16秒あたりの映像、ちゃんとパドルが南北にそろってて東向きに飛んでてポイント高い。監修の人いい仕事してる。他のシーンはもうちょっと頑張ってほしかったけど。SAPが左右に伸びてると地上の映像でなんとなく違和感があるけど、軌道上でちゃんと書くにはそうやって背負うしかないんだよな。
東側に小さいディッシュが2個、西側に化学推進が2本。スラスタのノズルが2本じゃなくて背中(真後ろ)向きに1本だったらAKEっぽくて更に高評価だったんだけど、邪魔そうだ。
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DJI Osmo Pocketが出たときに、「これくらい小さくて軽い3軸ジンバルカメラがあるなら簡単な機構で上下の動きを吸収できそうだし、走り回っても安定するカメラがあれば映像制作に便利なんじゃね?」という話を立ち話くらいにしてたんだけど、ようやくそのコンセプトが製品化されたなー(考えていたものよりだいぶ大きいけど)。当時はサバゲの撮影とかで走り回って動画撮ったりすることが多かったので、上下に揺れない映像を撮りたくていろいろ考えてた。
DJIは回転機構のハンドリング(超低速&超高精度から超高速まで)が強いので、DJI Pocket 3あたりで上下の吸収機構も積んでくるんじゃないだろうか。上下の動きをある程度吸収するだけでいいならモーターを1個追加するだけで済む。可動域が小さくても、人間が目視でフィードバックすればトータルでの可動域は問題ないから、人間に対するフィードバック用&人間が対応できない高周波域だけ小さい可動域で対応すればいい。すでにモーターを3個も積んでるんだからあと1個増やすくらいDJIならやってのけるだろう(なんせ普通のドローンには主要なモーターだけで7個も乗ってるんだし、それらを小さく収めて壊さずに使うノウハウだって持ってるんだから)。追加軸を固定すれば持ち手が本体の長さ1本分長くなるから、セルフィーみたいな使い方で「あと少し画角が広ければいいのに!」というような状況でも便利だし。
あるいは、モーターを2個追加すれば小型のスライダーみたいに使うこともできるから、ブツ撮りとかタイムラプスでもかなり面白いエフェクトを追加できるようになる。さすがにモーターを2個追加して大きさを維持するのは大変だろうから、3モーターモデル(通常のジンバル)と5モーターモデル(上下振動の吸収/簡易スライダー)みたいに2モデルで投入してくるかもしれないけど。あるいは、3軸モデルのオプションとして追加軸を用意する、みたいなこともできるか。これなら可動範囲が広くてタイムラプスとかに便利な大型モデルや、持ち運びに便利な小型モデルみたいなラインナップもできるし。
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ロビンソンR22の販売数、思ったより多くないんだよなー。もっと普及している印象なんだけど。R44のほうが22に比べて4割ほど多く売れてる。2人乗りは1人で飛んで横に荷物置くくらいしか使えないか。VIPの送迎やったり荷物輸送するような仕事だとR44のほうが使いやすそう。観光みたいな使い方だって客1人ってこともあんまりないだろうし。
R22が少し古い数字で4600機くらい売れてる。ちなみにF-16も4600機ほど売れてるので、だいたい同じくらい。R44/R66も含めると1.2万機くらいになるか。セスナ172は4.3万機くらい売れてる。R22よりセスナ172のほうが安いかな。飛行場の制限とか無ければ172のほうが使いやすそうだ。自動車と自転車みたいな違いなんだろうけども。
F/A-18はE/Fも合わせて2000機くらい。F-15はEも合わせて1700機くらい。F-16はだいぶ生産数が多い。民間に払い下げられるとしたら18より16のほうが使いやすそう。もっとも、16は単発なのでエンジンの信頼性がネックか。長距離(特に海上)を飛ぼうとすると18のほうが安心だろうな。/* 某ラノベ、まだポチってない。前回の復刻を紙で買ってるので電子で持っておきたいと思いつつ。 */
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THE LAST SHIPがアマプラで配信されてたので視聴。シーズン1はだいぶ前に見てたんだけど、ああいう作品はあんまり好きじゃないので以降は見てなかった。
