2018年10月17日水曜日

OPC-2133

 アイコムのOPC-2133を買ってみたのだが、結論から言うと、当初の目的には使えなかった。一方で、予想外の使い方はできた。

 もともとは、外部でPTTを操作して音声ラインを特小で飛ばしたかった。
 が、この変換アダプタではその使い方はできなかった。
 どうやら、この変換アダプタはVOXで使う前提らしい。

 それなら、と思い、本体のVOXをoutにして、変換アダプタの向こうに、以前作ったDTMFエンコーダ(STM32F3のDACからDTMF信号を出すやつ)を接続してみた。
 予想通り、外部から信号が入ったらそれを送信してくれる。
 DTMFエンコーダからは80mVppくらいの信号が出ていて、特小から送信すると、普通にマイクに話し比べるのとくらべて、かなり大きな音量で出力される。もっと低い信号レベルでいいかもしれない。
 ただ、僕が持ってる特小はマイク感度がかなり低い気がするので、何を基準にすればいいのかわからないが。
 SDRで受信してaudioのスペクトルを見るとかなり高調波が出ているから、クリップされてるのかもしれない。とすると、やはり信号レベルはもっと落とすべきか。


 ということで、目的の、PTTをマイコンから制御して、というのには使えないのはわかったが、VOXで勝手にPTTを操作させるというのはできることがわかった。
 QAMを送るなら、最初に無変調の正弦波を出してやれば、頭が切られることもないし、位相同期用のパイロット信号としても使えるし、まぁなんとかなるんじゃなかろうか。

 ただ、正直、QAMはかなり飽きてきたので、どこまでやれるか不明。


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