2017年5月9日火曜日

天体観望は天任せ

 夕方にVmag-8のイリジウムフレアがありましたが、雲が多くて見えませんでした。2時前も-0.5くらいのフレアがありましたが、こちらも見えませんでした。20時過ぎに外を見た時は結構晴れてましたが、難しいものです。

 せっかく防寒着を着込んでカメラを持ち出してきたんですから、雲の切れ間を写してみました。K-5とGPSの組み合わせでは、シェイクリダクション機構を使って赤道儀のような使い方ができますが、前回はキャリブレーションがうまく行かなかったので、復習も兼ね。


 2minなので、max5minまでは程遠いですが、いちおうこのくらいの時間であればちゃんと撮れるのかな、という感じです。
 キャリブレーションは地磁気センサ3軸の範囲を計測する作業なので、可能な限り1軸のみをゆっくりと回していく、という感じが良いのかもしれません。
 地磁気センサはちゃんと使ったことがないので、どういう風に校正を行うのかいまいち理解できていません。それがわかればキャリブレーションもうまくできるんでしょうけども。
 そう言えば、前に写真家が何かのイベントでペンタデジイチの使い方を説明する時に、「キャリブレーションはGPSの電波を受信して行う。地球の裏のGPSからの電波も拾えるように、上下逆になるまで回す必要がある」みたいなことを言っててびっくりしました。人を集めたイベントで言ってたことですから、それなりに有名な人なんでしょうが。

 イリジウムフレアは結構頻繁に発生しているようですが、来週頭にはまたVmag-8クラスが有るようです。晴れるといいな。

 本来の目的は、ジンバルでイリジウムフレアを撮影したいということだったはずなんですが、いつのまにやらデジカメで撮影したい、にすり替わってます。ジンバルのカメラじゃ画質悪いからなぁ。
 ベランダからジンバルで撮影するには方位180-270くらいである必要があるんですが、このあたりで発生するイリジウムフレアは1週間先までの予測でも無いようです。この位置はかなりレアなのかも。

 ジンバルのモーターはAC100VからACDC経由で供給しているので、屋外で使うことができません。このあたりを改善して、自由に持ち運びできるようなシステムを早く作る必要があるかも。電源電圧は24Vで、多少の変動はドライバが吸収してくれるので、非安定電源でもいいはずです。となると、入手性や安全性で言えば鉛蓄電池12Vを2組が現実的なところかな。22V台のLiPoもありますが、充電器とか一通り揃えると大変ですしね。あんまりエネルギー密度高いものも部屋に置いときたくないですし。
 参考までに、22.2V5AhのLiPoはTNT換算100gくらいのエネルギー量です。手榴弾の半分くらいです。もちろん爆発的に開放されたとしても手榴弾とくらべて10の何乗倍という時間を書けて解放されるでしょうし、圧力構造でもないので、単純に手榴弾の半分の殺傷能力というわけではありませんが。でも周辺に対する引火性はLiPoのほうが高そうですから、手榴弾で部屋が破壊されるのとLiPoで家丸ごと燃やされるのでは、LiPoのほうが被害は大きいかもしれません。

 こういう、益体もないことを延々と書いている時は大抵進捗がないときです。テストに出るので覚えておきましょう(出ません)。

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