2026年6月17日水曜日

小ネタ

「朝から曇っててくらいぉ」(暗いとcryoを掛けた高度なギャグ)

 晴れれば暑いし、曇天なら寒いし、晴れ後曇天なら蒸し暑いし。気難しい今日このごろ(↑こんな事考えてるから寒いのでは)。










 充電ステーションがちょっと大袈裟な感じはするけど、機構的には面白いな。



 MQ-28ゴーストバット無人機の主翼を25%拡大して胴体に兵器倉を実装した改良型が登場(JSF) - エキスパート - Yahoo!ニュース

 下反角がついて視覚的にもだいぶカッコよくなった感じがする。

 ついこのあいだオリジナルの方でAIM-120を撃って、それから開発を始めたとしたら間に合わないだろうし、ウェポンベイ追加型の設計・製造を行いながらオリジナルのほうで火器管制の射撃試験も並行して行って、みたいな感じで進めていたんだろうか? それとも今回出したものはあくまでもガワだけで、射撃試験をやったあとに作り始めたんだろうか?

 しかし、2x AIM-120 or 4x SDBかぁ…… もう一声あると嬉しそうだが。ドローン迎撃用の短距離誘導弾を16発くらい積めれば便利そうだけど、まあ、そのあたりは追々追加するんだろう。

 真横を撃てる40mmグレネードとそれの照準に使える飛行制御則があれば、グレネードを100発くらい積んでおいて、時限信管でドローンを撃ってもいいし、簡易的な対地攻撃機としても使えるし、ドローンとして徘徊させておくには便利そうだ。Mk19を適当な緩衝経由でポン付けして飛行制御で照準するようなローンとか作れそうだけどな。上下方向はロールで照準できるし、前後方向はDSFCで頑張るなり、距離をヨーで制御して前後をスロットル(orエアブレーキ)で制御するなり。真下でなく斜め下を狙うならウェポンベイに入れっぱなしでいいし、対地攻撃にも便利そうだし。まあ、そういうのも追々(ry



 東京株式市場 キオクシアHDの時価総額が国内首位に AI・半導体関連銘柄への期待映す | NHKニュース | 株価・為替、半導体、金融

 フラッシュメモリ一本ですごい稼いでるな。トヨタだって(ほとんど自動車で稼いでるとはいえ)自動車以外の部門もあるのに。でもここで調子に乗ってDRAMとかに手を出すと全損するんだろうな。。。



 司書、実績全解除。魔法禁止縛り結構解除率高いな。みんなよう遊んどる。

 400種類もあるので全部を覚えているわけではないけど、色々と興味深いタイトルの本もあって面白い。錬金術の本には「元素変換の完全理論」「元素融合と分裂の書」というような本があって、明らかに核種変換を行っていると考えられる。また、経済の本には「錬金術とインフレ:金の価値はなぜ崩壊したか」という本があって、核種変換が低コストで実用的に行えることが示唆されている。水素の核融合でエネルギーを取り出したり、放射性元素を合成して崩壊熱を取り出して、娘核種を人為的に分裂させて安定させたり、あるいは娘核種を材料にしてまた放射性元素を融合したり、みたいな感じでエネルギー源として使えるんだろうか? エネルギー収支が気になるけど、でも「彼らは"マナ"を"ダークエネルギー"と呼ぶらしい」というタイトルの本もあるから、我々の宇宙の70%を占めるエネルギーを魔法に転用できることを考えれば、多少の規模のエネルギーなら容易に供給できそう。そんな事を言い始めると、社会のエネルギーは全部魔法でいいじゃないか、という話になるんだけど。とすると核種変換はあくまでも学術的な好奇心で発達して、その一環で金の価値が暴落しつつ、経済的な利点もないから核種変換は実用的な用途は無い、みたいなオチになるのかな。

