東芝、家庭用初の半導体発振技術であたためる電子レンジ 加熱ムラ軽減 - 家電 Watch
マグネトロンは周波数固定だから定在波の節で加熱不足が起こるけど、半導体なら周波数変調で節を移動できるから加熱ムラが減る、というような原理らしい。さすがにまだアクティブフェーズドアレイでピンポイントに加熱、とかじゃないか。使える範囲はISMで決まっているからどれくらい効くのかわからないけど、定在波を崩すだけならある程度の効果があるのかな?
それにしてもEMIが大変そうだが。例えばBluetoothは妨害波の周波数を避けるような制御が入っていて、電子レンジを使うとその周波数を避けて通信したりするわけだけど、固体化電子レンジでISMを端から端まで使うようになると避ける先がない。WiFiだと最近では5GHz帯を使ったりもできるけど、2.4GHzしか対応していない安価な機器では厳しくなる。あるいは、SSPAを活かしてWiFiやBluetooth用にノッチを入れたり制御するのかもしれないけど。もしくは、ISM全体を使うわけではないのかもしれないし。
AIの目を欺き、レーダーを遮る 米陸軍が新迷彩と炭素繊維の「雲」を研究開発(高橋浩祐) - エキスパート - Yahoo!ニュース
もう一つの注目技術が、炭素繊維を使った「ミリ波遮蔽モジュール」だ。特殊なコーティングを施した数千本の炭素繊維を空中に放出し、雲のような幕を作る。従来の煙幕では防ぎにくいミリ波レーダーによる探知を妨げ、装甲部隊や指揮所などを隠すことを想定している。
ミリ波が相手なら長さ数mmオーダーの炭素繊維の雲ということになるのかな。めちゃくちゃ健康に悪そうだ。人間だけでなく、車両等もエンジンに吸い込んだりベアリングに入ったりすると一気に劣化しそう。まあ、その辺のデータもまとめて取りたいんだろうしな。実用化するかはともかく、データは持っておけば役に立つだろうし。 /* あるいは、もしかしたらWestford Needlesみたいに細かい針状の炭素繊維を使うのではなく、長い炭素繊維の細線を空中に静電気で広げるみたいなものなのかもしれないが */
AIが開発した迷彩で画像探知の精度を大幅に減らしたという研究もだいぶ怪しそうな気がするが。米軍が自分たちで開発した車両の綺麗な画像で学習した画像認識システムが、別の迷彩とは相性が悪かった、みたいなことじゃないのか?
空対空ミサイルが使われた初期にフレアの性能が悪くて、自軍が使っているシーカーのスペクトルにはフレアが強烈に効くが、敵が使っているシーカーとはスペクトルが異なっていた、みたいな事があったはずだけど、AI時代にもそういう事はありそうだ。
燃料集合体を「開閉」して原子炉の反応度を制御、新方式を発明:メカ設計ニュース - MONOist
制御棒は緊急時に重力で落とすから、無重力環境(宇宙等)や動揺環境(海洋等)では使いづらい、ということで、重力によらない機構で制御する新方式。
なんか、必要以上に複雑じゃねって気がするのと、ここまで複雑な構造にするなら従来方式でもいいんじゃないのって気が。従来方式に比べてどんな優位性があるんだろう?
それと、重力で制御棒を落とすのは主にPWRのバックアップで使われている方式で、例えば日本で多く使われているBWRでは制御棒を下から押し上げるから、この系統であれば重力に依存しない(現行の炉は設計上ある程度の重力ベクトルを想定しているとしても)。
提案方式は「アクチュエータ1個で制御できるから信頼性が高い」というのを目指しているような雰囲気だけど、とはいえ複雑な機構で相互に連動する構造だと、どこか1箇所が固着するだけで炉全体の制御ができなくなりそうな気がする。ドラムにしろ制御棒にしろ、複数の可動部があれば、1箇所が壊れてもほかで制御できる利点が大きそう(普通の商用原子炉は制御棒1本が固着しても(条件付きで)運転を継続できる。つまり2本目の固着までは安全に停止できる)。あと、複数の(2次元的に配置された)制御棒を使うのであれば、中心部と外周部で反応度を個別に制御することもできる。中性子が多い中心部は中性子の吸収率を高めに、みたいな。提案方式の場合は燃え残りの割合が制御量で決まるから、燃焼効率が悪そう(これはドラム式も同様だろうけど)。
信頼性を要求するのであれば、もうちょっと時代が進むと加速器駆動型未臨界炉みたいに可動部を大きく減らしたような動力源が作れるのかな。しかし、核融合にしろ未臨界炉にしろ、止めたいときに止るモノって、動かし続けるためのエネルギーを突っ込まなきゃいけないから、効率があまり良くないのよな。地上の核融合発電だとスケールで吸収するけど、小型化要求の強い探査機はそれが難しい。海洋での使用はともかくとして、有人安全ほどの信頼性を要求されない探査機用の場合はそれを許容できるかどうか。通常の核分裂炉でも制御棒を押し込む圧力や重力に対してモータ等でエネルギーを常に与えて保持しているけど、核融合炉に比べればたかが知れてる。最大のエネルギー消費は冷却剤の輸送だろうけど、それはどの方式でも大きくは変わらんはず。
