2016年7月7日木曜日

ポップコーンの作り方

注意:僕はポップコーンの作り方をちゃんと調べたことがないので、間違ってたらごめんね

最近、よくポップコーンを作って食べてる。amazonで600円/1kgの袋を何袋か買っておくとかなり持つ。一袋だけでも数週間食べれたりする。

フライパンだと重いので、アルミ鍋とか使うと良い。高さが半径以上あると良いと思う。結構膨らむので。

手順
1) 鍋に油と塩を入れる。それぞれ好みの量を入れる。塩は結構てきとーに入れても大丈夫。油の量も決まった量というのは無いと思うが、油が少ないと食べるときにベタベタしなくていい。油が多いと若干甘みが出るのと、作るのが楽になる。
2) 鍋にポップコーン種を入れる。量はポップコーンが1.5段に満たない程度が良い。少ないとできた時の嬉しさが少なくなる。多すぎると綺麗に膨れなくなる。
3) 加熱する。ガスコンロでちょっと強めの弱火で火炙りにする。この際混ぜ方に工夫が必要。弾ける前は水平に加速してから垂直に加速する。イメージとしては「中華鍋でチャーハンを作る」感じ。この時点で揺する目的は種の上下をひっくり返すこと。ある程度連続して弾けるようになると、次は上下の加速度を与える。はじけ始めた時点で揺する目的が変化し、質量の違いを利用して破裂済みと未破裂の種を分離することに有る。質量の大きい未破裂の種を振動で下に落とすことにより、鍋に触れさせて加熱する。
4) 破裂がおおよそ止まったところで加熱を終了する。この時点では不発弾が加圧状態にあり、文字通り一触即発の状態なので注意すること。
5) これは好みになるが、粗熱を取って不発弾を安定させた後、蓋を開けて鍋の中の水蒸気を逃がす。そしてコンロに火を入れて加熱する。こうすることによりポップコーンの水分を飛ばし、パリパリとした食感を出す。

ポップコーンはポテチみたいに食べてて手がベタベタになるというのが少ない(油の量による)。またコスパもかなり高いので、結構量を食べてもそんなに高くない。鍋1杯分で数十円程度。
でも気が付くとあっという間に鍋が空になる。多分ゾンビってこんな気分だと思う。無意識のうちに手が動いて食べてるの。


ポップコーンのカロリーは油が結構多いみたい。なので油を少なめで作ればその分カロリーが減るし、手がベタベタになることも防げる。
油を使用しないで作ることも可能だが、これは結構たいへん。油はコゲを防ぐだけではなく、熱伝導物質としての役割が強い。
ポップコーンの種は球体に近似でき、平面の鍋には点で接触している。この状態で加熱した場合、1点だけが加熱し、そのほかの部分は1点からの熱伝導に依存することになる。
油を使った場合、鍋と面で接触できるため、効率よく加熱することができる。油を多く入れると作るのが楽になるのは、加熱が効率的になるため。
それと、一点で加熱した場合、その点がどんどん高温になり、やがてその部分が炭化する。炭化というのは沸点の高い物質だけが残り、それ以外が昇華する現象で、要はスカスカになる。そうすると気密を保つことができなくなるため、加圧されなくなり、破裂することもなくなる。

要するに均一に加熱できればいいわけだから、いろいろと工夫のしようはある。
例えば一点が加熱され続けないように常に撹拌するという物。
他には熱伝導の手段を変更するのも有る。オーブントースターに入れて放射で全方位から温めることも可能だと思う。他にも融点の高い液体で加熱するのもアリ。ポップコーンは250℃あたりで加熱すれば破裂するそうだから、280℃くらいの天ぷら油で温めるとか、液体の錫につけても良いかもしれない。ただしポップコーンは破裂した時に急激に体積が増えるから、液体にドブ漬けするのはちょっと怖い。あと食品なのでそのあたりの注意も必要になる。
手っ取り早いのは、ヒートガンで300℃くらいの空気を入れること。ただし熱が逃げないように、かつエアフローが妨げられないようにする必要がある。金網ボウルとかに入れてもいいが、保熱されないので時間がかかる。


鍋を振ってる間は他の作業ができないので、気分転換にちょうどいい。いいアイディアが浮かんだらポップコーンを食べながら作業したり、何も出なくてもポップコーンを食べながら考えても良い。
ポップコーンは素晴らしい。ポップコーンを讃えよ!

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