2020年5月15日金曜日

ISS

 久しぶりにISSを撮影。昨年9月のHTV8の時以来か。早朝のパス。



 今回はかなりコンディション良い。ほぼ天頂付近を通過。予想Vmag-3.8。
 パドルは4枚のうち2枚が見えてて、2枚が見づらいような気がする。他のフレームでもそういう傾向。こういう運用モードが有るのかな?


 一緒に固定で動画も撮影してて、件の画像処理に通してるんだけど、いまいちうまく動かない。LoS付近は月の真横を通るのでそのあたりは輝点検出がほとんど使い物にならない。慣性空間の姿勢を決定できても、そこに衛星位置を書き込むと多少ずれた位置に表示されてしまう。座標の考え方が間違ってるかも。様々な座標系を使うのでたいへん。
 ズレのオーダーとしてはTLE時間オフセット換算で2秒未満くらいだけど、画面上だとそれなりに大きなずれになる。それに、中盤で位置が合うように時間を補正すると、序盤は衛星が遅れて、終盤は衛星が進んで表示される。時間処理というよりは、座標処理に問題がありそうな感じ。
 ちょっと煮詰まってきたので、少し放置して後で確認してみる。


 今夜も明け方にいい感じのパスがある。が、来週末になるとせいぜい30度くらいまでしか上がらない。ある程度低い仰角のほうが追尾は楽だけど、距離が離れる分解像度は悪くなるのが避けられない。

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