現在開発中の炉でも小型のものでは固体化やパッシブで安定なものもあるけど、これらは基本的には内部の熱は対流で回して表面からは伝導や対流で逃がすから、重力と大気のある場所での使用が前提のはず。ある程度の強度はあるから水深数m程度で使う分にはあまり問題がないか、放熱性の改善で発電性能が改善したりするかもしれないけど、とはいえ海水に沈めたり揺れる場所や深い水深で使うことはできないはず。宇宙空間でも、内部の対流や外部の放熱が厳しいはず。やはり地上で何百個も使うような超小型炉と、海や宇宙で使うような炉は、かなり別個の設計になりそう。燃料集合体くらいのあたりは共通化できるかもしれないけど。
UE5が出る前あたりのEpic Gamesは開発者指向というか、良さそうな雰囲気だったけど、最近の、特にAIが話題になって以降は段々トゲトゲしてきた感じがする。プラットフォーマーとして稼ぎたいという方向で開発者指向のスタンスから方針転換しつつ、とはいえ今のところは消費者に大きな利点もさして無く、AI時代に入るとバイブコーディングを全面に出して従来の開発者から嫌われて、というような感じがする。
令和の心霊現象。暗闇に動物の目が光るからスマホで撮影したら、プレビューでは写ってるのに撮った写真には映らない(遠くの動物の目みたいな小さい輝点ピクセルはノイズ判定されて綺麗に消える)。
星空モードとかも概ね似たような挙動なので、例えば人工衛星みたいな移動する輝点も消えるから、「スマホに映らないUFO」みたいなネタになる(気の利いたノイズリダクションが無い普通のカメラでは引っかき傷みたいに写る)。
ただ、「常識で考えられないものが写った写真」は実際に写り込んでいるからそれなりの説得力があるけど、「有る物が写らない」は写真として残らないから、説得力に欠けるのよな。
ひずみゲージで遊び中。具体的にはHX711を、特に複数ch読み出しに関して。単体でたいして動作確認せずに、いきなりSCK共有の複数ch接続ボードを作ってしまったので、あとから大変な目にあった。
安価に売っているHX711ボードはGND, VCC, SCK, DOUTの4線インターフェースが多い。これを読み出す場合、DOUTの立ち下がりエッジから数ミリ秒(80Hzモード)あるいは数十ミリ秒(10Hzモード)以内に読み出す必要がある。HX711は読み出しの有無にかかわらず常に変換を行い、変換後にはデータレディパルスが出るから、読み出し中にデータレディが出るとデータが化ける(読み出している最中は新しいデータをシャドウレジスタに保管しておくみたいな気の利いた処理がない)。
1chだけでいい場合は、十分に高い頻度で読み出すか、立ち下がりエッジを待つか、あるいは割り込みが必要。HXのサンプリングレートよりも低い間隔でエッジを待たずに読み出すと、確率的にデータが化ける。
複数chの読み出しも基本的には1chと同じ。ただ、SCKを共有した場合、複数chで非同期にデータパルスが出るから、立ち下がりエッジを待ってサンプリングする場合はそのパルスを出したch以外は信用できないので、例えば80Hzの8chを順番に読み出す場合はワースト100ms程度かかる。
立ち下がりエッジで割り込みをかけて時刻を記録し、メインループで読み出して、エッジから読み出しまでの時間が10ms未満(80Hz時)なら有効なデータとして扱い、それ以上なら捨てる、というような処理であれば、おそらく正しくデータを読むことができる。一定の(安定な)間隔で読み出しを行うとサンプリングレートと同期的になって読み出し頻度が低下する可能性があるから、十分に大きなジッタを含めた待ち時間(例えば2±1msの一様分布)で取りに行く必要がある。
秋月のHX711モジュールで配布しているソースはこのデータレディパルスを適切にハンドリングしていないから、暗黙的に高いポーリングレートを要求している(コード中にはミリ秒オーダー以上のディレイは入っていないから、このコードを無改造で使うなら問題ないはず)。HX711のデータシートに書いてある参考コードも同様。
とりあえず適当な力をかけるとそれらしい結果が得られるところまでは達したが、測定値から意味のある物理量への変換がかなり難解。既知の力を加えて逆行列を作ればいいんだけど、その既知の力を加えるのが難しい。
ロードセルは3Dプリンタで作成したフレームに乗せたけど、なんかやたらとドリフトが大きい。ロードセルを締結してPLAにストレスが掛かってるのかな? そもそも、固定側のフレームを軽く押してもかなり値が出てくる。PLAだとひずみゲージで見えるくらいの歪は簡単に出てくる。プラスティックな感じもある。もはや何を測っているのかわからなくなってくる。
