2013年6月1日土曜日

STM32F4DISCOVERYでST-Link

STM32F4DISCOVERYをST-Linkとして使う方法です
とりあえずFlashの読み込みだけです

使用したのはSTM32F4でぃすかばーです
コレ → http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-05313/

ほかにSTM32F3等でもできます

ターゲットとして STBee を使用しました
STBeeのCN2(JTAGコネクタ)も必要に応じて実装しておいてください


まずは必要なソフトウェアの準備
ST-Link V2のページから必要なモノを落としてきます

003がドライバ 004がユーティリティです
僕は003を入れてから004を入れましたが、
ユーティリティにドライバも含まれているようです
分けて配布されてるのでとりあえず両方入れましたが

ドライバとユーティリティが入ったらPC側の準備はできました

次はボード側です

以下F4でぃすかばー前提で説明します

まずF4側のジャンパピン2個を外します
USB-miniB側にあるジャンパピンで
片側に白の塗りつぶしの枠でDISCOVER
反対側に白枠でST-LINK
と書いてあるヤツです

コレをジャンパすることによりオンボードST-LinkはSTM32F4と接続されます
なのでこれを外すとST-Link単体として使えます
(STM32F4は給電されっぱなしです

次にSTBeeとでぃすかばーを接続します

でぃすかばーのCN2(6pin)がSWDに使うコネクタです
CN2の白丸側が1pinで
使用するのは2/3/4の3本です

ST-Link側の2pin(SWCLK)をSTBeeの9pin(TCK)
ST-Link側の4pin(SWDIO)をSTBeeの7pin(TMS)
ST-Link側の3pin(GND)をSTBeeの適当なpinに接続(今回は8pin)
GNDはSTBeeのGNDに接続されればいいので、JTAGコネクタの偶数ピンに接続します
ただし2ピンはVDDなので接続してはいけません

この状態でST-Linkと接続されたので
STBeeの電源を投入し、ST-LinkもPCに接続します

ST-Link Utilityを起動し、Connect to the target. (フロッピーアイコンの右のコンセント)をクリックします
正常に接続されれば少しのタイムラグの後にFlashの中身が表示されます
接続できない場合はST-Linkとターゲットの電源を抜いてから接続を確認してください

アドレスは0x08000000固定で 読み込むサイズは可変のようです
DFUを見たければ0x08000000から0x3000Byteです

これでST-Linkを使った読み出しができるようになりました
DFUが破壊されたSTBeeの復旧とかもできそうです

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