Q.「自然言語処理を得意とし、クイズ番組に出場した際には総合優勝を勝ち取ったコンピューターです」
逆ってそういうことじゃないのか。
スッキリしない(ひねくれた)問題/回答を出してゴネてワイワイやるのは最近の彼らの傾向ではある(僕の好む内容ではない)。
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FDMの3Dプリンタで銅が練り込まれたマテリアルを造形し、後処理を経て形彫り放電加工の電極として使用
後処理の機材とか考えると、電極はTormach 1100とかHaas Compact Millで切削すればいいんでは?という気がしないでもないが。それでも3Dプリンタのほうが手軽なのかな。カーボン練り込みで弾性範囲の広い材料とかも使えるようだし、使える範囲は広いか。
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深夜のネットラジオで「腸詰めを食べたい」というのを聞いて脳内で「世界三大珍味かぁ」と謎の解釈を発動する深夜。
それは腸詰めやのうてチョウザメや。
最近インターネットが調子悪い。DNSが見つからないとか久しぶりだ。
暖かくなってきたからかな? やはり厳冬期だけ調子がいい謎の回線説が。。。
窓に付着した水分が影響してるんじゃないか、という気もしている。今の時期、窓で水が結露する程度には寒いが、凍らない程度には温かい。ある程度均一な膜を形成した場合は電波の遮蔽度が高くなりそう。空中の水滴(雨or霧)よりはこっちのほうが影響大きそうだな。
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ja.wikipdiaのFIM-92スティンガーのページの、発射準備の説明に使用されている画像(バズーカみたいに弾体を後ろから突っ込んでるやつ)、ミサイルのシミュレータの準備作業であって、実弾はこういうふうな作業はやらないはずなんだけど。実弾の場合はミサイルチューブ全体を交換するはず。
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電子書籍端末とかで、Wikipediaとかのページを内蔵したやつ、という妄想。えぇ、妄想ですとも。そんな端末は知らないッ!
もしそういう端末があったとして、本当にWikipediaのすべてのページ(英語版だけで650万ページ程度、全言語で5500万ページ程度)、あるいはその何割かでも内蔵した端末があったら、かなり便利だろうな。NASAが火星有人探査のときに持ち込めばワトニーの創意工夫の大部分を省略できる。アスキー文字コードが必要? オーケイ、ウィキペディアだ!!
内容の正確性やアップデートの問題はあるとしても、オフライン環境(orローカルエリア)で使えるWikipediaがあると色々便利なところは多そうだが。
Wikipediaのサーバーってどれくらいの規模なんだろうか?
ググってトップに出てくるブログ記事では2017年時点で「100GBに満たない」と書いてある。さすがにそんなに少ないはずはないだろう……
もう少しまともなはずの情報源として、Wikipedia:FAQ/Technical - WikipediaのHow big is the database? によると、2012年時点でバックアップが5TB前後、画像等が27TB、だそうだ。Wikipediaの初期は約4GBで、1-1.4GB/weekで増えていったそうだ。2004年10月の時点で170GBだったらしい。
2022/04/10追記:TBオーダーは編集履歴を含むバックアップ全体の容量であって、最新版のテキスト自体は、英語版に限ると、圧縮データで21GB程度(2022年4月時点)らしい。Wikipedia:Size of Wikipedia - Wikipedia
アップデートされていないので古い情報とはいえ、さすがにもう、いきなり100倍になったりすることはないだろうから、テキストデータで数十TB、画像データも含めれば数百TB、くらいかな? ちょっと多いなぁ。
「ちょっと多い」とはいえ、せいぜい「SSD1本に収まる程度」でしかないのだが。例えばExaDriveは1本で100TBの容量があるから、テキストデータなら1本で、メディアを含めても数本のドライブに格納できる。もしも有人火星探査を行うことになったら、冗長系も含めてExaDrive10本くらいでWikipediaの全情報を持っていく、位はできそうだ。単価だけでも数千万円になるので月探査くらいの距離感だと省かれそうだが。ExaDrive自体は書き換え可能な電子ストレージだから、長期保存には難がある。帰ってくる前提で人間が行くくらいの時間であれば問題ないだろうけど、人類の知識のバックアップとして火星に持ち込むには不安がある。
