2017年6月13日火曜日

STBee F4miniヤバそうなピンまとめ


PA0 PD10k USR-SW ActH
PA11 FL USB D-  
PA12 FL USB D+  
PA13 PU10k JTMS/SWDIO  
PA14 PU10k JTCK/SWCLK  
PA15 PU10k JTDI  
PB2 OD4.7k BOOT1  
PB3 PU10k JTDO  
PB4 PU10k NJTRST  
PC14   水晶32k IN ピンヘッダ無し
PC15   水晶32k OUT ピンヘッダ無し
PD2 USR-LED ActH

 やばそうな、というか、ボード上でピンアサインが固定されてるピンまとめ。だいたいSTBeeと似た感じかな(未確認)。

 とりあえず、PA0は使わない方向で、PA11-12は可能な限り避け、PA13-15もできたら避ける。PB2も可能な限り避け、PB3-4もできたら避ける。PC14-15とPD2はピンヘッダへの接続はないので、そもそも使えないという点に注意すれば問題なし、という感じか。

 PA0はアナログ入力だが、システムスリープ時にシステムを起動するための機能が接続されている。その関係でスイッチもここに接続されており、アナログ入力ピンとしては使わないほうが良い。入力インピーダンス10kΩで問題ないような使い方なら御事由にという感じだけど、スイッチを押すと地絡するので、あまり出力インピーダンスの低い回路を接続するのも問題。まぁ、使わないほうが無難。

 PA11-12はUSB回りなので、少なくともUSB DFUを使う場合は、PA11-12は使うべきではない。JTAGなり、USB以外のDFUなりで書き込む場合は自由に使ってもかまわないだろうが、USBコネクタから給電する場合は、PCを誤動作に巻き込むおそれがある。PA11-12をUSB以外の用途で使いたいなら、USBコネクタを殺す等の処理をするほうが無難。

 PA13-15とPB3-4はJTAGで使われており、10kでプルアップされている。JTAGを使わず、かつプルアップされていても問題ないなら、使ってもよろしい。

 PB2はユーザーFlashからプログラムを起動する限りでは、ピンを評価されることはないが、STBee F4miniはUSB DFU接続時にシステムFlashを起動するので、その際に外部の回路がPB2をHに引っ張ると正常に起動できない。ということで、PB2は可能な限り開放で使い、どうしても接続が必要な場合は、マイコンリセット時は確実にLに引っ張られるような使い方をする。

 PC14-15はピンヘッダへ接続されていないので、そもそも使うことができないという点に注意。あと水晶が直結されてるので、PC14をH、PC15をLみたいな、水晶に直流電圧がかかるような状態で放置するのはよくないはず。ということでPC14-15は使わないほうが無難。

 PD2はLEDが接続されているので、ちょっとした動作確認にチカチカさせたり、ROMのアクセスランプみたいに使ったり、いろいろ自由に使える。ただボード上にはパッドすらも無いので、ロジアナとかオシロでパルス幅を見るようなデバッガをするのは大変。ただ小さなビアが有るので、ジャンパワイヤを載せたりとかは比較的楽(パッドと違って滑りにくい)。

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