「食物から排泄物への錬金術的変換技法」は人体のプロセスを模擬するような内容とすれば生物・医学的な内容だろうし、「創生理論:虚数による解釈」とか「時間を超えた召喚術とその因果律」は量子論・宇宙論だし、「マナの測定と変換方程式」や「マナ密度の空間分布とその変動特性」は我々がダークマターと呼ぶ物の観測や利用だし、変動特性は宇宙論とも関わってくる。占星術は天文学とも直結する。魔法が使えるファンタジーな世界でもかなり我々の世界に近い議論が行われている感じがする(メタ的に言えば、そういう雰囲気で作っている、ということなんだけど)。

 各分野計400種の本は非常に幅広い範囲にわたっているから、総合大学の先生たちを10人くらい集めて、色々な切り口から考察してほしいな。動画にしたら面白そう。

 この世界、マナによるエネルギー供給だけでなく、箒によるモビリティやテレポーテーションによる物流みたいにいろいろな魔法があるのに、その割に社会課題も色々と残っているっぽいのが不思議。



「東大大学院理学系修了」という人が書いた本、著者紹介がそれ以外に何も書いてないからこの人の専門分野が全くわからねぇ。いろいろなところで本や記事を書いている人らしくて、名前でググっても経歴が一切出てこない。著者紹介の経歴は立派だけど、でもどちらかといえば文系の経歴が多くて、「理系の著者が解説する」みたいな紹介はちょっと眉唾な感じ。

「理系卒」みたいな紹介をされても、あまりにも漠然としすぎて、本当の専門家が書いた説明なのか、全く無関係の分野の人(題材については素人)が書いた記事なのか判断できなくて困る。まあ、専門家(あるいはそれに近しい人)が書いた記事ならそれをアピールするだろうから、そういうアピールがないってことは、ということなんだろう。



 最近暖かくなって虫が増えてきて、夜中にヘッドライトで外に出ると大量の虫に囲まれるようになった。試しにカプトンテープを貼ってみたところ、全く虫が寄り付かず、かなり快適になった。

 普通の茶色いポリイミドは500nmあたりでカットオフするから(製品によりけり?)、青とか紫外線はほとんど出なくなる。色合いは黄色くなるけど、とはいえ赤色に比べれば遥かにブロードなスペクトルだから、色合いはたいてい把握できる。

 綺麗な青色(狭スペクトル)があると黒と判別がつかないけど、普通は黒と青が直近で混在するものは無いはずだから、実用的にはあまり問題はないはず。黒と青はコントラストが悪いから、看板とかに使われることはそう無さそうな気がする。対して赤と白の組み合わせはよくあって、特に警告の表示でよく使われるが、赤色モードだとこれが全く見えなくなるのでとても危ない。黄色ならそういう危険はない。



 なんかブログのシステムが調子悪い感じがある。Googleの検索画面もUIズレてるし。YouTubeもアレだし。最近のGoogle系列(アルファベット傘下)、AIに中力しすぎて基礎的な部分が疎かになってる。基本的な部分を理解している人がどんどん首を切られて、そういう人たちが足元から堅牢なサービスを作りつつ、Googleのサービスはどんどん劣化して、こうやって大企業は衰退していくんだろうな。GAFAM位になるとスケールメリットがデカいからそう簡単に凋落はしないだろうけど。



 六分儀っぽいやつ、現状こんな感じ

 マイクロメータは下側に引っ張ると噛み合わせが外れるので、早送りできる。離せば輪ゴムのテンションで噛み合わせて固定される。ダイヤルを回せば微動できる。本当は引きバネとかを使いたいんだけど、手持ちに無いのでな。どれくらいのテンションがちょうどいいかもわからないし。ということで輪ゴムを張っている次第。

 インデックスアームの軸はamazonで注文したショルダーボルト(6x16M5)を使用。9日にマーケットプレイスで注文して発送されたのが11日、amazon倉庫から日本郵便で発送されて、間2日で14日に着。amazon出品の早いやつだと翌日発送間1日だから、これに慣れてると2日遅いだけでだいぶ遅く感じる(当日配送? 知らんサービスですねぇ……)。6mmのドリルで開けた穴にショルダーボルトを通すと意外とガタがある。ショルダーボルト側も細そうな気がする。本物の六分儀が歯車の横に溝を作って調整ネジっぽいもので締め付けているのは、回転軸が倒れる方向の遊びを減らすためなのかな?

