2017年1月19日木曜日

JS Orbitの更新

JS Orbitに背景画像を変更できる機能を追加しました。
何も操作しなければ以前と変更はありませんが、日時の入力場所が移動している点は注意して下さい。

今回の更新で背景画像を自前で用意できるようになったので、ユーザーが用意する画像なら、ライセンス的に微妙な物も使うことができるようになりました。といっても正距円筒図法の画像はあんまり多くない気がするし、満足する解像度のものとなるとさらに少なくなりますが。
それから、画像の横幅を設定する入力窓も作りました。いままではURL渡しだったので、解像度を変えたければいちいちリロードする必要がありました。ただ入力は数値専用なので、入力窓にwindowを指定しても狙った動作はしません。URLにwindowを指定して読み込めばウインドウサイズが変わる毎に画面の大きさも変わるので、とりあえずwmw=windowをデフォにして解像度は後から変更するのが便利かな、と思います。

とりあえず、地理院タイルのorz(衛星画像)を使って横3600pxのマップを表示してみました。



横幅3600pxはJS Orbitのデフォルトの2倍の解像度(面積比4倍)となります。コンステレーションとかも拡大して見えるようになります。といっても、いままでのマップでも拡大できてたので、あんまり利点はありませんが。

地図は国の戦略として作成されているものが多く、全球規模で高解像度かつ雲のようなノイズが少ない画像というのはなかなかありません。特に地理院タイルは日本国内の範囲を重点的に整備しているので、全球規模の画像はそもそもortしかありません。その点で言えば、グーグルマップってすげぇなと思います。

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背景画像さえ自前で用意すればJS Orbitで使用できるので、自前で衛星を持ってる会社とか、衛星開発を行っている会社は、入り口にでも4kとか8kの大画面でJS Orbitをデデンと写して「ウチの衛星はここにいるんだぜ」みたいなアピールをすればいいと思います?。Webブラウザベースなのでたぶん安いスティックPCとかでも動くはずで追加費用も最小限!(動作確認してないので動かなかったらスミマセン)。
衛星運用者が使うとなると、衛星で撮影したリアルタイムな画像を読み込む必用が出てきそうですね。JavaScriptでリアルタイムに画像を読み込むってどうやるのが良いのかな。衛星ビジネスが広がるのに間に合うようにそのあたりも作り込まなくちゃ…

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