2022年10月5日水曜日

小ネタ



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 声優ラジオで電動工具使う流れ来るー? 机の上に置くブックスタンドというか本棚くらいは作りそうだな。ホームセンターでツーバイ材とか買うところからやったらすごいが。

 キャラ紹介に2人もIT系の人間がいるのが個人的に期待値高い。片方は有名IT企業の社長の娘だそうだし、もう片方はAIによるフルオートメーション化とか言ってるし、これはKUKAを4台くらい買ってCADデータ突っ込んだら自動で切断から組み立てまでやるシステム来るか!? いや、高望みしすぎってのはわかってるんですけどね。。。

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 ちんあなご~~!


 にしきあなご~~!

 ナンデェ!?


 オンボードレシーバーのSDR化はあんまり旨味なさそうな気がするなぁ。開発手法の開発が目的だろうか? RAISE-4あたりで送信機も載せたりするのかな? 送信機は電波法とか色々あるし、先に受信機を作ってみて開発手法の雰囲気をつかむのは理にかなってそうだが。

 RAPIS-1ではAPSKでGbps級の伝送を行ったけど、他の変調方式(e.g. OFDM/QAM)だとどうなるか、みたいなデータも取っておきたいはずなので、SDRトランスミッタがあると便利そうな気がする。ハードウェア実装だと新しい通信方式を試すにはハードウェアを仕立てて打上げる必要があるけど、OFDMみたいにドップラーシフトの影響が大きい通信方式だと「それ宇宙で使えるの? 大丈夫? やめたほうがいいんじゃない?」とか言われて、使えるかどうかを判断するためのテストを行うためのテスト、みたいな再帰が続いていくけど、SDRトランスミッタが1個軌道上にあれば「ソフトウェアをアップロードして試してみれば一発でわかるじゃん」と言い張れるので、便利そうな気がする。/* 違う電波形式をそう簡単に出せるかどうかは別として */


 RAISE-3は展開膜が2枚もあるので、衛星光学観測で遊んでいる身としては楽しみではあるけど、SSOだと観測できる機会が少ないので厳しい。パドル展開のRAPIS-1やHIBARIも同様。

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 RD22関連で飛来したCH-53とV-22


 顔つきからしてCV-22かな?

 H-53もV-22も、陸自のH-1に比べればかなり静かな印象。H-1はかなり遠くを飛んでてもバタバタうるさいからな……

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 野外での電源確保のために、Jackery 240を買ってみた。コンセント直結に比べて運用時間を意識する必要はあるけど、それでもノートPCとかデジカメの内蔵電池よりは安心。

 付属のACアダプタ(60W程度)が、充電中はめちゃくちゃ発熱するのが嫌なところではある。入力電圧範囲が12-30VでMPPT対応なので、ACアダプタの定格とか関係なくどんどん吸い込む。手持ちに24V6Aくらいのスイッチング電源があるから、そっちで充電したほうがいいかな? シガーソケットのアダプタ経由で突っ込めそうな気がするのだが。


 Jackeryの低価格帯のバッテリーは60Hzしか出力できない。東日本でしか使わないような機器(e.g. 石油ストーブ)は60Hz非対応なものも多いので、停電時の備えとしてはちょっと厳しい。石油ファンヒーターみたいに60Hz地域を含む比較的広い範囲で使われることを想定している機器は50/60Hz対応だけど、これは点火時の消費電力が600Wを超えるのでJackery 240では使えない。

 周波数が合わない怒りは誰にぶつければいいんだ? エジソンか? テスラか? あるいは武士か、商人か。東京モンが変な対抗心とか燃やして欧州に鞍替えするから面倒なことになるんだよ。。。

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 今回はJackeryブランドで特に考えずに240を買ったけど、Anker 521のほうが良さそうな気がするな。50Hz/60Hz対応で、パススルーで使用できて、USB PD対応。重量は2割ほど重くて、値段も若干高いけど、Jackery240の完全上位互換という感じがする。