 角度調整機構が思ったよりいい感じなので、動鏡と水平鏡も追加。動鏡のフレームはネジ(1本)で固定、水平鏡のフレームは両面テープで貼り付け、鏡自体はマスキングテープで脱落しない程度に固定。


 明るい場所で動かしてみるとわりと普通に使えそうな感じ。本体とインデックスアームを両方同時に動かさなきゃいけないのが大変ではある。六分儀はそういうものだからしょうがないね。英語圏のYouTuber曰く「上下逆に持てば楽だよ」らしいんだけど、さすがに……

 試しに晴れた夜に恒星の角度を測定。ベガとデネブを測ると24度10分だった。実際は23度50分だから、20分(0.5度未満)の誤差。わお、意外と正確だ。両面テープとマスキングテープで鏡を留めているとは思えないな。晴れた夜は寒くて1個しか測っていないから、巨大な分散が偶然いい感じの値になったのか、わりと良い確度が得られているのかは判断できないけど。

 鏡が安物のアクリル鏡だから、1等級くらい明るくないと見えない。反射像は目に見えて暗い。もう少し暗い場所に目を慣らせば多少は暗い星も使えるのかもしれないけど。そもそも恒星の距離を測ったところで実用的な意味は皆無なのだが。とはいえ、六分儀自身の精度を測るには恒星を使うのは便利。


 スコープ(あるいは等倍ののぞき穴)が無いから、覗き方だけでも誤差が15分くらいはある。

 適当な倍率のスコープを付けたいけど、いい方法が思いつかない。安い単眼鏡をつければいいんだろうけど、なんか、ちょっと。とはいえ、自前でスコープを作るにしても、いまいち凸レンズって売ってないんだよな。直径と焦点距離をある程度自由に選んで買える通販サイトが有れば色々遊べるけど、実験用とかで売ってるレンズは選択肢が少ない。

 精度の良いレジンプリンタなら透明のレジンでレンズも作れるんだろうか? さすがに光学部品の精度は出ない気がするけどなぁ。表面処理で頑張ればある程度のものは作れるか。それにしても恒星を見やすくする5倍の光学系とかは難しそうな気がする。

 試しにyoutubeで探してみると、最近は既存のレンズ(例えば使い捨てカメラのレンズ)を流用して、それをレンズ交換式カメラに取り付けるためのフレームをFFFで3Dプリントする、みたいな話題が多い。レンズ自体を印刷するという話題はほとんど見当たらない。

 既存の光学系の流用だと、例えば対物レンズにCマウントレンズ、接眼レンズにM12P0.5レンズを使うみたいなことも考えられそうだけど、1-32UNタップは値段が。。。かといって両側M12P0.5系は口径が小さすぎる気がするし、M12P0.5/Cマウントアダプタは色々怖いし。そもそもカメラ用のレンズだと焦点面までの距離が短くて使いづらそう(倒立像を正立させるために折り返す必要があるが、その長さが稼げない)。



 ある程度高い位置精度が必要かつ軸方向のストロークが必要なところに使うストリッパボルト、側面が研削してあって精度が高い、みたいな触れ込みだけど、ネジ部の精度ってどんなものなんだろう? それとも、研削は摺動上の問題であって、ストリッパボルトの位置決め精度は大して無いんだろうか?

