2020年2月1日土曜日

妄想:自動追尾カメラ

 「おもちゃのようなカメラ」じゃなく、ちゃんとしたカメラのやつ(以前、Webカメラベースの衛星追尾カメラの写真をfacebookに投げたら別の機会で合ったときに面と向かって「おもちゃみたいなやつ(笑)」って言われたのまだ根に持ってる)。


 カメラは、ペンタKPかな。最近のRICOHカメラはAPIが提供されてるけど、K-1は動画のライブストリームができないらしい。
 集光は最小でVxien A80Mfの鏡筒かな。条件が良ければこれでもISSの太陽光パドル等を分離して結像できる。上は天井知らず。デカければデカイほどいいけど、予算との兼ね合いになる。1mクラスでキューブサットのLEDを撮影できるけど、そんなものを振り回すジンバルを作るのは大変そう。
 光学系はKP+A80Mfとして、ジンバルをどうするか。最低限A80Mfに付属の経緯台くらいのブツは必要で、それにモーターが増える。まぁ、口径10cm未満クラスならどうにかなりそうな気はする。
 あとは制御部。RasPiで制御できれば楽だけど、カメラのAPIを考えるとWin10x64のノートとか使ったほうが楽。ただ、完全無人運用はできなくなるが。ただ追尾するだけなら処理能力はなくてもいいけど、リアルタイムに画像処理とかしようとするとけっこう大変。GPU付きのゲーミングノートでGPGPUとかになるのかなぁ。そこまで処理能力が出てくると、色々できそうな気もする。天文分野とか。掃天観測+自動画像処理ができる。

 ソフト周りは、最低限衛星を追尾するだけなら作れる。前に作ったし。カメラ制御も、ドキュメント読む限り結構簡単に使えそう。自動追尾しながら撮影は問題ない。ハードウェアがネックか。具体的にはハードウェアを作る予算とカメラ本体を買う予算。逆に言えば、そこさえクリアできればいいわけで。
 光学系で15万前後、経緯台でいくら掛かるかわからないけど、それにゲーミングノートもつけて、トータルで40万前後位あればできそうか。
 移動運用だと発電機とかも必要になってきそうだけど、とはいえゲーミングノートなら自前の電池で数時間は動くし、カメラも電池内臓だし、経緯台の駆動もさほど電気食わないだろうから、発電機まではいらないか。ちょっと大きめのモバイルバッテリーで十分足りそう。

 やっぱりハード周りがネックだなぁ。
 A80Mfは持ってるし、手持ちのデジイチはSDK無いけど、撮影するだけならインターバルとか設定しておけばいいだけの話だし、カメラ制御しないならマイコンで駆動できるし。となると、A80Mfの駆動を考えれば、最低限のブツは作れるわけだ。3Dプリンタとかでブラケット作ればいいか。A80Mfのハンドル周り、結構面倒くさそうな形状してるけど。。。
 とりあえず、「おもちゃみたいな」衛星追尾カメラの開発を継続しつつ、A80Mfのブラケットも検討、か。A80Mfの電動制御ができれば小型追尾装置の制御回路・ソフトをそのまま流用できる。

 宇宙状況認識とかで遊びたい大学の研究室とか、100万くらいで衛星追尾できるシステム欲しいってところないかなー。通常価格100万円が今ならなんと先着1名様に限り80万円!!(とんだ暴利だ)。

 ところで、DELLのゲーミングノート、-40℃でも使えるみたいなこと書いてあるけど、いったいどんな環境でゲームする気なんだ…… 液晶とか凍らないんだろうか? 最近のLEDバックライトだと発熱少ないから温めれないだろうし、加熱用のヒーターとか入れてるんだろうか? 液晶寒くなるとコントラストだけじゃなくて応答性もガッツリ悪くなるから、ゲーミング用途の応答速度重視とかだと厳しそう。まぁ、ノートPCのラインナップでの話であって、ゲーミングPCが-40℃でもゲーミングPCとして使える、という話ではないはず。

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