2013年9月28日土曜日

RasPiのピンヘッダ

Raspberry Piの大きなピンヘッダには色々なポートが出力されていますが、基本的には電源とGPIOです
GPIOは例のごとく複数の機能を持ったものがあり、どこに何を繋ぐかが問題になります

僕の例を書いておくと
GPIO25にLEDを吊り下げで接続
GPIO24にタクトスイッチをプルアップ(アクティブL)で接続
GPIO14および15のUARTをピンヘッダに接続
4ピン及び6ピンに電源を接続
という感じになっています
UARTを使うのはSSHで接続できない場合のためで、あまり使うことはありません

電源は通常microUSBコネクタで供給しますが
1) USBポート経由の給電はあまり評判がよろしくない(長時間の安定性がよくないらしい)
2) USB出力の高容量な電源の手持ちが少ない
というような理由により通常のDCジャックから供給しています
ただし電源の逆接や異常な電圧が供給された際の保護がないのでそのあたりは要注意です


他に余ってるポートはSPIやI2Cくらいで、あまり複雑なことはできない、もしくは非常に複雑になってしまいます
例えば、とある応用ページではパラレル接続のモジュールを使うためにシリパラ変換ICを複数個カスケード接続して実現しています
このような規模になってくると、せめて外部に小さなARMマイコンを1個置いてソフトウェアで処理する等の方がはるかにスッキリと実現できますが、そうするとRasPiを使う必要性も薄れるために難しいところではあります

RasPiで実現できる範囲はUSB接続ができるものや、Ethernetを使ったIO それ以外ではRasPi専用に設計されたモジュールくらいが限界のようです

僕の感想としては「帯に短し襷に長し」という感じで
より低レベルなIOが必要なら普通のマイコンで実現したほうが楽だし、データ処理をさせたいなら一般的なPCのほうがはるかに使いやすいです
RasPiの最適な用途はちょっとしたEthernetアクセスのサーバー あたりでしょうか
この場合もあまり高負荷なことはできないはずなので 非常に微妙なところではあります

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