 高い位置決め精度が必要な場合はリーマボルトを使うが、この場合は双方ともにリーマ処理を行うから、この軸を高い精度で一致させられる。とはいえこれは双方ともリーマ処理というのがポイントで、ストリッパボルトみたいに片方は単純なネジ締め込みみたいな場合には適用できない。ねじ込まれる方も一段掘り下げてリーマ処理すれば軸精度は得られるけど、しかしこの場合は掘り下げる深さの精度が確保できないから、摺動のストロークが問題になるようなストリッパボルトでは使えないはず(雄ネジと雌ネジで軸がずれるような使い方もまずいだろうし)。

 ネジ山の角度で円錐形になるから締め付ければ雄ネジと雌ネジは同心になるけど、とはいえ雄ネジと研削の同心度とか雌ネジの位置精度とかの問題が出てくるはず。雄ネジの同心度はネジの位相によって変動するから、再組立時の安定性も悪そう。

 ストリッパボルトはそこまでの精度を求めないし、リーマボルトなら両方ともリーマ処理するから、ということになるのかな。

 機械設計の話ってググってもいまいち見えてこない気がする。ボルトにシアをかけちゃいけないよ、シアに耐えるならリーマボルトを使うべき、みたいなことはあちこちに書いてあるけど、じゃあリーマボルトってどうやって使うの?と思ってググっても、出てこない。ちゃんとした教科書を買えば書いてあるんだろうし、あるいは企業で設計している人達が口伝で伝えているというのもあるんだろうけど。あるいは普通のネジと違う使い方だから適切に解析を行うべきで、周辺部の設計はそれに合わせて調整すればいい、みたいなことなのかもしれないけど。


 ショルダーボルト、モノタロウで探すと金型向けのやつがちらほらあるけど、基本的に油につけて使うような前提なので耐食性が低いものしか無い(SMC435の研削で地金とか)。べつに海で潮風を浴びるような場所で使いたいとか思ってるわけではないが、とはいえ樹脂の横で使うから防錆油をべったりつけたいとも思えないし(PLAを侵さない防錆剤を使うという手もあるが)。

 amazonで探せば中国製のステンレス製のやつがいくつか見つかるけど、こっちは寸法精度が怪しい。じゃあ、特注できるボルト屋さんに耐食性が高くてそれなりに寸法精度のあるやつを発注する? 一本いくら位になるんだろう。。。

 中国製のショルダーボルトが安いかというと、そんなことはない。モノタロウで売ってる製品の倍くらいの単価だと思う。とはいえ、特注で作るよりは圧倒的に安いんだろうけど。

 おそらく国内メーカーのSUSショルダーボルトのカタログ品、あるショップでは1本4000円強、別のショップでは2000円弱で、なかなかすごい売り方をしているな(両方ともヘッダーのロゴ画像の下に「国内最大級」とか「日本最大級」と書いてある)。しかしまあ、遊びで気軽に使えるような値段ではないな。

 ネジじゃなくて、別のところで精度を確保するような構造を考えるしかなさそう。今のところ何も思いつかないけど。



 Fusionのスケッチで距離にゼロ以下を指定できないのが地味に不便な気がする。スケッチ内の微妙な位置調整で+0.1mmにするかもしれないし、0.0mmかもしれないし、あるいは-0.1mmかもしれない、みたいな調整ができない。どうしても必要なら適当な下駄を履かせればいいとしても、面倒くさいし。押し出しとかは基準の方向に対して正数だけでなく負数も設定できるから、データ管理上負の距離が扱えない、みたいなことはないはずなんだけど。スケッチ内で使うスカラは次元が正しくないとエラーになるし、そういう諸々で負数がエラーになる、みたいなことなんだろうけど、それにしたって、なぁ。


 Fusionって昔は結構頻繁にクラッシュしてた印象だけど、最近は全然クラッシュしないな。複雑なパターンとかを作ると再計算にかなり時間がかかるのが玉に瑕だけど。もう少しサクサク動いてくれんかなー。