 A521は200Wを超えるとシャットダウンすると書かれている。J240も定格は200Wまでだけど、説明書では「瞬間最大400W」みたいな表記がある。A521のシャットダウンがどれくらいの応答性なのかわからないけど、突入電流に安全なのはJackeryかな? Ankerだって突入電流程度は耐えられるだろうし、Jackeryだってどの程度耐えられるかは書いてないから、機能とか考えればAnkerのほうが優位なのは間違いないだろうけど。

 JackeryはMPPT対応なのがAnkerとの違いかな? Ankerもそれっぽい機能は乗ってそうな気もするけど。

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 三脚の姿勢。とりあえずメモリ&バーニヤを作り直してテスト。それなりの精度で使えてる感じはある。

 三脚のセットアップは、基本的には方位軸の垂直出しと原点出しだけすればOK。というより、仰角軸の水平・原点は経緯台の構造で拘束されているので、調整のしようがない。原点に関しては、ラベルを張り直せば移動できるけど、手間がかかる。

 方位軸の垂直出しは、三脚の1本の足をおおよそ北に向けて設置し、最初に大雑把に水平を出して、東西の2方向(大雑把で良い)を撮影して姿勢推定を行い、このときの仰角の差がゼロに近づくように、南側2本の足(片側だけでOK)の長さを調整する。東西方向の垂直が出たら、今度は南北を撮影して、同様に傾斜角を推定して、北側の足の長さを調整する。これで方位軸はローカルに対して垂直から1度とか2度くらいの範囲に収まる。ジオイドに対する鉛直ではなく、球面に対する垂直(区別するほどの精度は無いけど)。


 理想的には、方位を変えて2枚以上撮影すれば計算で回転軸が求まるから、その軸が垂直になるような補正値を表示する機能があれば便利。例えば三脚の脚の長さと地面の間隔をプリセットしておいて、北から東周りに3枚撮影すれば、北の足と東の足をそれぞれ何cm伸ばしたり縮めたりすればいいかという表示が出れば、調整作業は非常に楽になる。そのあたりは追々。

 あるいは、仰角を例えば30度、45度、60度、75度、位に設定して、方位を8分割とかでトータルで30枚くらい撮影すれば、目盛りと実際の姿勢の関係をモデル化できるから、ローカルの姿勢を三脚固有の数値へ変換するようなことをやってもいい。これなら姿勢の誤差は目盛りの読み取り誤差(キャリブレーションと観測で2倍)に収まるから、0.5度程度が期待できる。PCベースで処理をするのであれば、姿勢と時間情報を紐づけてどんどん表示していくこともできる。

 もっと言えば、カメラに9軸センサを取り付けて、様々な姿勢でセンサ固有の姿勢値を地球固定座標にマッピングするようなシステムがあると便利。リアルタイムに姿勢を表示できるし、観測計画をインポートして姿勢誤差を表示し続けるようなシステムを作れば、短時間(数秒程度)で高精度に指向できるようになる。ここまで来るとセンサを制御するプログラムとかも書かなかいけないので非常に面倒ではあるけど、運用は楽になるはず。

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 小ネタ中の小ネタ


 今の時代に一般流通の工学系の本の公式の紹介文に「男子学生や技術者に向けて」とか書くってすげーな。

 さすがに嫌いな著者の新刊を予約注文して間違い探しをやるのは趣味が悪いなって気がするので、とりあえず様子見の姿勢。さすがにジェットエンジンは専門外(いや、戦闘機だって専門外だけど)。


 宇宙機で一番最初にLIBを使ったのはESAのPROBAらしい。ソニーの民生用をスクリーニングして使ったそうだ。

 ESAはMars Expressでもソニーの民生18650を使ってる。6直16平を3組だそうだからトータルで288本? Mars Expressっていまだに運用中らしいが、充放電サイクルどれくらい経験してるんだろう? あと3年、頑張って欲しいなぁ。MMXが行くから待ってろよ!! 順調に進めばいいけど。MMXは古河あたりのLIBを積んでいくのかな?


