2019年3月13日水曜日

通電時間監視そりゅーしょん

 マイコンに通電された時間をひたすらカウントしていく。他の機材の通電時間をカウントする、みたいな用途。単体で使うものじゃない。

 Flashの1bitを1tickとして記録する方式。
 STM32で作るとして、分解能60秒とすると累計180日程度の記録は簡単に作れそうだ。ただ、分解能が地味に低い気がする。頻繁にON/OFFされると誤差が積分されてしまう。
 分解能5秒とすると15日程度が記録できる。
 記録エリアを使い切ったらイレースしてカウントし直し、イレース回数も記録、という感じなら、分解能1秒でも累計50年くらいは行ける。
 バッテリーバックアップが可能ならRAMに保持できるのでFlashを使ったりする必要はないけど、コレが可能かは用途によるなぁ。自分としてはバッテリーバックアップは使ったことがないので未知数。バッテリー寿命が想定しづらいのもネック。ゴミとかでリークしてあっという間に放電しきって記録できなかった、とか有りそうで怖い。Flashなら、電源ONなら確実にカウントされるし、電源OFFでも数年は確実に保持できるはず。

 まぁ、某SNSでちらっと見かけた話題なので、どんなモノが要求されているのかも曖昧なので、「作れそうだなー」という雰囲気だけわかればいいや。
 「タバコの箱程度」という要求だったけど、STM32F303K8とかでチップ1個なら親指の先に乗る程度に収まりそうだな。
 方法によっては米粒AVRでもできそう。通電時間が一定を超えたら人間に通知する、という要求がネックか。ブザーを鳴らす程度なら米粒AVR+FET+電子ブザーでできそう。


 そういえば、遅い化学反応を使って経過時間を計測するシールみたいなのがあった気がするけど、コレで通電時間をカウントできるモノってあるんだろうか? 例えば、水が入ったカプセルに定電流を流して電気分解し、酸素と水素は外に逃げていき、残った水の量で積算通電時間がわかる、みたいなモノは作れそう。水だと温度範囲が狭いけど、まぁ都合のいい物質は探せばあるだろうし。

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