2014年2月4日火曜日

顧客が本当に必要だったもの

顧客が要求した機能
  デジイチでドットサイトを使いたい

メーカーの理解
  デジイチにドットサイトを搭載すればいい

営業の表現
  カメラに照準器を内蔵し素早い撮影が可能

実際に得られたもの
  ドットサイトを内蔵したカメラ

顧客がほんとうに必要だったもの
  ドットサイトを載せるためのマウント





何日か前にこんなニュースが有りました
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20140130_633074.html
オリンパスが海外向けにドットサイトを内蔵したコンパクトデジイチを発表したようです
(レンズ一体型のため僕の表現的にコンパクトデジタル一眼)

フラッシュをくぱぁと開けると中からレッドドットサイトが現れるようです

カメラの性能としては30mm換算で24-1200mmのズームレンズを搭載し
FHDでは60fpsで撮影ができる という感じです
電子ビューファインダーを搭載していて
「なぁ、それムービーカメラじゃないのか?」と言いたくなりますが
形はデジタル一眼カメラです

海外では3月に399.99ドル(現在のレートで4万円と数百円)というお値段
日本円だと3万9千8百円みたいな辺だと思いますが

で、このニュースを見た時に思ったのが
「使いづらいだろうなぁ」でした
デジイチを持っていて、メイン液晶のライブビューを試したことがある人はわかると思いますが、その状態で狙うのは意外と大変です
これは左右の手で保持するだけで、ファインダーを覗いた場合の「顔に押し当てて固定しつつ手で向きを制御」というのができないためで、あまり安定しないと思います

ドットサイトを使用する場合もこれと同じで、顔に押し当てて使うのは難しいと思います
電子ファインダーが長めなので、持ち方によっては大差ない可能性もありますが


発表されたばかりの製品を貶す作業はここまでにして、僕が一番デジイチにほしい機能
機能というか形状ですが
「20mmレイルの搭載はよ!!」という感じです
デジタル一眼の形状だとレイルを3面4本くらい搭載できると思いますが、ぜひともほしい

20mmレイルは様々なオプションがあり、レッドドットサイト以外にも3倍や4倍のスコープ 9倍のスコープ 他にも安定して保持するためのグリップや高輝度なフラッシュライトなど、とにかく「安定して持つ、狙うためのモノ」が大量にあります
これは静止画カメラや動画カメラにも非常に有用であり、ぜひとも採用してほしい機能です


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