感想としては、シーズン3あたりまではまぁ見てられるんだけど、特にラストシーズン(シーズン5)は「よくこんな駄作作ったな」と感心するレベル。(個人の感想です。以降ネタバレ含めて好きに言わせてもらいます)
シーズン通してそうだけど、兵士の動きがヘンな気がする。いわばパニック映画で早死する動き、みたいな。そして当然のように兵士がどんどん死んでいく(民間人も)。あげくそれを悲しむシーンが続いたりする。おまえら各軍の特殊部隊の設定じゃん。サバゲ1回目の民間人かよ!?って感じ。作中内でどんどん人が死んでいくことに対する悲しみと、それを引き起こした隊員の動きに対する怒りと、それにOKを出す制作陣に対する呆れと、いろいろな感情が渦巻いてくる。
「フィクション作品として成立させるためには多少の不自然な箇所も許容すべきだ」ということなのかもしれないけど、僕はそれには賛同できない。そんな事を言い始めたら脈絡を無視したご都合主義ばかりの素人の作文も許容しなきゃいけなくなる。そのあたりを上手に(気が付かれないように)ごまかすのがプロの作家としての仕事なはずで、「許容すべきだ」というのはプロの仕事を放棄しているように感じられる。(発想力なんかは単発でいいなら素人でも出せるるわけで、だからこそ小説投稿サイトというジャンルが成立しているわけで)
作中でも、機関停止して放棄された船に残った主人公が機関全速で敵艦に体当りする、なんてシーンが出てきたり、浸水して傾いた船の中からの映像で水平線が文字通り水平に見えていたり、設定が非常に甘い。艦砲が敵艦の反対側から着弾していたりとか、いろいろ。1stの頃からシステムの運用とかに関してのツッコミポイント等は多々あるんだけど(電波管制だって? なんで無線通信使っているんだ!? そのくせしてパッシブも一切使えないとはどういうことだ!!)、「娯楽作品だもんね、細かいところを気にしちゃ楽しめないよね」とか思って寛大な気持ちで見ていたんだけど、だんだんそうも言ってられなくなってきた。
僕の中にある評価基準がミリタリーやシステムがメインなのでこういう感想になるけど、医療関係の描画も相当に酷そうだ。そのあたりは知識もないので特に評価はしないが。
思い返せば、マイケル・ベイ作品は、トランスフォーマー1作目(2007年の映画)は好きだったけど、以降シリーズを重ねるごとに僕の中での評価は急下降を続けていた。たぶんこの監督が世間の評判を受けてシリーズを作ると僕の好みから離れていくんだろう。
Wikipediaを見ると、『13時間』もこの監督の作品なんだな。これはTHE LAST SHIPやトランスフォーマーシリーズみたいに酷評するような感想はなかったと思う。あとは古いところだと『ザ・ロック』や『アルマゲドン』もこの監督。
/* シーズン3見たあとに書いてた下書きだと上坂すみれを引き合いに出した評論とかアニメ関連の人材戦略とかの話をしてたはずなのにシーズン5見てこの作品に対する評価が一気に変わってしまった */
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ワンセグのTMCCのデコードはなんとなくちゃんと動くようになってきたけど、時々ビットエラーが出る。AC1の相関処理(サブキャリア位置の検出)でコケてる感じ。周波数特性(ゲイン)が悪いからかな? ワンセグドングルにモノポール直結だからな…… と思ったけど、そもそもワンセグってそうやって受信するものだよな。何が悪いんだろう? サブキャリアの位置は頻繁に動くわけじゃないし、ある程度のスパンで平均値取ってもいいのかもしれないけど。
NHKが毎月1日にやってる緊急警報放送、TMCCの1bitが立つだけなんだな。AC1には何も出てない。緊急警報はあくまでも警報の手段であって、それに何が入っているかは関係ない(テレビを見て確認しろ)ということなのかな。AC1の地震速報は実際の地震がないと出ないのかも。
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試しにFMラジオのデコードをやってみた。