 3D printed Fresnel Lens! - YouTube

 だいぶ綺麗なフレネルレンズをFFFで印刷した動画。「で、どのフィラメントを使ったの?」とコメントで総ツッコミされてる。



 Is it possible to produce 3D printed optical lenses with a 3D printed lens grinding machine? - YouTube

 レジンでレンズ状の物体を印刷して、さらにFFFでレンズ研磨機を印刷して、研磨してレンズとして使えるように。だいぶ手間がかかるのと、歪みを取り切れないので、手間の割に性能が……という感は拭えない。



https://www.jstage.jst.go.jp/article/jina/26/0/26_KJ00004749150/_pdf

 1961年。六分儀で高度を測定するときに垂直からの傾きがどれくらいに分布するか。3人で観測を行って、高度を決めた瞬間にカメラで姿勢を撮影する。あくまでも六分儀の鉛直度の測定であって、それが測位にどれくらい影響するか、みたいな話は無い。測角のエラーは角度のcosで出るから自明だろう、みたいなことなのかな?



https://www.mikasa-tratec.jp/wp-content/uploads/2020/07/ScanFinder-B_Scanjet-Macron.pdf

 デジタル六分儀。通常の六分儀と同じように測角するが、読み取り以降はデジタルで行われる。内蔵された星表を使用して瞬時に測位演算ができる。

 六分儀を使う人の言い分は「電気を使わないからいついかなる時でも使える」という点がままあって、その点でコンピュータを内蔵した六分儀はどうなんだという気はするけど、とはいえ「GPSのような微弱な信号に依存しない」という点は有効だし、1年毎とかで星表を更新したりする必要もないし、各種紙を濡らしたり紛失したり計算ミスの心配もない(一応、アナログの読み出しも可能っぽいから、いざとなれば従来の六分儀としての測位演算もできる)。



 航法計算機 《NC-2200》 | タマヤ計測システム株式会社

 天測用の計算機。六分儀で観測した天体(惑星等)の高度等から位置を推定する。六分儀の読み取りから自動でやってくれるわけではないけど、デジタル的に計算を補助するデバイスの例。

 1979年の誌にも電卓型(各種物理ボタン)の計算機の広告が書いてあるから、この手の製品はだいぶ昔からあるっぽい。



https://www.jstage.jst.go.jp/article/jina/27/0/27_KJ00004749181/_pdf

 1962年。六分儀の角度を電気的に読み出す方法の提案。マイクロメータのダイヤルをベルトで減速してシンクロで読み出し。三杆分度器に角度を転送する場合に目視で読み出したりする手間を省ける。早送りが使えないので不便になる欠点はある。読み出しだけで、測定した角度をプロットする手法の話は出てこない。

 もう少しあとの時代だとマイクロメータと動鏡の軸の2箇所にレゾルバをつけるみたいなこともできるのかもしれないけど、この時代だとシンクロ1個で読むしかないか。



https://www.jstage.jst.go.jp/article/jinnavib/69/0/69_KJ00004995789/_pdf

 日本の簡易天測表の来歴。

 日中戦争が勃発し黄海を横断した渡洋爆撃が行われるようになると、洋上で測位を行う必要が出てきた。航空機に乗っているときは判断能力が失われるから、簡単に測位できる手法が求められた。それで作成した天測表が便利だったので、戦中は秘とされていた表は戦後には漁船などでも使われるようになった。



http://hamakou-suisan.co.jp/img/p-corporate-media-20120930-minatodayori.pdf

 遠洋漁業船の情報誌。32,33ページだけしか読んでないが。

 陸上攻撃機の航法士として訓練を受けて、簡易天測表を作成した人に教えられていたらしい。従来の天測表は船用で、精度はあるが計算が煩雑。高速で移動する航空機ではできるだけ早く計算できる方がいいということで作成したもので、その人の奥さんが大学で数学科を出ていたそうで、その人の協力で作成したとか、だから彼は奥さんに頭が上がらないんだと陰口を叩かれていたとか。



