2026年9月23日水曜日

小ネタ



 Ghostwire: Tokyoを賑やかにしてVALORANTっぽいルックにした感じ?



 新ブランド「CONTOURJET」で立体物への直接印刷ソリューションを強化(2026年9月16日) | ニュース | エプソン

 多関節ロボットもインクジェットも作っている面白い会社の、面白そうなソリューション。


 エプソンのロボットは元々は時計の量産用に作ったものだそうで、製品を作る機械すら作るという極端な垂直統合は、いかにも日本の古い会社(いい意味で)という感じの。シチズンだって自分で工作機械まで作って(売って)いるからな。

 しかし、エプソンが人工水晶を作って半導体デバイスまでやっているのはわからんでもないけど(例えばXilinxはファブレスとして最初期の企業だけど、当初はセイコーに生産を委託)、インクジェットってどこから出てきたんだろう? 企業情報によると1968年には最初のデジタルプリンタを販売していたらしい。少し遡るとストップウォッチの記録(印字)のための機械も作っているらしいから、その流れなんだろうか? それにしても、数字を何桁か印刷するところから発展しすぎだろ。

 インクジェットプリンタの話だと、1990年代前半までのプリンタはとても写真に耐えられるような画質ではなかったが、エプソンが1996年に発売したものはかなり品質が良くて、それ以降の画質の向上がデジタルカメラの需要を牽引した、ということらしい。撮影しても印刷する方法がなければここまでデジカメが普及することはなかっただろう、と。


 東京オリンピックから続く挑戦、「より速く、美しく」|大塚商会

 計算機の出力を印刷できるようになったのもこのあたりの時代かららしい。物理的な出力だともう少し早い時期からパンチカードや、印刷と同時期には磁気テープみたいな手法もあるし、一時的な出力でいいならダイヤルで表示するとかもできるけど、人間可読性の高いストレージ用だとプリンタがないと厳しそう。特殊な訓練を受けた人なら紙テープのビット列でも読めるんだろうけど、誰でも読めるという点では印刷はつよい。



 マウスコンピューター“異色の新ゲーミングPC”は初めての1台にちょうどいい。ノートPC向けCPUをあえて使ったデスクトップPC、性能と静音性両立の欲張り仕様 - AUTOMATON

 ゲーミングデスクトップを安くするというよりは、NUC PCを高性能化したようなコンセプトかな。せっかくモバイルCPUを使うならもうひと回りコンパクトな筐体にすればいいのに、と思わないでもないけど。あとは、うまいこと下駄履かせてデスクトップ用のファンを使えるようになっていれば面白そうだけどな。でもまあ、最初の1台向けなら拡張性とか考えてもな…… とすると筐体ももうちょっとコンパクトな方がよくねって気もするが。



 ちょっと前のWindowsって、一つのストレージでレイテンシが悪くなると別のストレージにも波及していたような気がするけど、いつの間にか改善している?

 うちのデスクトップPC、コールドデータを入れているのはRAID5のHDDで、書き込みは20MB/s程度しか出ず、数GBを超えてRAMでキャッシュできない量になるとHDDへのレイテンシが1秒くらいになる。その状態だとCドライブも引きずられて、PC全体のレスポンスも悪くなっていた。

 最近はHDDのレイテンシが1000msあたりでもCドライブ(NVMe RAID1)の平均応答は5ms前後で、PC操作の体感もかなり快適。あるいはチップセットの方でなにか更新が入ったのかもしれないけど、少なくとも自分はチップセット周りの更新は入れていない。でもチップセットが管理するストレージアクセスなんてWindowsでどうにかるものなのかなぁ……



 ビタビアルゴリズムってつまるところ巡回セールスマン問題的な最適化問題になるわけだけど(一筆書きで各都市を1回ずつ回るわけではなくて、一つの都市に何度も訪れたり、あるいは全く行かない都市もあって、n回の顧客訪問(nビットの探索)でいかに稼ぐか、みたいな最適化になるが)、最適化問題なら量子コンピュータで計算できんじゃね?と思ってググったところ、Quantum Viterbi Algorithm(QVA)というのが提案されているらしい。さもありなん。

 ただまあ、地デジ放送みたいな用途で使っている畳み込み符号は現行のCPUやASICで計算するのに苦労はないから、わざわざ量子計算する旨味はなさそうだけど。符号化率をめちゃくちゃ落として拘束長や出力を増やして誤り訂正能力を強めたような情報を復号したいならあるいは? でもそういう使い方って思いつかないな。劣悪な回線でも拘束長を増やすとかよりはビットレートを落としたり回線設計で頑張ってる気がする。あるいは最近の速度が必要な用途ならもっと効率の良い符号を使うとか。

 QVAは英語の論文がいくつかくらいで、概要もちゃんと読んでないけど、情報理論的な使い方ではなさそう。そもそもビタビアルゴリズムは「畳み込み符号の復調にも使える」というものであって、他にも色々な用途があるから、その方面を量子計算したいということなんだろう。



 フーリエ変換は、とりあえず10080pts固定で9x8x7x5x4に因数分解して処理するコードをベタ書き。かなり長くなったけど、とりあえず正しく動いているはず。

 Airspy R2でサンプリングした10MspsのISDB-T IQファイルを読み込んで、FFTで周波数スペクトルを取って、各種処理を行って、ビタビ復号からRS誤り訂正を経てTSファイルに保存して、ffplayに突っ込むと、とりあえずワンセグが見れる。以前NHKがスクランブルを解除して放送していたときに取ったIQファイルを突っ込むと、フルセグ相当の画質で再生できるから、ワンセグ/フルセグ含めて正しく復調できているはず。

 これで、IQファイルからTSファイルまで、フルスクラッチで書いたことになる(以前フルセグのデコードを行ったときはFFTとRS誤り訂正は外部ライブラリに依存していた)。


 ビタビ復号アルゴリズムは一旦実装してしまうとめちゃくちゃシンプルな感じ。ただし計算コストはめちゃくちゃ高い。リード・ソロモン符号は符号ベクトルにシンボル単位で行列演算を行うから、1バイトあたり計算何回、というオーダーだけど、ビタビ復号は1bitずつ何十個のパスを計算するから、少なくとも2-4桁は違うはず。



 いろいろ試していて気がついたことは、いくつかのシステムで、破損したTSパケットが含まれると全く動作しないものが多い、という点。デコーダの挙動としては、RS誤り訂正でエラーが残ったパケットに対してはヘッダの9bit目(同期直後)をセットしてエラーパケットであることを通知しているのだが、これが含まれると全く再生できなくなるシステムがある。

 書き出し時にエラーフラグがセットされたパケットは出さないような分岐を入れてやると、それまで再生できなかったアプリでも再生できるようになる。TSPの仕様でエラーフラグが明記されているんだから、TSPデコーダもこれをチェックすべきはずなのだが、実際にはフラグを見ず、壊れたパケットが入ると延々と伝播する(回復できない)ソフトが意外と多い。


 ffmpeg(ffplay)とVLCは204バイトパケットにも対応しているらしい。少なくとも、ffplayに204バイトTSPファイルを突っ込んでも、再生中にエラーログは出ない。ただ、あくまでも188バイトから余った部分を読み飛ばしているだけで、誤り訂正や誤り検出は行わないようだ。



 とりあえずフルセグが復調できたのは確認できたので、ワンセグに鞍替え。rtl_tcpでサクッとサンプリングして、1024ptsFFTで処理できるし、ビットレートも低いから、めちゃくちゃ楽にデコードできる(複雑な周波数インターリーブも無い)。

 ワンセグのデコードはCPU使用率5%程度なので、PC全体からすれば大したコストではないけど、12C20Tからすると結構ギリギリ。一番重いビタビ復号はマルチコアで分散しているので、おそらく問題はないはずだが。

 今回はTCPでIQ信号を受け取って、FFTからRSまで自前でコードを書いて、TSPをTCPでffplay等に渡すので、ISDB-Tデコーダはエンドツーエンドでフルスクラッチになっている。計算に使うバッファはあらかじめ確保したものを使うか、あるいはArrayPoolで使い回すから、動作中に大きなGCが走らない。メモリ使用量は70MB程度。ちょっと無駄に確保しているところがあるから、もう少し小さくなるはず。カリカリまで最適化すればもっと小さくなるんだろうけど。そもそもワンセグって20年前のガラケーで受信するための規格だから、かなり軽い。最適化していないデバッグビルドで余裕でデコードできる。

 頑張ればフルセグもソフトでリアルタイムにデコードできるはずなんだけど(確か前回ある程度は目処が得られるところまでやったような気がする)、フルセグはデコードしたところで意味がないから、あまり乗り気ではない。アマチュア無線用に? うーん。。。先にデコーダを書いて、それでデコードできる信号をfl2kで出せるようにエンコーダも書いて、みたいな遊びはできるか。



 ワンセグから復調したHE-AAC/H264の映像、ffplayで再生すれば問題なく再生できるのだが、VLCで再生すると映像は見える一方で音声が全く出てこない。

 ctrl-jのコーデック情報ではストリームがH264の1本しか表示されない。ffmpeg -i out.ts -c copy out2.tsみたいな感じで、コンテナの入れ替えすらせずffmpegを通してやると、正しく認識できる。ただ、-c copyを指定しても、パケット単位で中身を比較すると、同じ内容のパケットはかなり少ない。ペイロード(184バイト)が完全に(ビット単位で)一致するパケットは0.5%程度しかないし、それにしたってPIDは一致しない。-c copyで再エンコードさせずにコピーしても、例えばPIDを振り直したり、パケット区切り位置が移動したりはするらしい。

 VLCに関しては、たぶんVLCが解析するサイズが小さくてストリームを検出しきれず、かつ最初に検出したストリームを拾い続けるからあとからストリームが入ってきても検出できない、みたいな感じなんだと思う。最初の方にインターリーブの都合で破損したパケットが入るが、それでデコーダが破損してその後延々回復できない、みたいな問題も似たようなところだと思う。

 VLCで再生中にストリームの再検出を行う機能があればいいんだが、見当たらない。Google AI曰く「あるよ」とのことなんだけど、その項目が見当たらない。バージョンの問題なのか、ハルシネーションなのか。AIが提示したCLIオプションをググっても全くヒットしないから、後者だと思う。


 ffplayでtcpからストリームを受信すると、デフォルトでは再生が始まるまでものすごい時間がかかる。かなり巨大なバッファが埋まるのを待ってからフォーマットの解析を行っているんだと思う。probesizeで20k位を指定すると半々くらいの確率で音声だけの場合と、音声・映像の両方が出る場合がある。30kくらいだとまだ映像が出ないことがあって、40kだと100%正しくデコードできる。ワンセグは416kbpsだから、40kBだと0.77秒、30kBだと0.58秒、くらい。1Hzや2Hzでフォーマット情報を出しているわけではなさそう。

 ffplayで映像が検出されない場合、しばらく待っても検出されないから、リアルタイムでパケットを解析してストリームが追加されたらそれもデコードする、みたいな機能は入ってないっぽい。最初に認識したストリームだけをデコードするのはffplayもVLCも同じかな。

 ffplayは正しく検出できない場合、音声だけが出る。VLCは正しく検出できない場合、映像だけが出る。この違いは何なんだろう?


 ワンセグをデコードしてffplayで画面の片隅にNHKあたりを置いておくと、何か大きな出来事があったときにffplayをクリックしてmでミュートを解除するだけですぐ見れるから、報道で最新のニュースを知りたいみたいな場合は便利そう。IP経由でNHKを見ると50秒くらいの遅延があるけど、ワンセグならrtl_tcpからffplayまでエンドツーエンドでも2,3秒程度しかない。まあ、テレビ経由で情報を入手するのに3秒も1分も大差ないだろ、という気はするけど。

 どちらかといえば常時つけっぱなしにできる方が便利かな。この程度の機能ならPC用のチューナーをつけるとか、あるいはウチはDIGAが置いてあってDiXiMのライセンスも買ってあるから、フルセグをリアルタイムでPCで見るみたいなことは可能だけど、機能が豊富だと必ずしも使いやすいわけではないので、常時表示しておくなら単機能のワンセグだけという割り切りは意外と便利かも。



 気まぐれでGoogle PixelのLinuxターミナルをPixel 6aにインストール(開発者向けオプションのやつ)。apt searchでいくつか検索。build-essentialは12.12、python3は3.13.5-1、default-jdkは2:1.21-76、nodejsは20.19.2、あたり。AndroidにLinuxターミナルを追加したはいいけどその後保守されてない、って感じのバージョン感。開発環境として使おうとするとだいぶ厳しそうだな。FFmpegは7:7.1.5-0が入っていて、リリース日で言えば3ヶ月前だけど、とはいえ7.1のリリースは'24年9月だからなぁ(現在の最新は9.x.x系)。

 あと、gr-osmosdrが0.2.6-4で最新のリリース(2024年)とairspyが1.0.10でこれも最新版(2021年)が入ってるっぽい。rtl_tcpでUSBからTCPに変換して、ユーザーアプリからTCPで接続して、みたいなことができれば面白そうだが、とはいえ開発環境が実質的にC++しかないのはちょっと面倒。C#が走れば色々楽なんだけどなー。airspyに関しては、rtl_tcp的なツールがないから、ライブラリを自分で叩かないとだめなのかな。fl2kもあるけど、0.1.1で、8年前のリリース(最新は去年の0.2.1)。

 試しにrtl-sdr 2.0.2-2+b1を入れて、blog v3を接続してからrtl_testを叩いてみたけど、No supported devices found.でダメだった。最近のスマホはセキュリティが厳しいからUSBデバイスを使うのは大変そうだ。


 build-essentialを入れて、C++の適当なコードを/mnt/shared/Downloads/hoge/a.cppに書いて、同じ場所にa.outを作って実行すると、少なくともhello world程度は正しく動作する。ただ、Ubuntuで動くTCPクライアントを実装しても動作しない。printfは出るからバイナリは正しく動作しているはずなんだけど。ネットワークを超えようとすると厳しいかな? なにかパーミッションとか必要なのかもしれないけど。開発環境でTCPが使えてもなぁ……という感もあるので、当面放置。


 Google Pixel、6aと9aを並べていると、いくつかのアプリのプッシュ通知で、明らかに9aが遅い。6aはWiFi運用、9aはSIMカード入りで、9aは低消費電力化のためにスリープ時はWiFiではなくモバイル回線でプッシュ通知を受けている、みたいなことなんだろうか?



