2020年5月15日金曜日

小ネタ

 ここ最近、インターネットがものすごい遅い。基本的人権が保証されていない。田舎者に人権があると思うな!! インターネットつながるだけマシと思え!!! ネットラジオ聞きたいとか調子こいたこと言ってんじゃねぇ!!!! みたいな雰囲気。解像度クッソ悪いネットラジオ1本通らない回線なんて……

***

 久しぶりにスタートラッカやってる。ジンバルで撮影した画像のマッチング。

 ジンバル準備中、ちょうど上空をTerraが通過。かなり明るい。1等星くらい? 20年前に打ち上げられて設計寿命5年、現在も運用中、という、化け物みたいな衛星。まぁ、NOAA-15も98年打ち上げの設計寿命2年で現在も運用中、という感じだし、あの国の衛星はだいたいそんな感じの運用かも。




 市販のUSBカメラとしては高感度とはいえ、長時間露光みたいな感度はないから、さほど多くの恒星は写り込まない。それに狭角すぎてSAOカタログだと1フレームで10個弱くらいしか恒星が無い。
 とはいえ、閾値ガッツリ下げてやればなんとかマッチングはできる。

 このカメラ、amazonで買って、説明に書いてあるスペック鵜呑みにしてたけど、全く上手く行かない。結局、センサーサイズがデタラメというオチ。
 データシート曰くピクセルサイズは2.8umだそうだ。裏面照射型の隙間なく並べた画素なので、FHD解像度だとおよそ5.376x3.024 mmというのが正しい数値。説明とかには12.8x11.6mmとか書いてある。何その数字。
 とはいえ、このブログでも時々出てくる某メーカーの素子だけど、データシートなんぞ公開してないし、そもそも製品リストからも削除されてる有様だから、この拾い物のデータシートがどこまで正しいかは別として。
 まぁ、35mmレンズをつけて35.55mmでいい感じにフィットするので、ほぼ正しいんじゃないだろうか。輝点の位置も、推定位置と実測位置がほぼ同じなので、光学系の歪みも少なそう。

 とりあえず、初期値をある程度厳密に合わせておけば、画面中央のRa/Decを求めることはできるようになった。誤差10度くらいを許容してくれれば、ほぼ自動でRa/Decが求められるんだけど、恒星の数から考えても結構厳しそう。

 目的の星を導入するだけでも、相当大変。「この星がこの場所に見えるってことは、誤差はこのくらい」という感じの運用ができない。「この画面ということは、この方向を向いているに違いない」というのを求める必要がある。スタートラッカを流用すればそれができないかな、と思っていたんだが、まだまだ課題は多い。恒星表探すところからかなぁ。。。もう少し広角のレンズ買ったほうが楽かも。CCTV用だと25mmくらいまでしかないので、大して変わらない気もするけど。買うだけ買ってみるかなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