2023年12月13日水曜日

小ネタ



 毎年この季節に工作機械メーカー等がこういう動画を出し始めると、いよいよ年末だなという実感が湧いてくる。各社いろいろと趣向を凝らしたり(あるいは凝らさなかったり)特徴があるけど、HERMLEの今年の動画はすごく良いな。










 監視とかに使うロボットのカメラの照明、LEDで36ピクセルくらいのビームに分割してカメラの輝度をフィードバックするみたいな感じで距離等に応じて明るさを変えるみたいな仕組みって作れないんかな。白飛びや黒つぶれを軽減する目的で。YUV系で映像が出てくるカメラならY成分だけ取り出して解像度を落とせばそのままフィードバック用の値になるから制御も楽そうだし。

 コストや規模を無視するならプロジェクターを積むのが楽ではあるが。カメラのダイナミックレンジに合わせて調光したり、遠隔で監視して異常箇所を人間に対応させる際に、作業箇所や作業手順を投影できたり、便利そうな気がする。最近はプロジェクターも安くなってきたし、小さいロボットにプロジェクター1個載せてやればいろいろ使えそう。安いプロジェクターだと工業用の遠隔ロボット(振動とか粉塵とかが厳しい)に載せたらすぐ壊れそうだけど。

 小さいプロジェクターが作れればInt-Ballに乗せても面白そうだな。自動撮影だけじゃなく、作業マニュアル等の投影も行う。本格的にSF的になってくる。機械に指示されて作業する人間の図…… そんなこと言ったら今だってラップトップやタブレットに指示されて作業してるんだけど。


 YouTubeの縦型配信、PCから見ると素晴らしく酷いUIで、ほんとにPCって売れてないんだな、と思ってたら、シアターモードなのが問題なのであって、デフォルト表示だとわりかし見やすいな。ちゃんと最適化してくれ。


 左右どちらにも開く冷蔵庫とかあるけど、開き戸で左右どちらにも開く扉って作れないのかな。ドアノブを右に回せば右に開く、左に回せば左に開く、みたいな感じで。ドアノブが中央についていて、右利きでも左利きでも同程度に開けやすい扉。まあ、ドアノブが右にあるにしろ、左にあるにしろ、逆側から通れば逆向きになるわけで、どちらにドアノブがあっても「右利きが使いやすいドア」とは言い切れないよなあ。一方通行でもない限りは。

 そういえば、前にどこかで「デザインが良いドアノブは押せばいいか引けばいいか見てわかる。ひと目見て押せばいいか引けばいいかわからないドアノブはデザインが悪い」みたいな話を読んだような気がする。これに関しては「あなたの目の付け所が悪いのでは?」という話だよなぁ。ドアノブを見るのが悪い、ドア枠を見ろ。ドアクローザーがついてないドアであれば押して開ける側のドアノブでも引いて閉めるから、基本的には押し引きは対称的になるはずであって、明らかに「押すことしか想定していないドアノブ」「引くことしか想定していないドアノブ」というデザインは使い勝手が悪そうな気がする。


 今週はアバターのゲームを遊んでいたので進捗ダメです……

 期待しすぎると、最初は結構肩透かしかも。メインストーリーを進めていくといろいろ面白い展開もあるけど、なにせフィールドが非常に広大なので、歩いても 歩いてもなかなかマップが広がらない。大自然(発光植物がやたら多い)を歩き回るのが苦でないならだいぶ面白い。人工物を見るのが好きなら、少なくとも序盤で行ける範囲には目新しいものはない。原作(映画)の内容が内容だから、テクノロジーや人間が作った物は悪者として表現されているから、人工物が好きな人には楽しめないゲームかな。

 サブクエも軽く触ったりしつつ、空を飛べるようになったのはプレイ時間12hくらい経ってから。ちなみにこのときのゲーム進行度は40%弱だそうだ。えぇ、あと18時間でマップ埋めてメインストーリー終わるとも思えないんだけど。。。

 イクランで空を飛ぶのは、少し遊んだ感じだとそれほど魅力はないかな。移動速度は走るのと大差ないし、素材の採取もできないし、操縦性もさほど良くないし。あくまでも上下方向の移動の自由度が与えられる、という程度でしかない。起伏のある地形もあるから、上下に移動できるだけでも便利にはなるんだけど。せっかく空を飛ぶんだから、もっと楽しい体験であってほしかった。

