいえ、さすがに衛星分離撮影専用にカメラを載せた衛星はかなり稀有じゃないかな。キューブサットとかでもミッションカメラでISSを撮るとかはあるけど、あくまでもカメラシステムの流用なわけで。他にもフェアリング分離時やSAP展開時の動画もあるので気になる人はどうぞ。https://jda.jaxa.jp/result.php?lang=j&id=e771505892a8e0b2138c867f4e781246#
他にはESAのLISA Pathfinder(’15年)の例もある。これは宇宙重力波望遠鏡の実証衛星で、Sun-Earth-L1に投入された。ミッション上、光学系の撮影機材は搭載されていないが、スタートラッカが積まれている。12月3日4時4分(GMT)に打上げられたが、19時23分(打上げからおよそ15時間後)にSTTで地球を撮影している。もっとも、STTはバス機器としての重要度が高いので、健全性確認の為に画像を1枚下ろすのはやりやすそうな気もする。ESA Science & Technology - LISA Pathfinder takes a peek at Earth
百聞は一見にしかずと言うように、画像で見せるのは強いので、日本の衛星開発に携わっている人にはぜひとも分離後の自動コマンドとか第一可視とか機会を見つけて撮影してほしいところ(例えばアメリカだと法規制の問題があるので難しそう)。某国の宇宙開発でよく写真が出てくるのはこのあたりのプロパガンダも兼ねているんだろうな。まぁ、ネット界隈だと「こんな低画質な写真ww」みたいなコメントが多いけども。。
NASA PDS(Planetary Data System)、探査機等で使うデータストレージだけど、なかなかにすごい。曰く「100年後にも残るように」だそうだ。独自フォーマットはなるべく避けて、MS Wordファイル等を添付するときはASCIIテキストファイルも一緒に入れなさいよ、とか。ただ、「エンコードしたデータはNG」は結構厳しい気がする。JPEGやPNGもNGらしい。画像データってどうやって保存するんだろうか。Bitmap専用? あとは、パブリックドメインのデータ専用で、著作権を主張したいデータはNG。例えばSELENEのHDカメラはNHKと共同なのでダメ。
こんなに厳しいシステムで使ってるストレージってどんなものなんだろう? データ圧縮NGで非圧縮データ専用となるといくら大量にストレージを用意したってたりなさそうな気がする。SELENEの場合はHDTVの動画データなしでも100TB近くあるらしい。物理的に遠い探査機はデータ量も少ないけど、それでも数百GBとかのオーダー。外国の探査機のデータでもそんな話になるんだから、NASAが持ってる探査機の全データとか保存してたら莫大な量になるはず。そんな状況でも少し前まではCD/DVD配布を想定だとか。さすが「データが欲しい? 持ってる人からコピーしてもらってね」とか言ってる国だ。さすがに現行システムはオンラインベースらしいけど。
データフォーマットの管理とかが厳しいので柔軟性が低そうとか、逆に柔軟性が高すぎて共通化が難しいとか、どっちにしろ準拠するのが大変とか、いろいろありそうだけど、パブリックドメインなのは面白いな。アメリカ合衆国らしいといえばらしいし、コピーして保存されたデータは長く残ることが期待できるというSF的な視点でも面白いし。
1982年頃の衛星画像解析、日立のシステムでSeasatの8192x8192bin(53x33km)を画像化するのに6.5時間だそうだ。当時の想定でERS-1(’92年打上げ)ではおよそ500MFLOPSの処理能力が必要な見込み。1日で3枚程度しか解析できないってすごい時代だなー。そりゃ光学的に工夫したりしますわ、という感じ。
1980年頃の衛星通信の中継機のブレッドボードモデル、おそらく19インチラックの既存の周波数変換器を組み合わせたりしていて、いつの時代もBBMの作り方は変わらないんだなぁと感心してしまったり(2003年頃のSELENEの実験でも19インチラックの市販品が使われていた)。まぁ、20年くらいじゃそう大きく変わるものでもないかもしれないけど。
インターネット寄りの人間からすると19”ラックマウントってネットワーク化以降の1990年代とかを想像するけど、実際には他の用途で使われていたものがコンピューティング業界に流用されただけであって、オリジナルはもっと古いんだろうな。en.wikipedia曰くルーツは1910年代まで遡れるそうだ。標準化されたのは1920年から1930年頃。鉄道の電気通信とかに使われていたらしいから、電話とかインターネットの機器で使うのは本来の使い方なのか。
SFU、推進系周りのトラブルが意外と多い。ブラダ(EPR)のヒドラジン透過量思ったより多くね?とか、貫通クラックとか、細々したのもいろいろ。まぁ、SFUの推進系は部品点数が馬鹿みたいに多いのでな。。。姿勢制御と軌道制御で個別の推進系があって、それぞれ主系と従系があって、軌道制御は調圧システムで、それぞれのヒータはSFUから制御されるヒータとスペースシャトルから制御されるヒータの2系統があって、繰り返しの凍結(膨張)を許容するための配管システムとか、回収時に確実にヒドラジンを止めるための複雑なバルブシステムとか。
SFUのAOCS系にIntel 8086を使ってたのかな? ISAS、8086使いがち。複数系統の片側が8086みたいな書き方っぽいけど、いくら有人安全とはいえ無人の宇宙機で、違うシステムで冗長系を組むなんてことやるのかな。でもSFUだからなぁ。。。
SFUはISASが立ち上げた工学的なミッションを行う衛星でありながらスペースシャトル利用が前提だったために有人安全やシャトル故の高コスト化によって1回しか飛ばなかったので、プロジェクトとしては微妙なところだけど、とはいえ日本の機関としてNASAの有人システム(スペースシャトル)と密に共同ミッションの実績を積めたのは大きそう。それがNASDA(JEM/HTV)へどの程度反映されたかによるけど、全く反映されてないってことはないだろうし。
初期のマイクロ波放電式イオンエンジン、2.45GHzだったらしい? とりあえず入手性のいいISMのマイクロ波源で試してみて、とかだったのかな? 周波数が低いので推進剤の使用効率はかなり悪かったらしい。
SF的な話なら、推進システムが壊れた宇宙船で食品を加熱するための電子レンジを改造して、みたいな話とか作れそう。ヒドラジンじゃそうはいくまい。食品用のレンジがもう少し高周波ならなー。低周波だと大型化するとか理由つけて宇宙船の電子レンジは5.8GHzを使うような設定を作ろう。そうすればイザというときに食品用電子レンジを改造してイオンエンジンを組み立てることができるようになる。逆に、IESのRF源を通信に使ったりもできるか。送信機が壊れた宇宙船で、推進システムのRF源をON/OFF変調してモールス信号を送るとか。
春の陽気に当てられて寝不足のこのごろ。この季節から暑さヤバいとか言ってたら夏はいったいどうなってしまうんだ…… 憧れるは培養液に脳を浮かべる平穏な暮らし。でも培養槽の維持コストを考えれば冷房の効いた部屋でUberの飯を食うほうが安いんだろうな。培養槽の中の平穏な暮らしを夢見て培養槽の維持管理の仕事へ通う毎日。金持ちの顧客が求める綺麗な景色をデータ化するため世界中を飛び回るうちに彼は世界の美しさに気がつくのだ……
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