2018年12月5日水曜日

3回目のFalconのヤツ?

 打ち上げ前はいくつかのニュースサイトで話題になってたのに、打ち上げ後は特に書かれてないかわいそうなヤツ。


 JS Orbit

 最近の打ち上げで逆行軌道だとコイツかな? 18099で10個。少ない気がする。TDBでいくつか逆行してるのがあるので、今後増えそう(ただ、この10個と比べて遠い場所にいるので、同じ打ち上げかは微妙)。


 今回打ち上げに使われた1段目はFalcon 9 booster B1046というモノで、それの3回目の打ち上げなのでB1046.3という名称になるらしい。

 Falcon 9 booster B1046 - Wikipedia

 ロケット1機1機のwikipediaページが作られるなんてなぁ。もっとも、中の人は「機体ごとに作られるようじゃだめだ」くらいに思ってるのかもしれないけど。ボーイングにしろエアバスにしろ機種ごとのページはあるけど、それぞれの機体のページとかは特にないだろうから。


 天体写真撮ってる人にブーブー言われてる風船衛星があるらしくて、ちょっと観測してみたい気もありつつ、この時期の北海道はずっと曇りだし、外寒いし。
 おそらく直径20cm程度、長さ数m程度だと思うので、すごく明るい!という程にはならないんじゃないかなぁ。


 宇宙空間でインフレータブルな構造ってのは、圧が抜けない限りは有望な気がする。ウレタンフォームみたいな発泡樹脂を流し込んでやれば硬化するので、硬化するまで持てば、それ以降は紫外線で劣化してリークしたって問題ないわけだし。もっとも、内部樹脂が劣化しない程度には紫外線を反射(or吸収)してくれる素材じゃないとまずいだろうけど。
 フレキシブルなソーラーセルとかも研究されてるし、カーボンファイバーみたいな引張強度の高い素材で形を作ってやれば、それなりに大きな構造物+発電能力あり、みたいな物が作れるかも。カーボンファイバーに形状記憶合金みたいなのを組み合わせて長さを5%程度可変できるようにしておいて、発泡樹脂の硬化時間を48時間くらいにしておけば、地上とか他の衛星からコヒーレント光を出して、それを受信して鏡面形状を修正しながら硬化させて、みたいなこともできるかもしれない。打ち上げるのは表面だけだから、硬化樹脂の発泡率に応じていくらでもデカい構造物が作れる。直径100mくらいの反射鏡とか打ち上げれるかもよ。

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