2015年12月22日火曜日

ZEROPLUS-LAP-Cでパケットのデータを表示する

LAP-Cは結構前から使っていたけど、パケットのデータを表示する機能は使ったことがなかった。



表示するにはWindowメニューのBus Packet Listをクリックすればいい。そうすると1トランザクションを一つのパケットとして表示する。複数のバスがある場合はバスごとに別れて表示される。データ量が多くなると右端で改行して次の行に表示されるようになる。データの位置(1始まりのカウント)はマウスオーバーをすると表示されるが、いまいち使いやすくない。16進数以外にもSetting...からASCIIや10進を選んで表示することができる。
I2Cのセンサを使っていた時にいちいち波形に表示されるデータを読んでいたが、Bus Packet Listなら一連のデータとして表示されるのでこっちのほうが簡単。

ところでLAPのソフトには幾つかのバージョンがあって、現在は3.12.xxが最新だと思う。しかし12系ではパケットキャプチャがインストールされない。そのため新規でLAPのソフトをインストールする場合は3.11系をインストールした後に、12系にアップデートした方がいい。過去のバージョンはメーカーのWebページからダウンロードすることができる。しかし台湾の方にあるサーバーで1個が50MB以上あるので、結構時間がかかる。いざ使いたい時に慌てないように。
UARTやSPIやI2Cは11系に無料で使えるキャプチャが入っているので、電子工作をする上では必須。他にもいろいろなパケットに対応していて、CANもあるのだが、大抵は有料で「ライセンス買ってね!」と表示されてぐぬぬ…となっているが。

プログラムの不具合はソースコードの中からおかしいところを探すほうがいいのだが、自分で書いたコードに入っている不具合は自分で発見することはかなり難しい。個人で開発する上ではロジック・アナライザは必須な機材であろう。

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