2026年6月17日水曜日

小ネタ

「朝から曇っててくらいぉ」(暗いとcryoを掛けた高度なギャグ)

 晴れれば暑いし、曇天なら寒いし、晴れ後曇天なら蒸し暑いし。気難しい今日このごろ(↑こんな事考えてるから寒いのでは)。










 充電ステーションがちょっと大袈裟な感じはするけど、機構的には面白いな。



 MQ-28ゴーストバット無人機の主翼を25%拡大して胴体に兵器倉を実装した改良型が登場(JSF) - エキスパート - Yahoo!ニュース

 下反角がついて視覚的にもだいぶカッコよくなった感じがする。

 ついこのあいだオリジナルの方でAIM-120を撃って、それから開発を始めたとしたら間に合わないだろうし、ウェポンベイ追加型の設計・製造を行いながらオリジナルのほうで火器管制の射撃試験も並行して行って、みたいな感じで進めていたんだろうか? それとも今回出したものはあくまでもガワだけで、射撃試験をやったあとに作り始めたんだろうか?

 しかし、2x AIM-120 or 4x SDBかぁ…… もう一声あると嬉しそうだが。ドローン迎撃用の短距離誘導弾を16発くらい積めれば便利そうだけど、まあ、そのあたりは追々追加するんだろう。

 真横を撃てる40mmグレネードとそれの照準に使える飛行制御則があれば、グレネードを100発くらい積んでおいて、時限信管でドローンを撃ってもいいし、簡易的な対地攻撃機としても使えるし、ドローンとして徘徊させておくには便利そうだ。Mk19を適当な緩衝経由でポン付けして飛行制御で照準するようなローンとか作れそうだけどな。上下方向はロールで照準できるし、前後方向はDSFCで頑張るなり、距離をヨーで制御して前後をスロットル(orエアブレーキ)で制御するなり。真下でなく斜め下を狙うならウェポンベイに入れっぱなしでいいし、対地攻撃にも便利そうだし。まあ、そういうのも追々(ry



 東京株式市場 キオクシアHDの時価総額が国内首位に AI・半導体関連銘柄への期待映す | NHKニュース | 株価・為替、半導体、金融

 フラッシュメモリ一本ですごい稼いでるな。トヨタだって(ほとんど自動車で稼いでるとはいえ)自動車以外の部門もあるのに。でもここで調子に乗ってDRAMとかに手を出すと全損するんだろうな。。。



 司書、実績全解除。魔法禁止縛り結構解除率高いな。みんなよう遊んどる。

 400種類もあるので全部を覚えているわけではないけど、色々と興味深いタイトルの本もあって面白い。錬金術の本には「元素変換の完全理論」「元素融合と分裂の書」というような本があって、明らかに核種変換を行っていると考えられる。また、経済の本には「錬金術とインフレ:金の価値はなぜ崩壊したか」という本があって、核種変換が低コストで実用的に行えることが示唆されている。水素の核融合でエネルギーを取り出したり、放射性元素を合成して崩壊熱を取り出して、娘核種を人為的に分裂させて安定させたり、あるいは娘核種を材料にしてまた放射性元素を融合したり、みたいな感じでエネルギー源として使えるんだろうか? エネルギー収支が気になるけど、でも「彼らは"マナ"を"ダークエネルギー"と呼ぶらしい」というタイトルの本もあるから、我々の宇宙の70%を占めるエネルギーを魔法に転用できることを考えれば、多少の規模のエネルギーなら容易に供給できそう。そんな事を言い始めると、社会のエネルギーは全部魔法でいいじゃないか、という話になるんだけど。とすると核種変換はあくまでも学術的な好奇心で発達して、その一環で金の価値が暴落しつつ、経済的な利点もないから核種変換は実用的な用途は無い、みたいなオチになるのかな。

「食物から排泄物への錬金術的変換技法」は人体のプロセスを模擬するような内容とすれば生物・医学的な内容だろうし、「創生理論:虚数による解釈」とか「時間を超えた召喚術とその因果律」は量子論・宇宙論だし、「マナの測定と変換方程式」や「マナ密度の空間分布とその変動特性」は我々がダークマターと呼ぶ物の観測や利用だし、変動特性は宇宙論とも関わってくる。占星術は天文学とも直結する。魔法が使えるファンタジーな世界でもかなり我々の世界に近い議論が行われている感じがする(メタ的に言えば、そういう雰囲気で作っている、ということなんだけど)。

 各分野計400種の本は非常に幅広い範囲にわたっているから、総合大学の先生たちを10人くらい集めて、色々な切り口から考察してほしいな。動画にしたら面白そう。

 この世界、マナによるエネルギー供給だけでなく、箒によるモビリティやテレポーテーションによる物流みたいにいろいろな魔法があるのに、その割に社会課題も色々と残っているっぽいのが不思議。



「東大大学院理学系修了」という人が書いた本、著者紹介がそれ以外に何も書いてないからこの人の専門分野が全くわからねぇ。いろいろなところで本や記事を書いている人らしくて、名前でググっても経歴が一切出てこない。著者紹介の経歴は立派だけど、でもどちらかといえば文系の経歴が多くて、「理系の著者が解説する」みたいな紹介はちょっと眉唾な感じ。

「理系卒」みたいな紹介をされても、あまりにも漠然としすぎて、本当の専門家が書いた説明なのか、全く無関係の分野の人(題材については素人)が書いた記事なのか判断できなくて困る。まあ、専門家(あるいはそれに近しい人)が書いた記事ならそれをアピールするだろうから、そういうアピールがないってことは、ということなんだろう。



 最近暖かくなって虫が増えてきて、夜中にヘッドライトで外に出ると大量の虫に囲まれるようになった。試しにカプトンテープを貼ってみたところ、全く虫が寄り付かず、かなり快適になった。

 普通の茶色いポリイミドは500nmあたりでカットオフするから(製品によりけり?)、青とか紫外線はほとんど出なくなる。色合いは黄色くなるけど、とはいえ赤色に比べれば遥かにブロードなスペクトルだから、色合いはたいてい把握できる。

 綺麗な青色(狭スペクトル)があると黒と判別がつかないけど、普通は黒と青が直近で混在するものは無いはずだから、実用的にはあまり問題はないはず。黒と青はコントラストが悪いから、看板とかに使われることはそう無さそうな気がする。対して赤と白の組み合わせはよくあって、特に警告の表示でよく使われるが、赤色モードだとこれが全く見えなくなるのでとても危ない。黄色ならそういう危険はない。



 なんかブログのシステムが調子悪い感じがある。Googleの検索画面もUIズレてるし。YouTubeもアレだし。最近のGoogle系列(アルファベット傘下)、AIに中力しすぎて基礎的な部分が疎かになってる。基本的な部分を理解している人がどんどん首を切られて、そういう人たちが足元から堅牢なサービスを作りつつ、Googleのサービスはどんどん劣化して、こうやって大企業は衰退していくんだろうな。GAFAM位になるとスケールメリットがデカいからそう簡単に凋落はしないだろうけど。



 六分儀っぽいやつ、現状こんな感じ

 マイクロメータは下側に引っ張ると噛み合わせが外れるので、早送りできる。離せば輪ゴムのテンションで噛み合わせて固定される。ダイヤルを回せば微動できる。本当は引きバネとかを使いたいんだけど、手持ちに無いのでな。どれくらいのテンションがちょうどいいかもわからないし。ということで輪ゴムを張っている次第。

 インデックスアームの軸はamazonで注文したショルダーボルト(6x16M5)を使用。9日にマーケットプレイスで注文して発送されたのが11日、amazon倉庫から日本郵便で発送されて、間2日で14日に着。amazon出品の早いやつだと翌日発送間1日だから、これに慣れてると2日遅いだけでだいぶ遅く感じる(当日配送? 知らんサービスですねぇ……)。6mmのドリルで開けた穴にショルダーボルトを通すと意外とガタがある。ショルダーボルト側も細そうな気がする。本物の六分儀が歯車の横に溝を作って調整ネジっぽいもので締め付けているのは、回転軸が倒れる方向の遊びを減らすためなのかな?

 角度調整機構が思ったよりいい感じなので、動鏡と水平鏡も追加。動鏡のフレームはネジ(1本)で固定、水平鏡のフレームは両面テープで貼り付け、鏡自体はマスキングテープで脱落しない程度に固定。


 明るい場所で動かしてみるとわりと普通に使えそうな感じ。本体とインデックスアームを両方同時に動かさなきゃいけないのが大変ではある。六分儀はそういうものだからしょうがないね。英語圏のYouTuber曰く「上下逆に持てば楽だよ」らしいんだけど、さすがに……

 試しに晴れた夜に恒星の角度を測定。ベガとデネブを測ると24度10分だった。実際は23度50分だから、20分(0.5度未満)の誤差。わお、意外と正確だ。両面テープとマスキングテープで鏡を留めているとは思えないな。晴れた夜は寒くて1個しか測っていないから、巨大な分散が偶然いい感じの値になったのか、わりと良い確度が得られているのかは判断できないけど。

 鏡が安物のアクリル鏡だから、1等級くらい明るくないと見えない。反射像は目に見えて暗い。もう少し暗い場所に目を慣らせば多少は暗い星も使えるのかもしれないけど。そもそも恒星の距離を測ったところで実用的な意味は皆無なのだが。とはいえ、六分儀自身の精度を測るには恒星を使うのは便利。


 スコープ(あるいは等倍ののぞき穴)が無いから、覗き方だけでも誤差が15分くらいはある。

 適当な倍率のスコープを付けたいけど、いい方法が思いつかない。安い単眼鏡をつければいいんだろうけど、なんか、ちょっと。とはいえ、自前でスコープを作るにしても、いまいち凸レンズって売ってないんだよな。直径と焦点距離をある程度自由に選んで買える通販サイトが有れば色々遊べるけど、実験用とかで売ってるレンズは選択肢が少ない。

 精度の良いレジンプリンタなら透明のレジンでレンズも作れるんだろうか? さすがに光学部品の精度は出ない気がするけどなぁ。表面処理で頑張ればある程度のものは作れるか。それにしても恒星を見やすくする5倍の光学系とかは難しそうな気がする。

 試しにyoutubeで探してみると、最近は既存のレンズ(例えば使い捨てカメラのレンズ)を流用して、それをレンズ交換式カメラに取り付けるためのフレームをFFFで3Dプリントする、みたいな話題が多い。レンズ自体を印刷するという話題はほとんど見当たらない。

 既存の光学系の流用だと、例えば対物レンズにCマウントレンズ、接眼レンズにM12P0.5レンズを使うみたいなことも考えられそうだけど、1-32UNタップは値段が。。。かといって両側M12P0.5系は口径が小さすぎる気がするし、M12P0.5/Cマウントアダプタは色々怖いし。そもそもカメラ用のレンズだと焦点面までの距離が短くて使いづらそう(倒立像を正立させるために折り返す必要があるが、その長さが稼げない)。



 ある程度高い位置精度が必要かつ軸方向のストロークが必要なところに使うストリッパボルト、側面が研削してあって精度が高い、みたいな触れ込みだけど、ネジ部の精度ってどんなものなんだろう? それとも、研削は摺動上の問題であって、ストリッパボルトの位置決め精度は大して無いんだろうか?