 Complex<T> 構造体 (System.Numerics) | Microsoft Learn

 .NET11(C#15)から使えるようになるらしい。現状のソースだとTにIFloatingPointIeee754<T>条件が指定されているし、shortとかintやInt128が使えるようになるわけではなさそう(SDRer的には閉じていなくてもいいから幅の狭い整数系の複素数が使えると自分で書かずに済んで楽ができるのだが)。今までのSystem.Numerics.Complexはdouble型(128bit幅複素数)固定だったものが、float, Half(fp16), BFloat16(bf16)にも対応するようになった、という感じなのかな。今まで64bit幅複素数(単精度)を使おうとするとNuGetでMathNet.Numericsを入れる必要があった。

 Halfって構造体で定義してあるし演算重そうと思って触ったことないけど、実はそんなことないんだろうか? それともComplex<Half>で特殊な対応が入ったりするんだろうか? あるいは、新しいCPUならハードウェアで計算できますよ、ということなんだろうか。少なくとも、Intel Core系ではfp16演算はサポートされていないはずなのだが。計算はXeonのAVX-512やあるいはNPUが必要。あるいは、fp16/fp32変換はサポートされているから、言語レベルでサポートを入れれば、fp16演算の前後で変換を行ってfp32で計算する、みたいなことはできる(fp16ネイティブ演算とfp32変換計算で同じ結果になるのかはわからんが)。


 fp16/bp16とか色々と特殊な型が増えてくると、CPUの中に小さいFPGAを入れて、ちょっとした特殊な演算はハードウェアでできれば便利じゃねって気がするんだけど、でもFPGAだと速度も電力も専用計算機には足りないし、使い所が無いんだろうな。変な型の演算をやりたくても、一旦普遍的な型に戻して通常のALUで計算させたりとかすれば大抵は事足りるわけだし。/* なんかこんな話ちょっと前にも組み込みマイコンで書いた気がする */



 モノブリスクターボファンエンジンの空想の続き

 ブリスクの断面のイメージ。左から右に向かって流れる。青がファン、緑がコンプレッサー、赤がタービン。ブリスクのFCTの並びで6種類、コンプレッサーのインテークで2種類、合わせて12種類のバリエーションが有る(増やそうと思えばもっと増やせるけど)。Aはファンの排気をコンプレッサーに入れる(2段圧縮)、Bはファンとコンプレッサーのインテークが独立(1段圧縮)。コンプレッサーに入る気流は180度曲げる必要があるから、ファンで軽く圧縮した気流を入れたほうが良さそうな気もする。

 軸受をどこに置くかで高温部の配置も変えたほうが良さそう。小径ベアリングでシャフトを支えるならタービンが外側(4,6番)のほうがいいし、大径ベアリングでブリスクを囲うならタービンが内側(1,3番)のほうがいい。中間に置けば(2,5番)中庸な特性になる(例えばシャフトと外周を両方ともインターフェースに使いたい場合)。

 気流が交差すれば当然ダクトも交差させなきゃいけないから、図中で交差せずに流せるほうが楽なはず。これを強い拘束条件に設定すれば、1A, 5B, 6Aが選択肢になる。高温部を好きに選べるから、材料の特性で選ぶこともできる(耐熱性はあまりないが熱伝導性がいいなら両側から冷却できる5B、とか)。

 上の図の場合、タービン排気は後ろに出すから、排気の残エネルギーを比較的効率よく推力に変換できる(前回空想時点では圧縮機/燃焼室が前後逆だったから、タービン排気をダクトで後ろに向ける配置だった)。あと、コンプレッサーの吸気が180度曲がるから、適当なスリットを入れておけば簡易的なパーティクルセパレータとしても使える。もっとも、最大でも30分程度しか回さない使い捨てのエンジンにそこまでの性能を求めるかはまた別の話(600km/h程度で飛ばしたとして30分も回せば300km先まで飛べる)。


 図は単純なターボファンエンジンだが、実用的に使う場合はスターターやジェネレータもあると良い。電動モーターで起動する場合は可逆に使えるからスターターとジェネレータを共有できる。特性の良い電池を併用するなら、巡航中に発電した電力を終盤にモーター経由で戻して、ブースタとして使うこともできる。圧縮に余裕が出るからより多くの燃料を燃やせる。ただ、バッテリ重量とのトレードオフになるから、必要最小限の電源だけ用意しておいて(起動は外部電源で行って)、ブースタとしては使わないほうがパフォーマンスは良さそう。とはいえ、可変ステータみたいな凝ったものを作れないから、電力の流入・流出で負荷特性を調整できるジェネレータ・ブースタはうまく動けば利点はありそう。

 シンプルに考えればモーターを別に用意してシャフトからカップリングすればいいが、場合によってはブリスクの外周に磁石を並べて、その外側にコイルを配置して、ブリスク自身をローターのフレームとして使うこともできる。

 ただ、できるだけシンプルに(低コストで)作ろうとした場合は、スターター・ジェネレータは搭載せず、起動は外部からの圧縮空気で、飛行中の電源はLIBで、みたいなことも考えられる。どのコンフィグが有利かは量産性や部品コスト等色々と複雑なので今回は気にしないことにする。そもそもモノブリスクターボファンエンジンという空想が実際に可能なのかどうかもわからないし。


2026年9月16日水曜日

小ネタ



 空戦ゲームで映像クオリティを追求してもなぁ、と思ってたけど、カットシーンはすごい綺麗になった気がするな。AC7をそこまで覚えているわけではないけど。

 しかし、アーセナルバードくらいならまだ受け入れられるけど、陸上戦艦はなぁ……




 キックステージを開発している会社。「これまで半年から1年かかっていたLEOからGEOまでの遷移を8時間で行う」だそう。いやぁ…… すげーや。10年前までの半世紀では当たり前だった運用が今では宇宙ベンチャーがアピールする内容になるんだもんな。


 全電化衛星にAKEを積むオプションがあれば、発注時点では半年かけてORを実施する予定だったけど、打上げ数ヶ月前にトラフィック需要が急増したから追加費用(AKE+ロケット打上げ能力)で打上げ数週間後からサービスイン、みたいな選択肢が出るかもな。あるいは、OR中に受けるヴァンアレン帯での被爆を減らしたり燃料消費を減らしたりで運用期間も伸ばせるわけだし。AKE用のインターフェースを用意しておけば、使わなくても後で使えるかもしれないし(AOCSが劣化ないし故障してもサービス衛星を結合するインターフェースに使えるとか)。まあ、そういう事を考えてある時代の衛星なら最初から考えてあるだろうけど。




 LOX冷却/IPA燃料の液体ロケットエンジン。燃焼室やスロートをオルソグリッドで補強してあるロケットってあんまり見かけない気がする。

 インジェクタは3Dプリントと切削のハイブリッドで、外注だそう。どういうプロセスで作ってるんだろうか? 内製するなら松浦のLUMEX(+EDM)なら一発で作れそうだけど、でも外注である程度のスループットのある工場なら積層+切削を分離したほうが作りやすかったりするのかな?

 別の動画でパリにある工場の動画では、DNのマシニングセンタとターニングセンタが1台ずつ置いてあるのかな? 金属積層は外注して、仕上げは内製で、って流れだろうか。


 チャンネルの説明を見る感じ、宇宙系ベンチャーとは全く違う業種で、航空宇宙や防衛関連の部品製造を受注したい感じらしい。で、そういう工場をたくさん作る(フランチャイズ化する)のが目標らしい。曰く昨今のサプライチェーンの混乱を踏まえて、レジリエンスのある部品供給網を作る、みたいな。仮に1箇所の工場が停止しても供給は途絶えない。

 フランチャイズした工場に発注するのは、サプライチェーン攻撃やソーシャルエンジニアリングの窓口が何倍・何十倍にも増えるわけで、航空宇宙や防衛みたいな重要な領域に対してはリスクな気もするが。それに耐えようとすれば各種認証を取るコストも馬鹿にならないだろうし。工場のアイソレーションがしっかりしていれば、どの部品をどこで作っているかわからなくなる、という点では有利なのかな?

 あとは、半ばコモディティ化した製品の量産みたいな面では使いやすそうではあるか。昨今のジェットエンジンを積んだ使い捨てのドローンを大量に製造したい、みたいな場面で、5軸のマシニングセンタやターニングセンタが欧州中に分散していたり、とかは。

 なんつーか、ピアピア工場っぽい感じがするな。



 日本物理学会2026年度公開講座PR動画「物理学者に“ひも”について語ってみてもらった」 - YouTube

 1次元(パスタ)の話をしているときに2次元(面)の話が出てくるとややこしいな。麺と面。日本語の難しさよ。両端がつながったパスタを作れば極一部の物理学者にはウケるかな? 生地の接続か…… 紐の端を接続するよりは、面の端を接続して円筒にしてから切ったほうが作りやすそうだ。穴が一つのマカロニを1次元で近似できる程度に短く切った形。乾麺で売るのはめちゃくちゃ大変そうだが。農業系の研究もやっている大学なら、試作品程度の製麺はできそうだな。6次産業と理論物理の研究室が一つの敷地にある大学か…… 東大とか、どこにでもありそうだ。


 短い紐を配っている人は昔のアメリカ海軍にもいたな。en.wikipedia曰く「1フィート弱 ー 11.8インチ(30cm)」だそう。11.8インチは29.972cmなので、29.9792458cmに対して0.024%の誤差(30cmだと0.069%の誤差)。まあ、インチ法で小数点表記はキモすぎだろ、という感もあるので、たぶん30cmなんだろうけど。そりゃ反時計回りに回る時計を使っているアメリカ人だからな。ヤード・ポンド法は嫌いだろうし。/* 光速の覚え方:憎くなく、西ゴーヤ(299792458)。「西にゴーヤ」だと2997924258になってしまうので注意 */



「4本のボルトだけで主翼を…」 ボーイング最新無人機の“異常な合理的設計”…なぜ可能なのか?(乗りものニュース) - Yahoo!ニュース

 ボーイングが開発するMQ-28「ゴーストバット」は、高性能だけでなく「速く、大量に作れること」まで重視した機体です。その構造を調べると、意外にも旅客機787で培われた製造技術が生かされていました。

 昔のアメリカの航空業界って軍用機と民間機を、ノウハウとかまで含めて徹底的に分離していた印象なんだけど。時代は変わるというか、なんというか。まあ、それで事故ったり色々しただろうしな。

 確かB737のラダーの不具合(低温のアクチュエータに高温の作動油が入ると指示と反対側に作動する)も、軍用機では熱衝撃試験が行われていたがそのノウハウは民間機にはなかった、みたいな背景があったはずだし。運用面でも軍と民間を区別していたことでF-4空中衝突事故みたいなことが起こったし。あとは、単にコスト的な問題もあるだろうし。やはり2000年代に入ると分離とか言ってられずむしろCOTS化をどんどん進めているんだろうし。


 主翼のボルトは左右で4本って事はないだろうし、片側4本ならF-16の16本に比べて4分の1ではあるけど、機体寸法の違い、ガンガン振り回す戦闘機と大人しめの無人機、安全率の違い、50年分の冶金の差、位で納得感はある。2本じゃ明らかに少ないし、3本じゃバランス悪いし、6本は必要無いし、くらいでちょうどいいのが4本だったんじゃないだろうか? あとは、少なくとも1本くらいは外れロットで破断したとしても定格の3本が残っていれば支えられるはず、位の設計はしているだろうし(故障許容設計ってどれくらいの想定をしているんだろうか。わざわざ4ロットを作って混ぜて使うなんてこともしないだろうけど)。



 米海軍が「改もがみ型」導入を検討――日本は“あて馬”か? チャンスはあるのか? 大混迷の次期フリゲート計画(乗りものニュース) - Yahoo!ニュース

 絶対にお断り! もがみ型護衛艦のアメリカ海軍による採用検討は「貧乏くじ」 | Motor Fan|自動車情報のモーターファン

 同じ乗り物系メディアでも、かたや「アメリカが採用を検討するだけで箔が付く」派と、「アメリカ海軍のゴタゴタに巻き込まれる」派があっておもしろいなって。


 新型FFMの場合、幸いにして日本には「オーストラリアモデル」があるから、「ウチのはアズイズでの提供です」で押しきれないものかな。韓国やトルコのような積極的な輸出に力を入れている国は顧客のカスタマイズをある程度受け入れているはずだけど、逆に日本はカスタマイズせずに凍結して提案することで、迅速な能力化を提供できる。客から注文を受けて作り始める料理と、解凍・加熱するだけで出せる冷凍食品、みたいな。そのアナロジーで行くと、大量に売るなら解凍する手間のないファストフードのほうが早く提供できる、ってことになるけど、当たらずとも遠からずか。

 オーストラリアモデルで日本が最初の数隻の建造を受注すると海自向けの建造がさらに先送りになるけど、幸いにして相手はアメリカだから、海自向けが遅れる間はアーレイ・バークを1,2隻追加で派遣してくれないかな、とか。



 北海道 十勝岳 噴火警戒レベル3に引き上げ 入山規制 | NHKニュース | 火山・噴火、北海道

 なんかヘリ飛んでったなーと思ったらこれか。


 スマホがいきなり大音量で鳴り始めて、緊急速報メール。文面のタイムスタンプと受信時刻で6時間近くラグがあるけど。NHKの避難指示の速報もその後に届いたから、役場でミスって全部止まってたのかな? 一度やらかせば当面は即応できるようになるでしょう。その経験が役に立たないことを願うばかりだが。


 ↓JA65NH、NHK、FL41。

 飛行高度が低いからか、ガソリンエンジンみたいな乾いた音がした。

 ↓JA6912、HBC、FL46?

 ↓たぶんJA001H、HTB、FL45?

 ↓たぶんJA03HP、道警、FL30?

