去年は色々ありましたが、まぁ大きなイベントは特に無く、無為に過ぎ去った一年かな、という感じです。去年の間に人付き合いだいぶ減らしたので、今年は去年以上になにもない一年かと思いますが、まぁ、このブログの更新は続けていくつもりなので、今後ともよしなに。
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さよならイリジウム・フレア - イリジウム衛星の第1世代機がすべて退役 (1) 66機の衛星で全世界に通信を届ける、イリジウムの挑戦 | マイナビニュース
はいグラフどーん!

12月初めに近地点下げて12月末に消えたのが、件のイリジウムだと思われます。
データソースの関係で、たぶんIridium Nextは運用軌道に乗ったあとは表示されてないと思います。
軌道上に残ってるのは30機くらい? 結構数多く残ってます。制御できずにフラフラしてるやつなので、フレアとかは期待できないでしょうけども。低いやつは近地点が300km以下なので数ヶ月で落ちてきそうですが、近地点が500km弱のやつはかなり時間がかかりそうですね。700kmの円軌道に乗ったまま制御できなくなってるやつは、自然に落ちてくるのを待つなら、数百年とか、下手したらそれ以上の単位になるんじゃないでしょうか。
近地点で10kmくらいの差が、かなり大きく効いてますね。150kmくらいだとストーンと石のように落ちてきますが、250kmくらいだと結構時間がかかってます。
Celestrakって割と日本の衛星ハブりがちだな、と思ってたんですが、Iridium Nextとかも表示してないんですね。なんでだろう? オリジナルのデータを見ればちゃんと出てくるんですが、衛星1機1機個別にリクエストしないとデータを拾ってこれないのと、時間あたりのリクエスト制限が結構厳しいので、データ集めるだけでも大変です。
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最近上がった某衛星、地上からライトカーブ観測するってのが結構謎い。3軸制御してるなら相当ブン回さないとライトカーブ観測しても意味のある周期変化は見えない気がするんだけど。RCS死んでてレートダンピングできないとか、ジャイロ死んで自分の回転が把握できないとか、STT死んでジャイロのオフセットが補正できないとか、そういう場合は衛星が回転することもあるだろうけど、普通に運用してる衛星のライトカーブ変化ってどれくらいあるんだろうか。
経験的に、オフィシャルページがカッコよくデザインされてる衛星は割と失敗しがちor情報秘匿しがちな感じなので、件の衛星もそんな感じかなぁ、って思ってる。まぁ、某大学の衛星は、トップページが動きの少ない割と古めのデザインで、サイト内がほとんど404で、じゃぁ頑張って探せば情報出てくるか!?と思いきや、全部消されてるというやつもあるので、トップページだけで情報量を推定できるわけじゃないんだけど。
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