 高い位置決め精度が必要な場合はリーマボルトを使うが、この場合は双方ともにリーマ処理を行うから、この軸を高い精度で一致させられる。とはいえこれは双方ともリーマ処理というのがポイントで、ストリッパボルトみたいに片方は単純なネジ締め込みみたいな場合には適用できない。ねじ込まれる方も一段掘り下げてリーマ処理すれば軸精度は得られるけど、しかしこの場合は掘り下げる深さの精度が確保できないから、摺動のストロークが問題になるようなストリッパボルトでは使えないはず(雄ネジと雌ネジで軸がずれるような使い方もまずいだろうし)。

 ネジ山の角度で円錐形になるから締め付ければ雄ネジと雌ネジは同心になるけど、とはいえ雄ネジと研削の同心度とか雌ネジの位置精度とかの問題が出てくるはず。雄ネジの同心度はネジの位相によって変動するから、再組立時の安定性も悪そう。

 ストリッパボルトはそこまでの精度を求めないし、リーマボルトなら両方ともリーマ処理するから、ということになるのかな。

 機械設計の話ってググってもいまいち見えてこない気がする。ボルトにシアをかけちゃいけないよ、シアに耐えるならリーマボルトを使うべき、みたいなことはあちこちに書いてあるけど、じゃあリーマボルトってどうやって使うの?と思ってググっても、出てこない。ちゃんとした教科書を買えば書いてあるんだろうし、あるいは企業で設計している人達が口伝で伝えているというのもあるんだろうけど。あるいは普通のネジと違う使い方だから適切に解析を行うべきで、周辺部の設計はそれに合わせて調整すればいい、みたいなことなのかもしれないけど。


 ショルダーボルト、モノタロウで探すと金型向けのやつがちらほらあるけど、基本的に油につけて使うような前提なので耐食性が低いものしか無い(SMC435の研削で地金とか)。べつに海で潮風を浴びるような場所で使いたいとか思ってるわけではないが、とはいえ樹脂の横で使うから防錆油をべったりつけたいとも思えないし(PLAを侵さない防錆剤を使うという手もあるが)。

 amazonで探せば中国製のステンレス製のやつがいくつか見つかるけど、こっちは寸法精度が怪しい。じゃあ、特注できるボルト屋さんに耐食性が高くてそれなりに寸法精度のあるやつを発注する? 一本いくら位になるんだろう。。。

 中国製のショルダーボルトが安いかというと、そんなことはない。モノタロウで売ってる製品の倍くらいの単価だと思う。とはいえ、特注で作るよりは圧倒的に安いんだろうけど。

 おそらく国内メーカーのSUSショルダーボルトのカタログ品、あるショップでは1本4000円強、別のショップでは2000円弱で、なかなかすごい売り方をしているな(両方ともヘッダーのロゴ画像の下に「国内最大級」とか「日本最大級」と書いてある)。しかしまあ、遊びで気軽に使えるような値段ではないな。

 ネジじゃなくて、別のところで精度を確保するような構造を考えるしかなさそう。今のところ何も思いつかないけど。



 Fusionのスケッチで距離にゼロ以下を指定できないのが地味に不便な気がする。スケッチ内の微妙な位置調整で+0.1mmにするかもしれないし、0.0mmかもしれないし、あるいは-0.1mmかもしれない、みたいな調整ができない。どうしても必要なら適当な下駄を履かせればいいとしても、面倒くさいし。押し出しとかは基準の方向に対して正数だけでなく負数も設定できるから、データ管理上負の距離が扱えない、みたいなことはないはずなんだけど。スケッチ内で使うスカラは次元が正しくないとエラーになるし、そういう諸々で負数がエラーになる、みたいなことなんだろうけど、それにしたって、なぁ。


 Fusionって昔は結構頻繁にクラッシュしてた印象だけど、最近は全然クラッシュしないな。複雑なパターンとかを作ると再計算にかなり時間がかかるのが玉に瑕だけど。もう少しサクサク動いてくれんかなー。



 3D printed Fresnel Lens! - YouTube

 だいぶ綺麗なフレネルレンズをFFFで印刷した動画。「で、どのフィラメントを使ったの?」とコメントで総ツッコミされてる。



 Is it possible to produce 3D printed optical lenses with a 3D printed lens grinding machine? - YouTube

 レジンでレンズ状の物体を印刷して、さらにFFFでレンズ研磨機を印刷して、研磨してレンズとして使えるように。だいぶ手間がかかるのと、歪みを取り切れないので、手間の割に性能が……という感は拭えない。



https://www.jstage.jst.go.jp/article/jina/26/0/26_KJ00004749150/_pdf

 1961年。六分儀で高度を測定するときに垂直からの傾きがどれくらいに分布するか。3人で観測を行って、高度を決めた瞬間にカメラで姿勢を撮影する。あくまでも六分儀の鉛直度の測定であって、それが測位にどれくらい影響するか、みたいな話は無い。測角のエラーは角度のcosで出るから自明だろう、みたいなことなのかな?



https://www.mikasa-tratec.jp/wp-content/uploads/2020/07/ScanFinder-B_Scanjet-Macron.pdf

 デジタル六分儀。通常の六分儀と同じように測角するが、読み取り以降はデジタルで行われる。内蔵された星表を使用して瞬時に測位演算ができる。

 六分儀を使う人の言い分は「電気を使わないからいついかなる時でも使える」という点がままあって、その点でコンピュータを内蔵した六分儀はどうなんだという気はするけど、とはいえ「GPSのような微弱な信号に依存しない」という点は有効だし、1年毎とかで星表を更新したりする必要もないし、各種紙を濡らしたり紛失したり計算ミスの心配もない(一応、アナログの読み出しも可能っぽいから、いざとなれば従来の六分儀としての測位演算もできる)。



 航法計算機 《NC-2200》 | タマヤ計測システム株式会社

 天測用の計算機。六分儀で観測した天体(惑星等)の高度等から位置を推定する。六分儀の読み取りから自動でやってくれるわけではないけど、デジタル的に計算を補助するデバイスの例。

 1979年の誌にも電卓型(各種物理ボタン)の計算機の広告が書いてあるから、この手の製品はだいぶ昔からあるっぽい。



https://www.jstage.jst.go.jp/article/jina/27/0/27_KJ00004749181/_pdf

 1962年。六分儀の角度を電気的に読み出す方法の提案。マイクロメータのダイヤルをベルトで減速してシンクロで読み出し。三杆分度器に角度を転送する場合に目視で読み出したりする手間を省ける。早送りが使えないので不便になる欠点はある。読み出しだけで、測定した角度をプロットする手法の話は出てこない。

 もう少しあとの時代だとマイクロメータと動鏡の軸の2箇所にレゾルバをつけるみたいなこともできるのかもしれないけど、この時代だとシンクロ1個で読むしかないか。



https://www.jstage.jst.go.jp/article/jinnavib/69/0/69_KJ00004995789/_pdf

 日本の簡易天測表の来歴。

 日中戦争が勃発し黄海を横断した渡洋爆撃が行われるようになると、洋上で測位を行う必要が出てきた。航空機に乗っているときは判断能力が失われるから、簡単に測位できる手法が求められた。それで作成した天測表が便利だったので、戦中は秘とされていた表は戦後には漁船などでも使われるようになった。



http://hamakou-suisan.co.jp/img/p-corporate-media-20120930-minatodayori.pdf

 遠洋漁業船の情報誌。32,33ページだけしか読んでないが。

 陸上攻撃機の航法士として訓練を受けて、簡易天測表を作成した人に教えられていたらしい。従来の天測表は船用で、精度はあるが計算が煩雑。高速で移動する航空機ではできるだけ早く計算できる方がいいということで作成したもので、その人の奥さんが大学で数学科を出ていたそうで、その人の協力で作成したとか、だから彼は奥さんに頭が上がらないんだと陰口を叩かれていたとか。



https://www.veganet.jp/hoshinavi201407.pdf

 大戦中の天測航法に関わった人を題材にしたプラネタリウム番組の話。



https://www.jsokuryou.jp/Corner/shibu/03kanto/201001/kt1101_7-9.pdf

 タマヤの会社紹介。創業が延宝3年(1675年)だってよ。

 六分儀は航海用の計器として発明されたが、日本では遠洋航海が禁止されていたため、陸上用の計器として独自の進化を遂げた。精密な金属加工と光学の技術が求められるから、「"わが国の測量計器の近代化は、まさに六分儀から始まった"と言っても過言ではない」だそう。



https://www.mitutoyo.co.jp/public/cms-assets/about-metrology/history/pdf/r364.pdf

 ミツトヨの資料、いわゆる「キャリパー」の歴史など。

「キャリパー」とは2点で挟んで計測する計器を指す言葉。ISOでデプスゲージにキャリパーという語が当てられたことがある。ISOの中に計器を知る人が居なくなった象徴であり恥ずべき事態だ(著者が指摘して改定予定)。

 日本の「ノギス」はオランダorドイツ由来。バーニヤの発明はフランス。バーニヤ付きキャリパーの普及はおそらくアメリカが先。



https://www.jana.or.jp/denko/data_journal/journal_2.pdf

 1961年。電波航法のジャーナル。

 電波用CCRの測定例。各種形状や素材の違いなど。木製CCRは驚くほど反射が低い。導電性塗料を塗ればかなり改善する。光学用のCCR(自動車の反射板)も電波を返すから、光学用とRF用を同じ素材で作ることもできる(木製CCRに貼り付けたとのことだから、Opt CCRを組み立ててRF CCRにしたのであろう。光は入射角が浅くなるから反射特性が悪くなりそうだが)。あとは金網のリフレクタとか、風船型リフレクタとかも。

 ロランおよびロランCについて。海保が運用を始めたロラン(A)の設備に関する報告。新しく説明されたロランCに関する説明。ロラン(A)は2MHz付近で昼間は750海里、夜間でも1400海里で、送信出力を10倍にしても100海里程度の改善にしかならない。ロランCはもともと米空軍が軍用に開発していたものだが、米沿岸警備隊に移管して一般向けとして開発。

 ビーコン、レーダ、リフレクタ、ナビゲーション、その他に関する議論の報告。USCG関連施設の報告。ロランAやロランCの説明。

 レーダの反応と気象の話(波とか雨とか)。雨越しに船を見たときに、どれくらいの雨が降ると見えなくなるか、とか。調整次第ではある程度視程を改善できるが、一般的には1万トン級の船でも1海里で見えなくなることもある、とのこと。あとは、レーダと目標の中間地点に降雨がある場合の減衰量とか。

 電波六分儀について。六分儀は電波航法が発達しても重要性は衰えない。一方で六分儀自身は根本的な進歩はほとんど見られず完成された計器と考えられている。最近は電波天文学が発達してきたので、これで太陽の方位・高度を計測する(人間が使う六分儀とは全くの別物。構造的にも六分儀という名前は本来正しくない)。米海軍がRadio SextantまたはAll Weather Radio Sextantと呼んでいる(原文ではSextautと書かれているが、誤植じゃないかな)。太陽電波と受信機の熱雑音は区別できないので、機械的に変調したうえでロックインアンプで受ける。コニカルスキャンを行って、直交した信号を得れば、高度誤差と方位誤差の信号が得られるから、サーボ機構で太陽を追尾する。これらは水平に安定化したプラットフォームに乗せる。試作段階では約1.9cm(16GHz弱)、続いて8.7mm(約34.5GHz)が使用されている。後者に43"(約1m)のアンテナを組み合わせるとビーム幅が太陽の視直径と同程度になる。確度は1分角程度。米海軍では広く使用されている、とのこと。太陽電波を使用するので、全天候型といえども夜間は使えない。米海軍のものは月のトラッキングもできる。太陽・月・カシオペアAの電波強度の比較。カシオペアAのような電波星では長い波長ではかなり強い信号が得られるが、電波六分儀で使用するのは難しい。トランシットが良さそうなので、将来的にはこれを電波六分儀で追尾するようになるのではないか。

 別の人が書いた電波六分儀(ラジオセキスタント)の解説。特に太陽系外の天体に関して。英語論文の日本語訳かな? アメリカのコリンズは1.8cm(16.6GHz)と7.8mm(38.4GHz)を試作。少なくとも光学と同じ程度の精度が得られ、高度と相対方位をデジタル表示できる。使用できる波長はアンテナサイズで1cm以下、大気吸収で1mm以上の範囲。航空機は雲に遮られずに気泡六分儀が使えるし、重量や寸法の制限も船に比べて厳しいから、電波六分儀の利点は少ない。その代わりに巡航高度では短い帯域も使えるから、帯域によっては利点も出てくるかも。アトラスやスナークといったミサイルでは自動天文航法が使用されているらしい(詳細は不明だが光電的なものだろう)。最後に将来予測。慣性装置も圧電や水晶で小型化されるはず。

