
缶ジュースとかの製造ラインでは、工程間にバッファーを設けて、前の工程で生産が過剰、あるいは次の工程で生産が停止した、といった場合に備えているわけですが、フライドポテトをそのようにぐるぐる回していたら簡単に腐ってしまいます。チュートリアルが結構微妙で、いまいちいい方法が思いつきません。使える機材はジワジワと増えていくけど、使い方がわからない。
結局、すべてのセットメニューに入るフライドポテトも、それぞれの生産ラインで個別に生産している始末です。
タクトタイムとボトルネックの管理が結構重要で、例えばチキンを捌いて揚げてアセンブリする、といった場合、材料を確保し、捌いて、揚げて、それぞれに時間がかかるので、他の具材(加工が不要なバンズ等)と比べて非常に時間がかかります。フライドポテトも同じで、ポテトを切断し、揚げて、梱包する必要があるので、生産に時間がかかります。
この複雑な加工工程は時間を短縮できないので、チキンが流れてくるまでの15秒以内にバンズやその他の材料を流してしまえば、一つのロボットアームで処理できます。
しかし、似たようなタクトタイムの食材が大量に流れてくる場合は、ロボットアームがボトルネックとなってしまいます。その場合は早々に諦めて2系統のアームを使ったほうが簡単です。
また、レーンの配置も重要で、調理に時間がかかる(=工程が複雑な)メニューは、搬出口に近いところに配置しておくと、輸送時間が短縮でき、調理時間の長さと相殺することができます。
自分の傾向として、まず簡単なメニューからラインを組んでいき、空きスペースを多く取る、という戦略で行っていましたが、そうするとどうしても調理時間が短いメニューが搬出口に近く、調理時間が長いメニューは搬出口から離れてしまう傾向があります。工程が複雑なラインを先に作り、残りは空きスペースに作る、という戦略が良さそうな感じです。
ということで、しばらくは空を飛ぶのは中断して、料理に専念しそうな感じです。
0 件のコメント:
コメントを投稿