 左スティックがブレーキ・βコマンド、右スティックがヨーレート・ピッチレート、という感じ。左トリガーを引くとAtti Holdで視線とヨー・ピッチのカップリングを外せる。左トリガーは武器使用を想定したものだけど、ホバリングと直線飛行しかできず、進路を変更するためにはいちいち視線方向を変える必要があるあら、操作性が悪い。

 ノーズダウンでダイブすれば加速するけど、上昇速度は極めて遅い。使い所が難しい。例えば地形や日照で上昇気流が発生するみたいなシステムがあればそれを使って飛んで遊べたのにな。あと、スキルをアンロックするとダメージを受けた敵機に飛びかかれるけど、別のスキルで攻撃力を上げると1発2発で撃墜してしまうので、あんまり使い所がない。高高度から飛び降りる(フリーフォールする)ことも可能だけど、その場合でもまっすぐに落下するしかできないから、飛び降りる利点も無い。非常に高い場所から落下中にイクランを呼べばそれで飛ぶこともできるけど、ちょっと高い崖程度の場所だと高さが足りないから、落下死する(崖の上でイクランに乗る必要がある)。

 AFOPの飛行要素は、ただ「飛べはする」程度のものであって、「飛んで楽しい」という成分はほとんどゼロに近い。


 実は遊んでいるときに結構マズイことになっていて、ゲームで遊んでいたらWindowsがフリーズした。ゲームは一切進行せず、マウスカーソルも動かず、Alt-Ctrl-Delも効かず。リモートデスクトップは(めちゃくちゃ時間かかったけど)接続は成立。ただし画面は真っ暗なので、リモートでの再起動とかもできず。リモートデスクトップやサブディスプレイを外したりしても画面に変化はなかった。Win-Ctrl-Shift-Bも反応なし。サウンド(ゲームの背景音)はブツブツ途切れずに綺麗に聞こえるから、グラフィック系だけが死んでたっぽい。

 とはいえ一切の操作ができないので、電源ボタン長押しで強制終了して、しばらく待ってから起動。……起動しないんだけど?? ということでまた電源ボタン長押しからの再起動で、ディスクチェックを走らせて、やっと起動。

 ここ最近のWindowsはすごい安定して動いていたので、強制終了はかなり久しぶり。ゲーム自体はローンチ直後なので多少の不具合はしょうがないよね、という感じで遊んでいたんだけど、さすがにWindowsを巻き込んで死ぬとは予想してなかった。

 その後はしばらく安定して遊べていたんだけど、今度はブルースクリーンで再起動した。うげげ。。。AFOP、意外とヤバいかも。

 デスクトップPC、RAID組んでいろいろデータ突っ込んだりしているので、あまり頻繁にクラッシュされると嫌なんだよなー。データドライブのRAIDはそう頻繁に書き込んでいるわけじゃないからクラッシュしたところであんまり影響はないかもしれないけど、とはいえ突っ込んである量が量なので万が一ということがあると困るし、ブートドライブもRAIDで、こちらは普通にガリガリ書き込んでいるはずだから、やはりクラッシュは困る。

 OSを巻き込んだクラッシュが多いとゲーム用にPC1台欲しくなってくる。ゲームに使うだけならi5にNVMe1本の最小構成で組んでグラボをメインのPCから移植すればそこそこ安く組めそう。まあ、ゲーム用にPCを組んだら安定性とか気にせず使えるってことで開発マシンに便利だとか言ってメインのPC使わなくなるんじゃないかって気もするけど。

 今回はゲームソフトの買い切りでなく、Ubisoft Connectのサブスクで遊んでいるので、とりあえず12月中はガッツリ遊び込んでやろう、と思っていただけに、出鼻をくじかれた形。ただ、2回のクラッシュ以降は特にトラブルなく遊べている。ゲームは1時間程度で、PCは1日毎に再起動しているので、それが関係しているのかもしれない。あるいは、単に1日あたりのプレイ時間が減ったから確率的にクラッシュしづらいだけなのか。


