2019年1月27日日曜日

軌道表示

 久しぶりにキューブサットとか受信するようになって、各衛星がどのタイミングで飛んでくるのかを知りたい、と思ったので、そういうのを計算するソフトウェアを作ろうかなーと思って、あれこれ考え中。

 とりあえず、TLEを読み込んで軌道の表示だけできるようになった。
 この種のプログラムは何回か作ったので、慣れたもんだ。どれも中途半端なところで放置してるけど。


 軌道は赤で表示し、可視範囲はオレンジ、選択中の衛星の軌道は太い白とオレンジで表示している。

 かなり計算量が多いので、これだけの衛星を表示すると4fpsしか出ない。
 まぁ、衛星の表示なんて0.2fps程度あれば十分じゃないか、という気もするんだが。

 自分でもどういう機能が必要なのか把握できてないから、どういうふうに作っていくかも決まらない。

 最低限欲しいのが、選択した衛星の可視期間をガントチャートで表示する機能。
 無指向性アンテナでキューブサットの受信をする場合、ダウンリンク周波数が1MHz差未満程度であれば同時に受信できるから、可能であればそのあたりの表示(この衛星とこの衛星は時間がかぶってるけど、同時に観測できるよ、といった旨)が出せるといい。
 一方で、指向性アンテナや、自分の場合は大型衛星の光学観測も行うから、単一対象の観測を行うモード(仰角や可視時間で優先順位を設定)も必要。また、可視光観測だと周辺の障害物によって観測できない範囲があるから、その範囲はLoS扱いにしたりする必要があるし、日照も計算する必要がある。

 すっげー面倒になりそう。

 GUIや軌道図にこだわらないなら、CUIツールでやってもいい気もしている。
 アスキーアートみたいな感じでガントチャートを作ってもいいし、画像ファイルにしてもいいし。見やすさで言えば画像ファイルのほうがいいけど、フォルダに突っ込んでおいてあとから文字列検索できるという点では、テキストファイルに分がある。
 軌道図が欲しい場合でも、画像ファイルを書き出してしまってもいいわけだし。
 GUIはユーザーインターフェースを作り込む手間が必要な半面、パラメーターをいじるのは楽なんだよなぁ。CUIだとGUIを作る代わりにドキュメントを作り込まないと、あとから使おうとしたときに困ることになる。

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