OLIGHT I3T EOSを買った

　2本目である。

　1本目を買ったのが18年9月、違和感を感じ始めたのが去年終わり頃だから、1年位使ったのか。テールスイッチが押しづらくて、消そうと思ってもスイッチが戻らなくて消えなかったりという症状が頻発していた。

　スイッチアセンブリをバラそうと思ってもびくともしないので、2本目を買った。

　2本目を買ったので、1本目は心置きなく壊せる。ということで熱電対で温度測りながらヒートガンで100℃弱に加熱してみた。

　しばらく加熱してると、簡単に外れた。ネジロック剤みたいなのはついてないような見た目だけど、新しい方を外そうとしても外れないので、やっぱりロック剤が塗布してあるはず。冷えても着脱できるので、焼き嵌めではないはず。

　分解できたので、軽くパーツクリーナーとかで拭いてみたけど、変わらず。

　スイッチについてるパッキン(中段右から2個目の白)を外すとスカスカ動くので、パッキンが原因っぽい。新しい方のスイッチ部に油っぽい質感があったので、古い方のパッキン付近にタミヤのセラグリスHGを塗ってみたら、おおよそ同じようなクリック感になった。外からシリコンスプレー吹き付けても良いかも。

　汚れが原因で渋いのかと思ってパーツクリーナー吹き付けてカチカチやったこともあったけど、潤滑油を洗い流す逆効果になっていたようだ。

　このライト、単4電池1本で軽いし、とても使いやすいので、おすすめ。この手のライトとしては安価な部類だし。クリップでポケットに挟んでおいても気にならない重さだし、停電したときとかも慌てずにスッと灯りを取り出せるし、ちょっと暗いところで探しものしたりするにも便利だし。

　欠点らしい欠点は無いけど、年1くらいで適当にシリコンスプレー吹くなりメンテが必要なのと、先端に切り欠きがないので点灯状態で机に立てても気が付かない、くらいか。