2017年5月11日木曜日

半自動スタートラッカ4.2


 マッチングした位置でのカタログと画像のズレをヒストグラムに出力してみました。若干下寄りにズレて、かなり左にズレている、という感じです。実際、結果画像を見てみるとそのようにズレています。
 本来、マッチングした組み合わせ(画像の3個とカタログの3個の恒星)はズレが発生しないか、あるいは三角形の中に中心が有る拡大でズレているはずなのですが、画像を見るとすべて一様にズレているようですので、移動の計算にミスが有るのかもしれません。

 ちなみに、条件はカタログから300セット、画像から200セットの恒星をピックアップして、誤差は半径10ピクセル以内まで、最低マッチング率は0.75の設定で、実際には0.76までマッチングしています。赤経で1°、赤緯で0.5°、視点の回転で2°の誤差を与えています。


 昨日はノイズ除去をやりたかったのですが、結局いいアルゴリズムは思いつきませんでした。
 ペイントソフトでいろいろいじった感じでは、ある程度の広さのガウシアンフィルタで平均化し、それと元画像のピクセルとの差を取れば、何もやらないよりはマシ、というくらいにはなります。ただ、ガウシアンフィルタは計算コストがそれなりに掛かるのと、カメラの特性(主に輝点の大きさとノイズの周波数)に合わせてフィルタを調整する必要があるので、ちょっと面倒です。

 はや2のSTT画像は数px周期の規則的なノイズが載っていますが、複数の領域を比較明合成した際にちょうど明るい部分がズレたために、あの上下方向のノイズが発生したのかな、という気がします。もしそうであるならば、あの明るい模様は写真撮影モードで複数領域を貼り合わせた際にノイズの位相がズレた時のみ発生するものであり、STT姿勢検出モードでは発生しないのかもしれません。
 あまり自分の都合のいいように解釈するのも危険ですが、現状では確かめようがないので、とりあえずそう考えておくことにします。

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 生活リズムが120°くらい遅れてて、まぁ特に支障はないのですけども、来週末と来月頭に時間固定のイベントが有るので、それまでに位相ズレを直しておく必要があります。ということであんまり頭が動いてません。120°遅れくらいだと、25時から28時あたりまでのインターネットが非常に快適な時間帯に活動できるので、かなりストレスフリーです。といっても2.8Mbpsくらいですが。
 朝6時か7時頃からだんだんレイテンシが悪くなり始めて、18時を過ぎるとほぼインターネットは使えない前提で活動する必要があります。固定回線は64kbps止まりの田舎で、MVNOをメインにしてますが、世間の活動時間が垣間見える感じです。そこを外そうとすると、やはり世間とは違う位相で生活する必要がありますが、たまに世間と同じ時間帯で活動する時に困ります。
 やはりインターネットが快適なところで生活したいなぁ、という思いはありますが、それを言い始めるとエコンが欲しいとか、品揃えの良いホームセンターの近所が良いとか、いろいろ欲が出てきます。住めば都とはよく言ったものです。あ、逆か。

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