 最初期のSLRのターゲット、フランスが打上げたやつはウラニウム合金製らしい。直径24cmで重さ48kg。密度は7.2g/cm^3くらい。密度からすると鉄球と同じくらいだけど、CCRとか貼り付けたりしてるから、球体の素材としてはそこそこ重そう。空気抵抗の影響を減らすために高密度・低断面積なものを作ったらしい。

 断面積あたりの質量は、EGSとStarletteで5倍くらい違うのかな? ただしStarletteはM13.8、EGSはM12.4(それぞれ2022年の値)なので、感度だけで比べられるものではないけど。実際、EGSは1987年から2022年までの間にMは0.0013程度しか増えていないけど、Starletteは同期間で0.0022くらい増えている。EGSはGFRP製の中空のはずなので、材料から考えると断面積あたりの質量はめちゃくちゃ大きい。ビバ3次元世界。いや、4次元世界があればもっと効くんだろうけども。


 測量に使うオートレベル、あんなテキトーな水平出しでよく精度出るな、と思ったら、光学的に自動で水平が出るらしい(自動で水平が出るから「オート」レベル)。それ以前は望遠鏡に沿って長い気泡管がついていて、六分儀みたいに鏡で両端を同時に見て水平出ししていたらしい。回転軸が垂直じゃないと見る方向を変えるたびに水平出しが必要になるから時間がかかるそうだ。オートレベラーでそれが解決されて効率化した。


 小型の迫撃砲の場合、1人で照準器を覗いて方位と仰角を調整するけど、対地砲撃の効力射の場合は基本的に常に同じ座標に対して維持すればいいから、人一人で作業できる範囲なのかも。やはり衛星追尾は対空射撃に近そう。

 1人で座標の読み取りと2軸の操作を行うのは非常に大変で、感覚的には20秒間隔くらいが限界な気がする。慣れとかで多少は改善するとしても。そりゃイージスシステム作って自動制御したいとか考えるのも当然ですわ、という感じ。


 次の新月、COMETSが40分くらいの月食の予想

 正しく動いているかはわからないけど、なんとなく妥当性のある位置関係に見えるような気がするけどなぁ。

 白道面の傾きの関係なのか、時期によって月食入りすると予想している衛星の数が大きく違う。9月の新月ではかなり少なかったが、10月の新月ではかなり多い予想。TLEの鮮度が悪いけど、大雑把に傾向としては間違っていないはず。

 月食計算はアルゴリズムの変更&並列化でかなり早く計算できるようになった。300弱の衛星に対して2日程度の範囲を1秒ステップで計算しても3秒程度で結果が出る。もっと早く計算しようと思えば、間隔を疎にして明らかに食に入らない部分は省くとかできるけど、下手に弄り回すよりCPUでゴリ押しするほうがコードが楽。バグが入る余地が少ないので安心(計算自体が正しいかは別問題として)。全衛星を対象にして計算するとかなら、もう少し効率的な処理が欲しくはある。現状でも10分くらいで終わるはずだから、月1回しか使わないことを考えれば許容できる程度ではあるけれども。


 2次元世界と3次元世界を切り替えながら進むシューティングゲームとかどうかな、という空想。光学兵器みたいに距離の逆2乗で弱くなるような武器を使うゲームだと、敵から攻撃されているときは3次元空間、自分が攻撃するときは2次元空間、みたいな遊び方のゲームシステムになるのかな。2次元ならエイムは1自由度しかないから照準も楽になる。3人称視点はレイトレゴリゴリのフォトリアル、横スクは8bit風、みたいな描画でも面白そう。しかしまぁ、単に3人称視点(3D)と横スクが切り替わるゲームはいろいろありそうだし、プレイヤーによる切り替えとか、次元の違いを生かしたゲームシステムを考えないと、凡庸な感じで終わりそう。

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