2016年12月29日木曜日

JS Orbitの更新

JS Orbitを少し更新しておきました。
JS Orbit

eventsの下にOrbit Statusという項目を追加し、近地点, 遠地点, 軌道長半径, 焦点, 可視範囲を表示するようにしました。


Apogeeが遠地点、Perigeeが近地点でそれぞれ地心からと地表からの距離を表示しています。ただし地表からの距離は地球直径を6378kmとした場合の近似です。そもそもJS Orbitの精度がそれほど高くないのでこれくらいは誤差の範囲ですねッ!
semi-major axisは軌道長半径で、Focalは焦点の位置です。軌道長半径+焦点が遠地点、軌道長半径-焦点が近地点です。
Field of Viewは衛星からどれくらいの範囲が見えるかを示す値です。

緑の円が地球、赤の十字の部分に衛星がいると考えて下さい。1本の水色は衛星と地球の中心を繋ぐ線で、もう1本は衛星の中心と地球の表面を通る線です。Field of Viewは上の図のなかでθと書かれている部分の角度でです。衛星がどんなに離れても90°を超えることはありません。衛星は無限遠よりはるかに近い位置にいますから、さらに狭くなります。例えば静止衛星であれば80°程度、地表400km程度(ISSのあたり)では20°程度です。

今回の更新はこんなところです。

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