2017年3月1日水曜日

超音波風速計 温度センサを追加した

いままでは温度センサとしてサーミスタのみを使用していましたが、ADT7420という、精度が±0.2℃くらいのデジタル温度センサを追加しました。サーミスタはそれ自体の誤差や、分圧回路を校正する抵抗の誤差など、様々な誤差要因があるわけですが、ADTは未校正で0.2℃の精度があるそうです。比べてみると、だいたい2℃くらいずれているようですね。

 今日はかなり温かい一日でした。何日か前は一日の大半の時間でファンヒーターを稼働させていましたが、今日は日が照ってからは使っていません。
 外気温が低ければ気密の悪いこの部屋の気温も下がるわけで、ファンヒーターのON/OFFで簡単にΔTempを作ることができましたが、これからは温度変化を作るのはかなり大変になりそうです。
 恒温槽を作らなきゃですが、たぶん超音波風速計本体の2-4倍くらいのお金がかかるんじゃないかなぁ。なんだかなぁ。せっかく恒温槽を作っても、せいぜいΔTempは10℃程度でしょうし、他に使い道がないんだよなぁ。風洞も同様。


 とりあえず部屋の中は無風のはずなので、超音波から計算した温度がADTと一致するように、超音波から計算した風速が0になるように、パラメータを設定して、その状態で放置して温度ドリフトをチェックしてみようと思います。いくら暖かくなってきたとは言え、日没後ならまだ充分に温度変化を作れるはずです。

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