2019年11月6日水曜日

イオン騒ぎ

 イオン異音

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 PCから変な音が聞こえてきた。
 以前にもあったが、そのときは古いグラボ(サブ液晶用)のファンのベアリングだった。
 今回は音量が小さいことと、いまいち再現性が悪いので、原因の特定には至らず。まぁ、その程度の不具合なんだろう。
 前回はICレコーダのイヤホン出力を使って、マイクを移動して探した。ステレオマイクなので、音源の大体の方向はわかるし、距離変動が大きいので音量の変化でもいだいたい位置がわかる。
 今回はICレコーダが見当たらなかったので、エアダスターで怪しいファンの回転数を増やしてみたりしたけど、前述の通り、発見には至らず。

 PCのファンはいくつかの種類があるけど、一番クリティカルなのがCPUファン、次いでグラボ。PCケースのファンは一番優先度が低い。はず。
 CPUファンはIntelの付属品だから、それほど粗悪品ではないはず。少なくともケースファンよりは耐久性は高いはず。CPUの強制空冷がなくなると一気に発熱してシャットダウンされるので、これがワーストケース。
 GPUの場合もチップのシャットダウンはヤバいが、そうなってもOSのクラッシュに至る危険性は低いはず。MBの映像端子に切り替えれば最悪PCのシャットダウンの操作くらいはできるはず。
 ケースファンに関しては、普段は高負荷な作業はやらないから、ケースファンが停止しても即クリティカルな事態にはならないはず。真夏みたいに気温が高いときはケースファンをTURBO(というかデューティー100%)で回さないとCPUファンの回転数が上がるが、今は冬目前の寒い時期だから、ケースファンに求められる能力は低いはず(最近めっきり寒くなったねぇ)。

 とりあえず、しばらくは様子見だなー。

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 NTSCのキャプチャ、PC側の画像化ソフトをいじってるんだけど、なぜかうまく動かない。今まで綺麗に画像化できてたのって偶然いい感じのパラメーターだった、というオチらしい。それでも、マイコン側のソフトウェアを煮詰めるには十分使えたので、デバッグツールとしてのやっつけソフトとしては十二分に役割を果たしたのだけど。

 マイコン側が安定してきたので、PC側を手直ししたいな、と思って気楽に触り始めたのに、結構ドツボにはまってる感じ。

 しょうがないので、このあたりで真面目に色情報をなんとかしよう、ということで、カラーバーを表示してみる。といっても、NTSCテスト信号発生器なんて持ってないので、Xbox 360のWebブラウザでカラーバーを表示してみた。

 使ったのはWikipediaのやつ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:SMPTE_COLOR_BAR_75.png

 キャプチャするとこんな感じ。



 圧縮率が悪くて、下のほうがキャプチャできてない。
 これは従来の画像化ツールで画像化しているので比較的忠実な感じで画像化できてる。Webブラウザの表示なので大きさとかは正しくないが、色情報さえ出してくれればいいので、とりあえずはこの信号を正常に画像化できることを目指す。

 最初、HDMIで液晶につないで画像を表示した後にNTSCに切り替えたのだが、映像出力を切り替えるとXboxが再起動してしまった。
 しょうがないのでDIGAのコンポジット入力に接続して操作してから接続を変えてキャプチャした(DIGAも最近異音がするんだよなぁ……)。NTSCは送りっぱなしだから、信号レベルを見て開放検出とかやってない限りは挿抜しても関係ない。開放検出なんて実装されてたら、HiZで受けてるキャプチャが動くわけないので、問題なし。
 久しぶりにNTSC映像を見たのだが「見たことある画質だ!!」って感じ。意外と、画質良くないのねぇ。
 カラーバーストの位相は30Hzで変化するので、エッジ付近が目で見てチカチカするのがわかる。静止画だと「アナログ映像なんてこんな画質だよ」と言ってられるけど、動画だと「やっぱ画質悪いなぁ」という感じ。見てる映像は同じなのに。たぶん高周波成分が多い映像なのが原因なのであって、なめらかな画像ならあんまり気にならないんだと思うけど。
 久しぶりに昔買ったゲームをNTSCで遊んでみたいな、と思ったり。懐かしすぎて泣いちゃうかも…… NTSCで遊んでた時期は嫌な思い出も色々あるのであまりやりすぎると精神衛生的に悪そう。。。


