2016年11月13日日曜日

jsOrbitの隠しコマンドとか近況報告とか

jsOrbitですが、更新履歴を信用するなら5月の更新が最後だそうです。やばい。何がヤバいって軌道表示アプリなのに軌道要素が5月のデータ。

で、jsOrbit側の更新はもう少しあとになりますが、実は隠しコマンドが実装してあって、こいつが役に立つようにローカル側のプログラムを作りました。

隠しコマンドというのが、TLEデータのファイル名を与えるとそのファイルのTLEを読み込むというものです。ただ、いままでそのデータセットを作っていなかったので隠されていました。

今回、TLEデータをフィルタリングして必用なデータだけまとめるプログラムを作って、アップロードまでを一括して行えるようにしました。ということでTLEデータの更新はもうちょっと高頻度にできるかなと思います。

今のところはCubeSatとGeosynchronousOrbitしかありません。
http://www13.plala.or.jp/rian/jsOrbit/?set=CubeSat
http://www13.plala.or.jp/rian/jsOrbit/?set=GeosynchronousOrbit

CubeSatはすべてを網羅しているとは限りません。一応en.wikipediaのリストをコピペしてきましたが、IDの表記がない衛星も有るためです。
GeosynchronousOrbitは静止軌道ですが、これについては平均運動1±0.01かつ軌道傾斜角0±0.1の軌道要素を自動的に抽出しています。


とりあえず、既知の問題としてjsOrbitの不具合により、ファイル名を渡しても正常に読み込まれないという問題があります。
地図上には表示されるのですが、Satellite Listに表示されません。
ユーザーが取れる解決策としては、TLE dataの「読み込み」ボタンを押せば正常に表示されるようになります。
このあたりは近日中に更新しておこうと思っています。


ということでjsOrbitの近況報告でした。

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