2023年7月19日水曜日

小ネタ



 神崎エルザの泣けるバラードくるー?


 最近のドローンにサーマルカメラを載せて捜索救難に使うあれ、サーマルブランケットと相性悪そうだけど、どうなんだろ。


 つい何日か前にWindows Updateのオレンジが出て再起動したのだけど、またタスクバーにオレンジのアイコンが出てきた。普段は2週間から4週間に1回位なのに、なんでこんなに頻繁に、と思って確認したらRazerのアップデートだって。たかがUSBマウスの更新でそんなに目立つ表示出すなよ。。。Razer、ソフトウェアアップデートしたら一部の設定が引き継がれなくていちいち面倒くさい設定をやり直さないといけないのが手間であんまり更新やりたくないんだよなー。高い製品なのになんでこんなに不安定なんだ。

 Windows Updateのオレンジアイコンはセキュリティアップデートとか重要なやつのイメージなので、たかだかマウスのアップデート程度で出さないでほしい。重要度が低いやつは別のアイコンがあるだろうに。ドライバに重大な脆弱性があって緊急にインストールが必要、というのならともかく、そういうわけでもなさそうだし。


 Dixim Play for DIGAがじきにサポート終了とのことで、同じ系列のDixim Play Uのライセンスが付与されたので、そっちに移行。ブックマークとかを移行できないけど、特に支障はなし。だいぶサクサク動くようになった。Windowsのデザインと統一感がある一方で、アイコンが小さくなったりしてちょっと使いづらいところもありつつ。まぁ、慣れよな。

 基本的にはデザインが変わったのが大きなところかな。他には録画一覧とかの表示でソートできるようになったのが一番便利になったところ。むしろ今までなんでソートできなかったのかと。。。あとシークバーにチャプターが表示されるようになったので移動が楽。全体的には便利になった。

 for DIGAは起動画面に大きなボタンがあって機能の呼び出しが楽なのが便利だった。最近のWindowsっぽいデザインではないけど、利便性でいうと大きいボタンがある方が楽。U版ではブックマークの取り扱い、特にフォルダをブックマークに入れたときに、リスト表示でなくタブ表示になるので、フォルダをブックマークするとかなり使いづらい。ただ、for DIGAと違って録画一覧の取得が比較的早いから、ブックマークは余り使う必要はないかも。for DIGAだと一覧の取得がめちゃくちゃ遅いのでとにかく気になるやつは全部ブックマークに突っ込むみたいな使い方をしていたけど、U版なら必ずしもフォルダをブックマークに入れる必要はなさそう。

 ビットレートが高い映像を見ると正常に再生されない場合がある。一旦ビットレートを落としてもう一度上げれば正常に再生されるけど、常に正常になるのかは不明。for DIGAの場合は高ビットレートだとブロックノイズだらけで正常に再生されないので、画質的にも改善されている。


 久しぶりにアイリスオーヤマの安い電動ドライバーを使おうとして、うんともすんとも言わねえでやんの。厳密には、トリガーを引くとカチッと一瞬音はして、LEDが一瞬だけ光るんだけど、すぐに消灯して以降音沙汰なし。

 結論としては電池が放電していたのが原因らしい(電池側のインジケータLEDは1/3状態)。トリガーを引いてシステムに電力が入ってLEDが点灯するが、モーターへの突入電流による低電圧を検知して直ちに電池を切り離す、みたいな感じの挙動らしい。この電動ドライバーは安物らしくトリガーを引いたらいきなり回転し始めて、LEDだけ点灯するみたいなモードがないから、最初から突入電流が入るので、一瞬だけ点灯して消えるみたいな感じになる。

 2個ある電池のうち片方がそんな感じで、もう片方は本当になんの反応も示さない。電池側の残量表示は1/3なのでLEDくらい光りそうだけど、全く反応なし。完全に放電した電池を充電器に入れると緑(充電完了)のLEDが点灯して、充電が始まらない。ただし、緑のLEDが時々一瞬消えるような挙動があって、完全に認識されていないわけではない。しばらく放っておくと赤(充電中)のLEDが点灯して充電が始まるので、多少の過放電はトリクル充電みたいなモードで復旧できるらしい。

 最近のLIBって、例えばAnkerとかJackeryとか、めちゃくちゃ自己放電が少ないイメージなので、アイリスオーヤマのヤツもそういう扱いをしていたんだけど、さすが安物と言うか、自己放電がだいぶ大きい。本当に数ヶ月に1回程度充電してやらないと死ぬ。Jackeryって数ヶ月くらいほっといてもずーっと98%で変化なしとか、これクーロンカウンタ壊れてんじゃねーのってレベルで放電しないからなぁ。電池で商売している会社の電池はすごい。そういう意味ではパナの電動工具ってどうなんだろうか。ちょっと興味あるけど、年に何回か使うような人が買う価格帯じゃないからなぁ。ホビー用の製品とプロ用の製品では10倍くらいの値段差があるので、ホビー用を2年に1回位壊れたら買い替えるほうがコスパ良さそう。