 他にも飛んでいたはず(飽きちゃった)。

 上の4機の内、JA65NH、JA6912、JA03HPはMode-Sを出していて、JA001HはA/Cのみ。


 NHKの機体はちょっと低めだった印象だけど、それでもHBC/HTBと比べて400ft(120m)程度しか変わらないんだな。撮影場所からの高低差は1200mくらいだから、距離で1割変わればだいぶ音も変わるだろうけど。



 NHK(の外注先)なり、テレビみたいな映像メディアでRQ-1クラスのドローンを買おうみたいな動きってないんだろうか? 巡航速度がヘリの半分なのは即応性の点では厳しいけど、滞空時間の長さで十分補えるはずだが。NHKが使っているヘリに比べれば価格も低いし。即応が必要な事態になったらまずは有人ヘリで素早く動いて、災害時みたいに長時間の撮影が必要な場合は大型の固定翼ドローンも出して、みたいな使い分けはできそうだけどな。足が長い空撮カメラがあればいろいろ便利だろうし、高高度固定翼型のRPAなら報道ヘリの騒音問題も避けられるし。そんな機体をどこから買ってくるんだ、という問題はあるにしろ。

 報道で使える程度の大型ドローンは、飛ぶだけの機体を作ろうと思えば作れるだろうけど、人口密集地の上空ばかり飛ばすから、それに耐えられる安全性を確保するのが大変そうだ。じゃあ最初から有人の耐空証明を取っている有人機を使ったほうが楽じゃね、ってことになるのか。



 不意の停電。漏電ブレーカーがトリップ。心当たりがあるので、それを分離して復帰。屋外の水回りで使っていた機械(いちおう、僕が設置したものではない、ということだけは)。

 デスクトップPCがぶら下がっているUPSは停電開始時点で残り25分の表示。ちょっと減ってきたような気が……? メーカーのランタイムのスペックと比べると半分くらいしか無い。2021年に買ったUPSだから電池はそろそろ寿命が近そうではある。

 交換用の電池、Amazonには在庫は無くて、MonotaROは欠品中だが3.9万円の表示。3.5万円で買ったUPSの交換部品が3.9万円? 新品買ったほうが安いやんけ、と思って本体を調べたら7.8万円で販売中。うわーぉ、2倍以上値上がりしてるのか。あらゆるものが値上がりしてるなぁ。ASKULによると電池はメーカー都合で販売停止中だそう。いくつかのショップを見ても在庫無し。どうしたものか。

 このメーカー、同じ製品でも国によって型番が違うので分かりづらいけど、おそらく米国向けの同等品の交換用電池(少なくとも電圧・容量・寸法は同じ)は、米amazonからは日本への出荷不可だが200ドル程度で販売中、日amazonのマケプレ並行輸入経由で買うと6.6万円、くらい。並行輸入の仲介業者、なかなかすごい商売をしておる。

 ちなみにこの電池、相対性理論が活躍する鉛蓄電池である(一般相対論的効果で停電を遅らせているわけではない)。相対論の応用でGPSはありふれた説明だけど、最近は鉛蓄電池ってあんまり身近じゃないからなぁ。統計的には車は1家1台の割合だから、それを使うためには鉛蓄電池もまだまだ現役のはずなんだけどね。リチウムイオン電池を満載した電気自動車だって補助電源に鉛蓄電池を使っているものもあるわけだし。



 Linus Tech Tips、以前は社内インフラ(ネットワークやストレージサーバー)を自分たちで構築していたり、あるいは普通は見られないエンタープライズ向けの機械を紹介したり、工場見学に行っていたりしていて面白かったけど、ちょっと前からはコンシュマー向け機器のベンチマークを取るばかりになって、最近は欠点ばかりを取り上げるカスのレビューばっかりで見てて面白くない。まだガジェット系YouTuberのレビューのほうが有益。その点でLTTはもうテック系YouTuberどころかガジェット系YouTuberですらない印象。あえて分類するなら金遣いの荒いYouTuber。

 YouTuber全体的に、自分が扱っているものを丁寧に扱わなくなったら終わりだよねー、って感じがある。説明書を投げ捨てるところから始まって、物自体を雑に扱ったりすると、終わりに向かっている雰囲気。少なくとも、僕はそういうYouTuberは嫌い。



 Fire HD 10タブレット、以前は付属のACアダプタ以外で充電すると電源容量不足で低速充電しかできなかったけど(付属のACアダプタの定格電圧は5.2V)、いつの間にか普通のACアダプタで通常の速度で充電ができるようになった? 当然そうあるべきだし、邪推すればEUあたりからクレームが付いたんだろう。で、ソフトウェアアップデートで制限が解除された、とか。ソフトウェア定義万歳!!


 Pixel 9aの標準カメラ、音量(シャッター設定)長押しで動画を撮影できるけど、動画撮影中に録画アイコンをスワイプすると音量ボタンを離しても録画を継続する機能がいつの間にか使えなくなっている(アイコンは出るがスワイプ操作を受け付けない)。1月に投稿したエントリで、録画ボタンをスワイプすると録画しっぱなしにできる、と書いているから、その後で仕様変更された? 常用する機能じゃないけど、あれば便利なのに、なんで使えなくなったんだろう。

 そういえば、当時はPixel 6aを使っていた頃か? 試しにPixel 6a(16、260405)を起動してみると、こちらはスワイプで撮影継続ができる。Pixel 9a(17、260805)では使えない。ソフトウェアバージョンの問題か、あるいは何らかの機能でインターロックされているのか。最近のソフトウェアは変更やバグが多くて使いづらい。。。/* 久しぶりに6aを起動すると指紋センサの認識が遅すぎてびっくりする。全然ロック解除できねぇんだけど!? */


 Pixel 9aの標準カメラ、外付けのGoProとUVCに対応したと明記してあるけど、少なくともUVCは接続しても標準カメラからは認識されない。ただし動画モードに切り替えるとUVC内蔵マイクを外付けマイクとして認識しているから、USBデバイスとしては使えているはず。試しにYouTubeアプリでカメラを開いたら、UVCカメラに切り替えることができた。ただ、カメラ切り替え機能は明らかにOS側の実装だから、カメラアプリ側はあまり手を入れなくても対応できる気がする。標準カメラも対応してくれ。

 CVBS→HDMIアダプタとHDMI→UVCアダプタをPixel 9aにぶら下げてみたら、YouTubeアプリで真っ青な画面が表示されたから、たぶん外部からCVBSを突っ込んだらそのままYouTubeの撮影や配信に使えるはず。さすがにプレビュー画面を見てスーファミとかを遊ぶのは厳しそうな気がするけど、できなくはないかも。もう少し実用的なところだと、UVCで映像を出せるデジイチとか、あるいはHDMI出しカメラ+UVC変換アダプタを接続すれば、高画質なカメラで撮影してそのまま配信とかに使えて便利そうではある。最近のスマホカメラは進化が著しいから、わざわざ外付けカメラを使うほどかというと怪しいけど。そういう用途を求める人はできるだけコンパクトにしたいだろうから、デジイチとかも持ち歩きたくないだろうしな。その点で言えば、GoPro ILSをWiFi経由?でPixelの外付けカメラとして使える機能は結構便利そうか?

 別のPixel端末のカメラを使用して撮影することもできるらしいけど、aシリーズは非対応とのこと。あと多分同じGoogleアカウントに紐づいた端末が必要だから、何人かの出演者が集まってそれぞれのスマホをカメラ代わりにスイッチングして、みたいな使い方は難しいはず。撮影側で複数台の端末を用意してそれぞれに同じアカウントでログインして、みたいなことをやれば可能かもしれないけど、そこまでして複数のスマホカメラを切り替えて使うような状況はあまり想像できないな。誰かは使うんだろうけど。


 AndroidがOSレベルでUVCソースデバイスとUVCシンクホストに対応しているなら、ますますUVCシンクデバイスにも対応して欲しくなるな。PCとPixelをUSBケーブルで接続して、UVCシンクデバイスを選択して、PCからはUSBモニタとして認識されて、Androidの標準カメラアプリでスクリーンキャプチャを行ったり、PC画面をそのままYouTubeに配信したり、いろいろできそう。



 特に大型のガントリー型マシニングセンタで自動ヘッド交換が可能な機械、下手するとラムの先に超小型のマシニングセンタをつけれそうなやつ、実際にそういう機械って無いんだろうか? 例えば100x100x100mmくらいのワーク領域で、3万RPMとかでブン回せるようなステージをぶら下げて、大きな金型を精密に削る、みたいな。巨大なガントリー全体を細かく動かす必要がないから省エネで細かく削れる。

 巨大な多関節ロボットの先端に小さい多関節ロボットを乗せて細かく制御する、みたいな使い方は見たことあるような気がするけど、マシニングセンタをスタックするような使い方は見たことない。スケールがそこまで大きくないとか、精度を求めようとすると大きい方を無理やり動かしたほうが誤差を少なくできるとか、そういう違いなんだろうか。ロボットの場合は先端のロボットでフィードバックできるけど、マシニングセンタのフィードバックループはそこまで小さくできない、というのもあるだろうし。



 ドローン用のTDIイメージセンサって無いんかな? ドローンで地表を本質的に高解像度で撮影するためには低い高度で撮影を行う必要があるが、移動速度が高いとブレが大きくなる(高高度・長焦点距離でもブレは同様)。一々移動・停止を繰り返して撮影すると時間的なロスやエネルギー消費が大きくなる。固定翼ドローンにTDIイメージセンサを乗せて高速飛行させれば、高解像度でブレのない写真を大量に取得できる。あるいは、TDIラインスキャンカメラで連続撮影してもいいが。道路・河川・送電線のような1次元的な巨大構造物の管理にはかなり役に立ちそうな気がする。

 マルチコプターはただ飛ばすだけでも風切り音がうるさいし、加速時はより大きな音が発生する。固定翼ドローンなら複数のプロペラが干渉して大きな音が出るような問題はあまり無い。ドローンで使えるTDIカメラがあれば便利そうだが。

 適切に撮影するには機体の運動量とか色々な情報が必要になるけど、GPS/IMUで機体の速度や加速度を取得して、撮影したデータにもそれらの情報を付与して精密に位置を記録したり、ドローンの背中にスペクトルセンサを追加して撮影画像の色補正を行ったり、センサシステムとしてパッケージングすれば色々な応用ができそう。

 浜ホトとか三菱電機あたりでマルチスペクトルTDIラインスキャンセンサとかは作れそうだけど、こういう規模の大きい企業が手を出すには固定ドローン用のサーベイセンサは需要は少なそうだなぁ。



 攻撃用/迎撃用みたいな徹底的な量産性と低コスト化が求められる用途でのジェットエンジンって、どこまで最適化できるんだろうか?

 強烈な熱エネルギーが結構大変そうなのよなー。ファンやコンプレッサーは連続繊維強化樹脂とかで射出成形(金型に繊維を入れてから閉じて射出)すれば相当なものが作れるだろうし、ドライカーボンとかで作るよりは圧倒的に低コスト・高スループットで作れるだろうけど、直火で炙られるタービンはどうしようもない。さすがにダイカストでとかは厳しいと思うのだが。

 樹脂の射出成形で型を作って、それを砂に埋め込んでロストワックスとかが落としどころか? 切削でやるなら、ターニングセンタみたいな汎用機じゃなくて、エンドミルが何十本も生えた空洞に丸棒を何往復かさせて2.5次元的なブリスクを量産する、とかはできるか。あとは鉄金属みたいに耐熱性のある材料を押出加工してから輪切りにしてブリスクに、あるいはターニングセンタでもうちょっと整えてから輪切りに、とかはできるか。

 ターボジェットエンジンを作るのであれば、昨今のエネルギーハンドリングを考えると、LiPo+EDFでコンプレッサーを作って燃焼室で燃やしたものをそのまま吐き出す、みたいなことはできそう。ターボジェットエンジンというか、むしろアフターバーナー付き電動ダクテッドファンという感じ。高温ガスに触れる部分が少ないから量産性は良さそう。コンプレッサーはアルミの表面仕上とかで入熱を減らしたうえで強制空冷で頑張るとか。LiPoの重さも含めると燃費はだいぶ悪くなりそうだけど。結局燃料を燃やして熱エネルギーを作るなら熱サイクルを完成させないと弱いのよなー。ただ、ターボジェットエンジンは噴流が高速だから燃費は悪い一方で最高速度は高そう。迎撃ドローンみたいに高速性が求められる用途なら意外と使えるかも?


 ジェットエンジン1個にアクチュエータ1個で、Rolling Airframe Missileみたいなものを作ったら、だいぶ安くジェットエンジン型迎撃ドローンを作れないかな。弾頭に固定したラインスキャンセンサで純追尾的に追いかけて、近づいたら燃料タンクに埋めた爆薬で起爆して燃やす。起爆モードによっては燃料気化爆弾的に使えるから、構造の弱いドローンなら真上や真下あたりで起爆すれば直撃しなくても破壊できる。位相を選んで燃料を放出できるなら多少横にズレていても真上や真下にガスを撒けるから、より効率的に圧力を与えられる。


 そもそもターボジェットエンジンってなんで同軸上に2つのディスク(コンプレッサーとタービン)が必要なんだろう? 1枚のディスクを径方向に3分割して、一番外側をファン、中間をコンプレッサー、中心側をタービンに使って、前から入ってきた空気を燃焼室に入る前に180度曲げて、燃やした空気を前に送りながらタービンにエネルギーを吸わせて、それを適当なダクトから吐き出す、みたいなことをやっても良さそうな気がするが。あるいは、タービンが外側、ファンが内側で、タービンを回し終わったガスをエンジンの全周から吐き出すとかでもいいけど。

 もちろん色々な欠点があるんだろうけど、多少の燃焼効率の悪化とかを許容して徹底的に低コスト化するなら、ディスク1枚で回るターボファンエンジンは便利そうだけどな。まあ、耐熱性が不要なファンやコンプレッサーまでタービンと同じ材質で作らなきゃいけないから、加工の手間とかも含めると結構高く付きそうだけど。



 今週は少し趣向を変えて、フーリエ変換周り、特に混合基数FFTっぽい部分を触っている。相変わらず苦戦中。欲しい機能にはもう少しで手が届きそうな感じなんだけど、そのもう少しが遠い。混合基数FFTは大量のループをネストしたりカスケードしたりするからどこが間違っているのかわからん。



 表現から革命へ:FFTの歴史とコンピューティングの未来を祝う | IBM

 その結果、離散フーリエ変換の計算量がO(N2)からO(N log N)に削減されました。これは大幅な改善です。

 N>100で計算量増えますが。。。DFTの計算量はO(N^2)ね。


 How IBM Research first demonstrated the Cooley-Tukey FFT - IBM Research

 (現在の)FFTの起源の話とか。

 地震の表面波・P波・S波はそれぞれ伝搬速度が違うからフーリエ変換すれば分離できる、みたいな原理らしい。そんなに明確に速度差が出るんだろうか? サンプリング時間が長いからそりゃ周波数分解能も高いか。



 物の本で、ちょうど非ユークリッド幾何学に関するガウスへの献本の話題のあたりを読んでいるんだけど、曰く「30年くらい前に研究したけど出版する予定はなかった。自分で出版する必要がなくなってラッキー」みたいなことを返信していたらしくて、そういうとこやぞ、って感じが。テメーがそういう姿勢だから我々は核兵器の脅威に怯えて過ごさにゃならんのだぞ。

 研究者の皆様はくれぐれも研究成果はちゃんと記録に残してメジャーな誌で発表するようにしてくださいね。それが100年後の人類を救うかもしれないんだから。


2026年9月9日水曜日

小ネタ






 カフェオレ!? ラーメン!?

