2013年11月20日水曜日

RC-S620/S

いまさらですが FeliCaリーダライタのRC-S620/Sを使ってみました
コレはだいぶ前に買っていて、作ってみたいものも有ったのですが
ズルズルと放置されていました

コレにアクセスするためのAPIはSonyがArduino用に公開していますが
C++のライブラリのため、C言語環境で使いたい時はライブラリを書かなくてはなりません
幸いC++をCに移植するのはC#よりもはるかに簡単なので
とりあえず移植して試してみました

なお、RC-S620/S自体はスイッチサイエンスで販売されています
モジュールの制御方法は法人向けの技術情報ページに記載されています
http://www.sony.co.jp/Products/felica/business/tech-support/index.html
一番下にRC-S620Sの製品情報とコマンドリファレンスの簡易版があります

Arduino向けライブラリは
http://blog.felicalauncher.com/sdk_for_air/?page_id=2699
から規約に同意することでダウンロードできます


STBeeにコードを書いて実行するとIDm等を表示することができます

モジュール自体はユニバーサル基板の裏側にFFCの変換基板と3.3Vレギュレータと共に固定されています

このモジュール自体は5Vと3.3Vの両電源に対応していますが、5Vの範囲がUSBの供給電圧レベルよりも狭いため、念の為に3.3Vにしてから供給しています

今回はIDmを使用した非常に簡易的なカードキーとして使おうと思ったため、ID獲得以上のことはしていませんが
ライブラリの動作確認時にケータイ電話へWebページURLを送信できることも確認しています

なお、FeliCaのIDは比較的簡単に偽装できるため、カードキーとして使う場合にIDm単体を使うことは推奨されていません
ですが今回はとりあえず遊びなので、IDmを使おうと思います


このモジュールはSony製でSonyが日本語情報を公開しているため、非常に簡単に使用することができます
うまく使えば色々と応用できそうなので、興味がある人は試してみてください

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