2019年12月13日金曜日

小ネタ

 とりあえずバルブ4個の改造終了。1個しか動作テストしてないけど。1個は何回か吹いている途中でクローズしなくなって、さらに何回か吹くとクローズするようになり、若干流量が増えた気がする。典型的なコンタミ。洗浄なんてしてないからね。軽くエアダスターで吹いた程度じゃ抜けなかったか。改造後のバルブのクリーニングも課題だなぁ。

 樹脂チューブも適当な長さに切断した。アルミに比べて粘り気が高いのがチューブカッタを使ってる段階で強烈に感じられる。アルミのほうが切りやすい。
 一通り配管組むのに必要なものが揃ったのでとりあえず組んでみた。CADの中でグリグリ動かしてたものが目の前に出てくると、得も言われぬ不思議な感覚。
 バルブの配線にコネクタつけて、適当な変換コネクタ作って並列接続してやれば、全バルブを一括してOpenできるようになる。あとは3Dプリンタで適当なブラケットを出して組み付けてやれば、dVテストくらいはできるようになる。


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 今日の気力は全部使い果たしたのでyoutubeを散策。
 どーしてyoutubeはAdam(サベッジの方)の動画の字幕を出してくれんのかね? AIに嫌われた男…… ジェイミーを弄り倒すからそうなるんだよ。。。


 ふと、ブレーメン大の微小重力設備の動画を探してみたり。


 なんとも不思議な施設。
 Wikipediaによると、1988年から1990年に建設、タワーの高さは122m、ドロップ距離は110mだそう。
 面白いのが、微小重力状態の時間が「4.74秒」と「9秒以上」という、2つの表記がある。5秒弱のものは「ドロップタワー」として使った場合。9秒のものは「カタパルト」を併用した場合。
 後者は、地上からドカンとカプセルを打ち上げて、弾道飛行を行っている間、ドロップタワーの2倍の時間の微小重力環境を作れる、というもの。弾道飛行というか、上下移動だけど。

 この手の設備、NASAとかもそうだけど、だいたい真空チャンバに突っ込んであるなー。コスモトーレとか結構マイノリティっぽいぞ。
 飛行機とかで高高度から落とすカプセルに、空気抵抗の補償用に小型のスラスタをつけて加速したりするタイプがあるらしい? 開発中らしい? けど、それをオープンスペースのカタパルトで使ったら面白そうだなぁ。カタパルトで100mくらいの高さまで放り投げて、地上までの残り25mくらいでパラシュート開いて回収。長時間の実験が必要な場合はそのカプセルを飛行機から落として、やはりパラシュートで回収。空気抵抗はドラッグフリー制御で相殺。
 100mまで跳ね上げて50mで制動、とすると、7.5秒前後くらいになる。50mのドロップタワーの2倍以上。カタパルトを小規模にして高さ60m、制動30mとすると6秒弱か。

 コスモトーレのカプセルってかなりの重量なので、それをカタパルトで打ち上げるのは大変だけど、実験機材自体はそこまでの重量ではないはず。ウワサによると総重量のかなりの割合は、カプセルのパッシブな姿勢安定のための質量…とか。
 実験機材の重さは数kg程度でも結構いろんなことができそうな気がする。昔はハイスピードカメラというと大型の機材しか選択肢がなかったけど、最近じゃウェアラブルカメラやデジイチで撮影できるわけで、制御機材とかも昔はノートPCをまるごと突っ込んでたのと比べて、今ならmbedなりArduinoなりRasPiなりを使えば数桁軽くできる。
 とすると、カタパルト+ドラッグフリーの微小重力実験設備を作って、その延長線上でサウンディングロケットでの高高度への打ち上げや有人機からの投下といった、スケーラブルで機材が共用できる微小重力実験機材は、ちょっとおもしろそうな気がする。

 しかしまぁ、いちおう真上に飛ばして真下に落とすとはいえ、パラシュートが開かなければ上空100mからの自由落下で落ちてくるわけで、安全確保は大変だろうなぁ。もっとも、まっすぐ打ち上げれば弾道で落ちてくる位置は予測できるし、パラシュートだって低高度で開くからよほどの風じゃなければ流される暇もなく着地するし、そんな天気じゃ実験どころじゃないし、安全側に見積もっても半径100m未満の空き地があれば実験できそうな気もするな。
 ドロップタワーみたいな不動産じゃないので、場所さえあればそこに設備を持ち込んで実験もできるだろうし。カタパルトがかなり大物だけど、実験機材を海運コンテナみたいなモノにまとまる大きさにすれば結構自由に動かせそうだ。

 微小重力実験のコモディティ化、かぁ。海のすぐ横でやるような科学イベントに持ち込んで、「実験したいものを持ち込んでくれれば5秒間の微小重力実験を行いますよ!(ただし衝撃ヤバいから壊れたらごめんね)」みたいな感じにして、「こんなものが持ち込まれました!無重力だとこんな動きをしました!!」みたいに実験動画をツイートしたり、とか。
 海上回収はめんどくせーよなぁ。とはいえ人が集まるような場所で会場に大砲打ち込むようなマネもできんし。どっちにしろサウンディングロケットで長秒時落下をやるなら海上回収は必須だから、陸からの距離が近いか遠いかくらいの違いで、運用手順や機材は共通だから、改善の余地はありそう。さすがにi still love youみたいに勝手に船に乗り込んでくれるようなものを作るのは大変だろうけど。サウンディングロケットを上から下までまるごと回収とか、Falcon9みたいな規模じゃなく、全体でも15-30kg程度だから、海釣りでデカイやつ釣った、くらいの感じで扱えるんじゃないだろうか。

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 思ったより妄想がはかどったので今日はここまで。
 今日中にブラケットのデータ作って起きたらすぐ造形開始、くらいのスケジュール感で作業してたけど、順調に押してる。

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