 USSサンタフェ、見覚えのある名前だ。

 全体としては数エピソードにわたって特集したSmarterEveryDayのほうが圧倒的に詳しいけど、とはいえそちらでは見れなかった部分(セキュリティ上削除された部分)も見えたりして、米海軍もいろいろアクセス制限を変えてるんだろうな。あとは氷海域で使うようなシステムも追加されていたりとか。




 マスドライバーみたいな用途のやつ。

 大量の薬室を精密に点火しなきゃいけないってのが剣呑よな。


 今後10年20年のスパンで宇宙利用が発展したとすれば、その時代には地上から完成した衛星を打上げるなんて非効率なことをやる必要は無くなる可能性もあって、そうなれば耐衝撃性で大きなアドバンテージのある生の素材(ソリッドな金属やタンクに入れた液体材料)を地上から上げるだけで良くなるし、そうなればこういうマスドライバー的な投射方法に利点が出てくる。わざわざ液体ロケットみたいなものを使って丁寧に運ぶ必要がない。

 極論すれば月面で入手性が悪い元素だけ適当に梱包して月面に撃ち込んで、向こうでレゴリスからそれを掘り起こして工場に運ぶ、とかでもいいわけだし。38万km離れた100kmくらいの目標地点に打ち込むのは結構大変だから何らかの誘導は必要としても、その程度ならちょっとした電子機器+固体スラスタアレイでいいし。

 あるいは、そこまでいかなくても、爆装した戦闘機みたいに燃料タンクはほとんどカラで軽い衛星を安いロケットで打上げて、燃料はマスドライバー(+AKM)で軌道上に運んで、上で燃料を補給するみたいなことだって考えられるし。「乗り心地は良いが非効率(高価)なロケット」と「安価だが高衝撃なマスドライバー」の二者択一ではなく、それらの組み合わせという未来は十分現実的なはず。

 それに上で燃料を補給できるようになれば、今では考えられないような衛星も作れるようになるかも。特に惑星間や恒星系へ出ていくような探査機とか。精密な探査機は地上で作ってロケットで打上げて、莫大な燃料はマスドライバーで安価に打上げ。大量の化学燃料を消費して気軽に木星や土星の探査に。あるいは、化学エネルギーでも足りないなら、原子炉+核燃料はロケットで打上げて、反作用を得るために捨てる物質(水とか)はマスドライバーで、みたいなことも。一旦小惑星帯に寄って燃料(核物質や水)を補給する、そのための工場も打上げる、みたいなことをしなくても済む。



 米海軍フリゲート候補に日本の新型FFM 最大2隻を米国外で建造する案も #エキスパートトピ(高橋浩祐) - エキスパート - Yahoo!ニュース

 新型FFMを買えば太平洋地域で運用する場合に大規模な投資をせずに豪州で整備・補給できますよ~ってあたりはアピールポイントになり得るのかな? 対中国を考えたときに、韓国や日本に拠点があるよりは、ちょっと遠いけど豪州で本格的な整備ができれば、アメリカまで持ち帰るよりは便利そう。そもそも正面戦闘でフリゲートを前線に持ってくるのかはともかくとして。ESSMを満載して機動性が高い船を船団防空用に何隻か自由に動かせれば便利そうではあるが。ガチの対艦ミサイルはイージス艦1隻で対処して、対応が簡単なドローン類を相手にする防空艦をフリゲートで、みたいな。なんだかイージスでBMDをやってその間の防空はあきづき型で、みたいな時代に戻りそうな感が。

 米軍が「うちのミサイルを載せれるようにしろ!」とか言って、日本が「しょうがないなぁ」みたいなスタンスで対応して、いつの間にか新型FFMに積めるミサイルの種類が増えて汎用性が向上する、みたいなシナリオが書けるといいのだが。オーストラリアも弾薬の購入の幅が広がって便利だし(少なくとも日本製の弾薬を有無を言わせず買わせる見たいな絵面にはならないし)、そういう道筋が作れれば他の国(ニュージーランドとか?)にも売り込みやすくなるかもしれないし。逆に、最近のアメリカに対して信頼が難しくなっている状況では「アメリカ以外からも日本製の弾も買えますよ」というアピールポイントもあるし。



 日立が25年ぶりの宇宙事業再参入へ、「構造化電波」で衛星地球観測を革新:宇宙開発(1/2 ページ) - MONOist

 日立、宇宙からインフラ・災害を3次元監視する『構造化電波技術』の衛星搭載に向けた原理検証に成功:日立

 日立、宇宙からの災害監視・インフラ管理の精度を高める「構造化電波」技術の原理検証に成功 - 研究開発:日立


「構造化電波」、ググってもほとんど情報が出てこない。関係者っぽい名前で探すと衛星とか電波だけでなく、医療用のプロービングみたいな研究も出てくる。手広いのか手当たり次第なのかいまいち判断しかねるな。


 全方位からの電波を観測し宇宙状況把握を高度化。 都市インフラの監視や環境モニタリングへの適用をもめざす。 - 研究開発:日立

 音の研究がしたくて日立に入って、建機や自動車・鉄道車両の低騒音化とか、環境とか、宇宙とか。まあ、波で一括りにできる話なんだろうけど、手広いことよ。


 Structured Radio Waves for Radar Imaging | AIAA SciTech Forum

 概要だけ


https://www.jstage.jst.go.jp/article/jesa/4/0/4_273/_pdf/-char/ja

 英語論文。結構色々書いてある。

 日立のページにある平面(凸形状)や螺旋形状の図についての説明も書いてある。平面の波も円偏波の図らしい。

 衛星の文脈で軌道角運動量と言われると衛星の運動量を使った方式(SARとか)っぽい雰囲気だけど、でもスピン角運動量(SAM)と軌道角運動量(OAM)が並ぶと量子論アナロジーっぽいな。無理やり宇宙機で考えるならSAMが衛星自身が持つ角運動量、OAMが軌道運動由来の運動量、みたいな感じかもしれないけど。そう考えると、SAMが偏波面の回転とすると、OAMはそのフレーム自体を回している感じになるのか。とすると、GIFのアニメーションも、なんとなくイメージできるか??? いやぁ…… どうだろ。


 Twisted light transmission over 143 km | PNAS

 光のOAMを使った実験。現在の光ファイバはOAMを保存できないから自由空間で飛ばす必要があるが、OAMは散乱の影響を強く受けるから光の波長で飛ばすのは大変、ラ・パルマ島で143kmを実証。みたいな話らしい。そりゃまあ、あれだけ望遠鏡を置いてある場所ならシーイングも良好だろうよ。


 テラビット級無線伝送をめざす大容量OAM多重伝送技術 | NTT技術ジャーナル

 高効率・大容量無線伝送を実現するOAMモード多重伝送方式: Vol.75 No.1: オープンネットワーク技術特集 ~オープンかつグリーンな社会を支えるネットワーク技術と先進ソリューション~ | NEC

 OAMは直交しているから多重化に使える。情報通信に使えば帯域幅や変調方式を変えずに伝送情報量を増やせる。OAMレーダはその多重化した電波毎に異なる散乱が発生することを利用して対象物を見る、みたいな感じかな。多重化するとビームが広がる(メインローブの中心の穴が広がる)。日立はリフレクタ(オフセットパラボラ)で絞るけど、NTTはアンテナアレイで絞る(MIMO技術を流用できる)。

「OAM多重伝送は理論的には無限に多重化できる」そう。いや、そんなこと言ったらQAMだって無限に多重化できるでしょうよ…… と思ったけど、QAMは結局振幅変調だからプランク定数とかで限界になるのかな(もちろん実環境ではノイズで制限されるけど)。アンテナを円周上に並べるとアンテナ数とモード数が一致するらしいから、無限のモードを表現するには無限のアンテナ素子が必要になるはず。「理論上は無限」なぁ……

 電波のOAM多重化はいろいろな組織が研究・発表しているから、そっちから攻めると理解しやすそう。情報通信は未知の情報を相手に伝えるのが目的だけど、レーダは既知の情報を送って未知の変化量を推定するので、考え方としてはそう変わるものではないはずだし。


 日立のレーダは、28年にエアボーンレーダーで実証、30年に同レーダで商用サービス、33年に衛星レーダで実験、35年に衛星レーダで商用サービス、というようなタイムラインを想定。ミッション機器の実証用の打上げが7年後だとさすがに日立で衛星を内製は難しいかな? どこかに発注するんだろうか。しかし、QPSだとセンターフィードだし、膨大なデータをハンドリングするのは難しそう。ASNAROにオフセットパラボラを積んで計算能力の高いコンピュータも乗せる、あるいは三菱電機に衛星を発注する、もしくはQPSやアクセルスペースと共同開発、みたいな方向性とかかな。

「日立が衛星に(再)参入」というのが目的で7年後に打上げというスケジュール感なら自社開発もあり得そうだけど、目的が自社開発のレーダーの実用化という点だと、どこまで衛星(バスシステム)に力を入れるかどうか。三菱電機が衛星バスシステム製造(+ミッション機器インテグレーション)をやっているみたいに、日立も衛星製造に参入する、みたいな話ではなさそうな気がする。



 Sailor error led to failed US Navy ballistic missile intercept test

 2017年の記事。SM-3IIAの迎撃テストの失敗の原因について。ターゲットの弾道ミサイルを誤って友軍指定したので、それに向けて撃ち込んだSM-3が途中で自爆した、とのこと。まあ、ありそうな事態よな。普段は味方を誤射することがないように徹底的に訓練しているだろうし、明らかに味方の基地から撃ち出されたミサイルをレーダーで見て、高ストレス環境下で普段の訓練通りに作業すれば、そりゃ味方指定してもおかしくはない。

 しかし、イージス艦の射撃管制システムだって撃つ前に味方指定されていればインターロックがかかりそうなものだが。IIAってことはかなり射程が長いだろうし、Launch on Remoteみたいな感じでまずは適切に敵認定されたミサイルに対して射撃して、発射後にイージス艦のレーダーに入ってきたターゲットを味方指定して、それがデータリンクで送られて、SM-3が慌てて自爆した、みたいなことなんだろうか?



 最近のamazon、無料提供の商品でレビューを書くとラベルが表示されるようになったけど、しかし無料提供でレビューしてる人の多いことよ。10件近いレビューがあって全部無料レビューとか。



 そういえば、古めのISAS系のロケットの電装系で、読み間違いでなければ、外部から高頻度(数十Hz)にリセットを掛けて、つまりメインループでプログラムを処理するのではなく、1tick毎にプログラムのロードやら各種初期設定から結果の出力までをやるようなシステムを積んでいたやつがあった気がする。マイコンの中身(RAMやペリフェラル)のビット反転等に対してかなりロバストな設計。少なくとも3tickで多数決を取ればほぼ確実にエラーを捨てることができる。過渡的な要因で無限ループに入ったりしても、すぐにリセットされる。あくまでもリセットピンなりWDTなりでリセットしているだけのはずだから、ラッチアップとかを解消できるわけではないけど。

 トレンドを見たりコマンドを受信するには一工夫必要になるから上位で使うのは難しい気もするけど、末端からデータを送り出すだけだったり、あるいはtick分解能よりも高い周期でコマンドを出したりできるのであれば、ロバスト性は高そう。あるいは、高信頼なメモリ(根本的に信頼性が高いメモリ、あるいは適切なECCロジックの併用)を使用すればトレンドについても見ることができる。ECCロジックを内蔵RAMにも適用すればRAMのビット反転はマイコンのリセットを行わずに対処できるけど、ペリフェラル周りはどうしようもないから、本質的に放射線耐性が高いマイコンができる前の一つのステップとしては良さそう。



 以前のテレビの話の続き。急遽「使うかはわからないけど使えるようにしておいたほうがいいよね」事態が発生したので、その対応。

 屋根の上の作業も大きな怪我無く無事終了。小さいところだと、屋内作業を終えて靴を履こうとしたら手が滑って爪が剥がれかけた、とか。成端中に芯線や網線を指に刺すくらいは想定しうる怪我だけど、靴を履いて爪を割るって。。。思わぬところでの怪我にはくれぐれも注意しましょう(自戒)。

 クラックが入って若干血っぽい色が見えるけど、綺麗に割れたのか痛みはほぼ無し。とはいえほっとくのもあれだし、絆創膏も邪魔なので、UVレジンを薄く塗って硬化。10年前に買った小ボトルのレジンだけど、まだ使える。こういうときはUVライト付きのEDCライトを持ってるとすぐ固められて便利。UVを当てたらめっちゃ発熱して爪が割れたとき以上に痛かったけど。UVのエネルギーというよりは硬化の発熱反応だろう。UVだけでも直近で肌に数秒当ててると結構熱いけど。