1.024MSa/sでサンプリング、CICで256kSa/sにダウンサンプリング、前サンプルの共役との積で移相量を取得、CICで64kSa/sにダウンサンプリング、FIRでCICの補正&20kHzのBPF&デエンファシス、2分の1デシメーションで32kSa/sにダウンサンプリング、Wavファイルに書き出す。今回はモノラルとしての処理。周波数復調というよりは位相復調。
FMラジオは帯域幅が広めなので最初のCICは不要な気もする。でも以降の計算量が4分の1になるからあった方がいい。通常のトランシーバのFMみたいに狭帯域なのであれば最初から64kSa/sとか32kSa/sに落として最後までそのサンプリングレートで処理してもいいかも。
デエンファシスは10kHzで-10dB、20kHzで-16dBくらい落とさなきゃいけない。前にFMラジオの復調をやろうとしたときはエンファシスの概念を知らなかったので、妙にキンキンうるさい音になっていた。今回は音楽放送とかでも、悪くない音にデコードできてる。
FMラジオの復調はできたので、次は特小トランシーバの復調。やはり1.024MSa/sでサンプリングして、周波数の移動を行ってからダウンサンプリング/復調の処理。復調は32kSa/sでやってるけど、5chくらい同時に処理させると処理落ちし始める。最適化とか一切やっていないので改善の余地は多いと思うけど、試しにプロファイル取ってみると全体的に分散して処理時間喰ってる。どこから手を付けたものか……
20ch全部受信して乗ってるトーンスケルチとかも全部解析して聴いたり見たり、CW復調もできる受信ソフト作ったら面白そうだな、と思ったんだけど、処理速度が結構厳しい。SIMDでゴリ押せば早くなるんだろうけども。衛星の受信やったときにSIMD最適化も一通りやったので、今回も可能なはず。というかドップラーシフトとかないんだからこっちのほうが間違いなく楽なはず。
スケルチはいまいち良い実装が思いつかないので、フーリエ変換で周波数空間に変えてから高周波域の平均値を取る、というような処理にしてみた。FIRでHPFとかつけても結構リソース食うし、256ポイントのFFTとか通したほうが実装がシンプルで楽な気がする。
スケルチの開閉の実装がかなり難しい。聞き心地の良いテールノイズが実現できない。PTTを2回押して「ザッ ザッ」みたいに鳴らしたいのに、それができない。市販のトランシーバのスケルチもかなり頑張って作ってるんだろうな。アナログ的にヒス特性とか作ると勝手にそういう挙動になる可能性もありそうだけど。それでも定数の調整とかはしてるだろうし。
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昔見たとある映画で、無線で救難信号を送らなきゃいけないんだけどマイクが壊れて話すことができず、代わりにPTTスイッチをON/OFFさせてモールス信号を送る、というシーンが有って、いつか役に立つかなーとたまに妄想してる。まぁ、僕の場合はモールス符号覚えてないんで、頑張ってもSOS(救難信号)送るだけで、場所とかは送れないので望み薄だけど。
小学校の当時の用務員が退役した陸自の人で、確か通信関係にいたとかで、仲の良かった僕は電鍵(もちろん006Pでブザーが鳴るだけの簡単なもの)を触らせてもらったり、モールス符号の一覧表をもらったり、みたいなことをやっていた気がする。あの当時しっかり覚えていれば最近になって苦労しなくて済んだのになぁ。
ぐぐってみるとその映画は20年近く前に地上波で放送されたらしいけど、さすがに小学生がそれ見て覚えてるってこともないだろうし、おそらくレンタルか何かで見たんであろう。
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自分のバカさ加減にびっくりしたアホみたいなバグ。自戒を込めてスクショ。
2行目、p1 + i + 16としなければいけないところ、p1 + 1 + 16になっている。気がつくのにめちゃくちゃ時間かかった。。。
1とiって右手と左手で全く違うのに、なんで入力ミスしてるんだろう? そして全く気が付かない。JSF++で変数名の違いに1とiとlを使うなと書いてあるけど、納得。
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