https://www.veganet.jp/hoshinavi201407.pdf

 大戦中の天測航法に関わった人を題材にしたプラネタリウム番組の話。



https://www.jsokuryou.jp/Corner/shibu/03kanto/201001/kt1101_7-9.pdf

 タマヤの会社紹介。創業が延宝3年(1675年)だってよ。

 六分儀は航海用の計器として発明されたが、日本では遠洋航海が禁止されていたため、陸上用の計器として独自の進化を遂げた。精密な金属加工と光学の技術が求められるから、「"わが国の測量計器の近代化は、まさに六分儀から始まった"と言っても過言ではない」だそう。



https://www.mitutoyo.co.jp/public/cms-assets/about-metrology/history/pdf/r364.pdf

 ミツトヨの資料、いわゆる「キャリパー」の歴史など。

「キャリパー」とは2点で挟んで計測する計器を指す言葉。ISOでデプスゲージにキャリパーという語が当てられたことがある。ISOの中に計器を知る人が居なくなった象徴であり恥ずべき事態だ(著者が指摘して改定予定)。

 日本の「ノギス」はオランダorドイツ由来。バーニヤの発明はフランス。バーニヤ付きキャリパーの普及はおそらくアメリカが先。



https://www.jana.or.jp/denko/data_journal/journal_2.pdf

 1961年。電波航法のジャーナル。

 電波用CCRの測定例。各種形状や素材の違いなど。木製CCRは驚くほど反射が低い。導電性塗料を塗ればかなり改善する。光学用のCCR(自動車の反射板)も電波を返すから、光学用とRF用を同じ素材で作ることもできる(木製CCRに貼り付けたとのことだから、Opt CCRを組み立ててRF CCRにしたのであろう。光は入射角が浅くなるから反射特性が悪くなりそうだが)。あとは金網のリフレクタとか、風船型リフレクタとかも。

 ロランおよびロランCについて。海保が運用を始めたロラン(A)の設備に関する報告。新しく説明されたロランCに関する説明。ロラン(A)は2MHz付近で昼間は750海里、夜間でも1400海里で、送信出力を10倍にしても100海里程度の改善にしかならない。ロランCはもともと米空軍が軍用に開発していたものだが、米沿岸警備隊に移管して一般向けとして開発。

 ビーコン、レーダ、リフレクタ、ナビゲーション、その他に関する議論の報告。USCG関連施設の報告。ロランAやロランCの説明。

 レーダの反応と気象の話(波とか雨とか)。雨越しに船を見たときに、どれくらいの雨が降ると見えなくなるか、とか。調整次第ではある程度視程を改善できるが、一般的には1万トン級の船でも1海里で見えなくなることもある、とのこと。あとは、レーダと目標の中間地点に降雨がある場合の減衰量とか。

 電波六分儀について。六分儀は電波航法が発達しても重要性は衰えない。一方で六分儀自身は根本的な進歩はほとんど見られず完成された計器と考えられている。最近は電波天文学が発達してきたので、これで太陽の方位・高度を計測する(人間が使う六分儀とは全くの別物。構造的にも六分儀という名前は本来正しくない)。米海軍がRadio SextantまたはAll Weather Radio Sextantと呼んでいる(原文ではSextautと書かれているが、誤植じゃないかな)。太陽電波と受信機の熱雑音は区別できないので、機械的に変調したうえでロックインアンプで受ける。コニカルスキャンを行って、直交した信号を得れば、高度誤差と方位誤差の信号が得られるから、サーボ機構で太陽を追尾する。これらは水平に安定化したプラットフォームに乗せる。試作段階では約1.9cm(16GHz弱)、続いて8.7mm(約34.5GHz)が使用されている。後者に43"(約1m)のアンテナを組み合わせるとビーム幅が太陽の視直径と同程度になる。確度は1分角程度。米海軍では広く使用されている、とのこと。太陽電波を使用するので、全天候型といえども夜間は使えない。米海軍のものは月のトラッキングもできる。太陽・月・カシオペアAの電波強度の比較。カシオペアAのような電波星では長い波長ではかなり強い信号が得られるが、電波六分儀で使用するのは難しい。トランシットが良さそうなので、将来的にはこれを電波六分儀で追尾するようになるのではないか。

