2014年5月6日火曜日

アンテナを作る

最近、amazonのワンセグチューナを購入し、NOAAを受信したりして遊んでいます

アンテナは45cmくらいのモノポールアンテナを使用していましたが、NOAAからの信号をほとんど受信できません

ということでとりあえずQFHアンテナを作ってみました



地元のホームセンターで2000円分くらいの材料で作れました

このアンテナを使用することにより、受信感度が大幅に改善しました
ダイポールアンテナでは1000km以内でやっと信号が聞こえる程度でしたが、このアンテナでは3000km離れた衛星(ほぼ水平)からも信号を受信出来ました(だいぶノイズが入りますが)

受信した画像はこんな感じです

このパスは南から上がってきて北の方に飛んでいきました
水平線に近い南端と北端 それから何かの影に入ったのか?一部に帯のようなノイズがあります
しかし衛星がある程度の仰角にいる間は綺麗に受信することが出来ました

今回作ったアンテナはW/H比が0.44ですが、0.3くらいの上下に少し潰したような寸法にすると水平方向の感度が高くなるようです
衛星は基本的に水平方向が見かけ上一番遠く、最大の仰角で一番近くなります(円軌道の場合)
そのため、垂直方向の感度を多少犠牲にしても水平方向の感度を上げることはある程度意味があるはずです

また、今回は初めての自作アンテナということで、まず作ることが最大の目標でした
なので強度的に不安があり、ちょっとぶつけるだけで変形してしまいそうです
材料は2mmのステンレス線なので、短距離ならば簡単に曲がることはありませんが、なにせ1.5mもの針金が支えなしなので、簡単に曲がります


次の目標として、実用的に使えるように、もう一つ137.5MHzのQFHアンテナを作りたいのと、その後でキューブサット用の437MHz用のQFHアンテナも作ってみたいと思っています



オマケ

ブレードアンテナを作ってみました
キューブサットクラスタにはおなじみの素材です
長さは2mで、75MHz1/2波長です
ちゃんと受信できます というか伸ばして窓の外に出すとかなり高感度です

コレを黒く塗って、もうちょっとディティールにこだわればそのままサバゲに持ち込めます
ワイドバンドレシーバを使えば特小無線を聴くことも…?


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