 レジンを出すパレット代わりにマステを使って、残ったやつは上からマステを貼って後処理終了。ベタベタのレジンがゴミ袋とかで広がらなくて楽。幅の広いマステはほんと何にでも使えて便利。試しにマステの上からUVを当てたら硬化したので、3Mの黄色いマステ1枚ならUVは貫通するっぽい。もののついでに茶色のカプトンテープ経由でUVを当ててみたところ、硬化しなかった。茶色のカプトンテープは紫外線をある程度切れるらしい。

 試しに割れたところだけじゃなくて爪全体に薄く塗って硬化させて見たらデコボコの爪がツルツルになって、なるほどなぁ、って感じ。/* 爪ってOFDMスペクトルみがある。マルチパスフェージングとかインパルスノイズとかみたいな特性 */


 テレビの方は、とりあえず1週間くらい使えればいいという方針の元、アンテナ直下のV/U混合ブースタボックスの中で配線を雑に繋ぎ変えて、テレビに行くケーブルとUHFアンテナを直結。アンテナ直下のブースタが無くなったけど、田舎故に送受信間はフレネルゾーンに障害物は無しという理想条件で、かつ素子数の多いアンテナなので、テレビのアンテナレベルでかなり高い数値を維持。中継所も出力はスカイツリーより2桁低いとはいえ、距離はかなり近いしな。

 かなり手抜き作業なのですぐ接触不良になりそうな気もする。とはいえ、DCは通す必要はなくてUHFを通せればいいから、容量結合さえしてくれていれば…… 同軸線の延長アダプタ(2本の同軸線の接続)、両F端メスしかなくて、切りっぱなしの同軸線を延長しようとするとまず両側を成端しなきゃいけないのが結構面倒な気がする。あまり数が出ない専用部品を1個作るより、大量に売れる汎用部品3個を組み合わせたほうが安い、みたいなことなんだろうけど。網線部は適当なスリーブを圧入すればいいけど、芯線の接続が面倒そう。だったらまず成端して、ということになるのか。

 もし接触不良になった場合はハンダゴテを持っていってはんだ付けが一番楽なはず。中継コネクタは組むのが面倒なので最後の手段。戦略的問題の先送り大作戦。場当たり的とも言う。



 C#のhoge=[];で初期化できる型、[]は定数として扱って欲しい感がある。func(Dictionary<int,int>dict=[])みたいに、必要ない場合は適当な初期値(空の配列)を入れておきたいが、nullableにしたくもないし、みたいな場合に。クラスならnullableでもペナルティはないのかもしれないけど。

 あと、C#のディクショナリの初期化でいちいちnew(){{123,"hoge"}};みたいに書かなきゃいけないのも不便。早く初期化式を実装してくれ。実際のところ[123:"hoge",234:"fuga"]みたいな構文が追加されたとしても書く手間は大して減るわけじゃないし、だからこそ優先度も低いんだろうけど。



 リード・ソロモン符号は一段落ついたかな、といったあたり。色々面白い使い方も体験できたし。実用化されてないってことは実用性は無い使い方なんだろうけど。

 この際だしビタビ復号とかも復習したい感はありつつ。


2026年9月2日水曜日

小ネタ



 SPINE、脊髄。サムネのイメージ通りかな。外骨格的なものではなく、神経系を読み書きして身体能力を拡張したりとかそういうデバイスかな? ゲームとしては銃で格闘戦をする系のサイバーパンクな感じ。NEXT SUMMERに発売だそうで、Steamによると2027年発売とのこと。Steamの登録名がSPINE - This is Gun Fuで、銃を使ったカンフーというコンセプトっぽい。プレイアブルシーンも3D、見下ろし、横スク、いろいろな視点があるらしい。




  少し前に公開されていた動画。だいぶ前に紹介した動画の続き。帝国単位/自由単位のカップリングとかの話。

 円周率の2乗と時間で重力加速度を定義して長さを決めるのは面白いな。なにかに使えそうだ。……身元不明の遺体が属していた文明が起きた星の表面重力を推定するとか? 一番重要な時刻をどうやって決めるかという問題があるのか。




 めっちゃコンパクトなミラーレスと考えれば違和感はなさそう。便利に使えるようにリグを組むと結局αとかでいいんじゃね、という感は出てきそうだけど、そこまで凝らずにコンパクトに使いたいなら。でも「コンパクトなミラーレス」として使おうとして買って(or借りて)酷評するレビュー多そうだなぁ。「拡張性の高い超小型カメラ」の方向から見れば便利なんだろうけど。

 これくらいコンパクトならスマホ用のジンバルに乗せたりもできるだろうし、Osmo Pocketみたいな一体型よりは高画質で、しかしRSみたいにフルサイズのミラーレスよりはコンパクトに、位の場所で使えれば良さそう。あとは、Ronin 4Dみたいにアームの先に乗せて6軸で安定化させたりとかもコンパクトにやれそう。


 うまく売れて2,3世代目が発売されればだいぶ使いやすい機材になりそうだが。電子接点を追加してレンズ側をGoPro側からコントロールできるようになって、DCジャックで長時間稼働可能、内蔵WiFiまたはType-Cからアダプタ経由でイーサネットに接続してリモートで多数のカメラをコントロールできるように、かつ、CANバスに対応してDJI RSみたいなジンバル等の制御までGoPro1個を経由して制御できるようになれば、使い方はめちゃくちゃ増えそう。フォトグラメトリみたいに大量のカメラを配置するからなるべく軽量にしたいとか、イベント用のリモートカメラでコンパクトに設置したい場合にPoEイーサネットアダプタだけでカメラ+ジンバルに給電して高画質映像も低レイテンシで、とか。


 最近はこの領域はDJIが強すぎて、多くのメーカーが撤退したからなぁ。ソニーやパナももうウェアラブルカメラサイズの製品は作ってないし。大部分の用途ではDJIで良いんだろうけど、すごいニッチな領域では中国メーカーの製品は使いたくないというような用途もあるから、GoProみたいな西側の企業には頑張ってほしいのだが、ニッチ過ぎて。



 Xbox、「ディスク版デジタル化機能」を正式発表。ディスクのゲームを本体に入れると、デジタル利用権が付与される - AUTOMATON

 できればXbox本体でなくWindowsに読ませてライセンスを取れれば良いんだけど、とはいえBDドライブ搭載のPCだってそれほど多くないだろうし、そもそもゲームディスクがBDの標準に則ってるのかもわからないしな。

 独占タイトルを増やす(かつ物理メディアを廃止する)方向のソニーとは対照的というか。Microsoftも次世代機に光学ドライブを乗せるとは言っていないけど、一応、現行機が動いているうちにアセットをデジタル化する道筋を示した感じではある。Microsoftはエコシステムが広がればそれである程度稼げる道筋があるだろうし、その辺の考え方は柔軟にできそう。ソニーは薄利多売なハードで稼げない以上はソフトで稼ぐしかないし、そうなると独占タイトルを増やすしかないし。当面はWindows専用なんだろうけど、ゲームしかできないゲームハードと、潰しの効くゲーミングPCなら。

/* ソフト(コンテンツ)で稼ぎたいなら薄利多売(or得れば売るほど赤字になる)自社ハード独占のタイトルじゃなくて、マルチプラットフォームかあるいは少なくともWin向けにもライセンスしたほうが稼げるんじゃね?って気もするけど、どうなんだろうか */


 Series XだけでなくOne系にも対応しているのが、One Xオーナーの僕としては嬉しい。が、ウチのOne Xは確か正常に動作しない問題があるんだよな。。。今のデスクトップPCでゲームがある程度遊べるようになったから、Xboxの問題は放置していたのだが。XboxのゲームがいくつかでもPCで遊べるようになるのは嬉しいけど、とはいえ遊びたいランキングの上位に入ってるゲームはPC版で買い直したものも多いしなぁ。

 とはいえ買い直していないゲームもあるし、それらが対応されるなら、重い腰を上げてOne Xをバラしてみるか? たぶん電源系の問題のはずなのだが。Xbox One Xの電源って単なる大容量電源であって、レールやシーケンスの管理はやってないはずだから、最悪なんとかできそうな気もしないでもないけど。



 オープンワールド日本レース『Forza Horizon 6』と「セブン‐イレブン」のコラボ発表、10月の実装に向けて“工事中”。ゲーム内にセブン‐イレブン登場なるか - AUTOMATON

 ローソンとかファミマとかも出店してほしいけど、さすがに難しいか。あと、エネオスとかもコラボしないかな。大穴狙いでカローラLH2と岩谷のステーション。



「超音速渦の窓」で大気と真空をつなぐための新技術 | 理化学研究所

 単に差圧を壁無しで接続するだけでなく、パーティクルセパレータとしても使えるんじゃないか、とのこと。逆に言えば、サンプルを受け渡す窓として使うなら超音速流の中を通す工夫が必要になるわけだが。

 めちゃくちゃ強いレーザーとかを通したらやはり流体にもエネルギーを吸われるんだろうけど、でも固体窓だとエネルギーがどんどん加わるけど、流体なら窓を強制空冷できるから、そのあたりも便利なんだろう。壁として使うなら液体でも良さそうな気もするけど、ノズル設計が難しそう。あとは液体だとコンタミが怖いとか? 高圧側に液体系、低圧側にパーティクルセパレータ代わりの気体系、みたいにカスケードすればあるいは。あるいは、液体は密度が高すぎて何かを通すのが大変ってのもあるか。

 現状15mm程度の開口部。SFみたいに宇宙船が通れる膜みたいな用途には難しそうだな。大型化したら相当うるさいだろうし。



 カイロス3号機失敗で企業「静電気による通信異常で飛行中断」 | NHKニュース

 2号機の原因はノズルの角度センサが原因とされていたけど、でもセンサ周りではなくハーネス周りに重点的に手を入れていたのが謎だった。3号機がノイズでということは、また別のハーネスに静電気が、みたいなことなんだろうか? だとすると同じ原因で2機連続で落とすのはお粗末というか。実際は2号機と3号機で関連があるのかはわからないけど。


 SPACE ONEって事故原因の分析結果とかプレスリリースで文書で出したりしないんだろうか? 今のところ「原因がわかりましたよ」のリリースすら無いが。

 その点インターステラってすごいよな、と思って見に行ったらこっちも最近は似たような感じで、4号機の原因については詳細なPDFを出していたのに(もう削除されているからInternet Archiveに取りに行くしかないけど)、5号機はプレスリリースにたいして中身のないPDFが置いてあるだけで、号機のWebページすら無いという状況。

 建前としては税金で仕事してるわけじゃないから積極的に情報公開しろとも言いづらいけど、とはいえ、ねぇ。クラファンとか民間の金でロケットを飛ばしたいなら、せめて出資の判断ができる程度には事故原因の報告書も公開したほうがいい気がするが。あるいは、クラファンとかの出資者向け特典として出しているのかもしれないけど。

 日本の民間宇宙開発はわりとそんな感じがする。かといって他の国の民間企業だって情報公開に積極的な印象もないし。民間企業の仕事ってそんな感じなんだろうな。


 液体系のロケットだとハートビートが途切れたら制御を切る(バルブ司令系の電源を落とすとか)だけで推力も落とせるし、主電源の喪失等にもロバストだけど、固体燃料だとアクティブに司令破壊を行わなきゃいけないのがちょっと面倒そう。少なくとも破壊用の爆薬に点火できる程度の能力は残っていなきゃいけない。確実な破壊に振り切るならNOバルブで加圧ラインを閉塞して、与圧でスプリングを抑え込んで、電源断で圧が抜けたらスプリングが解放されて雷管を叩いて破壊系が起動する、みたいなことも可能だろうけど、流石にそこまで徹底的に壊そうとするロケットもそう無いはず。少なくとも、H-IIAやイプシロンの指令破壊系は電気コマンドで起動するはずだが。導爆線を引き回していればある程度の静電気とかには耐えられるだろうけど、とはいえ導爆線が切断されちゃ効かないし。電線よりは導爆線のほうがロバストなんだろうけど、導爆線が切れた例も実際あるわけで。不要なときには絶対に壊さず、必要なときには絶対に壊す、みたいなシステムを作るのは難しそうよな。フェイルセーフに振るとそれがフェイルする。それで誤動作対策を徹底すると壊したいときに壊せなくなる。



 ルーントルーパーズ、1巻のハードカバーを買ったのが2014年1月らしいので発売直後というわけではないけど、その頃に読んで、自分には合わないな、と思っていたやつ。この間あまりの暑さに負けてダラダラと1巻を読んでいたら結構面白くて、そのままズルズルとKindleで続巻を買って読んで、ようやく最終10巻まで読み終わり。

 後半は特に、僕が読みたい内容ではなかったけど、まあ、補給のない自衛隊ならそうなるか、という感じの内容ではある。システム周りはツッコミどころも多いけど。

 何度も読み直したくなるような内容ではないけど、良い作品だった。



 自分の中でWeb広告の閾値が厳し目に設定されている自覚はあるけど、ウェザーニュースアプリに表示される広告が気分を害するというか、そこまでではないにしても不快な内容で、しかも目立つ場所(必ず見える場所)に配置されているから、不愉快。

 この手の広告、「ターゲティング広告だからそういう内容が表示されるってことはそういうコンテンツが好きってことでしょ」って話が時々出てくるけど、とはいえ全く見に覚えがない広告ばっかりだからなぁ。一体誰にターゲットを定めているのやら。

 そもそもWebアクセスの大部分(検索したり、通販サイトを開いたり)はデスクトップPCで作業しているから、スマホ側の学習が不十分というのはあるのかもしれないけど。それにしても、もっと当たり障りのない内容を表示すればいいのに、と思うのだが。この界隈が広告にクソほど金をばらまいている、とか?



