2017年2月27日月曜日

超音波風速計 波形を見てみる


 センサの配置は上側の60度の位置がCh1、180度の位置がCh2、300度の位置がCh3となり、下側は上の対になるチャンネルになっています。下側240度がCh1、120度がCh2、0度がCh3ですね。トランスミッタが上にあればU、下にあればLで、Ch1-3のUとLの組み合わせで6経路分です。
 Ch2Uが明らかに山が低いのが謎です。最初の設置したセンサは変な挙動を示したので交換して、交換後は他の山と同程度の高さだったのですが、最近は常に低く出ています。何に使ったかわからないありあわせのトランシーバを使ってるのが良くないのかなぁ。

 とりあえず、Ch1U, Ch2U, Ch3Uはほぼ位相が同じで、Ch1L, Ch3Lは0.5フェーズ分ずれた位置にいます。これは圧電素子の極性を合わせていないためで、ソフトウェア側でタイミングを0.5フェーズ分移動させれば問題ありません。
 Ch2Lは0.25フェーズほどズレていて、これはちょっと謎です。0.25フェーズ分だと2mmくらいの差です。Ch2UとCh2Lは同じ面にトランスミッタとレシーバがついているので、2mmもズレているとは思えません。もっとも、フレームはネジで組み立てており、どれくらいの精度で組まれているかは不明ですが。


 等価時間サンプリングの波形が結構ノイジーなのが気になります。狭い範囲にフレームやらいろいろあるので、反射波とかいろいろ有るのかもしれません。

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