2020年5月9日土曜日
小ネタ
マッキーノゥ!!
金属焼結とか5軸とか使えるの、羨ましい限り。
とはいえ、そういう話をすると「組織に属してるからって組織のリソース使えるなんて思うな」とか言われたりするので、会社とかによっては社員が使えなくて設備買い損ってこともあるんだろうけど。
会社の設備は使えないらしいし、ネットで発注すると材料取り違えるし、どうしたらいいんだ!!ホームショップか? 車庫にMiniMill置くしかないのか!? 車庫にMiniMill置けるくらい稼いでる人ならマトモな店に発注したほうが良さそう……
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某お菓子、箱買いするの2回目だけど、このダンボール、異常に切れ味が鋭い。今の所2戦2敗で毎回指切ってる。ちょっと切っただけでも指先って異常に血が出るよな。その割に熱設計間違ってんじゃないかってレベルで冷えるけど。圧迫すればすぐ止血できるけど、キーボード打つとジワジワ痛みが出てくる。
さすがに一般消費者向けではない箱とはいえ、市販のお菓子がここまで攻撃性高いわけがないので、開封の仕方が間違ってるんだろうな。あとでダンボール調べてみよう。たぶんどっかに開け方書いてあるだろ。先に読めって話だが。。。い、いっかいだけなら偶然怪我したかもって思うじゃん!! 2回連続はさすがに必然。。。
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USB Type-C製品いろいろ眺めてみても、規格が乱立しすぎて何が何やら。複数の用途を兼ねる規格というのは、複数の使い方が入り乱れるわけだから、そりゃ対応非対応も分かれるし、非対応のやつを買って低評価レビューする人も多いし。
Microchipのアプリケーションノートがわかりやすそう。
[AN1953 USB Type-C™の概要](http://ww1.microchip.com/downloads/jp/AppNotes/00001953A_JP.pdf)
Type-Cはコネクタの仕様であって、USB 2.0やUSB 3.xとは独立している。
USB 2.0までのケーブルであれば480Mbpsまでしか通せない代わりに、長距離を伝送できる。USB 3.xのケーブルであれば、高bpsを通せる代わりに、短距離しか伝送できない。USB 3.xで長距離を伝送するにはアクティブケーブルが必要になる。
USB Power DeliveryはCC線でネゴシエーションを行い、VBUSで給電する。高電流を流すためにはパワードケーブルが必要になる。CC/VBUSはUSB 3.xとは無関係なので、USB 2.0用のケーブル(Dペアのみ)の製品でも対応している。
USB 3.xを通すにはTX/RXペアが必要になる(2.0専用ケーブルでは未実装)。
映像出力を通すオルタネートモードはTX/RXペアを使うので、USB 3.x対応ケーブルが必要。この場合、USB 2.0やPD機能は残されている。DisplayPortを通す場合、TX/RXの2エアの内、1組をDPに使って残り1組でUSB 3.xを残す、あるいは2組をDPに使ってUSB 3.xを殺してUSB 2.0で使う、といった組み合わせがある。
という感じか。どろぬま。
オルタネートだと、USBとは全く異なる信号が通るから、直通させる必要がありそうな気がするけど、ドッキングステーションとか経由して映像もUSBも、みたいな使い方ができている以上は、いい感じにスイッチしてるんだろうな。
パワードケーブルは、ケーブル内にICが内蔵されていて、電力を消費するタイプ。USB PDで大電流を流すことに対応していることを表明するためにICが使われている。あるいは、長距離の伝送で減衰したUSB 3.x信号をコンディショニングする機能が追加されたものは、アクティブケーブルと呼ばれる。その機能がない通常のケーブルはパッシブケーブルだが、わざわざ明言してるものは少なそう。
ジンバルに使う場合、離れた場所に給電しつつUSBで制御やカメラを接続する、という使い方なので、PD対応でUSB 2.0用の4mくらいのケーブルを使うと良さそう。3.xでもアクティブケーブルなら5mくらいまで売ってるけど、希望価格2万くらいする。2.0用なら4mで実売2千円くらい。
USB 3.xが通せれば、FHDや4Kのキャプチャを使えそうだけど、そこまで解像度出そうとすると光学系も口径20cmが最低ラインくらいだろうし、トータルで300万くらい行くんじゃなかろうか。そのクラスになるとUSBよりEthernetでWAN通したほうが使いやすそう。
STのUSB PDシンクボードだと、2.0のDP/DMはESD保護とアナログスイッチ経由でピンヘッダに出てるっぽい。スイッチのもう一方は、オンボードのMicro Bコネクタに接続されている。
このピンヘッダに出ているDP/DMをUSB 2.0 Aレセプタクルに出して、そこからUSBハブを通して、その後でSTM32のVCPやUSBカメラに接続すれば、給電と信号を1本でやれそう。かつ、オンボードのMicro Bにケーブルを挿せば自動的にMicro Bに接続されるので、Type-CはPD専用でACアダプタに接続して、ジンバル直近にPCを置いてMicro Bで接続する、みたいな使い方もできるようになる。
PDに対応したType-A→Type-C変換、とかあると便利だけど、そういう製品はなさそう。作って作れんことはないだろうが。秋月のシンプル変換基板でもCCとか必要そうな端子は出てそうだし、これで作れそうだけど、細ピンヘッダに3Aとか通すのは怖い。標準の太いピンヘッダで定格3Aだった気がする。細ピンだと1Aくらい? 最近秋月細ピン好きすぎだろ。。。
USB 2.0を途中でType-Cに変換してPower Deliveryを追加する、という接続だと、PD無し区間は普通のUSB 2.0だから、USB 2.0用の安いアクティブケーブルを使える。デスクトップPCから少し離れた場所にアクティブケーブルで引っ張って、ジンバル直下のコンセントからUSB Type-Cで電力合わせて最後は1本で通す、みたいなことができる。
今月中はHTVやCrewDragonがあるので、ジンバルの改造は6月になってからかな。もっとも、HTVやCrewDragonにジンバルを使うかは未定で、無人運用が可能な見込みがなければジンバルは使わない予定だけど。
なんでUSB PD化を計画してるかって、移動運用のためだから、先にUSB PD対応を優先してやっておけば、現地に持ち込んで同時運用できるんじゃね? という気もするけど。さすがに今から部品ポチって改造が間に合う気もしない。。。
最近のUSB、Power DeliveryのPDとか、Display PortのDPとか、Data+のDPとか、似たような略称並んでてつらみ。
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