2017年5月8日月曜日

半自動スタートラッカ4.1


 内部的な部分ばっかりをいじってて、目に見える変化が特にありません。

 昨日から今朝にかけてはずーっと天気が悪かったです。夕方にVmag-8くらいのイリジウムフレアがありますが、予報を見ると明日の朝まで天気が悪そうです。

 とりあえず、点から三角形を生成する時のアルゴリズムを変更しました。今までは一番簡単な単純forネストでしたが、ちょっと変えて、マッチング率が高くなるであろう組み合わせを優先して出力するようにしてみました。
 それに合わせて、カタログの三角形リストと画像の三角形リストのマッチングを、こちらも単純forネストから、ジグザグスキャンに変更しました。
 ジグザグスキャンが使えるんじゃね?と思った時に、「あっ!この問題見たこと有る!!」現象が発現しました。でもどこで見たアルゴリズムか全く思い出せなくて、結局ググって調べたわけですが、脳内にそういう情報が入ってる人はさくっと作っちゃうんだろうなぁ。

 今までの単純forネストでマッチングする際、最初の組み合わせでマッチングできない場合は、数万くらいの組み合わせを試みる必要がありました。しかし、マッチング率の高い組み合わせを優先した場合は、数回の試みでマッチングできるようになりました。もっとも、PC用のCPUだとそもそもが早いので、ミリ秒精度のタイマではほとんど違いがありません。数万ループも回して数ミリ秒ってのも凄いもんですが。

 4240x2832の画像を読み込んで解析する際、設定にもよりますが、恒星カタログの読み込みで1.5秒、恒星カタログから視野内の輝点を探すのに0.01秒、画像から輝点を探すのに1.4秒、画像とカタログそれぞれの輝点から三角形を生成するのが合せて0.1秒、三角形のマッチングが0.005秒、結果の画像を生成するのが0.6秒、という感じです。

 今のところは、データ間を比較して、移動と回転を検出するだけなので、ここからカタログ視野の姿勢にフィードバックをかけて再びマッチングさせ、という処理を作っていく必要があります。まぁ他にもやることは色々有るんですが。

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 ウチの桜は今日一杯かもしれません。杏はだいぶ開いてきた感じです。個人的には杏のほうが好きかな。語感とか。より萌えキャラの名前っぽいし。 杏は白と紅と緑で彩りが良い気がします。桜の花や葉は桜餅っぽいイメージが先行しますし。あぁ、これが花より団子か。

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