 他のゲーム機は知らないが、少なくともXbox 360やXbox OneはUSBキーボードを接続すればちゃんとキーボードとして使える。BackspaceやDeleteもちゃんとそのとおりに動く。
 この間のサインイン騒ぎで押し入れから引っ張り出してきたUSBキーボードが早速活用された。これだから片付けなんてやってられねぇぜ!!!
 Ctrl-;とかCtrl--を押せば拡大や縮小ができるあたり、Xbox 360のInternet Explorerは結構ちゃんと実装されてる。


 SMPTEカラーバーの3段の内、下段は-I信号や+Q信号が出ているらしいので、まずはQAMのデコードを実装した上で、上側2段を使ってIQのバランスとかを調整していくような流れかな。

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追記
 いーかげん意味わかんないので、ベクトルスコープっぽい画像を生成してみた。

 カラーバー




 位相




 カラーバーは、遷移が乱れてるけどおおよそそれっぽい位置にコンステレーションが出てる気がする。位相は結構ズレてる。そもそも位相部はRGB888では表現できない色らしいので、テストデータ自体に問題があるのかもしれない。

 カラーバーのコンステレーション自体はいい感じに出てるけど、画像化してみると全く違う色になってる。

 amazon.co.jpで調べてみると、NTSCのテスト信号のDVDってのが売ってたらしい。もう入荷してないけど。著作権情報が透かしで入ってるらしくて、なんのためのテスト信号だと思ってるんだ!!!という感じだ。
 amazon.comだとNTSCテスト用の機材(ハンドヘルド)が70ドルくらいらしい。流石に気軽に買える値段じゃない。値段の問題というか、費用対効果の問題で。

 NTSCは古い技術なのでググれば色々資料は出てくるけど、en.wikipediaとか参照し始めると、完全に泥沼にはまる。米国のNTSCと日本のNTSCでは黒レベルが違うので、各色のYレベルも異なる。国内の情報を漁るが吉。活発に研究された時代が時代なので用語とかが特殊というか、微妙に違うので厄介だけど。


 /* NTSCで行き詰まったときに気分転換に宇宙機関連のPDF漁ったりしてて、相当溜まってきてるので、そろそろリンク集に書き加えてタブ閉じたいなぁ。。。 */

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追記
 そーいえば、Xbox360で動くゲームで、CoD MWだったか、カラーバーが表示されるシーンがあるんだよな…… ゲームエンジンで表示してる画像なのでRGB888の範囲で扱ってるだろうし、IQレベルは本物のカラーバーとは違うだろうけど。。。

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追記
 NTSCのIQ平面って、放送側の都合の話なのかな? 人間の目はIとQで感度が違うので、IQで変調するとそれぞれに帯域幅を設定できるので、RF帯域幅を節約できる、とか。
 一方で、受信側はバーストサイクルを基準に+0度と+90度を復調すると、IQ平面から57度ずれたUV平面が得られる。
 色空間も泥沼すぎるのでUVからRGB化するより、57度ずらしてIQ平面で復調してからRGB化したほうがいいのかもしれないけど。
 ベクトルスコープ、コンテンツ制作側でも放送側でも受信側でもあちこちで使われてる割に、本体の説明はあんまり見つからない。計器は話題にならないなぁ。。。
 最近の映像制作でもベクトルスコープはよく使われているらしく、Adobeソフトとかでも対応していたりプラグインで追加できたりするらしい。そのあたりから攻めたほうがいいかなぁ。

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追記
 寒いと思ったら、雪降ってやんの。この地域では今シーズン初かな? 外を駆け回る元気はないので寝る
 (つ∀-)オヤスミー

// 生活サイクル、完全に位相ロック外れたなー。

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追記
 YIQでなく、YUVでカラー化してみた。





 こっちのほうが良さそうな感じ。

 YUVは、赤がV軸、青がU軸に近いので、結構素直に復調できる。実際のブラウン管でも、クロマをUVに分離して赤と青のビームを出してたみたい。

 なんだか、NTSCテスト信号発生器を作りたい気分。。。たぶん作れると思うんだ。高速信号はHUB75で実績があるし、あとはそれを適当な抵抗の組み合わせでアナログ値にしてやればいいんだから。ただ、抵抗の組み合わせで75Ω受け前提になってしまうので自作のNTSCキャプチャシステム(開放受け)では受信できなくなるのが難点。
 ままならないなぁ。

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