あと、数chのHX711を並べてグラフ化すると、かなり綺麗なチャンネルもあるし、ものすごいノイズが大きいチャンネルもある。安物のロードセル&ADCだし、デバイスの流通経路自体不明だし、あまり期待しすぎても良くない。電源用のトランジスタだってよくわからんしな。
今回はArduino Nano Everyを使用している。Arduinoを使うのは結構久しぶりな気がする。
Arduino、ZIPファイル1個をダウンロードすればIDEが使えて、わりと簡単にLチカができるのは便利だけど、タイミングクリティカルな処理(いわゆる組み込み系の処理)をやろうとすると早々に破綻する気がする。結局チップのデータシートを読んで自分でレジスタを叩かにゃいけない。でもまあ、現代の少機能なマイコンだから、自分でレジスタを叩いてもさほどの苦労はない。物理的な規模感はSTBee Miniと近いけど、こっちは開発環境を整えたりCubeMXで初期設定したり、細かい機能を使おうとすると込み入ったレジスタを叩いたり、だいぶ面倒。最初から複雑な処理が必要ならARM系一択だけど、小さいところから始めて手軽に動作確認しようとするとちょっとな。
オンボードのVCP経由でPCにデータを垂れ流していたけど、時々文字が3Fhに化けるバグが出ている。どうやらこれは既知の不具合っぽい。AI曰くハードフロー制御を有効にすれば解決できるよ、とのことだけど、手元の環境だとハードフローを有効にした場合は化けた文字が捨てられるだけで、結局文字列が壊れることに違いはない。ブリッジが溢れてエラーで3Fhが出てるっぽいから、PC側だけでなく、Arduino側でもハードフローを有効にすればいいのかもしれないけど、どうやるのかは不明。だいぶ前から報告があって、未だに解決できてないということは、そう簡単に対処できる問題ではないのだろう。
こういう細かい(&結構致命的な)バグが放置されていると、Arduinoを真面目な用途に使うのは難しい感じがする。
試しにNMEA0183的にXOR値をつけてみたけど、これでも見逃すことがたまにある。XORは同じ文字が消えたり、同じ文字列が固定値に化けると検出できないから、例えば'0'埋めや20h埋めとか、確率的に同じ文字が消える可能性が高い場合は見逃し率も高くなりそう。その点では普通のチェックサム(バイト単位の加算でmod 256)なら検出率は高いか? CRC16やCRC32みたいなものを使えば検出率は稼げるだろうけど、符号化と検出の両方を書かなきゃいけないのが面倒。
あとは、シリアルポートで高頻度にメッセージを吐いているせいか、ブートローダでの書き込みが正しく動かないことも結構ある。一旦GUIで書き込みをキャンセルして、もう一度書き込めば大抵は書き込めるが、面倒くさい。シリアルポート周りちょっと特性悪そうだなー。
そろそろ本腰を入れてRasPiPico系を触る頃かな?
アナログデータの処理なので、試しにPythonで受信してグラフ化。昔は.NET FrameworkのChartで作ってたけど、最近の環境ではChartが使えないのでな。。。
C/C++/C#を使っていた身からすると、Pythonはかなり違和感がある。スクリプト言語(そのコードが走るまでエラーの有無すらわからない)もそうだし、Pythonのデータハンドリングもそうだし。
あと、オープンソースのbatteries includedな言語は「みんなが使う機能」に特化していて、そういう領域で作業すると慣れればものすごい楽に書けるし、言語の特徴として「ライブラリが豊富でやりたいことが簡単に実現できる」と紹介されるけど、ニッチな処理をやろうとすると、かなり大量のコードを書かなきゃいけないから、かなり面倒。ある程度の機能であればGit系のオープンソースを探せば見つかるかもしれないし、あるいは最近はAIに課金してP2Wという方向もあるかもしれないけど。
C/C++/C#ではかなりの部分を自分で書かなきゃいけないとしても、それは最初から想定内だし、C#/VS IDEとかであればコードを書いている途中でエラーにハイライトが出たりするから、チマチマしたコードを書くのにはこっちのほうが便利。スクリプト言語でチマチマした処理を大量に書くと細かいバグを潰すのが大変。
文法とかを除けば、大雑把には他の言語とそう大きく変わる部分はないけど、いまいち納得できない挙動もあったりして、なかなか大変。JavaScriptだとletみたいにブロックスコープで変数を宣言できるけど、Pythonだと下手すると別の関数で使った変数が波及してくるとか、わけのわからん挙動もある。
素粒子をやっている人が実験機材を作ろうとして組み込み系のプログラミングをやると、アトミック操作に怒ったりするんだろうか? 「不可分な操作をアトミックって言うな! クォンタムって言え!!」
原子の意味じゃなくてギリシャ語だから……







