NTSCはちょっと中断してる。
せっかくなので、VGAのフォーマットを調べてみたが、マイコンで扱うならこっちのほうが使いやすそう。3x 0.7Vpp+2x TTLなので、STMと相性良さそう。サンプリングレートは足りないけど。あと、信号レベルが絶妙に低いので、そこは厳しそう。10bitで取って適当なタイミングで下位8bitだけ取り出せば、0.8Vくらいのレンジになるからちょうど良さそう。
NTSCは水平同期が映像信号の前だけど、VGAは映像信号のあとに同期がある。同期が前でTTLで与えられるなら、同期信号でADCをトリガできるけど、同期が後だとADCのトリガに使えない。一つ前の水平同期で次のラインのキャプチャを開始する、とかすればいいのかもしれないが。
NTSCの水平同期って「今から映像信号出すから走査初めてね」っていう信号だと思うんだけど、どうしてVGAは後ろにあるんだろう?
受信でなく、送信を考えると、結構扱いやすそうな雰囲気。実際はどうだか知らんが。でもHUB75と同じ程度には扱いやすそうな気がするなぁ。入力インピーダンス75Ωなので、若干の直線性の犠牲を許容すれば、いくつかの一般的な抵抗値の組み合わせでアナログ値を作れる。
VGAはピクセルクロック36MHzのモードがあるので、整数分の1のタイミングでいいなら、144MHz駆動のコアできれいなタイミングが作れそう。
ただ、VGAはバリエーション豊富なので、相性問題とかが厳しそう。EEPROM無しで映像出せるのか、という問題もあるし。そもそもNTSCよりさらに希少、という問題もある。
HDMI→VGAアダプタとかで640x480@85Hzを簡単に出せて、STM32でサクッとキャプチャできるなら、HUB75の映像ソースとかに良さそうな気がする。
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ちょっと古めの資料漁ってたら、落下実験(JAMIC施設)を使った時のノウハウみたいな資料が出てきた。
曰く「宇宙実証する機会は少なく、確実な動作が求められるので、地上で試験を行う」とのこと。で、最後のまとめを読んでみると「落下実験にしろパラボリックフライトにしろ、機会は多くないから、確実に動くことが求められる」みたいなことが書いてあって、うん?という感じ。
工学系の大学の装置でも「データ取れませんでした」みたいなことがあるらしくて、スペースプローブやってる高校生と似たような感じ。
その実験の中では実験装置の制御にノートPCを使っているらしい。ノートPCって無重量状態でも使えるってことにちょっとした驚き。ぐぐってみると、落下検知で保護するやつって、結構最近のシステムなのね。MEMS加速度センサの性能が良くなってからのモノだから、たしかにそのくらいの時期になるのか。
そういえば、ALMAの高原施設ではハードディスクは使えない、って話もあったけど、今どきじゃHe封入とかあるから、気圧高度はあまり関係ないよなぁ。少なくともヘッドの浮上や、接触による故障に関しては。
人工衛星の実験とノートPCの落下保護とか、天文学とHDD大容量化とか、一見あまり関係なさそうなところで、結構影響があるのは面白い。
落下試験のヤツに関して言えば、H8なりで制御しろよ、って気は若干するが。
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最近、なんとなーく、メインのデスクトップPCが調子悪い感じ。
ノートはだいぶ前からかなり調子悪いんだけど、使用頻度が低いのであまり問題にはなってない(不便だけど)。
インターネットもだいぶ調子悪いんだよなぁ。ファーウェイ端末だけど、ちょうどゴタゴタの前後で回線品質悪化してる気がしてる。まぁ、その前から十分調子悪かったけど。
固定回線だとウチのあたりはISDNしか無いけど、街の反対側では光回線を敷設してるらしい。ウチのあたりも近いうちに敷設されるらしいというウワサはあるらしい。
ISDNの終了までに敷設しなきゃいけないというタイムリミットがあるとはいえ、こんなクソ田舎で光回線の敷設とか、ISPからしたら悪夢だろうなぁ。かといってStarlinkとかOneWebで代替えするって話にもならんだろうし。
「はやくStarlinkサービスインしてウチでも使えるようにしてくれ~」とは思っていたが、もしかすると光が通るほうが早いかもしれんな。期待せず待ってよう。
もうちょっと書きたいネタはあるけど、いまいちまとまらないのでまた気が向いたら。
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