 新型圧力センサの報告。エンジンの内圧の測定を想定。機械的な角度変化を電圧として出力する真空管(10V/15'でほぼリニア)。専用のオシロスコープを使用して、インジェクタの圧力と同時に観察したりできる。

 いくつかのメーカーの広告も(無線通信機やロラン受信機)。JRCのロラン受信機は「世界初のトランジスタロラン」だそうで、従来型の300Wに対して40Wまで消費電力を削減。寸法で1/6、重量で1/3だそう。



https://jcmanet.or.jp/bunken/kikanshi/2018/04/092.pdf

 一昔前の作業船の紹介。



https://www.rieb.kobe-u.ac.jp/research/publication/newsletter/column_back-issues/file/column210.pdf

 ネジに関して。原則として工作機械は自身より精度の高い物は作れない。元となる工作機械よりも高い精度を得るためには大変な手間がかかる。ネジは古くから(搾り器や活版印刷機などで)木彫りのネジが使われていた。

 イギリスのラムスデンが11年かけて高い精度の鉄製のネジを作った。精度の高いネジを再発明(新造)するには非常に手間がかかるから、現在のネジはこれの直系の子孫と考えられる。我が国は1857年にイギリスから輸入したから、特にそう。

 精密なネジが作れたことで、精密な計測機器が作れるようになり、船の正確な位置を把握することが可能になった。これによってイギリスは世界中の植民地化を加速し、日の沈まない帝国と呼ばれるまでになった。

 そんなイギリスが日本にやってきていざ測量を行おうとすると、伊能忠敬の地図があったために測量を中止した。測定する力(日本であれば伊能の地図等)は侵略から国を守ることにもつながる。

 直ちにリターンが得られる開発だけでなく、基礎研究も大事である、というような結び。


 現代だと、例えば作成したネジで鏡の送り機構を作って、HeNeレーザで干渉計を作れば、そのネジの部分ごとのピッチの絶対値を測定して、誤差が既知の送りネジをターニングセンタに入れて、コントローラでその誤差を補正しながら新しいネジを作って、みたいなことを何回か繰り返せば、高い精度の機械は作れそう(あるいは刃物の位置を干渉計で直接測ってフィードバックすることも考えられる)。とはいえ、それも元々入っていたネジはラムスデンが作ったやつの子孫だから、HeNeでピッチの絶対値を決めたネジを作ったとしても、結局ラムスデンの子孫ですよね?って話になるのか。一部の工作機械ではリニアモータ+リニアガイドみたいな構成もあるから、それでネジを作れば、ラムスデンと独立のネジを作ることは不可能ではないとはいえ。



https://www.jpnsport.go.jp/tozanken/Portals/0/images/contents/syusai/2018/vol33tozankensyu/1-1vol33.pdf

「作家・探検家」という人が極夜の北極圏を探検した回想(ノンフィクションとして本番と準備の2冊を書いてるらしい)。

 タマヤに気泡六分儀を特注して、自分の名前を冠してさも自分が発明したみたいな感じで扱っているけど、それって大昔から使われている航空機用の六分儀を再現しただけでは?という気がする。そもそも出発して3日目に六分儀を紛失しているから、この冒険で天測を使用したナビゲーションは一切行っていない。

 ではどうやって目的地まで到達したかというと、コンパスで目的地の方向まで真っすぐ歩いて、事前準備で歩いたときの景色と照らし合わせて誤差を修正する、というような、原始的かつ事前準備(実地の経験)の必要な方式であって、本当に彼が言う「冒険」であったかというと、疑問符がつく。さもすごい冒険をしたんだ、みたいな表現をしているけど、過去の経験に則って見慣れた地形を進んだのであれば、それは地の利のある場所を歩いたに過ぎないのでは?

 わざわざGPSを「御法度」とする縛りプレイを行っている割には、なんだかなぁ、って感じ。いやいや、極夜に長期間身を置いて日の出を見るのが目的なのだ、と言うなら、じゃあ冒険(夜中の移動)なんてしないで、極夜の前に北上しておいてそこで生活すればいいじゃん、という話になるし。

 そもそも、北極圏(特に海氷上)を移動する際に、天測航法は適切な航法なんだろうか? 例えば北極点を目指すとか、あるいは「緯度◯◯、経度✕✕で合流する」みたいな、固定された座標が問題になる場合はともかくとして、事前に運んでおいた物資を目指す場合、事前準備と本番までに数ヶ月程度の差があるわけで、その間の海氷の移動って無いんだろうか。こういう場合は地文航法のほうが適切という可能性もありそう。そうすると、この冒険で最初の数日で六分儀を紛失していたのは幸運であって、最後まで六分儀(天測)でナビゲーションしていた場合はあらかじめ運んでおいた物資にたどり着くことができず遭難していた可能性もなきにしもあらず? (「海の藻屑と消え去ってしまった」と書いてあるから海氷上だろうと思っているけど、とはいえ事前準備ができる(沿岸部では春から夏の間は氷がないから準備できないはず)とすると、陸上あるいは沿岸部を移動していて、陸上に目標地点があるなら天測は有効ではある)

 大風呂敷を広げて名前(著作)を売るという点では、昔からの「探検家」らしい人ではあるのかな?



 ナンセンのフラム号遠征 - Wikipedia

 北極点到達を目指した冒険の一つ。それまでの漂流物の調査によって、北極点を横断する海流が示唆されていた。この海流に乗ることで北極点を目指す。海氷に囲まれるため、それに耐えられる船を作った。海流の速度が期待したほど早くなかったため、船長含む2名で犬ぞりやクロスカントリースキーでの行動に切り替えた。海氷が逆向きに動いていたために期待していたよりも移動速度が得られず、途中で中断し、船とは別に帰還。

 かつての北極探検は西洋的な考え方で行われ、人の数でゴリ押すようなやり方だった。この探検では少数精鋭で挑み、以降の北極・南極探検のモデルとなった。それまでは人間も犬橇で移動していたが、犬橇とクロスカントリースキーの速度がほぼ同じだから、人間はスキーで移動し、その分物資を多く橇に積んで移動する、とかも。



 サイエンスイベント系のやつで六分儀の使い方を説明するという流れで、太陽の南中時刻が分かれば経度が求まり、北極星の高度から緯度が求まる、みたいな説明があるけど、太陽の南中を決定できるならその高度から緯度を求めればいいんじゃないの?という気がするのだが、どうなんだろうか。太陽の高度は季節変化があるからそれを計算するのが面倒くさい、みたいな話なのかな。


2026年6月10日水曜日

小ネタ


 アンカー、製品別のブランドを廃止へ ロゴも刷新 - ケータイ Watch

 昔は安価なアンカーってイメージだったけど、最近は高価格帯の製品が多いイメージ。とっ散らかったブランドは捨てて高級路線に鞍替え、って感じになるのかな。



 トランプ氏激怒でも強硬崩さず ネタニヤフ首相を縛る総選挙の論理 #エキスパートトピ(高橋浩祐) - エキスパート - Yahoo!ニュース

米メディアによれば、トランプ氏は1日の電話でネタニヤフ氏に「一体何をやっているんだ」と激怒。求めに応じてイスラエル軍はベイルート攻撃を見送ったが、カッツ国防相は「相手側が攻撃を続ければ実施する」と明言した。

この「譲歩」にイスラエル国内では批判が噴出した。野党指導者ラピド氏は「完全な属国だ」と投稿し、ベネット元首相も「主権を失った」と非難。さらにベングビール国家安全保障相も「トランプ氏にノーと言うべきだ」と突き上げた。

 あの国は首相やその周りがおかしいだけかと思ったら、連立相手や野党もそんな調子なのか。選挙で選ばれた複数の政党がそういう傾向っていうことは……



 定期的に読み返したくなる名言

 次期アメリカ国防長官ジェームズ・「狂犬」・マティス退役海兵隊将軍の過激な名言19選 - DNA

2. 「敵を殺すために無実な者をも撃たなければならないとしたら、撃つな。敵を減らした数よりも増やしてしまうような行為は避けることだ」

軍の対反乱活動マニュアルの共著者でもあるマティスは「君たちが市民に対し怒りや嫌悪を向ければ、それはアルカイダにとって勝利なのだ」と交戦規則を守り自律することの重要性を説いていました。



 213中国飛行場 - YouTube DEEP DIVE Cast

 4分頃の「掩体壕」、影の雰囲気からして壁は無くて、日除け用のテント1枚張って直射日光や雨を防ぐ程度のモノに見えるのだけど、仮にテントなら適当な弾頭で容易に抜けるし、平時だってSARで透視できるから、防護という意味ではほとんど役に立たないはず。トタン屋根なら真上からレーダを当てると貫通しないけど、SARは横からレーダを当てるから、壁がないなら中身の有無程度は容易にわかるはず。

 5分頃のエプロンは動画中では分かりづらいけど、Google Earthで見ると、これも壁はなく屋根を張ってあるだけなはず。8分頃も同様に、壁が無いただの屋根(Google Earthでよく見れば中に入っている飛行機が見える場所もある)。

 この程度の構造(細い柱)で爆撃に耐えられるような屋根を支えられるとも思えないし、強固な屋根や壁がないなら弾頭の威力次第では直撃しなくても戦略爆撃機を運用できなくする程度の効果は容易に得られるだろうから、直接攻撃に対する防御という意味ではほとんど意味はないはず。

 あと、5分や8分の航空基地は山の中にも施設が掘ってあって、野ざらしの航空自衛隊と比較しているけど、戦闘機・哨戒機部隊(通常弾頭程度の運用)と戦略爆撃機(核兵器の搭載作業)を比較できるものじゃないだろ、という気がするのだが。



『ステラーブレイド Blood Rain』発表。サイバー大都市や派手格闘など、めっちゃ進化 - AUTOMATON

 刃物、拳ときて次回あたりライフルを使うようなキャラ来ないかなー(いつの話だ)。

 アクション(動き)で魅せるようなゲームでは長ものとは相性が悪そう。刃物にしろ拳にしろ、体で運動エネルギーを与えるにはある程度大きな動き(加速度)を与える必要があるからモーションが映えるけど、銃の場合はそれができない。特殊な例だとベヨネッタみたいに拳銃で動きを作るような表現もあるけど、それは銃を撃つゲームと言えるのかという話になるし。



 シングルプレイヤーで銃を撃って楽しいTPSみたいなゲームって無いものかなぁ。ある程度綺麗なグラフィック、爽快感のある操作性、気落ちしているときに遊んでも病まない程度に軽いストーリー、ガチャ無し買い切り。そんなに難しい条件を指定しているつもりはないんだけどなぁ。

 ある程度のグラフィックを作ろうとするとそれなりの体力がないと開発できないし、体力のあるところがある程度大きなコストで開発しようとすると重いストーリーが無いと作れないし、みたいなことなんだろうか。

 最近の人間的なキャラクターが出てくるゲーム、大規模なFPSはバトロワ系、大規模なTPSは重めのストーリー、個人開発はプレステ風グラフィック、みたいな感じで、ある程度方向性が固定されている感がある。


 比較的平和な街を歩いて生活安全課的な治安維持を行ったり、ストリートで市民からパルクール対決を申し込まれたり、訓練所の中でターゲットを撃ったり、みたいなコンセプトの日常系TPSとかあったら遊びたいけどな。システムは完全リアル志向でなく、パークをアンロックしてパルクール用を始めいろいろな(超人的な物も含めて)スキルを取得したり、開発ツリーを解放していろいろなガジェットを使えるようになったり。オーストラリアあたりの人が作ってくれんかな。欧米とかアジア圏よりはオーストラリアあたりのほうがコンセプトに近そうな気がする。