磁気テープだとLTO-9で20TBくらい。カセット数本、冗長コピーも含めて10本から20本、といったところか。もっとも、磁気テープだからといって保存期間が極端に長いというわけでもない。コンピューターが扱う情報量が爆発的に増加してまだ30年程度だから、実時間で実証されたストレージもその程度の期間でしかない。加速試験とかやって「たぶん大丈夫」と言っている時代。
GitHub Archive Programは21TBを186本のフィルムリール(総延長1km?)に2次元バーコードとして書き込んだそうだ。フィルムは歴史が古い分で実証されている期間は長め。それでも100年程度くらいのようだが。フィルムみたいな化学的な活性で劣化する媒体だと、北極圏みたいな低温環境ならある程度の長期保存は見込めそうだ。フィルムの強度を担う高分子材料はここ100年以内の技術だから、現在使われているフィルムと同じ材料(製法)の実証期間だとさらに短くなるが。まさか「実時間で実証されているから」というだけの理由でニトロセルロースを使うわけにもいかないし。
火星に数ヶ月の探査に行くなら大量のデジタルデータを持ち帰るはずだから、大量のSSDなり磁気テープなりの記録メディアを持ち込むはずで、往路ではそれにWikipediaの全データとか著作権切れの著作物とかを片っ端から突っ込んで持っていったら楽しそうな気がする。最悪の事態(e.g. ワトニー)になっても役に立つだろうし、何もなければデータ上書きして持ち帰ればいいし、未使用の記録メディアは置いてくれば「人類の知の片鱗」を(短期間で消えるとしても)他の惑星に残すことができるし。
この空想はあくまでも他の惑星とかオフライン地域で使うことを想定して、最大でも数秒ごとに1アクセス、程度のユーザー数を想定している。この程度であればExaDrive1本でも耐えられるはずだが、実環境のWikipediaでは膨大なアクセスを捌く必要があるから、数箇所のデータセンターにラックを数本ずつ、みたいな規模が必要になる。
磁気テープだとシークに時間がかかるので、1アクセスあたり1分程度の時間がかかる。今どきのインターネットだと耐えられないレイテンシだけど、例えば火星から地球のサーバーに接続すると、理想的な通信状況でもレイテンシは7分-40分程度かかるから、待ち時間1分のローカルサーバーは意味がある。
Wikipediaを維持するにはお金がかかるんだよ! Wikipediaに入り浸ってる人たちは思い出したときでいいから寄付しようね!! PayPalとか使えるから簡単だよっ! 1回寄付すると1年後くらいに催促のメールが来るので、そういうのが嫌な人は毎月定期を登録するか、あるいは1月と7月とか時期を決めて1年以内の周期で定期的に寄付するのがオススメ。
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パソコン関係のちょっとした小ネタ。
最近のソフトウェアは柔軟性が高いので、でたらめな拡張子を設定しても動作するプログラムというのはままある。
ペイントソフトがその典型で、例えばPNGのファイルの拡張子をJPEGに変えて、中身はPNGなのに拡張子はJPEG、というファイルでも、問題なく開けるソフトもある。ペイントソフトで開いてすぐctrl-sを押せば上書き保存が行われ、その際はファイル名に従ってJPEGとして保存されるので、画像ファイルのフォーマットを変換する際には、ペイントソフトで別名保存を行うより、ファイルエクスプローラーでコピペしてから拡張子を変えてペイントソフトで上書き保存したほうが簡単な場合もある(フォルダを指定しなくて済む分でかなり楽)。
映像データとかだと拡張子は別物だけど中身は同じ、みたいなファイルもあったりするので、動画編集ソフトで読み込めないファイルでも拡張子を書き換えればワンチャン……似ているようで別のテクニックとしては、最近のMicrosoft Office系のファイルは独自拡張子のZIPファイルなので、拡張子をZIPに変更して圧縮展開ソフトを通すと中のデータ(画像ファイルとか)を取り出すことができる。
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サバゲ用のエアバースト弾の妄想。普通のグレポンと同じように使って、スポンジみたいな1発の弾が飛び出し、一定距離を飛行した後にBB弾をブチ撒ける。バリケード裏に隠れた敵を一網打尽にできる。わりと面白そうではある。ハンドグレネードを投げ込めば済む話ではあるけど。XM25とかサバゲで使いたい人は多そうだが。変態銃も躊躇することなく製品化するエアソフト業界といえど、さすがにXM25は製品化していないらしい?
