2017年9月4日月曜日

アンドロメダ銀河


 いくつかの処理を変更して、入力は前回と同じデータを使用しました。
 ただ、今回は新たにパターンノイズのデータを追加で使用しています。パターンノイズは本撮影後に、暗そうな地面に向けて撮影した映像を使用しています。
 あらかじめ動画を静止画に変換し、全静止画の加算を行った後、フレーム数で割った値をパターンノイズのデータとして使いました。

 本撮影データは静止画が7500枚ですが、まず読み込んだデータを無加工でOPM処理に回し、マッチングができれば再び読み込んで、パターンノイズを除去してから位置の変更と加算を行います。
 すべての画像の加算が終わったら一旦バイナリで書き出し、48bppPNGに変換した後に、Lr5で輝度などを調整してjpgで書き出しています。

 パターンノイズの除去が強すぎるのか、特にノイズが多い領域が暗くなっています。16bitで書き出してLrで調整しているというのが大きいんでしょうが、アンドロメダ銀河も見やすくなってる気がします。

 今回は中間データとして独自フォーマットのバイナリを使いました。Width, Height, Chが任意町で、Depthは32bit固定です。ヘッダに幅高さCh数が入ってるだけで、あとはバイナリなので扱うのは楽ですが、中間データは50MBくらいあります。
 C#のZipなりDeflateなりで圧縮掛けても良いんでしょうが、画像データだから単純に圧縮しただけなら圧縮率は悪いだろうなぁ。かといって複雑な圧縮を行うのも面倒だし、そもそもPC内で使うだけのデータなので容量も数十GBとかにならなければ問題ないですし。


 気軽に遊べる程度のソフトウェアでは、だいぶ良いところまで作り込んだと思ってるので、最後に1回くらいちゃんと撮影したら、もう満足かな、という気がしています。
 でもこれから満月になるので、あんまり良いコンディションじゃないんだよなぁ。

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