 フォトリアリスティックでなくトゥーン系の画作りであることを除けば、旧project mugenが近そうではあるか。


 中国の様々な産業で見られる、大金をばら撒いて市場を壊していく焼畑農業みたいなやり方は嫌いだけど、とはいえ当たるとデカいし、国レベルで見れば収支はプラスだろうしなぁ。やはり金は金に集まるというか、強い経済ってちゃんと強いんだよな。価格破壊で市場を独占できる。それが重要なサプライチェーンともなれば……

/* 焼畑農業って比喩的な使い方だとあるマーケットを燃やし尽くしてまた別のマーケットに行って、みたいなネガティブな使い方のイメージだけど、農業の面では「持続的な優れた手法」みたいな説明が多くてアレ。こういう文脈で出てくる「持続的」って世界人口が今の20分の1くらいの時代の話だろ。100人の中から数人だけを残してそれ以外の人類を大幅に口減らしするなら当時の「持続的な農業」でも良いだろうけど、実際問題それは不可能なわけで(両大戦をあわせても犠牲者は1億人に満たないわけだから、その何十倍もの大量虐殺を要求する理論)。何のために苦労して"持続可能な社会"を目指しているかって、人を殺さずに済むようにするためだ */



 FH6の冬季シーズン、ほとんどの地域で積雪があって見た目が変わるのはいいけど、変わるのは見た目だけってのはちょっといただけない感じ。アルペンルートにしたって雪の谷が埋まるわけではなく、道路自体は凍結もしていなくて夏場と変わらない感じだし。

 FH4(イギリス)の冬は全く操作感が変わって、僕はそれがかなり好きだったので、操作感に変化のないFH6の冬はあんまり好きじゃない。東京シティみたいな場所(比較的南・低標高の地域)で積雪がないのはいいとしても、標高の高いエリアはちゃんと積雪してほしかった。

 操作感が大きく変わるとそれを敬遠するプレイヤーが居るとしても、FH6ではせっかく広大かつ標高差のあるマップを作ったんだから、標高の低いエリアは夏道路で、標高の高いエリアはちゃんと凍結した道路で、みたいな棲み分けがあっても良かった気がする。四季を通じて標高の高いエリアはシーナリには積雪があるけど、とはいえ道路は通年で夏道路のままだからプレイ体験としてはあまり面白いものではないし。

 ただ、冬期の操作感が大きく変わると(例えばめちゃくちゃ滑りやすくなるとか)、ゲームを遊び始めたタイミングによってはいきなり難しいゲームプレイを要求される人が出てくるから、1週間毎に全プレイヤーの季節を同期して変えたうえで、季節ごとに操作感を変えるのは難しいんだろうな。



 司書のお仕事、無事整理終了。なんで初っ端からメジャー・マイナー魔法禁止縛りしてるんですかねぇ。18時間ェ。。。



 YouTube、最近デスクトップ版のトップページのデザインが変わって、チャンネル名が長いところの動画は投稿時期(1時間前の動画なのか、10年前の動画なのか)が表示されなくなった。だからなんでYouTubeは動作確認せずにデプロイするんだよ。。。

 あと、いつからかわからないけど、動画視聴画面で再生後に表示されたタイトルとかコメント欄の横に表示されている動画を、後で見るリストに追加できないのがかなり謎い。

 これらはAndroid版YouTubeアプリでは問題なくて、チャンネル名が長い場合は適切に改行してくれるし、後で見るも…からメニューを開けば追加できる。ので、YouTubeの仕様としてそういう嫌がらせを行っているわけではなく、単にWeb版のデザイナーの仕事がクソだというだけっぽい。

 Web版のYouTube(特にユーザーインターフェース)はどんどん改悪が進んでいくな。YouTubeのWeb版のデザイナーって自分でYouTubeを使ったことないんだろうか? シリコンバレーの高給デザイナーはYouTubeを見る暇なんて無いか。



 アマチュア無線で「他人が作ったフリーソフトを使って(それが無いと運用できないモードを)運用して楽しいの?」(意訳)みたいなこと言ってる人、でもあなたが使ってる機材も台湾メーカーが作った非アマ無線家向けの変調器を流用してるだけですよねー?って気がするのだが(復調側も同様)。いやいや自分は高周波回路を自作しているから、と言っても、それにしたって一点ものの受注をメインでやってるような特殊機器メーカーへのコネで買ったデバイスをセミリジットで引き回してるだけでは? 自分はこの方式の第一人者で、世界的に見てもこのレベルを扱えるアマチュア無線家は多くない、みたいなこと言っても、あなたその変調方式についてあまり理解してませんよね?

 まあ、今の時代、モードにかかわらず自分が使っている変調方式を正しく理解して運用している人もそう多くはないだろうけど。ましてや変復調部まで自作して運用している人というと…… 今どきのアマチュア無線はかなりの割合が市販の機材だろうし、市販の機材を使っているのが悪いとは全く思わないけど、市販の変調器を流用して使っている人がでかい顔して「フリーソフトでアマチュア無線をやっても楽しくないだろ」とか言ってるのを見るとなぁ。。。



 数ヶ月に1回くらい誤ってChromeを終了させてしまうという事態が発生するので(なんでメニューの「設定」の直下に「終了」がむき出しで置いてあるんだよ)、ちょっと前から「<script>window.onbeforeunload = function(e) { e.returnValue = "終了しますか?"; };</script>」という内容のhtmlを用意してChromeで開いているんだけど、Chromeを再起動する際に、そのタブを閉じたらダイアログが出なかった。なんでだよ。。。


【JavaScript】俺の書いた離脱防止用beforeunloadイベントがなんかおかしい件 #JavaScript - Qiita

 ページ内で何らかのアクションが無いとbeforeunloadは発火しないらしい。名前からしてunloadで発火するんだから、ユーザーアクションがない場合はbeforeunloadは機能しない、ということらしい(消えると困るものをloadしていない判定?)。

 少なくともページ内の何もないところを1回クリックすればbeforeunloadが機能するようになるから、一旦クリックしたうえで、Ctrl-wで動作確認、あたりが落としどころか。もう少し真面目にやるならチェックボックスを1個用意しておいてそれの状態に応じて確認の有無も切り替える、とかもできるか。チェックリスト形式で、チェックが入っていれば確認を出さないとか、逆に有効化と考えてチェックが入っているときは確認を出すとか、設計思想に応じていくつかのパターンが考えられる。考えるのが面倒なので、また気が向いたら考えよう。

 ブラウザ側からすれば、タブを復元したが開いていないタブ、みたいなものに関してもいちいち全部確認ダイアログを出したりしてたら使いづらいという考え方もあるだろうし、一度も操作が行われていないページにはonbeforeunloadを飛ばさない、みたいな選択はわからんでもない気もする。


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 試しに六分儀のフレームとインデックスアームを試作


 0.1度のバーニヤもあるので、一応0.1度までは読み取れる。この画像だと30.3度くらいかな。頑張れば0.05度くらいは読めそう。とはいえスライサーのデフォルト設定なので細かいディティールは潰れて見づらいから、精度はそれなり。

 今回はフレームの厚さが3mmくらい。結構歪むな。樹脂だし、FFFだし、もっと分厚いフレームでモノコック的な思想で作ったほうが良さそう。そんな事言い始めるとフレームの肉抜きも不要ということになるけど、それは見た目がダサい。


 今回はフレームの外径で半径150mmだから、円周で約942mm、1周720度なので、1.31mm/度くらいになる。

 例えば半径171.9mmならピッチが1.5mmになるから、M10のボルトを送りネジに使えば1回転で1度に相当する。あるいは、143.2mmなら1.25mmピッチ(M8)、200.5mmなら1.75mmピッチ(M12)とか。



 なんか異様にリンギングが出てる。



 試しに半径172mm(1.5mmピッチ)でテストピースを印刷してみたけど、かなり長いボルトじゃないとアークに干渉する。全体をスケールダウンすれば同じ長さのボルトでも相対的に干渉から外れるので、半径115mm(1mmピッチ、M6)で再度作成。


 右側が1.5mmピッチ(172mm)のやつ、左側が1.0mmピッチ(115mm)のやつ(裏側)。

 1.0mmピッチでもかなり長いボルトを使わないと干渉する。ヒンジでネジを押し付ける形だけど、スプリング等は入っていないから指で押さえつける必要がある。ドラムを回転させれば、一応1回転0.5度でインデックスアームが動いている感じがある。



 六分儀のウォーム機構っていまいちググっても見当たらない。おそらくテーパーウォームギアを使っているんだろうけれども。


 Modelling this tapered worm gear : r/SolidWorks

 テーパーウォームギアでぐぐったら出てきたスレッド。写真の説明が何も書かれていないけど、見るからに六分儀のウォーム機構だ。助かる。

 やはりウォームギヤはテーパで、これを軸方向にスプリングで押し付けてゼロバックラッシュにしたうえで、負荷のバネを手動で戻す機構でギアのかみ合わせを外して早送りできるように、という構造っぽいな。


 さて、テーパーウォームギアとほぼ確定したのはいいとして、テーパーウォームギアなんてどこで買えばいいんだろう…… 今回必要なのは結局のところテーパー状のネジ山があればいいわけだから、あまり凝った形である必要はなく、データ自体はFusionでも作れるけど、とはいえそれを必要な精度で出力するのが難しそう。



 テーパネジの試作


 M10の8度(右側)を作ってみたら結構小さいので、根本を15mmに太くして10度で作成。中心に3mmの穴を開けたものと、M6のスレッドを開けたものの2種。

 結構綺麗に出力できる。



 ドラムを一体パーツで作成して、適当な円筒でホルダを作成

 軸力がほとんど無くても全く歯飛びしない。早送りするには3mmくらい引き抜かないとだめだから、適当な与圧あがあれば歯飛びは気にしなくて良さそう。

 やはりソリッドなヤツは見た目がダサい。中身は250m/sとかかなり高速で送れるから造形時間は短くて良いんだけど(それでも3時間程度はかかるけど)。



 3Dプリンタ結構久しぶりに使った気がする。たまに小さいジグを印刷したりはあったけど。小さいアイテムを印刷したらフィラメントは袋に入れて保存していたけど、今回は数日プリンタに入れっぱなしで(むき出しで)保存していた。日ごとに印刷品質が悪化している感じがある。やはり数日といえどだいぶ吸湿するっぽい。ここ数日は雨っぽい天候で湿度高めというのもあるんだろうけど。しかし一々フィラメントを引き抜いて袋に戻して保管するのも面倒だしなぁ。かといってたまにしか使わない3Dプリンタに高い除湿ケースを買うのも。。。


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 Google Pixelで撮影したRAW(DNG)をQuick ShareでPCに投げると*.dngで出てくるけど、これオリジナルの画像じゃないんだな。画像の画素数が違うし、ファイルサイズも違う。リサイズして出しているらしい。RAW画像とは一体。。。

 AndroidのフォトアプリやFilesからQuick Shareで転送するとリサイズされるから、アプリ側の挙動ではなさそう。とはいえ、フォトアプリでBluetoothで転送してもリサイズされるから、Quick Shareの挙動でもなさそう。一番確実だと考えられる、USB直結でWindowsからAndroidのストレージに取りに行ったら、こっちもリサイズされたファイルが得られる。なんでぇ。。。

 ファイルサイズや画素数はフォトアプリでもFilesでも同じ値(PCで見えるのとは異なる値)が表示されるから、表示上の問題というわけでもないと思うんだけど。



https://www.nict.go.jp/publication/kiho/12/061/Kiho_Vol12_No061_pp221-228.pdf

 1966年。当時の時系(UT2)とET/AT(暦表時系/原子時系)を関連付けるための、周波数オフセットの装置の開発。

 外部から5MHz(例えばHPの水晶)を注入し、これを20逓倍して100MHzを作り、別で入力した100kHzから2kHz及び2kHz+Δfの2つの周波数を作成し、これらを混合すると、100MHz-2kHzの信号、100MHz+Δfの信号が得られる。これを20分周して5MHz±0.05Δfのクロックを出力できる(混合の順番で正負の自由度がある)。Δfは離散だが、任意の(ある範囲の)クロックを入れれば自由な量も設定できる(AT/UTの差は50e-10の離散値で調整する取り決めだそうだから、ATは厳密に調整したうえで、AT/UTの差を引き受けるための離散値になっているのかな)。

