2017年2月19日日曜日

超音波風速計 はじめてのけいそく


 とりあえず、風速と気温を計測してみた。やっと「超音波風速計」として、風速計としてそれらしい表を書けるようになった。
 向きを変えて2回ずつ、それぞれで強さを変えて息を吹いているというグラフ。心の目で見れば山が4個あるが、ノイズだらけというか、強さの変化がわからないというか。2個目の山に比べれば3個目と4個目は短いので、「あぁ、息が続かなかったんだな」みたいな想像はできるかな。それと、おもったよりも気温の変化が少なそうだ。
 風速は無風時で-0.25mくらいのオフセットが有るが、これは超音波センサの設置精度とかいろいろ有るんだと思う。MICとSPを1個にできれば設置精度の問題はかなり軽くなるんだろうけど、そのようなセンサが入手できないのでどうしようもない。例えば1素子の超音波測距モジュールからトランスデューサだけ取ってくる、という方法もないわけではないが、測距モジュールが1個2.5kJPYくらいで、超音波素子MIC/SPセットより1桁高い。少なくとも6素子必用なので、単純計算で15kJPYくらいになる。MIC/SPセットなら6組買っても測距モジュール1個より安い。


 まだ中途半端なノイズが出る謎とかいろいろあるが、とりあえずなんとか形になりそうな気配はしてきた。
 ノイズを詳しく調べるために波形をすべてログに保存しようと思ってるんだが、位相データに比べて波形データは70倍くらいある。前回1万サンプルくらい取ったときの位相データが0.7MBくらいなので、同じ期間で45MBくらいは覚悟する必要がある。


 いままでは「もう少しで機能がn個増える!」みたいな段階だったけど、これからは「もしかしたら不具合が1個消えてくれるかも」みたいな段階なので、ちょっとつらい。でもとりあえず「センサ部をあと1個作れば2軸の風速が測れる!」とか、「センサ部をあと2個作れば3軸の風速が測れる!」みたいな切り札は残ってる。いつ使うべきか。


 温度成層風洞が欲しい。

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