 この話には続きがあって、数日後に再び電動ドライバーを使おうとしたところ、全く動かない。電池側のインジケータLEDは0/3で点灯せず。たった数日で容量が完全に抜けてる? もう1個の電池(インジケーター3/3)に交換しても、LEDが一瞬点灯するが、モーターは回転せず。その電池を別の製品に取り付けたところ、正常に動作する。

 インジケータ0/3の電池は充電器に入れておけば1/3まで充電されるけど、それ以降が延々待っても充電されない。一瞬充電モードに入ってすぐ充電完了になる(前述のトリクル充電みたいな状況とは異なる)。完全に過放電で容量抜けて、機器側から見れば過放電、充電器側から見れば充電完了、インジケータみたいに消費電力が小さければ残量1/3、みたいな感じなのかな。丸一日充電器に入れておいてもそれ以上進まないので、この電池はほぼ完全に死んだっぽい。

 充電残量のある電池を電動ドライバーに入れておくと、しばらくするとグリップの電池周りが異常に熱くなっている。無操作で放置していても発熱して、トリガー操作をしても急速に加熱することはないので、接触不良とモーターの突入電力の組み合わせみたいな感じではなく、内部に絶縁不良がありそうな感じ。電動ドライバー本体の問題で確定かな。低抵抗で電力食いっぱなしなら電池が過放電したのも納得だけど、LIB側に保護ICとか入ってないんだな。安物はこういうところでコストカットしてるのか。安い絶縁材料+保護素子省略の合せ技。

 電動ドライバー、めったに使わないけど、使いたいときに無いのは困るので1本買いたい。電池が死んでなければ電動ドライバーだけ単体で買えばいいんだけど、予備バッテリーがない状態で品質が怪しそうなやつを買うのはちょっとリスキー。とはいえマキノとかパナみたいなプロ向けのやつは価格的に手が出せない。

 京セラの電動工具、家庭向けの電動ドライバは10.8V LIBと12V NiCdの2種類が売ってるらしい。なんで今どきNiCdなんて売ってるんだろ。プロ向けは18V LIBとかも売ってるけど、やはりプロ向けの値段。リョービ製品の系譜はプロ向け製品だろうし、家庭向けは安い製品だろうなー。とは言いつつ、次の電動ドライバーは京セラを買ってみようかなと思っているところ。電動ドライバーが電池を道連れにお亡くなりになったので、電池の流用(互換性)とか考えずに次を選べる。


 ドングルを買い足したので、分配器経由で接続

 アンテナから適当な変換を入れて放送用の分配器を通してドングルに接続、USBハブ経由でNUCに接続。インピーダンスを気にしないのであれば、最近の放送用の分配器は3GHz台まで仕様内だし、下の方も結構広いだろうから、値段を考えればだいぶ優秀。量産すごい。昔は100MHz未満あたりまで通していたけど、最近は400MHzあたりまでが仕様範囲かな? とはいえ、DCブロック以外はわざわざHPFを入れたりもしてないだろうし、安いSDRドングルで受信できる範囲はたいてい通ると思う。ワンセグ用のドングルは75Ω系だと思うけど、このドングルは50Ω系なのでちょっとミスマッチ。


 NUCでSDR#を起動してFMラジオを受信(別のモノポールアンテナ)

 CPU使用率が100%に張り付くけど、一応SDR#で2.048Mspsで受信できている。/* 古いSDR#、何がどこにあるか一発でわかるので便利 */

 SDR#の場合は複数を起動すれば適当に割り当ててくれる。特定のドングルを選んで使うみたいなことはできないはず。

 rtl_tcpとかで複数ドングルを使う場合、デバイスリストの番号とかシリアル番号とかを指定する必要がある(無指定だと0番を使って、2個目以降はusb_open error -3 please fix the device permissions, e.g. by以下略みたいになる)。-dで数字を指定してもいいし、rtl_eepromで書き込んだ文字列を指定してもいい。数字指定はおそらく認識順に番号が割り振られるはず。EEPROMを使う場合はドングル自体を指定できるので、ドングルごとにアンテナを接続した場合に便利。


 簡単なrtl_tcpクライアント(スペクトルの表示といくつかのコマンド送信程度)を作成して、3chの受信テスト

 スペクトル表示が開発機の画面、タスクマネージャはリモートデスクトップ経由でSDRドングルを接続したNUCの画面。FMラジオ2局と地デジのガードインターバルを表示している。