 Android端末(e.g.Google Pixel)、UVCソース(USBカメラ)には設定できるのにUVCシンク(USBモニタ)に設定できないのちょっと不思議。小さい外付けディスプレイとか、あるいはトラックパッドみたいに使える機能ってあったら便利そうなのに。トラックパッドだと外部アプリでという選択肢もあるけど。



https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/70/7/70_561/_pdf/-char/ja

1960年代は符号理論の基礎となる研究成果が多く現れ、符号理論が確立された時期と言える。一方でかなり成熟し、「もう研究すべきことはない」などと言われるようにもなってきた。

 人類「もう研究すべきことはない」言いがち説。特に20世紀頃はいろいろな分野で良く言ってる印象。



https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/80/2/80_223/_pdf

 2025年

 ISDB-TとISDB-T3の非同期LDMを受信するあたりの話。

 考え方としては、T1のほうがレベルが高く放送されているから、先にT1を復調して、そこから再変調と伝搬路の推定を行って、受信したT1+T3からT1を差っ引いて、T3の信号を取り出してから、T3の復調を行う。T1の再生はパイロット信号(SP)だけで行う。綺麗なレプリカを作るならRS誤り訂正までやってから再度インターリーブやら畳み込みやらを繰り返すほうがいいんだろうけど、時間インターリーブでレイテンシがめちゃくちゃにデカくなるから、いくらなんでも使えないんだろう。

 LDMってもっと手軽にできるものだと思ってた。元々のコンセプトって、まずはT1とT3をLDMで放送して、T3側はT3の強力な誤り訂正で対応して、T3が十分に普及したらT1を停波してフルスペックのT3で、みたいな感じだったと思うんだけど。この資料の方法だと、T3復調器にはT1復調器(&変調器)も必要だから、T3に比べればシンプルとはいえ、ちょっとやりすぎな感が否めない。まあ、放送側も一斉に移行するわけじゃないし、T3を始める局とT1しか放送していない局がある場合は結局T1の復調器も必要だし、ということなのかもしれないけど。



 前回、PCIe6.0のFLITで、CRCで誤りが見つかったらRSで訂正する、と書いたけど、もう少し詳しく調べてみると、実際にはRS復号後にCRCで誤り検出を行うという順番らしい。定常的にビットエラーが発生する前提で、まずはRSで訂正を行うが、RSで誤訂正した場合でもCRCで検出できる、という使い方らしい(誤りが残っていれば再送)。


 The PCIe® 6.0 Specification Webinar Q&A: A Deeper Dive into FLIT Mode, PAM4, and Forward Error Correction (FEC) | PCI-SIG

 FLITサイズが256バイトの理由。確たることは書いてないけど、大きくしても小さくしてもそれなりにオーバーヘッドがあるから、バランスを見ると256バイトがちょうどいい、みたいな感じ。パケットサイズを大きくするとデータ効率は良くなるが、再送が発生したときのペナルティが大きい。パケットサイズを小さくしてもレイテンシはさほど低下せず、データ効率が悪くなる。

 255バイトでなく256バイトな理由はよくわからん。Google AI曰くレーン分割したときに綺麗に割り切れる2^nのほうが効率がいい、らしい。確かにそれは納得できるかも。別の理由として、2^nのほうが半導体内で取り扱いが楽(アドレッシングとかの面で)という理由も提示されたけど、それに関してはあまり納得感が無い。130バイトとか260バイトとかならともかく、255バイトならパケット後ろに内部的には0を入れておくとか、そう大きくないペナルティで回避できそうだが。255バイトでレーンに1バイトのパディングを入れると0.4%のペナルティがかなり大きいけど、半導体内で1バイトの付加はそう大きな負荷にはならない気がする。

 あとは、なぜ2分割でなくて3分割なのかも謎。ただ、FECはシンボル長が増えると計算がどんどん面倒になっていくから、計算単位を低く抑えるために2分割(128バイト単位)ではなく3分割(最大86バイト)にした、みたいなことなのかな? あまり増やしすぎると、分割数あたり最低でも2バイトが必要だから、FEC符号化率が悪くなる。そのあたりのトレードオフで、256バイト3分割、という判断になったのかも。

/* PCI-SIGのブログ、記事についているタグにリンクが張ってないのだいぶ不便 */


 大抵の記事でFLITが固定サイズなのは「FECは固定サイズである必要がある」みたいに説明されているけど、なんか違和感。短縮化符号を使っているなら先頭のゼロ埋めを可変するだけで可変長FECは可能だろうに。

 このあたりはPCI-SIGの記事では「パケット長を可変にするとビットエラーに対応したパケット長コードが必要になるから非効率」みたいなことが書いてあって、納得感が高い。

 そもそもFLITはデータリンク層のプロトコルだから、ここのパケット長は上位層からは透過的で、可変長にする利点も無い、という理由もあるんだろう。長いデータを転送したいときは透過的に分割・結合されるし、短いデータを転送したいときは透過的に結合・分割される。だったら、前述のようにトレードオフを考えて適当な大きさに決め打ちしたほうが楽。

 どうしても誤り訂正と可変パケット長を両立したいなら、前のパケットの中に次のパケットの長さを埋め込んで、前のパケットで誤り訂正を行う(誤りが訂正できなければNACで再送される)みたいなメカニズムも可能だろうけど。無線通信とかで往復に時間がかかるなら適当な大きさで決め打ちしてパケットを送るとかでもいいし、データが無いときはパケットを流さないようなシステムであれば、最初にペイロード無しのパケット(長さ決め打ちで訂正できる)を送ればいいし。FECは短縮化符号を使っているならゼロ埋めの長さを変えればメッセージ長は変更できるし、それに合わせてパンクチャ率も変えれば符号化率も一定範囲に維持できるし。

 必要ならそういう方法を考えれば済むんだろうけど、PCIe6.0FLITには必要なかった、ということなんだろう。



 PCIe6.0ではそれまでのNRZからPAM4へ変更してクロックレートを維持したままボーレートを倍増させたけど、7.0および8.0は以前と同じように変調方式(PAM4)を維持したままクロックレートを倍増させてボーレートを倍増させる計画らしい。PCIe6.0で3年稼いだからその間に高クロックに耐えられるロジックや基板材料が出てくるだろう、という見込みなんだろう。

 コンシューマー向けでPCIe6.0って普及するんだろうか? PAM4って結構コスト掛かりそうだけど。

 PCIeの巨大なエッジコネクタもそろそろどうにかしたらいいんじゃないかなぁと思うわけだが。コンシューマー向けで光化は厳しいとしても、L型メザニンコネクタを使うとか、もうちょっとコンパクト(低負荷)なコネクタを使うとか。まあ、今どきメザニンコネクタみたいに繊細なコネクタを使ったらバカなYouTuberが壊して遊ぶんだろうけど。



 100Gや400Gの光トランシーバではRS(528,514)やRS(544,514)が使われているらしい。当然GF(2^8)では扱えないから、GF(2^10)を使う。これによって642.5バイトをパケット化できる。で、イーサーネットフレームの中にFECが入っているのではなく、FECの中にイーサネットフレームが入っているから、FECブロックサイズよりも巨大なメッセージをやり取りするには支障がない、ということらしい。

 256より大きいガロア拡大体の実用例、少なくとも一つはあるわけか。他にもそれらしいものはあるけど、ググっても仕様が見当たらなくて確定できないものもある。/* 10年前に「公開規格作ったよ、ISO/JIS登録を目指すよ」って話が出てくる某規格、一向に普及する気配がない */



 複素平面で作ったリード・ソロモン符号、なかなか面白い動作をしていて、面白い。色々こねくり回して、なんとなく雰囲気も掴めてきた。なんでそういう動作になるのかは全く理解できないけど。複素平面でも動くならガロア体の性質云々は関係なくね?って気がするけど、どうなんだろうか。リード・ソロモン符号ってものすごい普及している割に、丁寧な解説はほとんど見かけない。ものすごい簡略化した説明か、あるいは符号理論に則った難しい話か。


2026年8月26日水曜日

小ネタ









 いよいよNROの目が宇宙を見るときが来たぞ。宇宙人どもめ、震え上がれ、彼らはアメリカ合衆国なるぞ。/* ミリタリーにも宇宙にもつま先を突っ込んだ程度のヲタクたる自分としては、日本の天文界隈がこの望遠鏡に関わってると胸を張っているのを見ると、ちょっとアレな気分になるのだが */




 FPS、特にPvPでK-9の取り扱いは難しいよねー、って感じの。


 CoD:Gだったかそのあたりのストーリーで軍用犬を使うようなシーンがあったけど、とはいえ犬に付けたカメラをタブレットで見ていくつかコマンドを出して何人かの敵をステルスキルする程度の決められたシナリオをなぞるだけで、ゲームシステムとしては目新しさは特になかったような気がする。CoDのストーリーででラジコンはあまりないとしても、プレイ感としては攻撃できるRCカーと同じような感じで。

 PvPで軍用犬を登場させる場合はあまり強くしすぎるとバランスが酷く崩れるから難しいだろうし、PvEではプレイヤーと息の合った動きを実装するのは難しいだろうし。




 防空設備の戦術シミュレーションみたいな感じの内容になるのかな。各地にレーダーや対空設備を配備するタワーディフェンスみたいな。シャヘドや原発の冷却塔みたいなアイコンがあるから、ウクライナへに対する侵攻、特にプログラミング型ドローンが大量に投入されたあたりの時代設定かな。大量の自爆ドローンだけでなく、弾道ミサイルとかも対処しなきゃいけないっぽい。



 イージス艦のCICでコマンド打って迎撃したりするようなゲームやってみたいんだよなー。別にNOAAのシステムにハッキングするとかまでやる必要はないけど、手動で照準するような手間はかけない感じで。しかし、上述のゲームみたいにレーダーやSAMを自分で配置するならともかく、イージス艦単体で自動照準のミサイルや主砲を撃つのはゲーム性としてはあまり面白くなさそうな気もする。最近だとCEC能力とかも含めれば艦隊司令として各艦を配置するとか、ドローンみたいなアセットを配置したりもできるようになってきているけど。


 そういえばネイビーミッションは当時だいぶ遊んだなー、と思って試しにググったら、7月1日にSteam版が公開されていたらしい。






 通販生活が楽天市場から撤退 迎撃ドローン関連の報道受け「企業理念に反する」 - ITmedia NEWS

カタログハウスは「商品憲法」として「できるだけ核ミサイル、原子力潜水艦、戦闘機、戦車、大砲、銃器のたぐいは販売しない」などの理念を掲げている。

「できるだけ販売しない」ってことは、多少は販売しているのか…… 核兵器込で原子力潜水艦を仲介する個人向け通販企業ェ。。。


 一般論として言えば、現状は迎撃ドローン関連の話だから、これは敵国から日本に対して爆弾を運んでくるドローンを阻止し、国民を守るための装備品であって、相手を攻撃するためのもの(例えば敵国の軍が運用する有人航空機を撃墜するためのもの)ではない、というあたりの線引を楽天もしていると思うんだけど、まあ、そういう理論が通じる相手でもないだろうしな。話が通じる相手なら「核ミサイルや原子力潜水艦は販売しない」なんて当たり前の話をわざわざしないだろうし。



 レーザーで原子核の周辺環境を可視化 「固体原子核時計」を高精度化するレーザーメスバウアー法を実現 - 国立大学法人 岡山大学 

 レーザーで原子核の「住所」を特定 岡山大学が固体原子核時計の高精度化に道を開く新手法を実現(RSK山陽放送) - Yahoo!ニュース

原子核は周囲の原子からの影響を受けにくいため、多数の原子が存在する固体中に埋め込んだ状態でも時計として利用できる点が大きな特長です。

 

 光格子時計だと光で「卵パック」 を作って原子を固定/ハンドリングしたり、CSACでも小さいカプセルにガスを入れたりしているけど、原子核時計なら固体結晶を使えるのか。実用的なクロックとして使おうとすると光コムとか色々必要だから時計に使う原子自体が小さくハンドリングできるだけではだめなんだろうけど。まあ、そのあたりの小型化も頑張ってるだろうしな。



 NIEDの強震モニタ、強めの地震が起きると更新が止まるのが結構アレな気がする。

 こういうトラフィックが急増する用途にインターネットみたいなプル型は不適切な気もするけど、じゃあどういう配信形態がいいのかというとなぁ。特殊な方式を使ったってユーザーがいなきゃ意味ないし。QZSS/DCRじゃ到底賄えないデータレートだし、かといってISDB-T TSPとかに埋め込んでもテレビ以外でデコードするのが面倒だし。

 結局IPベースで構成して、サーバー側はできるだけトラフィックの急増に強いCDNを使って、途中の回線は通信各社が頑張って、みたいなあたりに落ち着くんだろうか。平時のトラフィックはほとんど無視できる程度だが、数カ月に1回程度のピーク時は極端にトラフィックが増える、みたいなメディアって既存のCDNだと厳しそうよなぁ。スポーツ中継とかにしたって事前にある程度の見通しが立てられるから、その時期だけ確保すればいいわけだし。

 10年20年単位では専用の電波を使ったテレビ放送を廃止して移動体通信で配信しよう、みたいな提案も話程度には出てきているわけだけど、そういうシステムも同じような問題点がありそう。平時の視聴者数に合わせたCDNを組むと大きな事故やら事件やら災害やらが発生したときに耐えられない、みたいな。なんだかんだ言って完全にブロードキャストな放送はそのあたりが強いのよなー(放送経路が生き残る前提なら)。



 空き家に置いてあるテレビが映らないとのことで、軽く動作確認に行ってきた。

 なんか嫌な予感が……

 テレビコンセントが火を吹いたらしい? 15V0.1A程度でこれほど燃えるとも思えないし、上から大電力が降ってきたのかな。

 こんな状態だけど、持ち込んだ簡易アンテナをテレビに接続したらかなりの信号強度で綺麗に映った。これだけのサージを食らってRF回路に一切損傷なしって、流石はパナソニックのテレビ。

 この建物のアンテナは直下にLNAがついているタイプなので、アンテナから入ってきたとすれば上も丸ごと焼けているはず。VHF時代のスタックされたやつなので、小さいUHFアンテナに交換すれば済むんだろうけど、誰も住んでない家なのでね…… 思ったより屋内での信号強度が高いので、イザ必要になれば安い屋内アンテナでも買えばいいんじゃね?というあたりで今回は終了。

