2016年7月9日土曜日

オシロのUSBケーブル

僕が使ってるオシロはPDS5022Sという、STN液晶を搭載した、現行モデルのひとつ前くらいのモデル。STNは非常に見づらくて、正面から少しずれるとすぐ見えなくなる。現行モデルはTFTになってここが改善されたみたいね(すでにディスコンマークついてるけど)。

さて、このオシロはUSBでPCに接続することにより、BMP or BINのデータを抜き取ることができる。BMPはオシロの640x480液晶に表示している画像をそのまま取り出す機能。BINは波形データのバイナリデータ(ADC変換後のデータと、トリガとかスケールとか表示位置とか)を取り出す機能。ちなみにBINはフォーマットが解析されているので、自分で通信プロトコルのデコードを作って動作確認とかもできます。CANとか安いオシロでは解析できないからね。

で、このUSBケーブルだけど、結構ヘンな仕様で、オシロ側のコネクタはA型になっている。つまりA-Bの一般的なケーブルを使えない。
おそらくUSBプリンタなり、USB MSCなりを使えるようにしたかったのか、上位機種にはそれが搭載されていて、その筐体を流用したんだろうけども、このUSBケーブルを無くすととても困る。こんなケーブル使うのは他に無いだろうから、オシロに繋ぎっぱなしでも良いんだけど、とにかく無くしてしまったものはどうにかしないといけない。ということで作る。




作ると言っても見て分かる通りすごく簡単だが。
とりあえず手持ちのminiBコネクタを2個向かい合わせに接続した。今回はUSBの配線を引き出すのにピンヘッダを載せたコネクタを使ったが、最初からこれ用に作るならスルーホールを重ねてハンダを流し込んだほうが強度的によろしい。後は好みでシュリンクチューブとかで保護する。と言うか抜け防止に。
機械的強度を気にしないならminiBのコネクタを直接2個重ねてもいいかも。

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