 大量の真空管でかなり複雑な感じだ(一部トランジスタも使っているが)。

 NBS(NIST前身)では遅延量を電圧制御できる移相素子を使用しているが、負の周波数しか対応せず、スペクトルもあまりきれいではないらしい。ただし全固体化されているので信頼性は高い。

 電気的に移相する以外だと、レゾルバで機械的に調整する方法もあるらしい。短期的な安定性は悪いが、構造が簡単で長期的には安定。



https://www.jstage.jst.go.jp/article/tokeieafj/48/0/48_KJ00001680935/_pdf/-char/en

 1968年。レゾルバを使った周波数オフセット。400Hzのレゾルバを流用して100kHzの正弦波のオフセットに使用する。

 通常のレゾルバは一つの正弦波を入力して位相変調の直交信号を出すような感じだけど、この場合は先に90度の移相器で直交信号を作って、それをレゾルバに突っ込んで1相の正弦波を出すっぽい。


2026年6月3日水曜日

体調崩しておりました

 計測誤差付近で39℃にタッチして、7,8度付近を数日。咳や鼻水が無いだけまだマシだったかな。食欲がなくてあまり食べていなかったので、だいぶ体力を失った気がする。食べてみれば食べれないことはないんだけど、最初の1口(を用意するまで)が億劫で。。。

 ということで、今週は進捗ありません。

 だいぶ回復したけど、まだ本調子じゃない感じ。


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 さて、5月末尾の日曜日は各地の自衛隊施設で行事が行われたようで、地元の陸自駐屯地でも周年行事が行われていました。でも熱出して飯食ってない状態で行って良いイベントじゃないよね。ということで、自宅療養。とはいえ、今年はブルーインパルス(去年の70周年で飛べなかった振替)が来て、それが自宅付近まで飛んでたので、ちょろっと撮影。飛び物の撮影なんて久しぶりすぎてカメラの設定とかガバガバだけど。







2026年5月27日水曜日

小ネタ


 耐圧kV級GaN光伝導型スイッチの動作実証に成功 ―再生可能エネルギーにおける電力変換用途に期待―

 紫外線照射(365nm)でONできるスイッチ。本質的に絶縁、ゲート信号がノイズ源にならない、などの利点。



 リアル日本レース『Forza Horizon 6』の機械学習AIが「不自然に速すぎる」との意見が急浮上中。“ズル”疑惑も寄せられ、公式による調査へ - AUTOMATON

 ゲームシステム上、プレイヤーは1位を目指さなきゃいけないし、AIはプレイヤーに1位を渡せる程度の性能であってほしいわけだけど、1位を目指したプレイヤーから学習したAIは1位を目指す性能になる、という感じな気がする。

 1位を譲るといったって、簡単に勝てるような性能では遊んでて面白くないしな。このあたりはそれこそ機械学習でうまく調整すれば遊んでて楽しい難易度になるんだろうけど、現状のシステム(プレイヤーが難易度を設定して、負けたらシステムに煽られる)とは相性が悪そう。

 AIの特性(強めに割り込んでくる、とか)も、こっちはなるべくぶつけないように運転しているのに、横や後ろからガンガンぶつけられるとイラッと来るしな。プレイヤーの運転スタイルにもある程度合わせた調整をしてもらいたいものだが。


 FH6、シーズンが変わって夏。夜中にドライブしていて朝が開けたときの強烈な日差しの空気感がすごい日本っぽいな。いや、他の国の夏の夜明けがどういうものか知らないけど。


 ドリフトが難しいのでいろいろカスタムしてみたら、だいぶ楽にできるようになった。やっぱりカスタムって大事なんだな。ただ、公道を走るのはめちゃくちゃ難しくなった。ピックアップトラックとかSUVでライトトレーラーを引いて好きな車を乗せて運べるようなシステムが欲しくなる。現地で車を変えればいいだろ、という話なんだけど、FH6はだいぶ世界観がいいのでせっかくならもう少し浸りたいというか。

 普通のレースはアクセルとブレーキで調整してステアリングで操作すればある程度は走れるけど、ドリフトってどうやってやればいいのか全くわからん。せっかくカジュアルに遊べるゲームなんだから、ある程度は操作方法を教えてくれるようなチュートリアルが欲しい。

 眺めの良い家を買っても眺めを楽しむシステムもないし、Forza Horizonってあくまでも運転のゲームであって、世界観はちょっと残念なんだよなー。

 富士山に行けないのが残念、みたいな話に関しては、富士山は神聖な場所であるからして、Forza Horizonの思想からすれば入れないのは当たり前の気もする。そもそも普通の車で富士山に登るのもどうやるんだという感じだし。その点で言うと、今作は通年で積雪があるスキー場みたいなシーナリがあるから、急勾配を登れる雪上車とか、それこそゲレンデ整備車があっても面白かった気がする。

 Forzaはあくまでも四輪の車しか無いからな。事前には二輪車が登場するかも、みたいな観測もあったけど、結局はガレージの置物でしかなかったし。FHは人間が怪我をするような表現が無いから、車体で保護された四輪はともかく、二輪の扱いは難しそうだし。



 Echo Buds 2の電池がだいぶ劣化してきて、最近は30分程度で止まるようになった。なんか電池の持ちが悪いな、とは思っていたのだけど、日毎に稼働時間が短くなっている感がある。'22年7月に買ったのでほぼ4年、毎日電池がなくなるまで2サイクル程度使っていたので2000-3000サイクル程度、と考えると、十分持った方じゃなかろうか。

 スマホアプリで設定変更すれば使いやすいので、Echo Buds 2はわりあい好きだったんだけど、amazon.co.jpでは2は終売している。


 ということで使いやすいワイヤレスイヤホン買わなくちゃなーと思いつつ、最近のワイヤレスイヤホンってbudsタイプもあるにはあるけど、圧倒的にうどん型が多い印象。デザイン的に楽という理由もあるんだろうけど、いかにもAppleのコピーっぽくて嫌いなんだよなぁ。デザインが嫌いというわけじゃないんだけど、安易な感じがして嫌。

 前にオーテクの安いヘッドホンを買ったときに、個人差の部分を差っ引いても、ブランドからするとあまりにもひどい品質だったので、日本メーカーのロゴが付いているからといっていい製品とは限らないという教訓は得ている。むしろ高コストな日本メーカーがエントリーレベルをばら撒こうとすると設計も製造も中国に丸投げして、メーカーが取るマージン分品質は悪くなるんだろうな。とはいえ、だからといって中国メーカーの製品は中間マージンがない分品質が良いかというと、そういうわけでもないだろうし。

 そういうところを考えると、GoogleやAppleのミドルレンジ~フラッグシップと重ならず(もちろんオーディオ専業メーカーの製品とも重ならず)、かと言って品質を犠牲にしすぎることもなく、体力のある企業がちょっと安めに売っていたAmazon Echo Buds 2はちょうどよかったんだけどな。とはいえ、低価格化に舵を切ったBuds 3やAmazon Basicsのイヤホンは……



 最近のGoogle翻訳(含YouTube字幕翻訳)、略語に正式名称をカッコで入れる機能が追加されたけど、わりかし誤ってることが多いので信頼ができない。

 あと、今までの翻訳は単語単位で(あるいは数単語単位で)翻訳していた感じで、いかにも機械翻訳という雰囲気だったけど、最近は文章の意味が変わるようなレベルでの変更(誤訳)が増えた気がする。得られた結果が本当に正しいのか、いちいち原文を確認する手間が増えて面倒。



https://www.jstage.jst.go.jp/article/jwea/45/3/45_465/_pdf

 風力発電の大型風車の運搬の話。

 欧州メーカーが主、日本での輸送は考えられていないから大変、日本の法規制も大型風車の輸送には適応していない。



 ドイツで風力発電のブレードを運んでいる様子

Transannaberg Erfurt-51

 後ろ側のトレーラーってどうやって制御しているんだろう? 日本で使われているポールトレーラーは下に伸縮式の軸を伸ばしているから、それを基準にできそうだけど、このトレーラーにはそれがない。左右のワイヤの長さを決めて、それの伸縮で制御しているんだろうか?

 日本の地面に近い軸を使うタイプでは地面に近い部分を基準にするから、勾配の変化(車体が上下にしなる状態)で搭載物に軸方向の伸び・圧縮が加わるけど、この画像の車両が搭載物に近い場所のワイヤで制御をしているのであれば、相対的に軸方向の力は少なくて済みそう。理想的には搭載物と同じ高さにすればいいんだろうし、ワイヤならそういう引き回しも容易にできるだろうけど、そこまでしなくてもある程度はジグで吸収できるし、ということなのかな。



 風力発電用200m級タワーと架設用機械の共同開発に着手 | ニュースリリース | 新着情報 | 三井住友建設

 2021年。タワークレーンみたいな感じでナセルを持ち上げながらコンクリート製のタワーセグメントを重ねていく工法。大型のタワーは鋼鉄では強度が厳しいのでコンクリが必要、この方式は工期が長くなるが、大型クレーンが不要なのでトータルでは安価になる。ブレードの取り付けも適当な高度で行える。

 コンクリタワーはタワー自体の耐用年数は長そうだけど、ブレードの寿命が厳しそう。結局は保守のために大型クレーンが必要じゃん、みたいな。あるいは、コンクリ製の強固なタワーを活用して、タワーに何らかのジグを付けてクレーン無しでブレードを交換できるような工法を作ればいいのかもしれないけど。

 ナセルを吊れない前提だとすると、中身の保守も難しそうだ。ある程度は分解してタワー内を通したり、あるいはタワー外で吊ったりできるようにするにしても、ブレードを保持するベアリングみたいなものを交換しようとすると、いろいろと工夫が必要になりそう。

 セグメントを長くすれば建設の工期は短くなるだろうけど、今度は重いコンクリを運ぶ手間がかかるから、あまり大きくすると輸送が大変そう。液体で運んで現地で固めれば輸送は楽そうだけど、今度は環境の管理が難しいから品質管理が難しそう。結局PCの巨大で短い土管みたいなやつを運ぶしかないのかな。



https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieenermix/97/2/97_164/_pdf/-char/en

 2018年。アリューシャン列島沿いの風速13m/s域で帆走し、その速力で発電を行う、帆走型洋上風力発電システム(OEHV; Ocean Energy Harvesting Vessel)の解説。エネルギーは適当な水素キャリア(例えばCO2を持ち込んで、電気分解で作成したH2からメタノールを合成)で輸送する構想。


 大気のエネルギーをかき集めるならパラセーリングみたいな形で発電機を引っ張ったほうが良さそうな気もするけど、風下側に流された発電機を風上側に運ぶ面倒があるから、ヨット的な形(風に直交できる)のほうがいいんだろうな。

 水中翼船みたいな形で浮かせたほうが抵抗は減りそうだけど、速度を増やすのが効率的になるのかはわからん。低速で効率の良い発電方法があるなら低速で引っ張るほうがいい気もするけど、でも高速で帆走すればベクトル合成の自由度が増える利点もありそう。



 10年くらい前の天測航法のテキストをちょろっと読んでるんだけど、1割くらい進んだところの簡単な理解度チェックの問題が7問中少なくとも2問誤り(推定)という、結構アレなテキストの気がする。

 地磁気に関する問題では、磁気コンパスは北カナダにある磁気鉱脈に引き寄せられる、という選択肢が正解だが、これはサイエンスが発達する前はそう解釈されていたが、地球科学への理解が進むとより正しい解釈(地球全体が磁石であって、北極付近の磁石に引き寄せられるわけではない)へ変わったはず。