 別の人が書いた電波六分儀(ラジオセキスタント)の解説。特に太陽系外の天体に関して。英語論文の日本語訳かな? アメリカのコリンズは1.8cm(16.6GHz)と7.8mm(38.4GHz)を試作。少なくとも光学と同じ程度の精度が得られ、高度と相対方位をデジタル表示できる。使用できる波長はアンテナサイズで1cm以下、大気吸収で1mm以上の範囲。航空機は雲に遮られずに気泡六分儀が使えるし、重量や寸法の制限も船に比べて厳しいから、電波六分儀の利点は少ない。その代わりに巡航高度では短い帯域も使えるから、帯域によっては利点も出てくるかも。アトラスやスナークといったミサイルでは自動天文航法が使用されているらしい(詳細は不明だが光電的なものだろう)。最後に将来予測。慣性装置も圧電や水晶で小型化されるはず。

 新型圧力センサの報告。エンジンの内圧の測定を想定。機械的な角度変化を電圧として出力する真空管(10V/15'でほぼリニア)。専用のオシロスコープを使用して、インジェクタの圧力と同時に観察したりできる。

 いくつかのメーカーの広告も(無線通信機やロラン受信機)。JRCのロラン受信機は「世界初のトランジスタロラン」だそうで、従来型の300Wに対して40Wまで消費電力を削減。寸法で1/6、重量で1/3だそう。



https://jcmanet.or.jp/bunken/kikanshi/2018/04/092.pdf

 一昔前の作業船の紹介。



https://www.rieb.kobe-u.ac.jp/research/publication/newsletter/column_back-issues/file/column210.pdf

 ネジに関して。原則として工作機械は自身より精度の高い物は作れない。元となる工作機械よりも高い精度を得るためには大変な手間がかかる。ネジは古くから(搾り器や活版印刷機などで)木彫りのネジが使われていた。

 イギリスのラムスデンが11年かけて高い精度の鉄製のネジを作った。精度の高いネジを再発明(新造)するには非常に手間がかかるから、現在のネジはこれの直系の子孫と考えられる。我が国は1857年にイギリスから輸入したから、特にそう。

 精密なネジが作れたことで、精密な計測機器が作れるようになり、船の正確な位置を把握することが可能になった。これによってイギリスは世界中の植民地化を加速し、日の沈まない帝国と呼ばれるまでになった。

 そんなイギリスが日本にやってきていざ測量を行おうとすると、伊能忠敬の地図があったために測量を中止した。測定する力(日本であれば伊能の地図等)は侵略から国を守ることにもつながる。

 直ちにリターンが得られる開発だけでなく、基礎研究も大事である、というような結び。


 現代だと、例えば作成したネジで鏡の送り機構を作って、HeNeレーザで干渉計を作れば、そのネジの部分ごとのピッチの絶対値を測定して、誤差が既知の送りネジをターニングセンタに入れて、コントローラでその誤差を補正しながら新しいネジを作って、みたいなことを何回か繰り返せば、高い精度の機械は作れそう(あるいは刃物の位置を干渉計で直接測ってフィードバックすることも考えられる)。とはいえ、それも元々入っていたネジはラムスデンが作ったやつの子孫だから、HeNeでピッチの絶対値を決めたネジを作ったとしても、結局ラムスデンの子孫ですよね?って話になるのか。一部の工作機械ではリニアモータ+リニアガイドみたいな構成もあるから、それでネジを作れば、ラムスデンと独立のネジを作ることは不可能ではないとはいえ。



https://www.jpnsport.go.jp/tozanken/Portals/0/images/contents/syusai/2018/vol33tozankensyu/1-1vol33.pdf

