2014年5月15日木曜日

NOAA APTのデコード

久しぶりの更新です

NOAA APTですが
コレはただの音声信号なので、比較的簡単にデコードできそうだな とか思ったのが運の尽き 自分でデコードするプログラムを書いています

ネットを探せば色々とありますが、基本的にそれらはリアルタイムのデコードを重視しており、僕のように一旦WAVとして保存してから変換する ということをやりたい場合 別のPCなどで再生した音を読み込ませる必要があります

おそらく探せばファイルからデコードできるソフトも有ると思いますが、今回は自作してみました

ということで現状ですが
同期信号の検出と輝度の補正以外を除いた、画像化処理はできるようになりました

手順として
1) WAVファイルを扱いやすいテキストファイルに変換
2) 48kHzのサンプルを4.8kHzにダウンコンバート
3) 1サンプルを1ピクセルとして画像化(横解像度2400ピクセル)
という感じです

本来NOAAは1秒に4160ピクセルですが、処理のし安さの点から横4800ピクセル(1秒に2ラインなので2400ピクセル)としています

4.8kHzの信号から同期信号を検出することができれば、画像の垂直同期と輝度調整ができるようになります

上の画像の場合、縦1318ピクセルですが、このデータをWAVからBMPに変換するのに50秒ほどかかりました
1秒に2ライン受信しているので、1318ピクセルだと659秒=約11分です
現状でもリアルタイムにデコードするより10倍ほど早いようです
また、WAVをCSVに変換し、それをもう一度CSVに変換してからTXTで書き出し、それをBMPに変換しています この部分を一気に処理できるようにすれば更に高速化ができるはずです

とりあえず次の目標は同期信号の検出で、最適化はその後になると思います


それとアンテナですが、近所のスーパーで3.2mmのステンレス線が売っていたので買ってきました
この太さになるとニッパー等での切断は不可能で、ディスクグラインダー等で切る必要があります
また巻いてある線なので、直線に伸ばすのも大変です
ワイヤーフォーミングの安いところがあったらとっとと外注したいですが、なかなかヨさそげなところが見当たらない というのが現状です

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