2017年6月18日日曜日

気分転換に、


 気分転換に、STBee Miniである種のトリガモジュールを作っています。
 ほとんどのソースは以前に作ったFreeRTOSポーティング済みのStdPeriphLibなF1向けプロジェクトをコピーしているので、最低限の動作はすでに作り込んであります。それでも、タイマ回りの初期化とかかなり面倒だなぁと思ってしまいました。なんだかんだいっても、やっぱりHALは便利です。前にStdPeriphLibを使ったのって2ヶ月位前なんだけどなぁ。

 とりあえず、カメラのレリーズとして使いたいのですが、モノとしてはフォトカプラで簡単に絶縁したパルス発生器みたいな感じなので、カメラ以外にもいろいろ使えると思います。タイミングソースは12MHzの水晶、時間はタイマ2本を直列にし、最大1/72M*2^64秒(8000年)周期くらいでパルスを作れます。完全に過剰スペックですが、精度を求めると1/72M*2^32秒(59秒)しかありません。このあたりはある程度自由に設定できるので、用途に合わせて何パターンか周期を設定できるようにしようと思っています。1時間毎に1パルスとか、1日毎に1パルスとか、自由に作れます。定点観測とかにも使えますね。
 パルス数は、とりあえず最大2^16-1パルスくらいまでになると思います。例えば5秒毎にシャッターを切る場合、2^16枚だと3日以上ですから、僕の用途としては充分だと思います。2^16以上必用なら、パルス数のカウントをとめて、電源が入ってる間はずっと回してもいいですし。

 自由にプログラムを書けますし、I2CやSPIやUARTやADCといったインターフェースが有るので、プログラマブルなトリガソースとして使うこともできます。とはいえ、STBee Miniのメモリ量だと、かなりカツカツな感じです。
 本当はSTBee F4miniで作りたかったんですが、前回買った2個は届く前に使いみちが決まってしまったので、現状、自由に使えるF4miniボードがありません。F4miniだとCubeで初期化できたりとか、楽なんですけどね。近いうちにF4miniを買い足しておかねば。


 ペンタのデジイチはレリーズに2.5mmのステレオプラグを使っていますが、オーディオ用の2.5mm-3.5mmステレオ変換プラグを使えば3.5mmのステレオプラグとして使えます。3.5mmのステレオプラグなら電子工作的にも簡単に扱えますし、フォトカプラで簡単にシャッターを制御できるようになるので、いろいろと遊べそうです。
 マニュアルやらAvやらTvやらなら、てきとーにパルスを入れれば撮影できますし、バルブモードならシャッタースピードを自由に制御できます。本当はUARTやCANでISO感度・F値・シャッタースピード等を自由に制御できるカメラがあれば理想なんですけどね。PK-Tetherとかあるので、技術があればF4miniでUSB Hostを作って制御とかもできるのかもしれませんが。

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