弾体の中で、軸方向にスプリングで加速して最後にベクトルを変えれば、PAC3のリサリティエンハンサっぽい感じには作れそう。サバゲなら1発被弾でヒットなので、破片の威力は求められないから、1個1個のBB弾に与えるエネルギーは少なくていい(最低限気がついてもらえる程度の威力は必要だとしても)。
あとは時限信管部分か。ここが一番厳しい。ある程度の強度のバネを押し止められる程度の機構を開放させられるだけのエネルギーが必要。SG90とか使うと大きくなるし、ニクロム線とか使うと時定数が安定しないし。とはいえ、小さなマイコンで時間測ってLiPoで樹脂焼き切って開放する、みたいな形になってしまうんだろうか。理想を言えば火工品とか使いところではある。「パンッ」って音したら楽しいじゃんっ! 焼き切るついでにキャップに火を付けるとかはできるかもしれないけども。まぁ、安定動作を考えれば、ニクロム線でスプリングを開放し、スプリングでBB弾を放出し、残りのエネルギーでキャップを叩いて音を出す、みたいな感じになりそう。あっという間にサビだらけになりそうだけど。電子基板と黒色火薬は同居させたくないなぁ。
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発泡スチロールを製造している会社で、追加で切削加工やってくれるところもあるらしい。そりゃそーか。
個人でも注文できるらしく、気軽にお問い合わせください、と書いてあるんだけど、問い合わせフォームに添付ファイルを乗せる方法が無い。図面とかどうやって受け渡すんだろう?
どれくらいの値段するのかなぁ。大きさが大きさだし、1桁万円前半程度じゃ収まらないと思うんだけど。
ある程度の手間を許容するなら、細かくグリッドで分けて、1マスずつ3Dプリンタで型を作って、コンパネとかに貼り付けた上で、発泡断熱材を吹き付けて硬化させる、みたいな作り方でもいいのか。あるいは、そこれそスタイルフォームで型を作って表面処理して使うとか。
暖かくなったら(&覚えていたら)、小さいスケールで試しに型作って吹き付けてみようっと。
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チマチマしたデバッグやってると、「ここでこういう機能あれば便利なのになー」と思ったりすることがある。オシロとかロジアナとか。んで、そーいえばテクトロのオシロにそんな機能ついてたなー、とか。やっぱり高い機材は便利機能いろいろ付いてるんだろうな。
単に、安い機材を使ってるせいでフラストレーションが溜まっているだけの気もするが。昨今の多機能なオシロはタッチパネルがないと使いづらい。少なくともテンキーがほしい。せっかくUSBホスト付いてるんだからせめてUSBキーボードくらい使えれば便利なのに。確かSigのオシロも高価格帯はUSBマウスとか(外部ディスプレイとかも)使えるので、価格帯の問題なんだろうけど。外部HID使えるオシロに限ってタッチパネルとかも乗ってるからマウスとかいらねぇんだよなぁ。。。
Tek「ウチのオシロはWindowsが走るからMS TeamsやZoomで画面共有できるよ」
高級機はさすがやでぇ……
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STM32G4で(ほぼ)フルデジタルラジオ、とりあえず聴けるようにはなってきた。
2pinコネクタがRF入力、3pinコネクタが音声出力(GND/3.3V/audio)、5pinコネクタがエンコーダ(GND/5V/ABZ)で、部品面についているのはこのコネクタ3個だけ。残りの部品は全部ハンダ面の見える分だけ。といってもチップ抵抗とチップコンデンサがいくつか乗ってるだけだが。
RF入力はマイコンに内蔵された2個のPGAを経由して増幅される。これがアナログ動作なので「ほぼ」たる所以。2段のx64 PGA(GBWが狭いので実際はもっと低い利得)の前後でDCブロックやバイアス電源があるので、そのあたりが少し部品点数が多い。まぁ、吹けば飛ぶ程度の数ではあるが。
PGAを通ったあとにADC12を使って10bit 4Mspsでサンプリングを行っている。イメージ除去のLPF等は積んでいない。これはPGAの帯域幅が狭いため、数MHz以上の入力は大部分がリジェクトされるため。実際にはそこまで急峻な特性ではないので多少は漏れ込んでいるようだけど。
ADCからのデータは1stLO(4096binのテーブル、分解能約1kHz)で目的の周波数をDC付近に移動し、2つのCIC(R16, N4とR8, N4)を経由してダウンサンプリングしている(2回に分けているのは32bit幅に収まるようにするため)。ダウンサンプリング後、NCOを使用して2ndLOを生成し、1stLOの分解能を吸収している。続いてFIRで簡単なLPF(& 10dB/dec傾斜)のフィルタリングを行い、最後にCIC(R4, N4)でアップサンプリングを行ってからDACへ出力し、外付けのドライバを経由してスピーカーへ出力している。最後にCICでアップサンプリングしているのはDACのミラー対策。
