2年分のデータ処理するだけで10GB食っても足りないようなアルゴリズムじゃ、この先すぐに限界が来る。マージ作業が必要になる頻度は極めて低いから、処理速度を犠牲にしてでも安定なアルゴリズムを使ったほうがいい。
***
「そーいえば、最近ASATやった国があったな?」と思い出して、グラフ化。

もともとは230kmくらいの軌道だけど、最大で2300kmくらいまで破片が吹き飛ばされてる。直後は2500kmくらいまで上がったかも。ペリジ側が低いので高度を失うのも早いのが救いだが、それでもだいぶ時間がかかってる。
途中から出てきた物体もいくつかある。1パスだと見逃してるのかと思って2パスで探してみたけど遡れなかった。
今のところ、国際識別符号19006***の物体は120個強ある(すでに落下した物体も含む)。これは観測可能な大きさで、かつ現在までに発生源が特定できたものだけだから、発生源が特定されていないものや、そもそも観測できない程度には小さな物体も含めれば、さらに多くの破片があるはず。
当初、破片は数週間で落下する、という見立てだったらしい。そろそろ1年が経つが、まだまだ軌道上に残ってる。あと1年位は掛かりそう。
***
追記
16年、17年分もDLが終わった。
1日に2年分はちょっと欲張りすぎてるな。1日1年分がちょうど良さそう。
16年から20年までの軌道上物体の数。

大きなピークがいくつかある。17年のやつはNOAA16のブレークアップ、18年10月頃のやつはTO BE ASSIGNEDになってる。
Starlinkとかコンステの投入は小さなピーク(50前後)が出てる。ブレークアップの物体数が多すぎて霞んで見えるけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