 LNAが飛んだだけなら同軸線を繋ぎ変えるだけで治せそうな気もするけど、屋根の上に上がるのも面倒だしな…… とはいえ、推定雷サージを受けたRF回路がどうなっているのかも気になるところ。


 おそらく少なくとも2,3年前までは正常に使えていたはずで、それ以降このあたりで落雷もあまりなかったはずだし、たぶんちょっと前にうちのコンセントが燃えたりルーターやGbEハブが吹き飛んだ落雷のときに、一緒に燃えたんだと思う。結構近くに落ちたけど、思ったより影響が大きい。


 この家はたぶん金属箔に断熱材を充填したサイディングの外壁だと思うんだけど、家の中にアンテナを置いてもテレビを受信できるので、意外とシールドされていない感じ。木造モルタルだとラス網で結構シールドされるんだけど、サイディングはあんまりアース取れないのかも。表面処理とか色々してあるし、意図的にシールドしようと思わないとシールドされないだろうし、ここ2,30年だと携帯電話も普及してきたから電波を通すような建材がデフォだろうしな。



 地デジ/BS/CS用のスプリッタケーブルをNano-VNAで測定


↑2x 黄色が混合側S11


↑2x 水色が混合側S21

 いずれも空きポートは75Ωで終端

 なんかS11がくっそ高くない? インピーダンスミスマッチってこんなに効くのか。

 地デジ側はDCをカットオフして上は800MHzでカットオフ、衛星側はDCを通して800MHzあたりから、という感じか。通過帯域もかなりフラットだし、挿入損失もかなり低いし、周波数特性も結構綺麗に見える。



 PCIe 6.0 の誤り訂正|人狼白 2023年7月

 8bitを超えるガロア拡大体を使った例って何かないんかな、と思ってぐぐってみたら、Google AIが「PCIe 6.0でGF(2^9)が使われているよ」と教えてくれたんだけど、ソースの記事を読む限り、「GF(2^9)ではない」という結論っぽい(そもそもPCIeの仕様が公開されていないので未確定だけど)。Google君さぁ。。。

 この記事によると、PCIe 6.0はCRC誤り検出+RS誤り訂正で、情報が入っているのは242バイト、それに8バイト(64bit)のCRCを付加して、低レイヤではCRC(シンプルなビット演算で低レイテンシ)で誤り検出を行い、それで誤りが検出されればRS符号を使用して1バイトまで訂正可能で、3組のRS符号をインターリーブすることで、最低でも17ビット(運が良ければ24ビット)までのバースト誤りは各RS符号の中で1シンボルの誤りに収まるから、r=2のGF(256) RS符号でも大きなパケットを訂正できる、みたいな設計らしい? インターリーブしないで単純に分割すると、当たりどころが悪ければ2ビットのバースト誤りを訂正できなくなるから、少なくとも17ビットのバーストを訂正できるインターリーブはつよい。

 簡単なエラーチェック/FECでオーバーヘッドを減らして、それでBERが十分に低くなるように回線設計を行ったうえで、それでも治せない誤りに対してはARQを行って、時々のARQ込みでレイテンシが満足するように、みたいな設計なのかな。

 GF(256)ならRS(255, k)で、これが3組なら最大で765バイトまで、冗長シンボルを各々2個使うなら759バイトまでの情報を入れられるわけだから、データ256or512B+追加情報+CRC+FECみたいな構成でも良さそうな気がするけど、なんでブロックサイズを256Bにしてデータを<256にするんだろうか。チップを作るときにトータルが256のほうが扱いやすいし、低レイヤで勝手に分割するんだから256境界に合わせる義理もない、みたいなことなのかな? でも、そんな事言い始めたらRS(255, 249)とかでもいいんじゃね?って気がするんだけど。3x r=2より1x r=6のほうがエラーパターンに対してもロバストだろうし。



 C#の引数でf1(params int[] array, string text)みたいな宣言ができても良さそうな気がするけど、なんで禁止されているんだろう? あるいは、f1(int arg1, params int[] array, int arg2)をf(1, 2, 3, 4);みたいに呼んだとしてもf1(1, [2, 3], 4);みたいに分解できそうなものだけど。

 C言語の可変長引数だと呼び出された側がスタックから拾っていくはずで、どこまで可変長引数が続くかわからないからその後ろに引数があると困るってのはわかるけど、C#のparamsは呼び出し側が配列に入れて渡すんだから、paramsの後ろに引数があったって呼べそうなものだけど。

 構文解析やらオーバーロード解析やらがメンドクセ、という理由で禁止されているんだろうか? もう少し緩和できそうな気もするけどなぁ。

 そもそもそういう使い方が少ないから、ってのが大きそうではあるけど。



 今週も相変わらずリード・ソロモン符号に苦戦中。ある程度は動くようになった感じは得られているけど、設定によってうまく動かないところとかもあって、もう少し確認が必要。


2026年8月19日水曜日

小ネタ


 Claude がテキストに電子透かしを入れ始めたので、LLM ウォーターマーキングの仕組みを調べた

2023年に「実用化は無理だろう」と思った技術が、3年後には規制対応という追い風を受けて商用 LLM に標準搭載されつつある、というのが今回調べて分かったことです

 事あるごとに「3年前には無理だった技術」みたいなことを強調しているけど、「文章に何らかの情報を埋め込む」ことを意図した技術(方法)って大昔からありそうな気がするけどなぁ。10年前のIT系企業の不祥事で関係者に配布された文章が各々微妙に文言が変えられていて、流出元のあぶり出し用じゃないかとか言われていたし(実際にウォーターマーキングを意図していたかは別としても)。

 従来、著作物の保護等を目的とした場合は、著作物それ自体が識別子として使われていたから、1ビット情報には意味がなくて、流出元の特定等に使おうとすると多ビット化する必要があって、それらを製造する技法も含めて実用化に際しての困難だったし、そもそも需要もさほど無かった。対してAI生成文章であることを埋め込むためには1bitの情報があればいいから、実用化が楽になった、ということで技術的に達成できるから法律化した、というのが流れじゃないだろうか? 今後は誰が生成した文章かみたいな情報も埋め込みたいから、数十ビット規模の堅牢な情報量を埋め込む必要が出てきて、もう少し大変としても。


 ところで、今のところはウォーターマーキングは文法の揺らぎの統計で1bit値を、つまりAIモデルに固有な選択肢を選ばせることで入れているようだけど、当面この手法が継続されるとして、AIネイティブの子どもがAIチャットボットに入り浸ったりすると、AIライクな文法を使うように学習したりするんだろうか? 「この子どもはChatGPT率が高い」とか「この子どもはGemini率が高い」とか。あるいは、20年後くらいに「新人が自分で考えて書いた文章のはずなのに、なんか20年前のAIのウォーターマーキングが入ってるんだけど」とかになるんだろうか。

 もう少し時代が進んでユーザーIDを埋め込めるような時代になると、親のアカウントを利用していた子供は同じIDのウォーターマークを学習する、とかもあるか。息子or娘が旅行中に何らかの事態で記憶喪失に陥って、自分の身元の手がかりとなるものも一切無い中で、供述にAIウォーターマークの痕跡を発見した捜査官がそれを手がかりに調べると…… うーん、記憶喪失中に亡くなっていた親の墓参りに、みたいな話になりそうだぞ。。。



 Text watermarking - Wikipedia en

Research on text watermarking began in 1997.

 始まってすぐ実用化されたわけではないとはいえ。


 Steganographia – Wikipedia de

 1500年頃に書かれて1600年頃に出版された本。精霊を使って長距離通信を行うための魔術書のようなの内容だが、文中に暗号が埋め込まれていて、1960年代に解読された、とのこと。この本の著者は他にも暗号化した本を複数書いていて、後にはエニグマに似た体系も発明した、らしい。


 たしか歴史上の数学者たちも難読化した方法で自身が発明した計算方法を出版していたんじゃなかったかな? 自分は自身しか知らないはずの計算方法で仕事をして、後にその技法が他の人から公開されると「私の著書を解読すれば私が発明者であることが明らかだ」みたいに言えるように。この手の暗号化(特に暗号であることが一見してわからない情報の埋め込み)は大昔から手を変え品を変え色々ありそう。



 理系用語アキネーター「ビッグクランチ」でQ.古典力学ですか? A.いいえ、とのことだけど、宇宙の終焉としてのビッグクランチは古典力学(重力論)の範囲じゃね? 非古典的な取り扱い(量子論)が必要になるのはビッグクランチで宇宙が潰れ終わったあとに何が起こるか(例えばビッグバウンス)を記述するために必要なものであって、我々の宇宙が存在している範囲では古典力学で記述できると思うのだが。




 自走砲台で砲撃していくゲーム。スチームパンクなヘヴィーオブジェクト、って感じかな。正しくはスチーム(燃焼室+熱交換器による蒸気機関)ではなく油圧(2x直列8気筒エンジン駆動)だろうけども。射撃の衝撃でバルブが緩むと真っ黒な作動油が吹き出してくるから、時々締めてやらなくちゃいけない(あとからゲームの概要を読んだらディーゼルパンクって書いてあった)。ゲームの流れは、作戦地図から敵の方位/距離を拾って、装薬数から仰角を計算したり弾種を選んで、射撃。とてもシンプル。ただ、再装填に時間がかかるし、大量の射撃目標から最適な目標選択をしなくちゃいけないので、かなり忙しい。優先的に射撃する必要がある目標もあるし、あるいは優先目標がない場合は、弾種や装薬数を変えず、かつ方位や距離が近い目標から順番にキューイングしていく、とか。

 幻影砲兵隊で異様に苦戦した。10回じゃきかないくらいのリトライ。一つには戦い方を理解していなかったし、砲弾の選択を間違っていたりとか。あとは回数をこなして射撃の手順に慣れて、素早く砲撃できるようになっていくと、なんとかクリアできるようになった。



 各種表示にダイヤル式のデジタルディスプレイが使われてるけど、これの正式名称ってなんて言うんだろう? rotary displayとかでぐぐるとブツ撮り用の回転台かロータリーエンコーダ内蔵円形ディスプレイばっかり出てくる。

 形としては手押しカウンターやアワーメーター/オドメータみたいなものに近いけど、これらは最下位桁をインクリメントすると自動で桁上りする表示であって、複雑な数値の表示には向かないはず。ただ、離散値を表示するならともかく、方位角や仰角を表示したい場合は連続値だから、例えば180度反対側まで0.1桁の単位で表示するなら、最下位桁を1800回転させればいい、みたいな考え方の可能性もあるか。360度をまたぐときは3600回転させなきゃいけないので大変だけど、最上位桁は0,1,2,3,*,0,1,2,3,*で140度分インクリメントして周回させるという手もあるだろうし(少なくとも倍以上は早くなる)。


 What is this analogue numerical display? | diyAudio

 英語圏のフォーラムでも確たる情報が出てこない程度にはあまり無い表示方式らしい?


 LDM #449: Harrier Aircraft Horizontal Situation Indicator - YouTube

 飛行機の計器で使っている例。

 循環しない距離は円筒形の部品で、360で循環する方位はベルトで作っているらしい。

 方位はおそらく下1桁と上2桁に分かれていて、上2桁は00から35まで、下1桁は0-9を2組か3組印字して、個別に回しているっぽい。

 距離は3桁で表示して、100nm未満なら~99.9、100nm以上なら100~という表示になるらしい。それぞれの桁は独立して制御できる。駆動音がすごく静かなので、少なくともギヤでサーボループを作っているわけではなさそう。もしかしてレゾルバみたいな感じで直交信号を突っ込んで磁石を駆動するみたいなことなんだろうか? それとも、回路図だと数字の表示デバイスっぽいものに10本の信号線が入っているから、例えば0の場所に磁石が入っていて、各端子に電圧をかければそこに磁石が引っ張られて、外から見ると数字が変わって見える、みたいなことなんだろうか。レゾルバみたいに連続的に制御しようとするとBCD→Sin/Cos変換が必要になるけど、離散的に制御するなら4 to 10lineデコーダ1個で済むから回路的にも楽そう(デジタル→Sin/Cos変換はレゾルバインターフェース用に専用ICがあるっぽいけど)。

 桁の切り替えはソレノイドで小数点の表示の有無を切り替えるけど、もしもソレノイドが断線すると1桁誤った距離を表示してしまって危険だから、桁切り替えのロジックはソレノイドを経由して通してある。仮に断線すると普段と表示形式は変わるけど、少なくとも不正な表示は出さない。飛行機のフェイルセーフは徹底してるねぇ。



 炭酸の缶ジュース、なんかおかしいと思ったら底面の鏡板が外側に吹き出していた(底面よりも外側に出ているので直立しない)。

 身の回りにある小型の圧力容器(炭酸飲料やスプレー等)は通常内側に凸の鏡板で底面を閉じてあるけど、炭酸飲料のように加熱で内圧が上昇する場合、これが外側に座屈することで体積が増えて内圧が上がりすぎることを防いでいるらしい。この写真の缶はまだ完全には膨らみきっていなくて、もう少し余裕がある。底部で吸収しきれなくなったら上部も膨らんで、それでも吸収できなければ、最終的に破裂に至る。

 しかし、今年ってそんなに暑かったかなぁ…… 去年よりは涼しい気がするんだけど。それに、この缶を置いていたのも比較的涼しい部屋だし。缶が塑性変形するほど加温されたとは思えないのだが。通販で買ったやつだけど、さすがに通販会社の倉庫に空調が皆無とも考えれないし、輸送途中で加熱されたのかな? それにしたって輸送荷物がそこまで加熱されるとも思えないんだけど。

 とはいえ、昔冬に水性接着剤を買ったらエマルションが壊れていたことがあったので、少なくとも冬の北海道で氷点下になるような環境には置いているんだろう。なら、関東付近で高温になるような状況で荷物をハンドリングしたりもしているのかな?


