2017年5月14日日曜日

STBee F4miniピンアサイン


 STM32F1ではRemapという機能で、機能グループごと(USARTならTXとRXのセット、SPIならSCK,MISO,MOSIのセット、みたいな)でピン配置を変更することができたが、STM32F4ではさらに柔軟になり、1ピン毎に機能割当が変更できる。
 が、Cubeではそのあたりが面倒で、どのピンに割り当てるかは自分でデータシートからピンアサインを拾ってこなきゃいけない。ということで主要な(僕が主に使いたい機能を)表にしてみた。

 ADCは最初の数字がどのマルチプレクサポートか、次の数字はどのADCで利用できるかを示している。例えば3_123はADC入力3に接続されており、ADC1, ADC2, ADC3のいずれからも利用することができる。8_12はADC入力8に接続されているが、ADC3からは使用できない。
 TIMは1-5と8を個別に表示しており、9-13はひとまとめに表示してある。6,7はGPIO出力がない(NVICでソフトウェアタイミング生成専用?)。
 USARTは1,2,3と、4,5,6を分けている。
 SPIはすべてを個別に、I2CとCANはすべてをまとめて表示している。

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 STBee F4miniではこのピンアサインで使用できる。ただし、PA0はタクトスイッチへ、PD2はLEDへ、PA11,12はUSBへ接続されており、特にUSBは不用意に操作するとウザいことになるので注意。またPA13-15, PB3-4はJTAGポートへ引き回されており、JTAGデバッグを使う場合は注意が必要。
 PA11,12はUSART1のハードウェアフロー制御が割り当てられているが、これは再配置ができないので、HFCを使いたい場合はUSART1を避けた方がいい。PA13,14はペリフェラルの割当がないので、積極的に使うことはないだろうが、いざという時までは使用しないほうが無難。GPIOで使う場合も可能な限りLEDなどの軽い不可にとどめておけば、いざという時にシリアルワイヤでバッグとかが使える。

 せっかくF4ボードを入手したので、また缶サットでも作ってみたい。でも前に作ったやつから大して変化のないものになってしまいそう。4年前から進歩なしってどうよ。。。
 パラフォイルで誘導とかしても面白そうだけど、模型用のパラフォイルはなかなか無いので自分で作る必要があるが、一人でハードもソフトも全部となると流石に荷が重い。ではソリッドなモノならDMMに発注できるから楽だ、ということになるが、結構な値段になりそうだし、そもそも可変翼型の缶サットを作ってしまうと、そこにブラシレスモータを1個のせれば自分で飛び立てるから、モデルロケットから投下する理由がなくなってしまう、というジレンマ。
 ラジコン飛行機とかやりたいなぁ。PWMじゃなくて、SPIとかUARTで操作量とかが出てくるプロポシステムって無いんだろうか。XBeeで作ったほうが早いかな?

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