途中で(2nd直後に)別のCIC(R32, N3)でダウンサンプリングし、キャリアの角度をNCOへフィードバックして同期検波に使用している。
感度はかなり低く、今のところはNHK専用受信機という様相。ボリュームを最大にすればかろうじて40kmほど離れた3kWの地元ローカルラジオが聞こえるので、フィルタリングとかうまく作り込めばもう少し感度は稼げそう。今はNHK第2がサチらないようにハードコードしているので、改善の余地はある。例えばDAC直後で別のADCを走らせてAWDを使えばAGCっぽい機能とかもローコストで作れるし。
4Mspsのダイレクトサンプリングなので、中波放送の範囲はかろうじてカバーしているけど、短波放送は望むべくもない。
エンコーダは1回転600パルスのもので、STM32は1パルス4カウントなので、1回転あたり2400カウント、1カウントあたり5Hzとして、1回転で12kHzくらい。中波の範囲を端から端まで移動するには90回転くらい回す必要がある。とても、たいへん。同調範囲が100Hz弱しか無いので結構シビアに合わせなきゃいけないから、理想的には1カウント1Hz未満くらいがほしいんだけど。手動で同調させるなら1mHzくらいの分解能は欲しいし。
フルデジタルで操作してみて、アナログラジオってすげーんだな、と感心。バリコン半回転くらいでもフルレンジで調整できるんだもんな。
おっ、俺のラジオだってッ! 同調制御を調整すればもっと広い範囲で同調できるしッ!! 角度計測が1kHzくらいの周期だからその10分の1くらいの範囲しか同調できないだけであって、もう少し広くできるはず。G4はCORDICアクセラレータとか乗ってて角度計算とかも別処理でできるから、1kHzくらいは同調できそう。いわゆる同調圧力を高めるというやつ(違
まぁ、9kHzステップで調整できるようにしておけば済む話ではある。このNucleoは40ppmくらいズレてるけど、それは独立で調整すればいいし、今どきのラジオ放送なら周波数確度はかなり高いだろうから、同調範囲数十Hz程度でも問題ないはず。
コアは168MHzで走らせていて、CPU使用率87%くらい。余裕綽々というわけではないけど、もう少し色々作り込める。FIR周りはまだキッチリ最適化してないのでもう少し早くなるし。とはいっても今は31tapsなのでもう少しキレの良いフィルタとか求めると全く足りないと思うが。FIRは複素数なのでSTM32G4内蔵のFMACを使えていないのがもったいない。とはいえ、DAC前段に置くくらいしか使いみちがない。ADC後段だと処理速度が全く足りないし。
今は受信周波数(1st+2nd)をUARTで吐いてPCで表示しているけど、もう少しなんとかしたい。モノクロ液晶とかつけてFFTの波形とかも表示したいな、などと思ったり。流石に厳しいかな。
いちおう、サブMHz帯にもアマチュア無線は2バンドあるので、CWデコードを行えば受信もできるけど、歴史の浅いバンドだからか、あるいは日本の法規制の関係か、過疎っているようだ。
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最初、スピーカーユニットを剥き出しで使っていたんだけど、どうにも受信が安定しない。周波数の高いあたりのノイズが消えない。いろいろフィルタの係数変えても改善せず。気まぐれにスピーカーを紙コップの上においてみたら、急に聞きやすくなった。なるほど、エンクロージャって重要なんだな。
最近はイヤホン(SHUREのエントリー)を使ってばかりで、PC机も手狭でスピーカーも片付けてしまったから、まともなスピーカーが手元に無い。しかし、紙コップ1個でここまで改善するんだな。
タダみたいな紙コップ1個で大きく改善するし、金かければ天井知らずだし、オーディオマニアが多いのも納得だぜ。金銭的なコストのダイナミックレンジがアホみたいに広い。水深1cmくらいの水たまりを「このくらいなら普通の靴でも歩ける」と思って歩いてたらいつの間にか首までどっぷりつかってる人も多いんだろうな。
曰く、人間が聞こえない音(超音波)でも、脳波を測定すると、耳では音を検出しているそうだ。これを根拠としてハイレゾ(高sps)を肯定する論調もあるらしい。
そんな事言い始めたら人間は磁場だって感知できるんだから、スピーカーからの電磁波とかの影響はどーなんだよ、という気がする。演奏をその場で聞いている場合は(エレキギターとかでもなければ)会場で電磁波が出てくることはないわけだから、スピーカーからの電磁波の影響は大きそうだ。でも金網でシールドしてるスピーカーって見たことない。まぁ、これだけオカルトが流行ってるピュアオーディオ界隈、電磁シールドしてあるスピーカーが無いわけないだろうけど。でもそれにしたって「外部からのノイズを遮断する」とか言ってそうだなぁ。
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