 2.048Mspsだとデータレートは32.768Mbpsになるので、3本だと100Mbps弱になる。LANは1Gbpsだし、CPU使用率もまだまだ余裕がある。NUC側のバス帯域幅をどれくらい食ってるかはわからんが、GbEやUSBがPCIeにぶら下がっているならまだまだ余裕あるんじゃないかな? USBがボトルネックになりそうだけど、USBの帯域使用率ってどうやって確認すればいいんだろうか。


 TCPクライアントを並列に3本作成して、FMラジオを受信し、先頭を読み捨ててファイルに保存して、フーリエ変換して強度をドングル毎にRGBで表示

 縦横1024pxで、FFTは1024binの8平均なので、縦方向に5.04ms/bin、横方向に約2kHz/bin、縦方向の長さが約5秒、くらい。

 時間軸や強度軸で差があるとそれに応じて色がつくが、ざっと見た感じは綺麗な白色で表示されているので、極端なドングル間の差はなさそう。時間方向もせいぜい数十ミリ秒程度に収まっていそうな気がする。もっと盛大にずれるかと思ってたけど、意外とちゃんと同期してる。全部のデータが同じ経路を通ってくるからコンスタントに全部同じ遅延で流れてくるのかも。


 ISDB-Tのセグ0付近をサンプリングするとこうなる

 感覚的には周波数特性を持った白色雑音を眺めているので、周波数方向に模様のある濃淡になる。右側に結構広く落ち込んでいる帯域があるのと、時間方向にも若干の変化がある。

 ISDB-Tのフルセグメントを受信するとこんな感じ

 各々で異なる周波数特性を見ているからだいぶカラフル。

 Rに中央セグメント、Gに低周波側、Bに高周波側を割り当てて表示している。左端は低周波側のガードバンドにあたるので、緑が少なくなって紫色になっている。右端は高周波側のガードバンドで、本来は黄色になるはずだけど、あまり分かりづらい。


 ドングルを2本買い足したわけだが、そのうちの片方がTMCCの復調ができないので、ためしに分解してみた。両方とも今回買ったやつで、Fが問題の方、Gが正常な方。結局、原因はドングルの個体差(おそらく仕様内)と復調アルゴリズムの相性の問題で、ハードウェアに問題はなかった。まぁ、極端な性能差があればFMラジオの受信とかでも問題があるはずだしな。自分が書いたソフトウェアが問題ってのが自然な原因よな。

 組み立て直してから気がついたけど、昔買ったほうも開けて比べてみればよかった。


 分配器経由でサンプリングした放送を処理すると、コンスタレーションがめちゃくちゃ汚くなる。もしかしてアンテナの問題か?と思って、別の部屋に引き込んであるTVアンテナに接続してサンプリング。USB周りはNUCで処理しているので適当な電源とGbEがあればコンパクトに持ち歩けるのが便利。リモートデスクトップで接続するなら画面やキーマウ類も不要だし。で、TVアンテナで受信してみたら、めちゃくちゃ綺麗になった。

 これはスペクトルで、若干の特性があるけど、時間方向も周波数方向もかなり平坦。左端の紫や右端の黄色も綺麗に見えている。430で受信したときの周波数特性って、伝搬空間の問題(マルチパスとか)だと思ってたけど、アンテナの問題なんだな。やっぱり専用設計のアンテナすごい。テレビを受信するならテレビアンテナを買おう! テレビも配信で見ようぜみたいな最近の動向からすると真逆の方向性。。。


 フルセグのコンスタレーション

 受信機ごとに、橙色が下側の1836本、灰色が上側の1836本、水色が中央の1944本のキャリアを受信している。中央エリアの受信機が帯域幅のほぼ目一杯(94.9%)を使用しているので、両側(89.6%)に比べてIFフィルタのスカート特性の影響が強く出ていて、端のキャリアが散らばっている。受信周波数をもう少し均等に設定すれば多少はマシになりそう。/* Google IME、「だいだいいろ」が1発で変換できないの謎い */

 現時点でもコンスタレーションはかなり綺麗なので、適切な復調処理に通せばTSPを取り出せそうな気がする。ただ、今のところTSPの取り出し(というかビタビ復調)には成功していない。フルセグ放送はセグメント間のインターリーブ等いろいろ複雑な処理が入っているので、英語のドキュメントを斜め読みした程度では全く理解ができない。

 そもそも、事の発端は「部分受信(ワンセグ)の復調って意外に簡単だね」「もう少し複雑な通信の復調を試してみたい」ということなので、ある程度複雑な、別の言い方をすればパズルで遊ぶような部分を期待していたので、いちおう期待通りの現状ではあるが。

 全然上手く行かなくてそのうち飽きるかもしれないけど、当面はTSPの取り出しを目標に遊んで見る予定。


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