2022年10月1日土曜日

EGS (あじさい)

 衛星の撮影にはVixenのポルタIIを使っているけど、試しに角度のメモリを付けてみた

 一応バーニヤもつけてあるけど、設置誤差とかいろいろあるので、そこまでの絶対精度はでない。相対的な調整には便利だけど。視認性は改善の余地有り。特にバーニヤが逆なので直さないと。

 試しにいくつかの角度を設定して姿勢推定してみたけど、わりと良い精度で初期姿勢を設定できている。


 ということで、ちょうどよくEGSのパスがあったので、試しに撮影。












 予想以上にちゃんと撮れてて驚き。

 今回は1分毎の姿勢値を使用したけど、ある程度の誤差を許容するのであれば、10秒くらいあれば問題なさそうな感じ。例えば30秒間隔でインターバル撮影を行って、シャッターが開いている20秒の間に次の姿勢値(方位・仰角)を記憶して、シャッターが閉じている10秒の間に移動する、みたいな運用。バーニヤとかを読み取る暇はないけど、そもそもそんな精度は無いし、画角が5度くらいあるから多少のズレは許容する。なんせ撮影枚数が多いから、多少ズレたところで。


 経緯台の姿勢誤差がダイレクトに効いてくるはずなので、軸出し作業が面倒ではあるけど、高頻度に撮影できるのは便利。ある程度の姿勢誤差を許容できるなら30秒間隔で撮影できるし、ある程度正確な姿勢が必要な場合でも、最初に十分な誤差で初期姿勢を確立できるから、2回程度撮影して調整すれば追い込めるはず。あとはカメラのモード次第か。姿勢決定用にISO2500/1sくらいと、衛星撮影用のISO5000/30sくらいを一挙動で切り替えられるモードを探さねば。いちいちダイヤルを回すのは面倒。

0 件のコメント:

コメントを投稿