2011年11月24日木曜日

通信速度 のお話

あるときこんな質問をもらいました
「回線って使える地域とかだけじゃなくて速度とかもありますよね?」
(意訳)

ええ 速度って大事ですよね
どこに行っても使えるけど1分に7文字しか受信できないとか嫌ですよね

で 見るべき速度は
Gbps/Mbps/kbps という数字
と言うかbpsっていう単位
それにMとかGとか Kとかがついてるだけです
例えば1bpsであれば1秒間に1個のデータ(文字じゃないです)を送信できる速度です
1kbpsであれば1秒間に1024個のデータ
1Mbpsであれば1秒間に1048576個のデータ
1Gbpsであれば1秒間に1073741824個のデータ
ということです
ちなみにbpsは「ビット パー セコンド」で 1秒間にn個のビットを送信 ということ


んでビットとバイトですが 1バイト=8ビット です
じゃぁ1kbpsは1秒間に128個のデータを送信できるのかと言わればそうではなく
実際には102.4個しか送信できません(スタートビットとストップビットってヤツ)
そしてさらにヘッダーやフッター アドレス等もあるので 実際には更に少なくなります
半分は言い過ぎかもしれませんが


じゃぁどれくらいあればいいのか
例えばニコニコ動画だと1M〜2Mあればそこそこ見れますよ とか
5Mあれば十分です みたいな
YouTubeでフルハイビジョンを見るとなるともっと必要だったりとかしますが
まぁ10Mbpsまではいらない場合がほとんどです
(ただ数年前に「ADSLは遅すぎて使い物にならない」という人がいましたが なにしてるんでしょう ファイル共有でもしてるのかな?)

んでなんで1Gbpsみたいな回線があるのかといえばまぁ物欲と言うか
まぁちゃんとそれだけの帯域の使い道はあるんでしょうけど
人間せっかちな生き物なのでMbpsクラスじゃ耐えられないんでしょうね
数年前まではkbpsが一般的だったのに(´・ω・`)
(法人向けは2Gbpsとかもあります 例のごとく蓮舫に(?)捨てられましたが)


でもやっぱいくら高速だからって使えなければ意味無いです
ケータイとかスマフォとか
端末の性能はいいのに回線が酷くて使いものにならないとか よく聞く話ですね
ロケットとかに関わってる人は覚悟しておいたほうがいいですよ
(スタッフの人が「ここSoft○ankが使えないんだよなぁ…」とか言ってるので)
ドコモ端末は結構使えるみたいですね
ちなみに先ほどドコモのサポートに聞いたら「人口カバー率100%です!」って言われました
流石です(面積カバー率は教えてくれませんでしたが)

ドコモの契約は調べてないのでわかりませんが
これから契約するならドコモがいいと思います
間違ってもイーモバはダメです

ちなみに人口カバー率
ドコモ 100%
au 99.9%
イーモバ 92.2%
です この7%ちょっとがものすごい差になります
(それが人口カバー率のカラクリ)

とりあえず僕が新しく端末を買うとしたらドコモかなぁと思ったりしています
Xiはまだ使える地域が少ないですが

(ちなみに普通回線速度というと下り速度ですが Ustとかニコ生の配信をするなら上り速度というのも重要になります)



ちなみに双方向ではないですが 基本的に日本国内どこにいても使える無線通信というのがあって
一番身近なのが電波時計だと思います(GPSは宇宙にあるので除外)
アンテナは国内に2個しか無いのに北海道から沖縄まで基本的に使えます
これはものすごい高出力な電波でゆっくりと送信するからなせる技です
単一方向というのもあるんでしょうが
電波時計の通信方法は1秒ごとに0.2秒とか0.5秒とか0.8秒の電波を送信します
(正確な数字は忘れましたが)
こうなると電波が来ているor来ていないの2択で判断できるので
低速な代わりに広範囲で使えます
電波時計は某キットを改造すると面白いと思います

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