 グリニッジ子午線の問題では「英国グリニッジを通る」および「経度を計測する基準である」の2つとも正しい、という選択肢が正解だが、現在は経度の基準は変更されているから、「グリニッジを通る」のみが正解のはず(このテキストのオリジナル(翻訳元)が1974年以前に書かれたものであれば、当時は両方とも正しい説明だったが、10年前に翻訳した段階ではすでに誤り。雰囲気からしてオリジナルも半世紀前のものとは思えないから、たぶん執筆時点で誤り)。

 それと、1海里の問題では、「緯度1分に等しい」「大圏上の地表面の1分の円弧の長さに等しい」「約6076ftである」から、すべてが正しいという選択肢が正解だが、「大圏上」という定義だけでは赤道周りか極地周りか(あるいは任意の向きか)を拘束できないから、この選択肢は正確ではなく、緯度1分という説明は元の定義的には正しいが、現在は定義が変更されている。結局、曖昧さを残した「約6076ft」という書き方のみが一番正確さを持っている説明文になる(実際には、現在はメートル法から「正確に1852メートル」と定義されている。これをフィートに換算すると正確に6076.1155ftとなり、丸めると約6076ftとなる)。



 天測航法のゲームとかないんかな、と思ってSteamで検索してみたけど、無いっぽい(少なくともcelestial navigationやsextantで検索してもそれらしいものは見当たらない)。ゲームで天測を勉強できたりしたら面白そうなのにな。まずは地上でチュートリアルをやって、海に出て揺れる中でマウスで安定化させながら角度を調整して読み取りをしたりとか、航海士としてナビゲーションしたり、それで稼いでよりいい機材を買ったりとか。より高価な六分儀を買うとイナーシャが大きくて、揺れた場所でも安定して使えるようになるとか、経験値でスキルを振ったらより暗い星まで見るようになるとか。

 小さなヨットから始めるなら、最初は安い六分儀を船室内に保管していたのが、釣った魚を売ったりして稼いだら室外に設置する保管箱を買ったり、もう少し稼いだら金属製の六分儀を買ったりとか。あとはネタ的にアストロラーベも買えると面白そう。六分儀の有難さがわかりやすいように。


 六分儀とかそういう機材ってどこかに展示されてないんだろうか(できれば触れる形で)。海保の資料館とか? クソ、また東京かッ!!

 まあ、北海道だって全周が海に囲まれたただ2つの都道府県の一つなわけだから、探せば海関係の展示施設だってあるんだろうけど。

 函館に青函連絡船(1988年に運用を終了)が展示されているけど、これはあくまでも函館・青森間だから天測航法が必要になるような船ではなさそう。陸が見えない荒天時は空だって見えないだろうし。北大の水産科学館は自然科学系の博物施設だから、航海技術に関する展示は少なそう。

 そもそも北海道ってあまり遠洋航海の拠点には使われない気がする。もちろん民間の遠洋漁船や遠洋航路みたいなものはあるだろうけど、公開された展示施設があるとは思えないし。とすると、やっぱり北海道にはその手の展示施設は無い? 海自や海保みたいな海関係の公的機関も、北海道にはあまり大きな施設はなさそうだし。

 関東住みの奴らって自分たちの周りに掃いて捨てるほど展示施設があるはずだけど、あいつらってちゃんとそういうの活用してるんだろうか? いや、「お前北海道に住んでるんだから北海道ならではの展示施設行ってるんだろうな?」とか言われると、全く行ってないので困るんだけど。いいや、北海道は公共交通機関がクソなんだ! あらゆる場所に公共交通機関で行けるような奴らに言われとうない!! 関東の駅から徒歩圏外に住んでる人にタコ殴りにされそう。。。


 興味本位でそれなりの六分儀が欲しいけど、最低限それらしい形をしたモノっぽいやつは2,3万円くらいで売っていて興味本位で気軽に買えるようなものではないし(そもそもレビューを見る感じまともな商品でもなさそうだし)、かといって科学教材的なMDFをレーザで切ったようなやつはちょっと物足りないし。もうちょっと遊ぶのにちょうど良さそうな六分儀って無いものか。

 大人の科学くらいの感じだとちょうど良さそうだが。射出成形の部品(組み立て式)の六分儀キットと、実際に測位を行うためのテキストとかをセットにしたような物。

 精度の良いSLAプリンタがあれば、いくつかの汎用の金属部品や光学部品と組み合わせて、ちょっとした六分儀は作れそうだけど、FFFだと細かい精度が厳しそう。工夫次第である程度改善できるかもしれないけど、そこまでして欲しいかというと……



https://www.amazon.co.jp/dp/B0014476FI

 こんな玩具みたいな見た目でなんで4万円もするんだよ、と思ったら、本物の六分儀メーカーの製品なんだ。練習用、あるいは救命ボート用だそう。メーカーオンラインサイトでは120USD。練習用と言っても、ドラムは無いから、あまり凝った練習はできなさそう。とはいえバーニヤはついているから、バーニヤの読み取り練習はできるのかな。水平側のシェードがないから陸上(人工水平線)での練習も難しそうだし。



 海洋情報資料館展示資料等

 六分儀も展示してあるんだそうだ。手にとって試せるようなものかはわからないけど。精密な(換えの効かない)機材も展示されているから、基本的には「手を触れないでね」形式のはず。


 八管海の相談室 ~測量ってどんなの?

 夏休みの工作で六分儀を作ろう。第八管区、舞鶴のあたり。さすがやでぇ……

 凝ったものを作ろうとしなければ、これくらいシンプルでも六分儀としての基本的な使い方(原理の説明)はできるんだろうな。



 SP3の位置の補間(&速度・加速度の計算)、行列で多項式を求めたら累乗が入るから精度が出ないよ、ラグランジュ補間なら累乗が入らないから精度よく計算できるよ、とのことで比較してみたのだけど、行列とラグランジュで12桁程度は一致するから、どっちで計算しても変わらない気がする(列を入れ替えずに逆行列を求めると、15次を超えたあたりで有意に誤差が出る感があるけど、そもそもそこまで高次は使わない)。

 あと、6次くらいまでは次数が増えるごとに精度が改善していってる感じがあるけど、7次以降は0.1mmくらいで精度がサチってる感じがある。SP3は1mmまでしか書かれていないから、それ以降は意味がない(意味がある値は得られない)ということなんだろう。

 今回は5分間隔のSP3を使ったけど、試しに15分間隔で読み込んでみた場合、10次で-5乗くらいでサチったから、10次以上を使えばいい、みたいな話の根拠はここにありそう。15分間隔なら10次以上、5分間隔なら6次以上、という感じか。

 ここで言う0.1mmとか-5乗というのはあくまでもN次とN+1次でのノルムなので、実際にこの精度で位置が求められているというわけではない点に注意。


 実用上、ラグランジュでも多項式でも変わらないなら、計算が早い行列のほうが有利かな。1桁まではいかずとも、だいぶ早い気がする。あと、ラグランジュを使う場合はそのコードが必要だけど、多項式なら測位演算でも使用する行列演算を流用できるから、コードの共通化という点でも有利。

 行列は特定のウインドウ範囲(例えば5分間)であればその部分の多項式は流用できるから、キャッシュ化すれば多項式の計算は省略できるけど、あまり早くなった感じはしない。コードがかなり複雑になって計算速度が変わらないなら、ない方がマシ。



 C#でusing IDisposable foo = Hoge();foo=Hoge();的に再代入できないのが謎い気がする。usingがtry-finallyの糖衣構文だから、みたいな説明もあるけど、とはいえコンパイラがfoo=Hoge();みたいなusing変数への代入を検出したらfoo.Dispose();foo=Hoge();とかに書き換えれば良さそうな気がするけど。


2026年5月20日水曜日

小ネタ






 工作機械メーカーはそれぞれで残すみたいな話はどうなったんだろう。本社があれだから、下も無駄なことせず全部まとめて最適化しよう、みたいなことなのかもしれないけど。/* Win7ってだいぶ前からセキュリティパッチないのでわ…… */



 数式を使わない物理学入門 アインシュタイン以後の自然探検 (角川ソフィア文庫) | 猪木 正文, 大須賀 健 | 工学 | Kindleストア | Amazon

 初版は60年以上前なので、現代の理論からは外れた説明もいくつか。そういう意味では他の人に積極的に勧められる本ではない。とはいえ、宇宙論とか天体物理みたいな内容のブルーバックスを5冊とか10冊とか読んだあとにさらっと読んでみると面白い部分もある(主に地の文で)。

 昔の人が書いた文って同じ理論屋とか実験屋でも今の人達とは考え方がだいぶ違うような気がする。というか、たぶん人間性(ユーモア等まで含めて)はそう変わってないんだろうけど、文字として表現する範囲が狭くなったというか。昔はちょっと突飛なことが書いてあってもクスッと笑って読み飛ばしていたような内容が許されなくなったというか。



 今週は日本全国をドライブしたり、運転に疲れたら本棚の整理をしたりしていたので、進捗ありません。


 司書ゲー、数学のベクトルの本には矢印が書いてあったり、芸が細かい。

 最初の400冊ちょっとまで1行も揃わずに進めていたので、いっそのこと魔法無し縛りでやろうか、とか思ったり。全然進まないけど。



「きょくていおん」(^ω^#)

 航空宇宙界隈の"極"を"ごく"と読むのってちょっと特殊よな("極上"とか"極楽"とか"ごく(極)最近"とか、広く知られて/使われているいるものもあるけど)。最近は普通のニュースでも極超音速みたいな使い方が出てくるけど、それで航空宇宙分野はこういう読み方をするんだ、と普及するほどではまだないかな。

"極低温 読み方"でググっても"きょくていおん"としか出てこないし。


 前に遊んでいたのはXbox One XのFH4だったので(PCでも少し遊んでたけど)、車のロードやファストトラベルがめちゃくちゃ早く感じる(今回はCPU直結のNVMeにインストール)。

 Gacha City Radioのトークが結構好きなのでもうちょっとバリエーションほしかったな。欲を言えばyoutubeとかでポッドキャストを配信してほしい。

 ゆっくり運転するだけでも楽しいけど、それだとクレジットが稼げないので車を買ったりガチャ(ホイール)を回して限定アイテムを取ったりができないのが難点。ベーシックインカム欲しい。

 Drivatarの分解能はもうちょっと細かくあってほしかったな。標準だと楽に勝てるし、その上の上級は歯が立たないし。

 事前の予告通り、私有地に巨大な電波望遠鏡を設置することもできて、敷地が広いので大きなアンテナを複数個設置して小型の干渉計アレイを作ることもできるけど、とはいえ描画距離が狭いので敷地の数分の1程度の距離(面積比で数%程度)しか同時に見えない。アンテナは巨大なもの1個しかないから、レインボー干渉計みたいにすることもできない。本来は自由にコースを作って遊んでね、というフィールドだと思うんだけど、とはいえ描画範囲狭すぎじゃないか、って気がするのだが。


 FH6はとりあえず金バンドを取って一区切りついたし、今回はサブスクじゃなくて買い切りなので1か月以内に徹底的に遊ばなきゃみたいな理由もないので、次週は平常にある程度戻す予定。

/* そういえばジャック・ライアンの新シーズンが始まるんだっけ…… */



 最近夜中にFr24で北海道周辺に時々詳細不明のドローン(クアッドコプターのアイコン)が写っていて、AIRCRAFT TYPEにMQ-9Bと書いてある。ICAOコードは表示されていなくて、MLATっぽい映り方。ただ、うちのdump1090にはそれらしいレジ/ICAOコードが見えている(位置情報は無し)。自作のM-3AC受信ソフトではわずかにノイズ程度に信号が入っているけど、デコードできるほどの強度ではない。

 dump1090でICAOコードを取れるならFr24に表示されていても良さそうな気もするけど、そうなっていないのが謎い。


2026年5月13日水曜日

小ネタ






 アメリカの陸海空宇軍の公式広報ってあんまり印象にない気がするんだよなー。特にYouTubeでは。空軍なんて動画の投稿頻度は著しく低いし。

 自衛隊も各レベルで広報チームがあって、最近は海自は結構広報に力を入れている感じだけど、陸自はわりあいとっ散らかってるイメージ。ある程度映像制作に強い部隊もいれば、とりあえずありあわせの(画質の悪い)機材で頑張ってるというような感じの映像もある。

