2019年3月14日木曜日

sigFOXhunting

 SIGFOXを使ったフォックスハンティング風な、あるいはARDF風な遊び。

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1) 送信出力が低い
2) 比較的高い周波数帯3) 帯域幅が広い
4) 送信頻度を高く設定できない
5) デジタルデータを伝送できる

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1) 送信出力が低い
 逆に言えば、広いフィールドを必要とせず、気軽に参加できるイベントにできる可能性が高い。

2) 比較的高い周波数帯
 アマチュア無線の430MHzと比較し、およそ2倍の周波数。その分アンテナを小型化でき、高利得で鋭い指向性を持つアンテナを作りやすい。

3) 帯域幅が広い
 帯域幅200kHzが設定されているため、通常のレシーバーで受信するのはかなり難しい。周波数ホッピングのような伝送方式なので、どの周波数に出てくるかわからない。

4) 送信頻度を高く設定できない
 1日140メッセージが上限になっている。競技時間を2時間と設定した場合、1分に1回程度の送信頻度。30分とした場合なら15秒間隔になる。「気軽な遊び」として設定するなら短期間でもアリか?

5) デジタルデータを伝送できる
 例えばGPSデータを送信すれば、クラウド経由で送信機の位置を参照できるため、送信機の回収が容易。運用面で大きなメリット。
 送信頻度や伝送量の点から、それを発見した参加者の情報をサーバーに送信する、といった運用は厳しいか。一工夫必要。

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 やはり、3の問題が一番のネックになりそう。この点さえクリアできればいいのだが…
 SIGFOXの受信機を作る? いくらなんでもマイコンでサクッと作れるようなものとは思えないしなぁ。

 アマチュア52MHz帯付近のビーコン(予め設定したCWコード)を送信するための送信機は、非常に簡単に作れるのがわかったので、他人に迷惑をかけない程度の出力(微弱無線局)で使えば、簡単なARDFみたいな遊びはできるかな、と思っているんだが、52MHzだとアンテナサイズがデカくなるんだよなぁ。

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