 (273,191)のLFSRを使った誤り訂正、45_8_970のA1-A17を使ったらなぜか動くようになった。なぜに。。。ただ、7bit誤りは訂正できるけど、8bit以上は訂正できない(本来は8bitまでの誤りを1回で訂正できるはず)。A1-A17ですべてのbit(82bit)を使うわけではないのも腑に落ちない。


https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/62/5/62_5_666/_pdf/-char/ja

 ISDB-T TMCCの起動フラグの受信機を試作した際のブロック図。

 モード3専用でSeg0のTMCC4本を遅延検波するような感じかな。起動信号受信機からチューナー(ダウンコンバータ)へのフィードバックは間引き動作のON/OFFタイミングだけで、OFDMを利用するようなフィードバック(CFOとかSCOとか)は無さそう。AGCセトリング待ちで基準位相の7シンボル前から同期信号までの34シンボルを間欠受信して、複数フレームで多数決を取る。またフレームの間引きも行う。よって応答速度がかなり長くなるから、緊急地震速報みたいな即応性が重要な受信機には使いづらい受信機構成。そこまで緊急ではない緊急放送に使うような想定かな。

 起動信号受信機はあくまでも起動フラグの低消費電力受信に特化して、誤り率は1回/日程度を許容している。起動フラグを検出した場合はISDB-T受信機を起動し、そっちでパリティも含めて起動フラグが実際に立っているかを確認する。

 1回/日くらいの誤り率ならISDB-T受信機のデューティは数万分の1位になるから、消費電力的には許容できるレートかな。誤り率を下げようとしすぎるとロジックが複雑になって受信回路の消費電力が増えたりとかもするだろうし。


 OFDMのシンボル同期の復習。試しにFFT点数8192、キャリア数5616本(QPSK状の乱数)で4シンボル作って相関処理。

 結構ガタガタ&相関ピークがシンボル位置に綺麗に一致しない。この挙動って伝搬時のノイズの影響だと思ってたけど、理想状態(ノイズゼロ)でも同じような挙動になるんだな。

 周波数空間だとQPSKで振幅一定でも、時間空間だと雑音状になるから、外部から雑音が入らなくても相関値のピークは変動するし、隣のシンボルとエネルギーに差があればピークの位置も前後に動くわけか。なんとなく感覚としては理解できるような気がしないでもない。


 うちの電子レンジ、ターンテーブル式のやつだけど、ターンテーブルが金属製なので、冷蔵食品とかを推奨時間加熱すると、上面が激熱、底面が冷え冷え、みたいな状態になる。

 そういえば、繰り越し加熱って元々は英語圏の表現なのかな?と思ってぐぐってみたら、en.wikipediaにそれらしい項目があった。

 Carryover cooking - Wikipedia

 Carryover heatingでなくCarryover cookingだけど。参考文献が結構新しくて、2010年前後。わりと最近の概念なんだろうか? ただ、このワードで出てくる英語圏のサイトは、基本的に古典的なオーブンみたいな、外側から加熱する調理法を対象にしている感じ。


https://www.toshiba-living.jp/manual.pdf?no=78993&fw=1&pid=8634

 2002年発売の東芝の電子レンジの説明書。繰り越し加熱って大昔の印象だけど、20年くらい前でも使われてたんだな。いや、20年前はだいぶ前ではあるけど。。。


 エフティーコミュニケーションズという会社の訪問販売を食らうなど。インターネットのセキュリティに関して。UTMのリースで2万円/月くらいの商品。個人の住宅に売り込む値段じゃねーだろって気が。「外出時にスマホをフリーワイファイに接続してウイルスを拾ってきてもブロックできるので安心ですよ」みたいなノリ。ちなみにウチのONUはWiFi親機を内蔵しているので、UTMをつけても意味はないはず(家の中で拡散させないとか、ローカルから攻撃させないとかにはある程度効果はあるけど)。まあ、契約しようとするとWiFiルーターを買わせたりとかでさらに売りつけるんだろう。

 NTT東日本の名前が入ったパンフレットは何枚か置いていった一方で、値段が書かれたものは一切置いていかなかった。怪しさ満点、虎の威を借る……という感じ。というか、セキュリティソリューションのセールスマンがWiFiルーターを見てWiFiルーターと認識できない時点でその会社のレベルも推して知るべしよな。


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