 オーストラリア国防軍の広報チャンネルはかなり優秀な印象。継続的に動画を公開しているし、品質も高いし、ちゃんと軍の広報とかリクルートみたいな方向性のコンテンツだし。




 スイス式CNCを縦に4段重ねたような機械。標準でバーフィーダー4本とライブツール対応タレットが4個、追加で対向タレットや刃物台を2or4個載せられる。コンパクトでスループットが出るから細かい高精度部品を大量に作らなきゃいけないような用途には便利そうだ。6主軸みたいな巨大な設備に比べれば安価だろうし、全体をブン回す(&よりを戻す)無駄も無いし。工程毎に工具を用意できるわけじゃなくて、すべての主軸に必要な工具を入れておかなきゃいけないのが大変そうではあるけど。工程分割とか立ち上げの手間も考えれば、中量生産では良さそう。本格的に大量生産しなきゃいけないならもっと別の器械を使うべきだろうけど。



「ニンテンドースイッチ2」1万円値上げへ 半導体価格上昇で | NHKニュース

 PS3が6万円で高いと言われていた時代も今は昔。



 ニュージーランド 新フリゲート艦候補に日本の「もがみ」型も | NHKニュース | 防衛省・自衛隊、ニュージーランド、イギリス

 日本はライセンスとコンポーネントの販売だけやって、船体の製造や組み立てはオーストラリアの造船所でやればいいんじゃねって気もするけど、その場合はオーストラリアから再輸出するみたいな手続きになるから、日本の法的に難しかったりするのかな。海自向けをオーストラリアで作って、日本の造船所のキャパをニュージーランド向けにスライドして、とかならあるいは?



https://www2.jpgu.org/meeting/2016/PDF2016/S-GD23_P.pdf

 日本地球惑星科学連合2016年大会

 一番最初に、閏秒の挿入を回避する方法の提案。提案時点で3年に1回の挿入ペースなので、1秒の定義を1秒/3年だけ変更する。閏秒の挿入は全世界で何万人もが対応する必要があるが、定義の変更は全世界で数人が対応すればいい。

 うーん…… なんで閏秒を入れるようになったかといえば、秒の定義を短期間で変えるのが面倒だからだろ。1秒の長さが変わると時間の逆数である周波数も変わる。-8乗(1Hz/100MHz)で変わると業務用の無線機器はかなりの数が対応を要する。秒の定義を変えるたびにこれらの機器をすべて一斉に更新するのは全く現実的ではない(だから1秒の長さが固定になった)。

 現代では秒の定義はほとんどすべての物理単位の定義に使われているから、秒の定義が変わるとほとんどの値が変わる。秒に紐づいていないSI単位は恣意的な数値を設定したモルだけ(当初の定義では、現在では秒の単位に紐づく単位で組み立てられていた)。角度単位はSIでは定義されていないけど、推奨されているラジアンはSI単位で組み立てるとメートル毎メートルだから、定義上は秒にぶら下がっている(秒の変更には影響を受けないけど)。

 キログラム原器を使っていたような時代(上記の提案時点では現役)ならともかく、今現在では時間の単位を変えるとありとあらゆるサイエンスで数字の換算が必要になる。換算ミスをすれば大きな損失が生じるし、そもそも換算という行為が強制されるだけで莫大な損失になる。

 現在のところ閏秒は2017年を最後に挿入されていないが、逆に言えば2017年の閏秒挿入時に秒の定義を1秒/3年だけ変えていたら、閏秒を回避するどころか、今度はそれ以降3年程度の頻度で負の閏秒を入れ続ける事になった(結果論ではあるけど)。


  著者に所属が書いてないから無所属の人の提案? いくら学問は自由だとはいえ、なんでこんなものが学術団体の大会で発表されてるの。。。

 名前でググると’74年のRRLの資料が出てきて、衛星関連っぽい。その人の論文一覧を見ると衛星を使用した地震予知の話題が多そう。40年も研究者をやってる人が閏秒の導入経緯も調べずに提案するかは怪しい気がするので、同姓同名っぽそう。’72年にもRRLで書いているようだから、'70年初頭からRRLにいたとすれば、1秒の長さが地球に従属している事の手間(度重なる無線機の再調整)もリアルタイムで経験しているだろうし。

 でも全く無名の人が大会で発表できるとも思えないしなぁ。



https://www2.nao.ac.jp/~open-info/engipromo/draftparts_2015/hh14g.pdf

 鏡筒を倒立振子として扱い、トルクをゼロにするフィードバック制御で鉛直に立てる方式の提案。特殊な光学系を使って鉛直を確保する方式に比べてシンプルに作れるので、小型化が可能で、例えば火星に持ち込んで使ったりできる、とのこと。


https://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/~doi/ilom_summary.pdf

http://rironkon.jp/2004pro/files/hikari_sekigai_group/hanada.pdf

 先の資料だと月だとか水沢のZ項云々とか書いてあるからまずは地上望遠鏡として作るものだと思っていたのだが、月の表面に設置する望遠鏡らしい。口径20cm焦点距離2mで10nm分解能を目指すんだそうだ。スタートラッカ的に使って、姿勢を直接計測する(LLRみたいな地上観測より高い精度を目指す)。

 曰くH-IIA相当で打上げるSELENE後続ミッションだそうで、あの頃に雨後の筍の如く提案された月着陸ミッションの中の一つっぽい。

 トルクセンサの校正とかも大変そうだけど、どうするんだろうか。長周期成分はXYステージの制御量からフィードバックするみたいな形になるのかな。



https://www.mhi.com/jp/technology/review/sites/g/files/jwhtju2326/files/tr/pdf/421/421042.pdf

 できたての美味しさを守る!「炭素の膜」で進化したペットボトル飲料 | 三菱重工機械システム

 30年に及ぶ研究の集大成。DLCコーティングでバリア(遮断)性を高めたPETボトルの開発と実用化|研究者が語る開発秘話|キリンの研究開発

 ペットボトルにDLC(ダイヤモンドライクカーボン)を蒸着させてガスバリア性を高めたもの。MHI技報が2005年で、2018年の記事で「次世代ボトル」と表現しているから、通常の普及にはまだまだかかりそうだな。

 ワインみたいに高価格帯かつ長期保存が可能で劣化(酸素の侵入)に敏感なものでは、実用化されているらしい。炭酸飲料に応用が進まないのはコスト管理が厳しくて消費速度が早い(スループットが高い)から長期間のガスバリア性が問題になりづらい、みたいなことなのかな。あとは、蒸着でボトルが多少茶色っぽい感じになるから、中身を選ぶ(色が濃い飲み物以外入れづらい)というのもあるのかも。ガスや電極を調整して足元(or首元)には色がつかないようにみたいなことをすると、ガスバリア性が悪化するし。

 成膜の原理的にはボトルをチャンバ(電極)に入れて真空引きし、アセチレンをRF(13MHz ISM)でプラズマ化するという感じ。仕組みとしてはシンプルだけど、高スループット(1-2万本/h)を達成するために高速な真空引きが必要で大変、みたいなことらしい。

 炭素と水素なので食品安全的にもクリア、リサイクル性も良好(アルミ等を貼るわけじゃないので)、だそうだ。



 調べ物中に見つけた陸自のSAMの整備用の工具の調達の資料、工具類だけで100種類以上、物によっては同じものを複数個用意していて(例えば同じサイズのスパナを6本)、トータルで1セット200個以上の工具が含まれている。SAM1セット整備するだけでも大変なんだなぁ。

 比較的大きなスパナが複数本入っていたり、かと思えば小さいトルクドライバーも入っていたり、SMA端子用のトルクレンチが異なる製品を1本ずつ指定していたり、結構謎い構成。トルクドライバーやSMA用トルクレンチが入ってるってことは車体の整備だけでなく、SAM本体側も触るんだろうけど、電気的な機器はDMM(米国メーカーの製品指定)が1種類だけだから、せいぜい電圧のチェック程度しかできないはず。情報機器は自己診断で交換すると割り切っているのか、高価なRFチェック機器は別で調達しているのか。あるいは、通常運用の範囲では壊れないという想定なのか。



 同軸ケーブルの締め付けトルク、SMAが1Nm程度、TNCが0.5Nm程度らしくて、TNCのほうが大きいのにトルクが小さいんだな。BNCなんて弱いバネで押し付ける程度だし、TNCもそこまで締め付ける必要もないんだろうけど。そもそもTNCでトルク管理できるものもそう多くないけど。



 Steamのウィッシュリストに入れてたやつがセールになるとメールが来るけど、終了の12時間前とかに「おまえほんとに買わなくて後悔しない?」みたいな追いメールも欲しい感が若干。そういえばあれ安くなってたよーな、と思って見に行ったら定価に戻ってた、が度々。まあ、来たら来たでウザいと思う気もするけど。


 司書ゲー、普通の人は「本は丁寧に扱わなきゃ!」みたいな感じで遊んでるのに、本に慣れてる人は「本を手荒に扱えるのたのしい!!」とか言ってて、面白いなって。本を読まなそうな人がめちゃくちゃ手荒に扱ってたりもするけど。

「百回に一回的中させれば、預言者の面ができる」というタイトルが占いの棚に並んでいるの、我々の世界で天文の棚に占いの本が並んでいるのと同じ感じがして、皮肉が効いてていいな。

 タイトルを読む限り本の内容も面白そうだし、どこかのレーベルが一括でライセンス契約してラノベ作家に書かせたりやってくれないかなー。Kindleで売ったり、ゲームの有料DLCで売ってゲーム内で読めるようになったり。全部10巻としても少なくとも300タイトル、パロディを除いても100タイトル以上はあるだろうから、うまく割り振れば面白いことになりそうだが。



 GPSの測位、とりあえず測位演算で正しそうな結果が出ていそうなところまでは来た。Google Earth比で水平に30m程度、垂直方向に50m程度の誤差。電離圏・対流圏・サニャック効果は未補正、衛星はGPS8+QZS2で、X=Y=Z=t=0から始めて5回で更新ベクトルの長さが5um、擬似距離残差8.2mRMSくらいになる。DLLにフィルタも入れずPD制御で周波数にフィードバックしてトラッキングしているだけにしては、だいぶ優秀な確度。1点でしか測位演算していないから精度は不明だけど。

 サニャック効果を含めても残差は7.6m程度にしかならないし、水平距離で2m程度しか移動しない。衛星の配置とかによっては効いてくるのかもしれないけど、運が良ければ無視できるのかも。適当に使う衛星を選んで、例えば東側(or西側)に密集した衛星群(低GDOP)の観測量を使うとかすれば、サニャック効果の影響が大きく見えたりするのかな。


 今までは測位を行うこと(キャリアPLL/コードDLL含め)が目的だったから測位演算の中身はおざなり(「動けばいいや」)だったけど、今回はRF(IF)周りはまあよほど下手打たなきゃ問題ないだろ、ということで(というかもう航法メッセージやコード観測値は得られているので)余裕を持って測位演算を実装。行列の処理とかもちょっと真面目に考えながら書いたり。GPSくらい有名な技術だと、Google AIとかにファジーに投げてもそれなりに答えてくれるので、調べるのはだいぶ楽になった気がする。


 GPSのクロックのaf1項、最大2^(15-43)で効くから3.73ns/sで、光速を乗じて1.12m/sくらいの感度がある。実際には0.1s程度のオーダーで使うし、実際のaf1は10mm/s程度だから、実用的には(単独測位やDGPS程度では)無視できる量ではあるけど。

 ちなみに、現在使われていないという部分は無視してaf2は1um/s^2程度の感度。



 C#で行列ってどうやって書くのが良いんだろうか。1次元配列で持ったほうがいい気がするけど、インデックスの計算の手間を考えればジャグ配列でも良さそうな気がする。1次元配列を使えばArrayPoolが使いやすい可能性はあるけど、でもいちいちDisposeを呼ぶのも面倒だしなぁ。Disposeを呼び忘れても通常の配列確保/GC負荷と同程度だから別に問題はないのだが。1次元だとストライドの管理をうまくやれば行優先行列と列優先行列を比較的シームレスに扱える利点はありそう(転置がほぼノーコスト)。でも、ジャグ配列は行優先固定とかで設計すれば添字管理が不要なのがデカいんだよなぁ(array[i][j]でアクセスできる)。

 それと、行列の添字を0オリジンにするか1オリジンにするか問題。一番の問題はC#には範囲を指定するRange型があって、行列から一部を切り出すような処理を考えたときにRangeが使えると便利だが、これが非0オリジンと相性が悪い(例えば領域全体を使う場合に..で指定すると必ず0始まりになる)。Range構文で切り出したいなら0オリジンが安全かな。



 C#のクラスでint this[int i]とdouble this[int i]みたいなものが競合するの、getはわからないでもないけど、setはちょっと謎い気がする。C++的にはgetはint getter(int i)とdouble getter(int i)だから戻り値でオーバーロード解決ができないみたいなのは納得できるけど、setはvoid setter(int i, int value)とvoid setter(int i, double value)みたいな感じで解決できそうだけど。


2026年5月6日水曜日

小ネタ


 桜も散った5月に雪が降って草ですわ






 Veritasium Can a quantum sensor detect your heartbeat from 60 km away? - YouTube

 量子磁気センサで60km先から人間の心拍を見つけることは可能か?

