最近は特に進捗なし(n日ぶりm回目)。
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昔の(カッパとかの時代を含めた)回想を読んでいて、カッパは両面燃焼だ、と知る。
当時(それ以前)は両面燃焼が多かったらしい?
某ミサイル本(元自衛官で武器の管理をやっていた人で「AIM-7はアクティブ誘導で打ちっぱなし能力がある」とかいてあるやつ)に「内面燃焼は燃焼が進むと推力が増える。外面燃焼では減る。両面燃焼では変化しない」と書いてあって、そんなモーターあるのかよ、と思ってたけど、あるんだなぁ。崩れるだろ、と思ってたけど、崩れないんだなぁ。どーやってるんだろうか。
ISASの広報ページでカッパのアブレーターの話とかが書いてある。
最近はたいてい内面燃焼だから燃焼室の温度管理はマシになってるのかな、と思ったけど、そういえばイプシロンのSMSJとかは端面燃焼だよな。SMSJの燃焼温度は1200℃だそうで、ダブルベースよりは低いか。でもダブルベースでも組成によっては吸熱されて温度が下がるとか、なんとか。
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PDF読んでるだけでも結構興味深いけど、複数回に分けて連載してたような文章だと探すのが大変。メーカーの資料とか毎月発行とか、年4回としても、何十年も積み重なるとタイトル読むだけでも大変だろうなぁ。。
目的を持って探すなら今の時代ググればいろいろ出てくるけど、目的を持たず興味の向くまま気の向くまま読んでると大変。読みたいやつがどんどんスタックされていく(大概popはされない)。
探すのが大変といえば、議事録なんかは探すのが大変。嫌がらせのように1回分が5個とかに別れてる。途中のファイルを引き当てると、文章のタイトルすらわからない、ということもしばしば。運がいいとファイル名が連番になっているので、404になるまで規則増減させていけば全部出てくるが。
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某大学のロケット、非火工品を使った分離機構を調べてて出てきた資料、「正常な飛翔ができなかったので開発した部品を試験した」というのが頻出してる。あじゃいるかいはつっぽいぞ……しかし1年に1回の打ち上げだと、大変だろうなぁ。
大学だと人の入れ替わりが激しいので、引き継ぎも大変そう。打ち上げが年1回だと特に。某ロンチビークルの決まらない衛星も、引継ぎ引継ぎで大変だとか。地上でも宇宙でも、なにかトラブル起きたときに設計した人が居なくなってると大変だろうな。まぁ、F-16/F-2でも、当時設計した人が退社してて設計思想がわからん、みたいな話はあったようだし、大学に限らないか。大学はサイクルが早いというだけで。
大学の設備を使うコストとか全然知らんけど、大学の設備ってそんなに使うのが大変なのかね? 新しく作った部品でも、手で引っ張って壊れなきゃオッケー、みたいなノリで打ち上げてるんだろうか。設計変更した部品に対して「昨年試験したときはnkNまで耐えた。それ以下なので大丈夫」とか。打ち上げ前に試験したり品質チェックしておいたほうがいいと思うのだが。
大気球のペイロードとかならともかく、大学が扱うロケットだとエネルギーも大きいので、ペットボトルロケットとかA8-3クラスのモデルロケットみたいなノリで作られると安全対策が心配になる。多段式とか高高度狙いとかになると影響範囲広くなるし。
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M-Vの3段の制御、ヒドラジン1液のサイドジェット、推進剤の消費量を押しガスタンクの温度変化で推定する、みたいな事が書いてあって、ロケット屋さん使えるものは何でも使うんだな、と驚いたり。でも、3段なら真空断熱されてるから、機体との熱伝導を除けばかなり正確に断熱膨張で計算できるのかな。ロングコーストだと燃焼室の予熱とか太陽輻射とか大変そうだが。
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H3の増強型、「胴体を3本束ねたような形」とのこと。34形態でも作るのかと思ったら。
30形態を3本、とかになるのかな? あるいは中央が22で両側が30とか。H-IIA LRBの夢再び…… さすがに「H3-24ベースに第1段の直径を増やして44構成を開発します」みたいな方向には行かないと期待してるけど。
H3のファミリー構成、当初4種類で、途中で3種類になったはずだけど、JAXAのページだとまだ4種類の構成のままだ。WikipediaだとJAXAプレスリリースをソースとして3種類構成と表記してるし、JAXA広報ページの改定が追いついてないだけだと思うんだけど、構成変更のリリース出したの今から1年ほど前。。。
第1段を束ねた形状、デルタIVヘビーとかファルコンヘビーとかあるけど、種子島から打とうとすると相当な改造が必要なんじゃないかね? 改造で済めばいいけど。
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試作中の部品は、いまいちいい感じに動かない。機械部品考えるのメンドクセ。。。
不用意に動かないように、とか、確実に動くように、とか、部品配置の中途半端な角度とか、そういうのをクリアできる構造が思いつかない。
もうちょっといろいろ考えてみる。
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