「作家・探検家」という人が極夜の北極圏を探検した回想(ノンフィクションとして本番と準備の2冊を書いてるらしい)。

 タマヤに気泡六分儀を特注して、自分の名前を冠してさも自分が発明したみたいな感じで扱っているけど、それって大昔から使われている航空機用の六分儀を再現しただけでは?という気がする。そもそも出発して3日目に六分儀を紛失しているから、この冒険で天測を使用したナビゲーションは一切行っていない。

 ではどうやって目的地まで到達したかというと、コンパスで目的地の方向まで真っすぐ歩いて、事前準備で歩いたときの景色と照らし合わせて誤差を修正する、というような、原始的かつ事前準備(実地の経験)の必要な方式であって、本当に彼が言う「冒険」であったかというと、疑問符がつく。さもすごい冒険をしたんだ、みたいな表現をしているけど、過去の経験に則って見慣れた地形を進んだのであれば、それは地の利のある場所を歩いたに過ぎないのでは?

 わざわざGPSを「御法度」とする縛りプレイを行っている割には、なんだかなぁ、って感じ。いやいや、極夜に長期間身を置いて日の出を見るのが目的なのだ、と言うなら、じゃあ冒険(夜中の移動)なんてしないで、極夜の前に北上しておいてそこで生活すればいいじゃん、という話になるし。

 そもそも、北極圏(特に海氷上)を移動する際に、天測航法は適切な航法なんだろうか? 例えば北極点を目指すとか、あるいは「緯度◯◯、経度✕✕で合流する」みたいな、固定された座標が問題になる場合はともかくとして、事前に運んでおいた物資を目指す場合、事前準備と本番までに数ヶ月程度の差があるわけで、その間の海氷の移動って無いんだろうか。こういう場合は地文航法のほうが適切という可能性もありそう。そうすると、この冒険で最初の数日で六分儀を紛失していたのは幸運であって、最後まで六分儀(天測)でナビゲーションしていた場合はあらかじめ運んでおいた物資にたどり着くことができず遭難していた可能性もなきにしもあらず? (「海の藻屑と消え去ってしまった」と書いてあるから海氷上だろうと思っているけど、とはいえ事前準備ができる(沿岸部では春から夏の間は氷がないから準備できないはず)とすると、陸上あるいは沿岸部を移動していて、陸上に目標地点があるなら天測は有効ではある)

 大風呂敷を広げて名前(著作)を売るという点では、昔からの「探検家」らしい人ではあるのかな?



 ナンセンのフラム号遠征 - Wikipedia

 北極点到達を目指した冒険の一つ。それまでの漂流物の調査によって、北極点を横断する海流が示唆されていた。この海流に乗ることで北極点を目指す。海氷に囲まれるため、それに耐えられる船を作った。海流の速度が期待したほど早くなかったため、船長含む2名で犬ぞりやクロスカントリースキーでの行動に切り替えた。海氷が逆向きに動いていたために期待していたよりも移動速度が得られず、途中で中断し、船とは別に帰還。

 かつての北極探検は西洋的な考え方で行われ、人の数でゴリ押すようなやり方だった。この探検では少数精鋭で挑み、以降の北極・南極探検のモデルとなった。それまでは人間も犬橇で移動していたが、犬橇とクロスカントリースキーの速度がほぼ同じだから、人間はスキーで移動し、その分物資を多く橇に積んで移動する、とかも。



 サイエンスイベント系のやつで六分儀の使い方を説明するという流れで、太陽の南中時刻が分かれば経度が求まり、北極星の高度から緯度が求まる、みたいな説明があるけど、太陽の南中を決定できるならその高度から緯度を求めればいいんじゃないの?という気がするのだが、どうなんだろうか。太陽の高度は季節変化があるからそれを計算するのが面倒くさい、みたいな話なのかな。


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