 クリックベイトのタイトルはともかくとして、ゼーマン分裂の説明はわかりやすくていいな。「こういう原理だよ」ってアナロジーを見せられるとたしかにそうだと納得せざるを得ない(正しく理解できているかはまた別の問題として)。


 タイトルの結論としては、そんなに弱い信号は見つけられない、という話だけど、でも、人間の心拍に限らなければ可能なんじゃね?という気はする。数Hzとかの強力な交番磁界なんて簡単に作れそうだが。それこそ、ポケベルを鳴らせばスピーカーから強烈な磁場が出てくるんだし。受信専用に設定した無線機に接続したイヤホンのイヤーピースから出る磁場とかも使えるだろうし。無線を受信させてスピーカーなりを鳴らすなら相手が電波を受信できる必要があるけど、送信側は被探知はあまり気にしなくていいから強力な電波を絞って送れば済むし、それが嫌なら向こう側から手動で磁場を出すとかどうにでもできるし。DTMFみたいに適当に変調した磁場を出せばいろいろな情報(健康状態とか)を含めて受信できるし、複数個所で到達時刻を得れば双曲線で測位もできるし。



 GPS普及で役割終えた「ボルデメ」、展望台に…有視界飛行の操縦士目線(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

 操縦士目線……??

 面白そうなアイディアではあるな。これだけの設備を撤去するのもだいぶコストかかるだろうし、大量のアンテナを載せられるだけの強度もあるし、マルチパスが大きくならないように高い場所にあるし。グランドプレーンはスカスカだから足場に使えないのが難点ではあるけど。



「ストリートファイター6」とのコラボでeスポーツギアに本格参入 ゲーミングチェア、ゲーミングコントローラー、振動タイプ「ボルレッチ」発売|ミズノ株式会社

 既存商品のラインナップを見る感じ、布製品に強い会社であって、eスポーツのデバイスに活かせるような技術を持ってる感じはしないんだよなぁ。なのでチームのウェアを提供するみたいな話は納得感があるけど、周辺機器に参入したところで……という感はなきにしもあらず。



 日本メーカーのゲーミングデバイス、OA機器某大手が作ったゲーミングマウスがプロゲーマーに酷評されてるのを見て、その動画を見る前に自分も買ってて実際に使っていてこりゃ確かにプロゲーマーから酷評されるのは納得だな、という出来ではあるんだけど、とはいえ日本メーカーらしい部分(コスト配分、日本人の手に馴染むデザイン、細かい気遣い、etc)も感じられるし、たぶん大手が本気でeスポーツに参入して、プレイヤー側からも適切なフィードバックがあれば、日本国内という狭いパイではあってもある程度の競争力はありそうな気がする。

 ただ、例えば韓国・台湾・中国みたいなアジア地域(概ね体格が近い)はすでに各国に強力な周辺機器産業があったりeスポーツに力を入れていたりというのがあるので、今から日本メーカーがそこに食らいつくのは厳しいはず。あと、欧米系の製品が体格に合わないという日本のプレイヤーはすでにアジア系のメーカーの製品を使っているはずだから、あとから参入した日本メーカーが取りに行くには、かなり強力に展開する必要がある。

 OA機器メーカーが、OA機器という「ダサい」イメージを脱却するために本腰入れてかっこいいデバイスを作るみたいな可能性はあるんだけど、とはいえ先述のメーカーはそれで大失敗してるからなぁ。/* 改めてamazonで見てみたらそれなりに新製品を出しているし、レビューもそれほど悪くなさそう。値段もアジア系の海外製品に比べると高いけど、欧米系の製品に比べれば安いし */



 観光施設で起きた事件をマスコミが毎日々々何度も繰り返し報道した挙句、開園したら「風評被害に負けずに!」みたいな報道をするの、マッチポンプがすごい。ネットで炎上したとかならともかく、それ以外の風評被害の大半はマスコミが加害者だろ。北海道のローカル民放局のYouTubeチャンネル、各々1日に何本同じ事件の動画を投稿してるんだよ。しかも容疑者顔大写しのサムネで。

 他の諸々も含めて、世の中のマスコミにもう少しでも良心があればもっと良い世界になるだろうになぁ。



https://www.hattori-hokokai.or.jp/pdf/90th_special.pdf

 光格子時計の公演の書き起こし。

 最後の方に、「提案したころはうまくいかないだろうと言われてcuriosity drivenで研究を進めた」的なことが書いてある。

 光格子時計は提案当初に18桁まで行けると示して、実際に18桁目まで出て、19桁目までは行けそう、みたいな感じらしい。セシウムは当初は10桁だったものが16桁まで、6桁の改善が進んだのと比較すると、光格子時計は2,3桁の改善はできるにしろ、発展性という意味ではちょっと厳しそうな感も拭えない雰囲気。まあ、これから四半世紀も改良を行えばもう何桁か行けるのかもしれないけど。

 光格子時計の精度があれば1ナノ秒ずれるのに30年かかるから、高速な通信で同期が楽になる、とは言われても、光格子時計を使うくらいならクロックを引き回せる距離じゃないから少なくとも数km離れた場所を想定しているんだろうけど、とはいえそんなに離れたら一般論的効果が効いてくるから結局クロック同期は必要なんじゃね?って気がするが。潮汐が同相と仮定してバイアスを掛けるみたいな使い方になるのかもしれないけど。


 モノリシック光格子時計みたいなものって作れるんだろうか? 1cm³+周辺回路くらいで16,7桁のクロックがあれば面白そうだが。しかし光的な周波数だと使いづらいから、周波数コムみたいなものも小型化して一緒に載せないと使いづらいだろうし、それにしたって相当高い周波数だろうし。

 周波数コム周りを調べてみると6G通信で使いたいとか言っているから、普及させようと思えば5年10年程度でスマホに積めるくらいに小型化できる見込みはあるんだろうけど。



https://www.nict.go.jp/publication/kiho/45/001-002/Kiho_Vol45_SI_No001-002_pp019-026.pdf

 1999年。時刻の決め方とか、HM、Rb、Csの大まかな構造とか。


 Cs原子時計でCs原子を使い捨てにしているのってなんでなんだろう? CSACみたいなデザインだとCsガスセルの中身を入れ替えずに使うから、原理的に原子時計では原子の再利用が不可能ということはないと思うんだけど。ある程度の大きさ(相互作用時間)のキャビティで再利用しようとすると原子を運ぶのが面倒(故障率マシマシ)で、10g弱詰め込んでおけば数十年は使えるから、よほどカリカリに小型化しようとしなければ使い捨てにしたほうが設計が楽、みたいなことなんだろうか。

2026-05-07追記:Csクロックは中性原子を使うので、電磁気的な力で輸送(偏向)することができない。Csクロックの図で、キャビティの前後で偏向させる図は量子的な操作によるものであって、物理的な(任意の向きに輸送できる)操作ではない。原子泉方式のように運動量をある程度操作する方式は、レーザ冷却でトラップしている。非冷却型のクロックの場合、蒸発させた原子がそのまま通過するから、かなりの速度(温度)を持っているはず。電磁波で運動量を与えて偏向させるるにはそれなりに冷たい原子(冷却)が必要になるはず。(ラックマウント程度の大きさでもレーザトラップが可能になった場合、そもそもキャビティを通過させた後に再利用するというより、トラップした原子雲をそのまま長時間使う方式になりそう)



 RF64/WAV、ヘッダ部を除けばRIFFと互換のはずだけど、SDR#が吐いたRF64は十分に小さいファイル(数十MB)でも、RIFFファイルサイズ(4バイト目以降)とdataチャンクサイズは-1(FFFFFFFFh)で埋められていて、ds64を参照しないとファイルサイズ/dataチャンクの大きさがわからないようになっている。

 RIFFでファイル/dataチャンクのサイズが-1になっていると、例えばSoundEngine Freeでは音声ファイルの長さを正しく認識できない(実際のデータの後ろに0固定の波形が続く)みたいな挙動があるけど、でも-1埋めのRF64は正しい長さ(SEFはサンプルレートが正しく読めないのでスケールがあるけど)で表示されるから、両方とも-1埋めが正しい実装なんだろうか。

 どうせRF64に非対応ならWAVとして開けないから、中途半端にRIFFとRF64を互換にする必要はない、というようなことなのかもしれないけど。



 RTL2832/R820TのDLLを叩こうとして、"rtl-sdr cb transfer status: 4, canceling"のエラーでデータが取れない現象、rtlsdr_reset_bufferを呼んだら解決。rtl-sdr.hには何も書いてないけど、サンプルアプリのソースにはReset endpoint before we start reading from it (mandatory)とコメントに書いてある。あの、そういう大事なことはライブラリのヘッダの方に書いておいてくれませんかね。。。

 rtlsdr_read_asyncのコメントにRead samples from the device asynchronously. This function will block until it is being canceled using rtlsdr_cancel_async()と書いてあるんだけど、非同期とは一体……

 rtlsdr_read_syncを使うとlibusb_bulk_transferを直接呼ぶので、バッファが埋まるまでブロッキングで動作するけど、少なくとも指定した長さのブロックが埋まれば制御が帰るので、read_asyncで完全にブロックされるよりはマシ(libusbでタイムアウトが0なので低sps+大容量バッファみたいな組み合わせだと長時間ブロックされる)。ただし低レベルを直接コールするから、呼び出し間隔が長いとデータを取りこぼしたりするはず。

 read_syncとread_asyncは、呼び出し側から見たsync/asyncではなく、デバイスに対して同期的か非同期的かという感じなんだろうな。syncは呼び出し側がデバイスと同期的に処理する必要があるから、ノンブロッキングな代わりに動作に余裕がない。asyncは間に1層挟まっているから呼び出し側(コールバック関数に渡した処理)で若干時間がかかっても吸収できる。まあ、間に挟まったバッファも無限に容量があるわけじゃないから、程度の問題だろうけど。

 結局asyncでブロッキングされるくらいなら、C#から呼ぶなら適当なタスクを挟んで、自前でsync読み出しをやるほうが便利そう。でも、適当なタスクからasyncを呼んでも、結局やることは変わらないんだよな。syncだとメモリコピーが2回減るからパフォーマンス的には有利だけど、今どき数MB/s程度のメモリコピーのコストなんて気にしても……