 機内でソーダ缶の破裂百件以上、酷暑に冷蔵不足原因か 米航空会社 - CNN.co.jp

 2024年のニュース



 今年はなんかやたらとスズメバチが家に入ってくるなぁ。去年も入ってきてはいたけど。ハチってやっぱりブンブンうるさいから波動性とか持ってるのかな?というレベルで、どこから入ってきたか見当がつかない。

 怪しい隙間をマステで埋めてるんだけど、なんだかCBRNで屋内退避してる気分になってくる。こうやって丹念に探していると、小さい隙間でも結構風が入って来るのがわかる。イザというときに全部埋めるのは大変そうだ。

 普通の(塗装用の)マステはその目的から、凹凸に馴染みやすいし、しっかりと張り付くし、比較的剥がしやすいし、水や有機物の阻止性が非常に高いし、何より安価で大抵どこででも買えるから、見た目を気にせずに隙間を塞ぐのには便利。黄色とか目立つ色が多いので部屋の中でペタペタ無造作に貼ってると目につくので一般家庭で使えるかどうかはさておき。H2Oやら有機溶剤の阻止性がさほど不要な場合はインテリア用のマステでもいいんだろうけど。恒久的に穴を塞ぎたいならシリコンシーラントとかを使うべきなんだろうけど、だいぶ手間がかかる。



 リード・ソロモン符号の誤り訂正は、適当に乱数を打ち込んでも正しいメッセージが得られるから、おそらく正しく訂正できるところまで書けたはず。今回は行列演算ベースで書いているけど、計算を整理していくとかなりシンプルな計算で誤り訂正ができるんだな。

 しかし、適当に作ったメッセージ列に適当なエラーを含めて訂正させる、とかは動いても、本物のエラーが入ったパケットのサンプルって得るのが意外と難しそうな気がする。身近なところだと地デジのパケットとかを取り出せばいいんだろうけど、デコーダ書くのメンドクセ。そもそもRS符号の前に畳み込み符号が……


2026年8月12日水曜日

小ネタ


 Tom Clancy's Ghost Recon® Wildlands: Last Rites Official Launch Trailer - YouTube

 ワイルドランズの無料アプデだって。

 ワイルドランズはちょっと前にPC版もポチって少し遊んでたんだけど、確か1回ゲーム中にPCがクラッシュしてそこでやめた気がする。今は暑すぎるので、涼しくなったら遊んでみようかな。/* PCのバックアップもちゃんと考えなきゃいけないけど、なんかAmazon見てると日ごとにストレージが値上がりしてる気がしてなぁ。。。*/


 GRBPのアプデ終了と前後してゴーストリコンの新作を作るぞ、みたいな話が出ていた気がするけど、どうなったんだろうか。第1作が2002年で25周年なら来年だから、それを狙っているのかな? 昨今のUbiを考えるとローンチ時期固定での開発は厳しそうだが…… まあ、そんなことは百も承知だろうしな。別記事によるとベータテストの受付が始まったらしいから、とりあえず提供できるビルドが作れる見込みがあるところまでは進んでいるんだろうけど。

 ゴーストリコンシリーズって少なくとも最近のやつはシリーズ内で緩いカップリングがあったはずだけど、GRBPの後ってどうするんだろう? 近未来的な舞台の次って、宇宙ステーションにでも行くんだろうか。でもそれだとアウロアの市街地を持っていった程度のつまらない舞台になりそうだしなぁ。かといって火星コロニーとかは飛躍しすぎだし。


 個人的にはGRBPとACSのコラボとかあっても良かったような気もする。アウロアにだって遺跡みたいなものはあるわけだし、そのうちの一つにアサシン系のなにかがあって、とか。言い訳できないほど時代が違うけど、とはいえアサクリって劇中劇みたいな設定のはずだし、どうにでもなりそうな気はするが。ゴーストたちが近接武器や投擲武器にクナイを持つとか、ゴースト側でもいろいろできそうだし、それでミッションをクリアすればアサシン側に光学迷彩を持ち帰ったりとかしても面白いだろうし。いくらマスケットがあるとはいえ、さすがに江戸時代にM4A1とかを持ち帰ったら色々アレだけど、光学迷彩くらいなら忍者の秘密道具として……



【更新】H3ロケット9号機打上げ成功、みちびき7号機を予定軌道に投入 | TECH+(テックプラス)

7機体制になると、4機の準天頂軌道衛星が順に日本上空を訪れる軌道を通るかたちとなり、常に1機以上の準天頂軌道衛星が高い仰角から品質の良い信号を送信できるようになる

 常に高い仰角に1機以上が見えるのは4機体制からで、7機体制では常に4機以上が見えるようになるんじゃない? 7機でも「高い仰角から品質の良い信号」を4機以上は無理、みたいなニュアンスなんだろうか? でもそれなら「7機体制になると」ではない気がするし。



 H3ロケット8号機の失敗はどうすれば防げたのか? 浮かび上がるリスク管理の難しさ | TECH+(テックプラス)

それだけに今回、破壊検査までするかどうかの判断ならまだ分かるとしても、非破壊検査すら実施しなかったというのは、正直理解に苦しむ。

事前に想定しきれなかった潜在的なリスクが存在するかもしれない、というのは前提として考えておくべきだ。

 結局どこまで金(&時間)をかけるかという判断だからなぁ。あとから「PSSを非破壊検査だけでもしておくべきだった」というのは簡単だけど、じゃあそれ以外のコンポーネントはどうするか? 第2段の点火系だって検査をしておけば防げたかもしれないし、あるいは今も把握していない不具合がH3には内包されているかもしれない。では、それを確認するためにはどこまでチェックすれば発見できるのか? そもそも、どこまでチェックすればチェックしたと言えるのか?

 例えば電装品の試験で、1気圧と高真空環境では試験をパスするかもしれないけど、50kmとか80kmとかの希薄な大気の環境では正常に動作しないかもしれない。50kmと80kmで確認してOKでも、75kmで不具合が出るかもしれない。あるいは電装品を真空チャンバで引いて正常に動作しても、フライト環境ではエンジン燃焼の振動やアウトガスの影響で正常に動作しないかもしれない。正しく飛行実績があるように見えても、壊れるギリギリで正常に動いているだけで、蓋を開けてみたら実は結構ヤバイ部分がるかもしれないが、残念ながら現在のロケットは回収して検査することができないから、フライト実績で判断することができない。構造系や機械系だって同様。

 疑いだしたらキリがないし、全員が安心できるまでチェックしていたら一体どれだけの予算と時間を使うかわからない。そもそも知らないことは調べられないのだから、全員が安心したところで、本当にすべてをチェックしたと言うこともできない。イプシロンSの第2段だって「これで大丈夫なはず」と思って2度目の燃焼試験をやったら綺麗に再現して爆発したわけだし。イプシロン6号機の不具合だってH-IIAでも同じような原因のトラブルで打上げ延期をやっていたし。「実績品だから」と採用したものだって、でもそれって平成初期に今みたいに満足な数値計算も無しに設計したやつを数年に1回作ってるだけですよねー?みたいなところもあるんだろうし。そういうものまで含めてゼロベースで信頼性を評価するのに一体どれだけのコストがかかるか、そして本当に評価できるのか。ましてや新規に作ったような部分はなおさら。


 例えば品質の安定した家具(スチールデスクとか)であれば使用環境も製造公差もある程度決め打ちで把握できるから、FEMで解析したり、そもそも本体価格の低さからいくつか破壊試験を行うことだってできる(そもそも安全率を高めに設定しておくだけでも十分だろうし)。しかし、トヨタだって車を1台作るのに何台も破壊試験を繰り返して、それでもシミュレーションと整合しないとか言ってるわけで、車よりも遥かに巨大なロケットを試験するのはメチャクチャ大変だと思う。量産品と違ってロットで品質を保証できるわけでもないし。そもそもどんな試験をすればいいのかすらノウハウがない。結果として今回は打音検査程度で把握できていたかもしれないものを見逃していたが、それはあくまでも結果論であって。

 極論すれば信頼性というのはある程度金で買えるものであって、例えば1兆円くらい突っ込んで、実スケールの破壊試験や実フライトを100回くらいやれば、ほとんど不具合のないロケットが作れるはず。実際にはそんなことは不可能だから、経験や解析で頑張るしかない。ただ、ダミーマスを乗せてもたいていそれは金属の塊でしかないから、ロケットと衛星のカップリングまで考えると、信頼性に疑問符がつく。ではどうすればいいかというと、実衛星を乗せて試験を繰り返すしかない。しかしそれは信頼性のないロケットに実衛星を乗せるリスクを背負い込むことにもなる。結局それってただのロケットの打上げでは?というところに帰ってくる。ただまあ、潤沢な予算があれば徹底的に試験ができるし、たとえそれで打上げに失敗してもまたロケットと衛星を作り直して打てばいいだけの話なので、結局大抵の問題は札束で解決できるのよな。札束がない場合は、まあ、頑張るしかないけど、それで失敗したら大量の札束が消し飛ぶわけで。


 とにかくこういうものは数を作って設計・製造・検査のノウハウを重ねていくしかないんだろう。日本の場合、特に大型の液体ロケットは海外輸入のブラックボックスから始まったから、設計や検査のノウハウが十分とは言えない。H-IIAでようやく大部分を日本で設計するようになったが、H-IIAでは金で信頼性を買うような設計になっていたんだろう。H3ではコストカットをした結果、色々と露呈してきた。あるいは、H-II/H-IIAの時期は小さい実験用のものも含めればかなりの種類のビークルを作っていた。もしかしたらあの頃には色々と現場のノウハウも溜まっていたのかもしれない。

 開発から検査までのノウハウを積み重ねるには、とにかく途切れずに経験を重ねるしかないんだと思う。ただ、それをやるには相当な予算を積む必要がある。とはいえ、H3の開発が2000億円/10年と考えると、年間200億円くらいあれば基幹ロケットの開発チームを維持できるわけだし、実際にはH3クラスの物を設計・製造し続ける必要はないから、年間100億くらいを継続して突っ込んでおけば、かなり強いロケットの製造・検査に携わる人間を安定的に育成・供給できる。H3を1回落として衛星まで全損するとそれだけで数百億吹き飛ぶわけだし、覚悟を決めれば出せない予算でもないと思うのだが。

 あるいは、2年毎に新規開発(少なくとも3,4回程度で完全に入れ替え)のロケットをトータル250億円くらいで打てるような規模で回して、ダミーペイロードの代わりにリスク込みで衛星も一緒に打上げて、この衛星も技術試験衛星みたいなリスク込みの衛星を乗せておけば、高い頻度で高リスクな飛行実証が実現できる。ETS9みたいにズルズル遅らせるよりよほど競争力が得られると思うが。最近はCNCや3Dプリンタも進化してきているから、H-IIAに比べればかなり安価に一点ものを作れるようになってきただろうし。

 毎年新人を何人か入れて、10年弱の人を新人の教育に当てて、中堅がメインで設計を行って、高卒・大卒から10年くらいで中型ロケットの新規開発を3回やった技術者が毎年コンスタントに出てくる組織は、再就職先までうまく繋げられればかなり強そうだが。


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 自室で作業してて、服になんか虫がついてると思って払ったら、スズメバチだった。おどりゃどこから入ってきたんじゃ!!!

 家の周りで結構スズメバチっぽいやつを見かけるんだけど、とはいえ巣がありそうな気配もないのよなぁ。



 飛行機のレジをググるとトップにFlyTeamの機体ページが出てくるの、まあ期待した動作ではあるんだけど、とはいえ検索結果に表示されるテキストがFlyTeamの日替わりの記事で、目的の機体と全く無関係の内容が出てくるという点でかなりクソ寄りな設計。せめてその機体に関わる内容を表示するようにしろよと思うのだが。2人乗りとか4人乗りの小型プロペラ機のレジのはずなのにロシアの戦闘機の説明とかを見せられてもさぁ。それとも、無関係な情報を表示することでFlyTeamのページを開かせるような設計思想なんだろうか?



 将来的に原子核時計が実用化されるような時代になると、古典的な原子時計は電子殻時計みたいな名前になったりするんだろうか?

 高精度な電子殻時計(光格子時計とか)は元素間の比較で物理定数の拘束ができるようになるらしいけど、原子核時計は少なくとも今のところはトリウム229の1個しか期待が持てないから、原子核の相互比較に使うのは難しいのかな。1桁上まで行けばウラン235があるけど、核燃料物質というのが剣呑な感じ。励起するのに必要な80eVは極端紫外線といったって波長15nmなら最近の半導体プロセスで使う程度の波長だし……

 時計に使う量程度ならどれだけかき集めたって核兵器に使えるような量にはならないだろうけど、とはいえ時計に使うならほとんど純粋なウラン235が必要だろうからなぁ。そう大量に必要なわけじゃないから、それこそレーザーで加熱したり選んだり冷やしたりすればいいんだろうけど、とはいえ純粋なウラン235を集める技術が果たして社会的に許されるかどうか。純粋な消費なら最悪でも原子炉と同じようにIAEAの核査察とかで使えるんだろうけど、100%濃縮プロセスとなると相当剣呑なんだろうな。



 Erasure Coding: Backblaze Open Sources Reed-Solomon Code

 ストレージ用のGF(256),RS(24,16)の説明。


 なんか釈然としないけど、とりあえずGF(256)でそれなりに正しそうな符号化行列が得られそうな雰囲気は得られた。雰囲気を掴むだけで5日くらいかかった。。。

 リード・ソロモン符号のエンコードなんて探せばいくらでもコードは見つかるんだろうけど、とりあえず今回は処理速度度返しで、理論はわからずとも少なくともソースコードはブラックボックス化しない、という方針で作ってみた。一応、符号化に関しては、どんな計算を行っているコードかくらいは把握できる程度で実装できた。まあ、ちゃんと数学ができる人からすれば、ゴリゴリに最適化した符号化プログラムだってちゃんと理解できるんだろうけどな。

 ZXing.NetのReedSolomonEncoderでエンコードした結果と同じ結果が得られているけど、genBaseの0/1が自分が書いたコードと逆になっているのが謎い。ヴァンデルモンド行列の端の行が1埋め(0乗埋め)ならgenBaseが0、a^0,a^1,a^2...みたいになっていればgenBase=1、だと思っているんだけど、このフラグが逆になる(フラグじゃないけど)。

 符号化だけでものすごい時間がかかったので、誤り訂正はまた来週。/* 具体的な話はもう少しまとまってから、と思いつつ、そのうち忘れそうだな */